Hiro's Diary
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2002年06月04日(火) |
ルイジアナ 第7日目の走行距離0マイル(0km) |
この日は移動無しのニュー・オーリンズ滞在&休息日。町を歩き、遊覧船や市内観光バスに乗りのんびりしました。でも正直いって期待していたようなところではありませんでした。俗的な街というかなんというか・・・・楽しいという感じがしなかったのは確かです。
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街の一角で。
2002年06月03日(月) |
テキサス-ルイジアナ 第6日目の走行距離238マイル(380.8km) |
ヒューストンにはNASAの宇宙センターがあります。鍾乳洞に続き観光スポットに来てみました。平日の午前中なので人も少なくゆっくり見て回ることが出来ました。
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アポロ計画のロケットや、スペース・シャトルもありました。敷地は広大でゆったりしてたので、気持ちもゆったり観光気分です。
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ヒューストンからは海沿いに走り始めるとスワンプと呼ばれる湿地帯が見えてきます。枯れた荒野とはまた趣が気がいますが、これも人が住むには厳しそうなところです。しかしながらこのようなスワンプの近くや川岸にプランテーションが発展していったんですね。
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ルイジアナにはいったところで、フリーウェイをちょっとおりて一休み。池の看板には「鰐に注意!」。さすがに州が変われば国が変わるような変貌です。もちろん気候、風土、文化、習慣、自然体系、そして言葉も変わってしまうということを体験できたのは貴重です。
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フリーウェイに戻りました。緑が多くなり、道の両側には木々が見えます。
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スワンプや河口を越えていくためにこのあたりには橋が多くあります。そしてこの橋を越えてしばらく行くと、ニュー・オーリンズの町に到着です。
2002年06月02日(日) |
テキサス 第5日目の走行距離265マイル(424km) |
昨日の大地平線のみの景観から少し変わってきて、緑が見え始めます。それでもやはり人が住んでいる様子は全くない荒野が延々と続くのみです。
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ヒューストンに着きました。久しぶりの都会の風景、ほっとします。
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ほれっ、都会でしょ?人も住んでるし、ガス欠の心配も宿探しの心配もありません。でも都会といってもやはり視界に入ってくる空は広いです。
2002年06月01日(土) |
ニュー・メキシコ-テキサス-ニュー・メキシコ 第4日目の走行距離495マイル(792km) |
ニュー・メキシコを抜けて一度テキサスへと州境を越えます。テキサスは大きな州と聞いていましたが、さてどれほど大きいのか?この後、その答えを身をもって知ることになるわけですが、この時点では車の調子もよく快適にドライブを続けています。
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おお、なんだか大西部の雄大な景観に変わってきました。この緩やかなスロープを越えるとインディアンと騎兵隊が現れたりして・・・・、と思わずにいられない雰囲気でした。小さな思い煩いなどどうでも良くなるような・・・「大陸横断を敢行してよかったなあ。」と思えた瞬間でもありました。
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もう一度ニュー・メキシコに戻ります。なぜかって?実はカミさんが行ってみたいと常日頃言っていた所に立ち寄るためです。この辺の州境の風景は見ての通り、何もありません。
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で、行ってみたいところとは「カールス・バット鍾乳洞」です。町がすっぽり収まってしまうほど大きな鍾乳洞を歩いて回りながら様々な鍾乳石を見ることが出来ました。外は灼熱ですが鍾乳洞の中は涼しく気持ちよく歩けました。見たところだけではなくその数倍の規模であるとのこと。大荒野の地下にこのようなスペースがあるとは本当に凄いことです。一見の価値は大いにあります。
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さてもう一度南下してテキサスの戻ります。
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360度見渡す限り何もない・・・・。これがうわさに聞いていた景観です。ここで車が故障しようものならどうなることか、考えただけで恐ろしい・・・・。きっとセスナが飛んでくるのかもしれません。でも飛行機では牽引はできないなあ、などと考えながら日は暮れていきます。
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日の入りは後方でした。バックミラーに映る大地平線へのサンセット。写真ではあまり色が良くありませんが、本当に綺麗であったことを鮮明に覚えています。しかし、この後恐怖が待っていました。ガソリンはこの時点で半分あったので、「次のスタンドで入れよう。」と考えていたのですが、走っても走っても何もない!本当にガス欠になる寸前のところまで走り続け、何とか給油出来たのですが、断崖絶壁危機一髪、どうなることかと思いました。そうです、ここでテキサスの広さを思い知ることになったのです。
