Hiro's Diary
DiaryINDEX|past|will
2005年05月25日(水) |
ドライブ準備−あと4日 |
LAまでのドライブはゆっくりと約12日ほどかけていく予定です。そうなると既に書いたようにCDの選択がとっても重要です。で、どういう基準で選ぶかというと、
(1)元気を与えてくれるもの−ロックかな〜 (2)ちょっと疲れたときにのんびり走るのにいいもの−クラシックでしょう (3)雄大な景色にマッチしそうなものーメセニー系? (4)LAにいた頃よく聴いていたもの−色々
特に4は自分をLAモードにしていくのに必要です。 きっとネバダ州ラスベガスに入った頃には、このLAモードになっていると思います。そこからは何度か走ったことがある道ですからね。
でも意外と各地ローカルのFMが面白いんですよね。その土地にあう音楽が流れてますよ、やっぱり。例えば普段聴かないカントリー・ミュージックなんかが心地よく響く景色も本当にありますからねえ。
2005年05月24日(火) |
カウントダウン−あと5日 |
さあそろそろカウント・ダウンです。気ぜわしくなってきました。が、なんだかダラダラしているともいえます・・・・。いかん、いかん。
今日はVerizonに電話をいれ、28日(土)に電話を切ってもらうことを依頼しました。同時に同じ会社で使っているDSLの担当者とも話しましたが、「キャンセルを申し込むとその場ですぐにサービスが中止になる。」との説明を受けましたので、DSLは金曜日に改めて電話することにしました。
携帯はVerizon Wirelessだけど、あと一年ほどは今のCell Phoneをそのまま使おうと思っています。機種と契約を新しくしたのが一年前で、あと一年の契約が残っているので解約料金を徴収されるのを回避するためです。ということで、Cellの番号は変わらないので連絡は取れます。皆さん宜しく。
家の中はいよいよ箱だらけの様相に・・・・。でもドライブ用のCDを選ばなければならなかったことを思い出したので、今晩もう一度いくつかの箱を開梱しなければなりません。大変だけど「ドライブのお供」選びですから大事なことです。これでドライブ中の気分も左右されますし、後日「何のCDを聴いたときに横断ドライブを思い出すか」をも決めることになります。分かります?この意味。
2005年05月20日(金) |
「ボルボ、整備工場へ行く」の巻 |
今回の大陸横断ドライブも前回と同じくボルボ・ステーション・ワゴンなのですが、前回はアリゾナで故障してしまいました。このときは燃料ポンプがやられてしまったんですが、この車、実は1988年車で既に17才、走行距離は軽く20万マイル(32万キロ)を超えています。日本ではとっくの昔に廃車対象になっているのではないでしょうか。
勿論、これだけ古いの車なのでNYに来てからも、エアコン・コンプレッサー、エンジン・マウント、タイミング・ベルトをはじめずいぶん手を入れなければなりませんでした。そのおかげか、今の調子はまずまずです。でもやはり大陸横断となるととても心配です。今度はどこで止まるんだろうか・・・・、トウモロコシ畑かジャガイモ畑の真ん中だったらどうしようか・・・・などと想像は悪いほうに行くばかり。
なので今日はオイル・チェンジをかねて、ジャマイカにあるいつもの整備屋へ行ってきました。「西海岸まで走るから全部チェックしてね〜」と言って待つこと2時間。待っている間は、「また修理箇所が出てきてるんだろうなあ・・・・、幾ら掛かるんだろうか」思いはまたも悪いほうへ。ところが。
「どこも悪くないよ。ドライブ楽しんでね」。しかも請求額は3000マイル・チェック相当の整備を含めてたった27ドル。
確かに調子はいいけど・・・・喜んでいいのかどうか・・・・分かりません、複雑です。どうなることやら。
ビジネス・アカウントとして使っていた、Chase Bankの銀行口座をクローズしました。法人口座を開設するときは色々な書類や手続きが必要だったのですが、クローズするときはIDを求められただけで実にあっさりしたものでした。これって入国するときにはうるさい米国入国管理局も、出国するときには何の手続きもないのと似ているなあと感じました。まあ実際には空港のチェックイン・カウンターでグリーン・カードの提示を求められたり、パスポートにについていたI-94を徴収されたりが実際の手続きではあるんでしょうけど。
僕は何事にも腰が重い方なんですけど、まあなんとかひとつひとつ引越し準備を進めています。
