Hiro's Diary
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iBeam ActiveとEMGをミックスしてライン録音してみたのですが、期待通り音が太く安定しました。
EMGのピックアップのアウトは、1&2弦がやや大きくなるようにボールピースを調節したため、ピエゾからの不足分を補うことが出来たようです。サウンドホール・ピックアップですから勿論ギターの特性も関係しますが、弦振動を直接拾うことが出来ますので影響が少ないようです。
まあ、これでしばらく様子をみましょう。
しかしあまりに醜いのでちゃんとインストールすることにしました。エンドピン・ジャックをもうひとつ加えましたので、なんと二つ並んでいます。
何とこのギターには電池が3個載っています。(1)アンダーサドル・ピックアップのFishmanプリアンプ用(チューニング専用)(2)LR Baggs iBeam Active用 (3)EMG CTS ピックアップ用、の3個です。
当然のことながら・・・・重くなりました。トホホ・・
2006年02月27日(月) |
かくなるうえは・・・ |
ピエゾ・ピックアップのラインだけで録音してみたんですが、やはり厳しいです。これは多分にギターそのものの特性が関係していると思います。とにかく一弦の音が気に入らないんです。細い金属音の傾向が強く、しかもレベルも落ちてしまうんですよね。当初は「結構ラインでもいいなあ」という印象を持っていたんですが、日毎に「もっといい音にならないものか」と考えるようになり、色々不満点が耳に付くようになってしまうんです。
かくなるうえは・・・ということでEMGのサウンドホール・ピックアップを併用してみることにしました。AG Stompを通したピエゾのアウトと、EMGのアウトと共にミキサーに入れ、そこで両方の音をブレンドしてみます。さてどうなるか、楽しみです。
しか〜し、既にエンドピンジャックはiBeamで使ってしまっているので、EMGはちゃんとインストールすることが出来ません。もしEMGがパッシブであればそれも可能なのですが、アクティブなので無理なのです。そこで、苦肉の策、ご覧あれ。もうフランケンシュタイン状態です。
勿論マイクを立てることもあります。でもこの方法はエンジニアが来てくれる時だけですので、一人のときはラインでやっているわけです。マイクを立てるときはこのような感じでやっています。
LR BaggsのiBeam Activeというピックアップを付けたアコースティック・ギターでレコーディングを進めています。
このピックアップは優秀ですね。ピエゾながら箱鳴りもいい感じに拾ってくれます。併せてコンデンサー・マイクを立てることもしているのですが、ラインだけでも十分のような気もします。勿論低音成分はラインだけでは物足りないのですが、何本も重ねるとなると「軽め」のサウンドの方が扱いやすいかもしれません。
勿論AG Stompも使用しています。
LR BaggsのiBeam Activeをインストールしました。 音を出してみると、バランスは概ね良好ですが、中帯域に癖がありますね。もしピックアップ特性がフラットだとしたら、この癖はギターそのものが持っているものなのでしょう。
テスト録音してみると、1弦と6弦がやや引っ込んでいるようにも感じましたが、これもEQで整えることが出来る範囲です。
通常のブリッジサドルの下に置くアンダーサドル・ピエゾ・ピックアップに比べると、ボディの鳴りが十分に捉えられていると思います。アンダーサドル・ピエゾの「バリン」というサウンドの傾向に対して、iBeam Activeは「ボコン」という風にも聴こえます。言い換えると、「派手さが押さえられたサウンド」という感じです。これがメーカーの言う「空気感」というものなのでしょう。
さあ明日はレコーディングです。結果報告は後ほど。
もうすぐ届くであろう、サウンド・ホール・ピックアップはパーマネント・インストールはせず、逐次着脱できるような形で併用していきたいと思います。
アコースティック・ギター用ピックアップの候補にリストアップしていた、「iBeam Active」を入手しました。
これは現行タイプではなく、手元のボリュームがついていないものなのですが、これで全く問題ないでしょう。そもそもアコギにはボリュームは付いていません。弾き方でダイナミクスをコントロールするものですからね。
とはいってもある局面では必要にもなりますので、足元にボリューム・ペダルは置きます。
実はもうひとつサウンドホール用のピックアップも手配し、いま到着を待っています。どっちにするかはまだ決めていません。
久しぶりにNAMMショーに行ってきました。
お目当てがひとつあったんですよ。下の写真で弾いているブースを訪ねLandscapeというブランドのギターを試すことでした。
いいギターでした。いわゆるギブソン・クローン等とは一線を画するコンセプトと仕上げは素晴らしいと思います。こういった新しいコンセプトの楽器をじっくりと弾き込み、自分自身でビンテージ楽器を作りあげるというか、体の一部になるまで使い込んでみたいです。特にバイオリンのような仕上げになっていますから、経年変化でどうなっていくのか見てみたいですね。
このLandscapeはお勧めですよ!
