Hiro's Diary
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最近Xotic製のAC BoosterとRC Boosterと手に入れました。 ブースターといえば、中学生の頃トレブル・ブースターというものを使っていたことがあります。ローランドのビーバーというファズ・ペダルに内蔵されていました。記憶は確かではありませんが、ブライアン・メイが使っているとかいう雑誌の記事を見て「じゃあ使ってみよう」となったんだと思います。
持っていたギターはリッケンバッカーで、アンプはエルクのソリッド・ステート・アンプ。お察しのように元からサウンドはトレブリーです。その上さらにトレブルをブーストしたら・・・・それは想像通り、名前そのままにトレブルばかりが強調された使えない音になってしまうわけです。それ以後ブースターと名のつくものは最近まで使うことはありませんでした。
しかしこの二つのブースターはいいですね。チューブ・アンプを軽くクランクさせ(歪む手前の)太い音を作るには最適です。録音用のボードにもブースト・スイッチがついたペダルでブルース・ドライバーをプッシュさせるように使っていますが、これもなかなかいい感じです。
音を大きくするブースターって原始的なようでいて、うまく使えば結構便利なものなんだ。昨今の人気も納得です。
1968年製のプリンストン・アンプを入手しました。程度がよく、そこそこ安価なブラック・パネルもしくは初期のシルバー・パネルが欲しかったのですが、これがその一台です。
リバーブはついていませんが、ストレートな乾いた音は気持ちがいいですね。レコーディングでは使いやすいと思います。ブルース・ジュニアと比較するとやはり「エイジングされた音」という感じもしますし、スピーカーのサイズが10インチであることから来る「低音部分の軽さ」が挙げられるでしょう。使いやすそうです。それに軽量なのがいいです。ジャズ系のコンボのギグはこれでしょう。
リバーブが欲しくなったときにはAlesisのNanoverbなんかをつなげばばっちりだと思います。
小音量のギグにはプリンストン。リハやボトムが欲しいちょっとしたギグにはブルース・ジュニア。ある程度の音量が必要なバンドの場合はもうすぐ届くであろう、ミッド・サイズ・アンプを、という使い分けでしょうね。
さて早速ハードボードに着色です。いつ買ったのか記憶にない黒のスプレー塗料を見つけたので吹いてみました。やっぱり茶色より黒のほうがいいですよね。
まあこれは適当に吹いて、また適当に乾いたところで、これも残っていたポリウレタン塗料を塗ってみました。刷毛がなかったのでなんとペーパータオルを使って適当に塗布(一回目)し、適当に乾いたところでまた適当に2回目を塗布。まったくいい加減な作業ですけど、所詮足で踏みつけるペダルを置く板です。こんなものでしょう。
乾いたところで、スプレー接着剤を使ってケースに固定接着。本やBluse Jr(初めての活躍か)を乗せてしばし固定します。
完成! 後はペダルを載せて配線するだけです。でも手配したRC Boosterが届いてからの作業になります。
新しいペダル・ボードを作ろうと思い、ケースを入手したのですが、どうも品質が良くない。マジックテープのフック側(ペダル裏面)が食いつかないような表面処理になっているためです。(メーカーに言わせるとこの表面にマジックテープで固定するということですが、全く固定できません)。かといって新たにループ側のテープをつけようと思っても中途半端に毛羽立った表面の為に、これも接着できないというどうしようもない状態です。返品しようかな・・・とも思いましたが、あまりに安価かつ軽量なケースなのでなんとか手を入れて使ってみることにしました。
ホームセンターにいってこれも軽量なカードボードを買ってきて丁度良いサイズにカット。とりあえず写真にあるようにカットし、明日これを黒に着色した後、接着固定しようと思っています。
いいケースを買えばそれですむ問題なのですが、いいケースは「重い」んですよ。まあツアーに移動に耐えられる仕様になっているので当然なのですが、怪我以降どうしても重いのを避ける傾向にあるためこの安価軽量ケースを何とか使おうとしているわけです。
うまくいくかなあ・・。

2005年08月06日(土) |
Fender Bluse Jr |
Fender Bluse Jrというアンプ、噂に違わず優れものだと思います。
その理由として、まず小さな箱にもかかわらず、しっかりと12インチのスピーカーを搭載していることが筆頭に上げることが出来ます。次にチューブ仕様だということ、整流回路はどうか分かりませんが(リバーブ回路も除く)ちゃんとチューブの音がします。これが当たり前のようで難しいところです。チューブ・アンプを弾いているという感覚がしっかりあるのは頼もしい限りです。チューブのコンプレッション感が気持ちいです。低音がブーミーにならないですね。加えてパワーが丁度いい。家で使うのにもいいし、(まだ使っていないけど)小さいギグにも十分でしょう。
