うさぎのつぶやき

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2005年02月15日(火) ◆学校

いつから学校が危なくなったんだろう・・・?
昨日またもや悲惨な事件が起こってしまった。しかも又大阪だ。

学校というところはとても楽しいものだった。まるでおもちゃ箱のようだった。

そもそもとても神聖なところだったし、その中で先生は聖職者、子供達は天使だった。
地域に密着していたし、周りの大人たちは教師に対して敬いも忘れていなかった。
国は子供達の事をもっともっと真剣に考えていた。
周りの全てが、未来を背負った子供達の為に取り組んでいた。

余りにも真剣に取り組みすぎて組んでいたスクラムがパンパンになりすぎたのかもしれない。
風船もゆとりを持って膨らますと割れないけれども、
余り膨らましすぎると、ちょっとつついただけで割れてしまう。

どこかに綻びが生じたのかもしれない。

今、昔を思い出してみると楽しかった事ばかりが思い出されてくる。

幼稚園に入る前、私は学校が大好きだった。
近所の小学校へ一人で遊びに行き教室に入っていって授業を聞いていた。
暫くすると先生から「大きくなってからいらっしゃい」と追い出されていつも泣きながら
家に帰っていった。
母はそんな私をいつも笑っていた。

幼稚園に入って暫くの頃。
向かいに幼稚園に行ってない同じ年のH子ちゃんがいた。
「幼稚園って楽しいよ」そう言ってある日連れて行ったことがある。

当時私は市バスで通園していたがそんな子が大勢いたので、運転手のおじさんは、
子供達は皆、胸から定期をぶら下げていた為に、たいした確認をしていなかったのだろう。
H子ちゃんは料金を払うことなく、難なくバスに乗り、降りる事ができたと思う。
幼稚園では飛び入りのH子ちゃんを受け入れてくれ一日園児として過ごさせてくれたそうだ。
帰りもまた同じように一緒にバスに乗り一緒に降りた訳だが帰ってみると大変な騒ぎになっていた。
警察まで来ていた。

そう、
いなくなったH子ちゃんは誘拐されたのではないかと大人たちは大騒ぎしていたのである。
まさか私が連れて行ったとは思わなかったのだ。
当時は家に電話などなく、幼稚園側も自宅に確認ができなかったし、まさか黙って連れて来ている
とは思わなかったようだ。
「どうしてそんなことしたの?」と聞かれた私は
「幼稚園にいってないH子ちゃんがかわいそうやったから」と答えた。
そんな私を大人達は叱る事もなく笑ってその場は解散となった。

小学校に入学してからは下校時間が来るまで校庭で遊んでいた。
そして帰宅すると、通っていた小学校は家から少し離れていたので、
小さい頃よく忍び込んだ近所の小学校の校庭で夕方近くまで鉄棒をしていた。
大概の時間になるといつも仕事から帰ってきた父が、迎えに来てくれた。
掌にはいつもまめができ、できては破れ、赤チンを塗っては又鉄棒を・・・の繰り返しだった。

子供のころのことを思い出すときいつも幼稚園や小学校が浮かび上がる。
数え切れないほどたくさんのエピソードがある。
屈託のない毎日を送れたのはそこに学校があったからだと今更ながら思うことである。

今の子供達にそういう毎日を送らせてあげたいと切に思うこのごろだ。


2005年02月14日(月) ◆今日のメニュー

久し振りにご紹介する事にします。

 * 鶏の治部煮
    1.鶏肉を熱したフライパンで軽く焦げ目が
     つく位手早く炒める。
    2.表面がきつね色になったら、フライパンごと
     水道の蛇口の下にもって行き一気に水道水で
     洗い流す。
    3.水気を切ってそのまま酒,砂糖,濃い口醤油を
     いれて焚いていく。
    4.煮上がってきたら、煮汁をよく絡ませて照り
     が出てきたら出来上がり。
    調味料の分量はそれぞれのお好みで。
    目安としては少し濃い目の方がおいしいかも。
    お弁当のおかずにも合うし、とにかく美味しい
    ですよ。 
 * 蕗と長芋の焚き合わせ
 * 小鰯の佃煮

後は先日母から送ってきた
「大根のはりはり(おつけもの)」「らっきょ」が食卓に並びました。


2005年02月11日(金) ◆キムチ

ご近所の?さん(名前は知らない…)

どういうわけかとてもよくしてくださるのだが…。
好むと好まざるに関わらず、色んなものを持ってきて下さる。

それも必ず
「何回も来たり電話をかけているのに留守やった」
「○○があるんやけどいる?食べる?」と先に聞いてくださるんだけど。
何度も足を運んで、あげようと思っているものを「いらない」なんて言えないのよね〜。
「頂いてもいいんですか?」と言うと「あんたにあげようと思って…」といわれるのだ。