2002年05月31日(金) |
アリゾナ―ニュー・メキシコ 第3日目の走行距離484マイル(774.4km) |
街中の修理工場では修理できないといわれ仕方なくボルボのディーラーに移動。問題は二つあるフュエル・ポンプの一つが壊れていたようで交換修理を余儀なくされしまいました。出費は痛かったけどこれからの長旅に備えて万全の整備をしてもらえたので、まあ安心して旅を続けることが出来ます。
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景色が変わってきました。このような岩山が数多くある、人が住むことなど考えられない荒野が延々と続きます。
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道ははるか彼方まで一直線。しかも対向車一台もなし。勿論この道はI-10ではなく、このメイン・ルートからはずれ北上している道です。ひたすら走ります。
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そのままニュー・メキシコに入りました。宿泊は知る人ぞ知る「モーテル6」です。
2002年05月30日(木) |
カリフォルニア―アリゾナ 第2日目の走行距離256マイル (409.6km) |
最初の宿泊はパーム・スプリングス。綺麗なゴルフコースもたくさんある、荒野の中のオアシスのような町です。このようなプール付きのモーテルで朝食を楽しみながら、これからのドライブがどのようなものになるか思いを巡らせていました。
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この町の周りは荒野です。写真のような岩場や山に囲まれているといっても良いでしょう。さあガソリンを満タンにして出発です。
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フリーウェイ(I-10)を順調に東へ進み、最初の州境を越えます。アリゾナです。カリフォルニアとアリゾナの州境あたりは米国で最も気温の高い地域です。この日も外は華氏で110度、摂氏で43度でした。乾燥しているので暑いというよりも・・・・・なんといって良いやら言葉が見つかりません。
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外に見えるのは荒野とサボテン、そしてところどころにあるこのような看板だけです。のんびり走っていると、車の調子がおかしくなってきました。加速しないんですよ。で、とうとう止まってしまいました。灼熱炎天下のフリーウェイでなんとエンコです。しばらくエンジンを休ませると数キロはゆっくり走れるようなので、これを何回かくリ返しながらなんとか出口までたどり着いてフリーウェイを脱出。この写真はその出口です。写真に見える「Love's」という名のガス・スタンド&コンビニで九死に一生を得た思いです。
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まずは記念撮影。カミさんが一緒に写っているのでサボテンの大きさが分かるでしょう。でかいです。さあ、馬鹿なことをやっている場合ではありません。このコンビニからAAAを呼ばなければなりません。
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AAAのトーイング・トラックが到着。あっという間にトラックに乗せてしまいました。
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このようなわけで・・・この日はあえなく終了。全く予定していなかったフェニックス郊外の小さな町で宿泊です。でもそのモーテルには屋外のジャクジーが付いていましたので、のんびり出来ました。
2002年05月29日(水) |
LA出発 第1日目の走行距離146マイル (233.6km) |
出発は31日。 住み慣れたアパートを後にします。このアパートは1階部分が車が余裕で2台入るガレージ、2階が暖炉つきのリビングとダイニング・キッチン、3階がベッドルーム二つとバスルームが二つ、という大きな間取りでした。隣のブロックに日系のスーパーマーケットもあり、周りも静かで環境もよく、フリーウェイも近くにあるという至極便利な立地でした。空の色も下の写真と違うでしょう?海風がスモッグを吹き飛ばしてくれるおかげで、空気もよく夏も涼しくエアコンなんて要りませんでした。 ________________________
まずはフリーウェイ(110)を北上し、LAのダウンタウンに向かいます。丁度この左側あたりには、LAレイカーズの本拠地である、Staple Centerがあります。ご覧の通りLAは道も広く快適なドライブを楽しめます。勿論車がないとどこにも行くことができないといっても過言ではないでしょう。下の写真もそうですが、空気が悪そうに写っているでしょう?カメラの性能のせいもありますが、実際LAの大気汚染は全米で1・2を争っています。もう一つの都市はヒューストンです。 ________________________
フリーウェイ上にある表示板です。このジャンクションで101にはいれば、表示にあるようにハリウッドを始め、ユニバーサル・スタジオやベイクドポテトなどライブハウスが多くあるスタジオ・シティに行けます。右に見える5番を南にいくとディズニーランドへ行けますし、10番はフロリダまで続いています。僕達は110をキープして、まずはパサデナに向かいます。青地に白抜きの番号表示が州を超えることが出来るインターステート。110や101のようなその他の表示は州内でのルートを表しています。 ________________________
既に出発したにもかかわらず、やらなければならない仕事が残っていました。僕が教えていたパサデナにあるミュージック・スクールのスタジオでのミックス・ダウン作業です。 ミックスを終え、「いざNY!」という感じで本当に出発出来たのは夕方5時頃でした。渋滞に巻き込まれる最悪の時間帯でもありました。
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