その他NAMMの会場を一回りしてみました。(疲れたよ〜)
やはりアコースティック・ギターには色々と目がいきましたが、やはり価格に比例するのかなあ・・という感は変わりませんでした。あっそうそう、Landscapeがフラットトップも発表していたのですが、これも要注目です。ユニークなアコースティック・ギターでした。
それとTCが出していたG-Systemはやはり良さそうですね。 ドイツ製のカポをひとつ購入しました。
なんだかその時の興味によって「何に目が向くか」全く変わってきますね。 今回はエレクトリック・ギターやアンプをはじめとして、いわゆるメジャー・メーカーのブースには足が向きませんでした。
でも、下の2枚目の写真にあるように天気の良い一日で、また久しぶりにLAのいい面を見たような気分でした。
入手したアコースティック・ギターですが、これにはフィッシュマンのピエゾ・ピックアップが付いています。が、どうも音が好みではないのですよ。
どうしようかと思案し、メーカーとも相談したのですが、思い切ってピックアップ・システムを載せかえることにしました。さてそうなると機種の選定が厄介です。通常のエレクトリック用のものとは違いますから、何がいいんだか悪いんだか・・・良く分かりません。
いまのところLR BaggsのI-Beamにしようかなあと思っていますが、どうなのかなあ??
アコースティック・ギターをライン録音すると、やはり耳に痛い周波数帯域が強調されてしまう傾向があります。それに音そのものが細くなります。勿論、胴鳴り感もうまく録音できません。
まあ本録りの時はマイクも立てるのでいいのですが、マイク・シミュレーターもあってもいいかな・・・と思い、これを入手しました。
ステレオアウトを利用して
L バランス変換してコンソールへダイレクトに R アンバランスのままモニター用のアンプへ
このように使うため、内蔵のステレオ・コーラス&リバーブは使いません・・・というか使えません。
でもこのマイク・シミュレーションってどうなんでしょうね。仮録音やギグの時にしか使えないような気もします・・・。
さあ、6弦も手に入りました。
これはネブラスカ州にあるZagerという個人メーカー製のものですが、実はこの人が作っているのではなく、廉価版マーチンが作られているアジアの工場からのOEMものです。ひょんなことでこのメーカーと知り合い、一本使ってみることになったわけです。
決して高価なギターではないのですが、なかなか良く鳴るギターです。もともと低いアクションでセットアップされているのですが、さらにブリッジ・サドルの下のシムをひとつとって自分用に調整してみました。弾きやすいですよ。FishmanのPUが付いていますが、これにはチューナーも内蔵されていました、いやあ、チューナーがあるというのは便利ですねえ。でもこのFishman チューナー、残念ながら精度はいまいちです。
新しいギターなのでこれからどう変化していくか楽しみです。
さあいよいよアコースティックです。
なのにいきなり12弦です。実は初めてなんですよね12弦を自分で所有するのは。90年代初期の中古物ですが、Ovationに付きもののトップのクラックもまだない良いコンディションの一本です。弾いてみるとこれがいいんですよ。12弦、はまりそうです。いい音です。やっぱりOvationはいいですね。
でもチューニングが面倒です。
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