アパートの中は既にほとんどの家具はなく、楽器とオーディオ類、それとパッキングした(または途中の)ダンボール箱があるだけです。なんか「仮住まい」のような気分ですので、思いは自然にLAに・・・という感じですね。
実際には昨日の土曜日のランチで行ったんですけど、Jackson Holeというダイナーの写真です。家からさほど遠くないのでよく行きました。レトロな雰囲気満点の店内で、ビル・クリントンも立ち寄るお店だとか・・・・。まあそれはともかく、店内の装飾を見ていくと所謂ブリキ製の広告看板が目立ちます。日本でいうところのボンカレーやキンチョールのあれですね。それでもってよくみてみると、当時(いつだろ?多分60年代前半かな?)のペプシコーラがたった5セントだったことが分かります。
いい時代だったんでしょうね。その頃のニューヨークを見ることが出来たらいいなあ・・・。
新井田さんのスタジオへ再びお邪魔し、残るひとつのアンプをピックアップしました。写真はその時スタジオ・ビルディングの前で取ったものです。そして車はいつものボルボ、そうですLA−NYの横断時に故障したあの車です。今回も同じ車でLAに向かいます。故障しなければいいのですが・・・心配です。
そして夜は友人のミュージシャンのお宅に招かれ、小さな送別会をしていただきました。美味しいワインと手料理をご馳走になりながら、楽しい話をワイワイと・・・・これが最後かと思うと寂しくなりますが、一緒に仕事をする機会となる企画も出てきていますので、それを楽しみにすることにしましょう。
アンプやキャビネットを置かせていただいていた新井田孝則氏のスタジオに行き、機材をピックアップさせていただきました。短い間でしたけど一緒に演奏できてよかったです。計画していたことを実現させるには僕の怪我や今回の引越しの為に出来ませんでしたが、これからも連絡を取り合って何か一緒に出来るといいですね。NYでのギグの時には宜しくお願いします。そして今までありがとうございました。っていいながらまだアンプがひとつ残っているので、明日も会うんですけどね。
その後、一度家に戻ってからベーシストのAlan Mitchelと共にロング・アイランドへ楽器の物色に行ってきました。彼とは去年よくギグをしましたので、話すことも盛りだくさんです。ハービー・ハンコックを聞きながらの気持ちの良いドライブになりました。ロング・アイランドはNYC5区のうちブルックリンとクイーンズを含む東西に長い島です。島といっても端から端まで車でたっぷり4時間はかかります。映画「グレート・ギャツビー」の舞台にもなった豪邸が建ち並ぶエリアもあったりする、緑豊かで静かな郊外住宅地です。今日行ったのは僕の好きなヒッチコックの映画「北北西へ進路をとれ」の最初のシーンに出てくるところで、Glen Coveというエリアでした。いいところです。
カミさんと夕食を取る為にイースト・ビレッジの居酒屋へ行って「さあ帰ろうか」と階段の降り口に行ったとき、なんと丁度その階段を上ってきたのがベーシストの納浩一氏と友人のギタリスト井上智氏でした。
「何やってんの?」「いや、メシ食って帰るとこ」「おうそうか」「いや今度LAに戻ることになったんよ」「きいたきいた」「ほんまに?」「引っ越し忙しいやろ」「大変よ。そや、行く前にメシでも一緒にどう?」「そやなあ、ほな、電話頂戴」てな感じで、すべて関西弁のやり取りがありました。
あのタイミングで席を立たなければ会わなかったわけですから・・・偶然というのは恐ろしい・・。それにもし一緒に食事を取る機会を持つことが出来なくても挨拶が出来たのでよかったです。
2005年05月10日(火) |
New York State |
小さな会社を持っているのですが、これでも立派なNY州のコーポレーションです。しかし、他州への引越しのためのこの会社をクローズしなければなりません。勿論、大会社であればNY州にHQを置きながら他州でオペレーションを行うこともあるのですが、吹けば飛ぶような会社ですからそうは行きません。そこでNew York StateのSecretary Departmentへ連絡しクロージングの手続きに入りました。
ご興味のある方はNew York Stateをご覧下さい。会社関係だけではなく、いろいろとリーガル関連情報が載っています。
ダイニング・テーブル&キャビネット、机、ベッド、箪笥等が引き取られていきました。今、家の中はその残骸が・・・いや、そうではなくLAに持っていくものだけが残っています(エアコンを除いて)。
引き続きダンボール箱に荷物を詰める作業をコツコツとやっていくわけですが、マック&PCは引越し屋が来る28日まで使えますので安心です。
あとはリーガル関係の処理をしなければなりません。
|