チャックルの日記
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2005年05月03日(火) 彼の夢

今日(2日)は一日テンションが上がらなかった。
診察の時から夜彼に会うまで、一時期は胸が締めつけられる感じだった。

そんななか、彼に誘われるまま9時過ぎからドライブに行った。
その車中で彼が久々に熱く語ってくれたのが『夢』のこと。

今休職中の彼が真剣に考えて出した答えが、まず「自分はサラリーマンには向いていない」。
そんなことは、実は彼が就職する前から私には分かっていたけど、彼自身は今実感したらしい。

じゃあ、向いてないサラリーマンをどうするか→辞めるしかない。
じゃあ、辞めた後どうするか→レストランを開く。これが彼の夢。

知らなかった、レストラン、それもウエイターに興味があるだなんて。
20年近く一緒にいて初めて聞いたぞ!

昔のフジテレビのドラマ『王様のレストラン』の主人公のギャルソン、
あれが理想らしいが本質はウエイターだって。

昼間は私が喫茶店として切り盛りする!と言ったら相手にされなかった。
やるなら本格的に夜だけだって。残念。。。

とりあえずは、元シェフの店長に話しを聞かせてもらえるかどうか。
そこから始まる。まずは元シェフからの連絡待ち。


2005年04月20日(水) とうとう彼も

休職となってしまった。
昨日、意を決して私と同じクリニックに予約して行く気になってくれた彼。
病名は「躁鬱」だそう。うつ病でなくて良かった。。。
同じ先生にかかって、大筋において言われることは同じだったみたい。
先生の考え方が統一しているというのか、「会社のことはどうでもいい、
大事なのはあなた自身が元気になること」と言われたらしい。一緒だ。

彼は休みたがっていたけど、実際「休んだ方がいい、休みなさい」(ここが私と違う。
私は「休んだ方がいいよぉ」と当たりがソフトだった(^_^;))
と言われたことにはショックだったらしい。
社会に必要のない人間、と思ってしまったみたい。
ん〜、休みやすいようにと「(会社なんて)自分がいなくてもナントでもなるよ!」
と励ましたのは逆効果だったか(-.-;)

私はそう思うことで気が楽になったんだけどな。
迷惑かけちゃって悪いな、という気持ちが薄らいで楽に休めた。
でも彼は自分がいないと回らない、と思っていたかったんだ。実際そうなんだけどね。
今の職場・会社で彼の存在意味は大きい。私なんかと比べ物にならない。
だけど、それに遠慮してちゃ体調はどんどん悪くなる。何より自分を大事にしなきゃ。

それにしても、彼は最近元気になってきた私のことを『半プー』と呼んでた。
給付金もらっていながらブラブラして半分プー太郎みたいなもの、だって。
失礼しちゃう(>_<)
その彼が、今度は自分が同じ立場になった。
今年、職場に挨拶もなしにうつ病休職から突然会社を辞めたKちゃんと同じで、
自分が散々批判していた人と同じことをやるなんて恥ずかしいよね。
だから人のことはとやかく言わないの。いつ自分も同じ目にあうか分からないんだから。
そういう意味では、自分は今まで間違っていなかったと自信もてる。
人の批判はしない。優等生と思われても慎む。それが正しいの!

さて、彼はこれからどうするのかな。最初の診断書も自分では持っていかない方がいいらしい。
となると、頼りはお母さんか。ショックだろうな、お母さん。
ついこの間まで元気に通っていた一人息子がいきなり(私は過程を知っているからまだまし)
病気になって会社も休むなんて、気丈なお母さんだからさほど心配はしてないけどかわいそう。

こうして彼の側にいると、自分の親の気持ちが分かる気がしてきた。
きっと親も色々私に聞きたかっただろうしもどかしかったんだろうな(今でも)。
彼が元気ないのは辛いけど、いい体験をさせてもらいました。
あとは彼のことも大事だけど、それに振り回されず自分のことをちゃんとしていかないとね。


2005年04月18日(月) 怒らない・・・

今日は週に一度の診察日。
自分のことより彼の方の話が長かったかな?
先生曰く「男の人は女性より抵抗がある。心療内科に対してというより
自分をさらけ出すことになるのを恐れているから」。
なるほど、だから彼は素直に言うこと聞かないのかな?
と思い、メールしたところ「病院 病院て言わないで。追い詰められる」だって。
そんなつもりはなかったからムッとしてしまった。すでに追い詰められてるじゃん、
それも自分のことで自分自身を!と思ったけど、
ここで怒ったらただの親切の押し売りになってしまう。
グッと思い止まって「もうしない」とメール。
私も大人になったもんだ(^_^)v


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