あとは少し大きめのアンプがあればそれで事足りるでしょう。
デラックスもいいけど同じ12インチ一発なので、10インチ2発のバイブロラックスを考えています。勿論シルバー・パネルです。プリンストンも欲しかったけど、このBluse Jrと用途が重複しそうなので多分いらないかな・・・。
2005年08月03日(水) |
アンプ入手しました。 |
昨日は午後から仕事の打ち合わせでパサデナ方面へ行ってましたが、その後在LAのギタリストである小崎仁司氏と会いました。
NYで一緒にギグをやっていたドラマー新井田孝則氏に紹介されたのですが、音楽の話やギターの話で盛り上がり、その後は一緒にギターを弾いて遊んでいました。で、気が付くと夜中過ぎの1時・・・・。(仁司さん、長居して申し訳ありませんでした。)まだ怪我のリハビリ中なのですが久しぶりにギターを弾いたなあという感じでした。
アンプの話になったときに「手ごろなフェンダーが欲しいと思っているんですよ」といったところ「Blues Jr、買いません?」という思わぬ展開に・・・。まずはBlues Jrを手に入れてデラックスやバイブロラックス(60-70年代)は焦らずに探してもいいなあ、と思い即決。アンプの試奏も兼ねてギターを弾いていたわけです。
楽しかったなあ。
昼間、雑用をしながらDVDで流していたのがCHARADEという映画です。父の影響もあってか、古い映画が好きなんですが、ヘプバーンの数作もお気に入りです。
さて次は何をライブラリーに加えようか・・・。
またアンプの話です。
Fender Custom Vibrolux Reverbnのリサーチをしてみると「ヒス・ノイズ」に悩まされている人たちが多いのが気になります。それに僕が感じていた。
1) 低音がややブーミー 2) トーンコントロールでの調整がやや難しい 3) リバーブが弱い、という意見もあるようです。
それに加えてBBSに書き込んでくださったKTさんのコメント、 「Deluxe Reverbにはストレスと感じていない印象を受ける」という一言が大きかったです。というわけで、Fender Custom Vibrolux Reverbは選択肢からはずしました。
では何にするか・・・今日のところは、
3) Deluxe Reverb 2) Princeton Reverb
あたりを考えています。 やはりシルバー・パネルかなあ・・・。
今度入手しようと思っているアンプを楽器店に行って試奏してきました。試したのは次の3機種です。
① Fender Blues Jr ② Fender Deluxe Reverb ③ Fender Custom Vibrolux Reverb
①はまずボディの小ささが気になります。音がすぐに飽和しそうな気がします。で、ミドルの抜けもいまいちかなあ・・。でもFAT・スイッチは使えます。価格の割にはいいアンプです。ちなみに②と③を散々試した後にもう一度①を弾いてみると・・・悪くないですね~。いいアンプです。ただし15Wは力不足か・・・。でもJAZZ系のギグであれば十分でしょう。
②はやはりスタンダードなサウンドといえますね。全体の音の抜けもいいし、コントロールも扱いやすい。それにリバーブが③よりもきれいに響きます。
③は②と比べると低音域がふくよかです。スピーカーが2発のせいでしょう。しかしそのふくよかなサウンドを調整しようとすると、トレブル&ベース・コントロールだけではうまくいかないような感じがしました。その点、②もミドルはないのですがトレブル&ベース・コントロールの設定された帯域がいい感じでした。
持ち運びを考えると①、音の扱いやすさを考えると②、ある程度の音量も扱うことになると③. 大は小を兼ねるとすれば③、無難なのが②、とりあえず持っておいて便利そうなのが①.
難しい・・・本当に難しい選択です。 どなたかご意見をお願いします。ぜひBBSへ書き込んでみてください。 どんな意見も大歓迎です。
インデックスにも書いたんですが、NYとLAでは生活面で色々状況が変わります。NYでは電車移動や車一台にメンバーが乗り合わせることなどを考えて、小さいセットからフルセットまで調整できるように機材を用意していました。しかしLAでは100%車での移動になりますから、小さなセットというのはあまり考えなくていいようになりました。さてそこで機材を整理&調整しなおそうかということになりました。
基本的にはペダルボードはあまり変えずに、アンプ部分を変えて行きます。簡単に言えばラックシステムをやめてコンボアンプもしくはヘッド+スピーカーのシステムに変えていきたいと思います。
よく思うことなのですが、いいプリアンプ、いいパワーアンプ、いいエフェクター、いいスピーカーを使ったからといって「好きな音が出るわけではない」ということです。その意味では「好きな音が出るコンボアンプ」のほうがシンプルでいいですね。
どんなアンプにするかはまだ決めていませんが・・・・何がいいのかなあ。迷ってしまいます。
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