それは食パンだったりグレープフルーツだったり、アイスだったり、うす揚げだったり、さまざま。
で、その中にキムチがある。
自分で作られるのだけれども、私は(娘も)お気に入りのお店があり、そこのキムチしか食べない。

もともと食べれなかったんだけれどもそのお店のキムチを食べたら、以外にも美味しくて食べる事が
できたので、以来そこのだったら食べるし、
「キムチが好き」という人には買って来て上げたりしている。
だからそれ以外のものを食する気持ちになれなくて、それでも断りきれなくて困っている。

今日も今日とて、電話がかかり
「キムチ作ったんだけど、あんたにあげようと思い家に行ったけど鍵がかかっていて…。いる?」
そう言われるので、思わず「いります」と言ってしまった。
しけったおせんべいと一緒に袋に入れて持ってきて下さったキムチは、肩身の狭い思いをして
冷蔵庫の隅っこで何を思っているだろう?


2005年02月10日(木) ◆500円玉

最近話題になっている、500円玉今日改めてみていたら凄い事に気づいた。



写真のように、目線とやや平行気味に置いてみると『500』の『0』の中に、
縦に「500」の数字が浮かび上がるのだ。

新聞やTVで『0』の中に数字がある事は聞いていたし、“平成13年度”の硬貨に注意をして下さい
とは言っていたが、たまたま13年度のものが手元になかったので、
“ふ〜ん”という受け止め方しかしていなかった。

昨日コンビニで買い物をしてお釣をもらった時に500円玉が入っていたので、帰ってから見てみると、
13年度だったので調べてみた。
垂直の目線で見るとただザラザラした感じで、『0』の中には何も書いてないので
“あッもしかしたら…”と急に心が騒いだ。

偽造コインだったらどうしよう、
警察に届けなあかんのかなぁ、だったらその引き換えに500円くれるのかしらん?
いや、そんなことはないだろーな。
だったらこのまま知らん顔して使おうか…。
それとも記念に持っておこうか…?

と色々バカな事を考えていたのだが…。
そうやって考えながらシニアグラス(老眼鏡)をかけてあちこち眺めて平行気味に
目線を持っていった時ふっと『0』の中に何か見えるような気がした。

“お〜ッ”思わず叫んでしまった。なんと!
はっきりくっきりと『0』の中に「500」の数字が!!
“こりゃあ凄い!”とまたもや叫んでしまった。
日本の技術って凄いなあ!今更ながら驚いてしまった。
元に戻してみると何にも見えずザラザラしているだけ。
こんな秘密が隠されているんだ、と何度も何度も見てしまった。

   ++++++
皆さんも一度調べてみては如何ですか?
それからもし偽造の場合は警察に届けると交換してくれるのかどうか知っている人
是非、どうなのか教えてください。
今後の為に知りたいなぁ〜(笑)


2005年02月09日(水) ◆Sさん

ご近所のおじいさん、Sさん85歳、

昨年、長年連れ添った奥様を亡くされて、一人暮らし。
すぐ近所に息子さん家族も、娘さん家族もいらっしゃって、お孫さんも殆ど毎日のように顔を見せに行かれている様子。

奥様を亡くされた後大病をされ、暫くは介護を受けていらっしゃったけれども最近はずいぶんお元気になられて介護ヘルパーさんの姿を見ることは余りない。

今日表で久し振りに植木の手入れをしていたら声を掛けてくださった方がある。Sさんだ。

S「きょうは暖こうてよろしいなぁ〜」

私「あらッSさん、こんにちわ。お買い物でしたか?」

S「うん、こないだから寒かったさかい、家の中ばっかりやったんで、
 ちょっと商店街まで買い物に行ってきましてん」

私「そうですね〜、じっとしてばっかりやったらあかんもんね」

S「もう年をとったらあかんわ!思うように体が動けへん!!」

私「幾つにならはったん?」

S「85や、せやけどあんたとこのおじいさん92やったもんなあ〜。
 それを思うたらまだひよこや・・・」

私「そうですね。おじいさん亡くなったンは92才でした」

S「気持ちはあるけど体が思うように動けしませんわ」

私「でも顔色もいいし、見た目はお元気そうですよ!」

S「手術の後がどうしても重たいねん。これさえなかったら・・・。
 1時間でも散歩でけるのに」

私「もう少し辛抱したら暖かくなるから、その頃には元気になり
 ますよ!もうちょっとの我慢やね。」

S「そやなぁ・・・。」

私「それまではゆっくりね。」

S「そうや、ゆっくりやな!」

私「今日は何を買ってきはったん?」

S「今晩のおかずにバッテラを買(こ)うてきましてん。
 今から風呂を洗って、夕方にこれ食べたら風呂入って後は
 もう寝るだけや。なんかイライラして夜中に大きな声で歌を
 歌うたりしますねん。
 おばあさんおらんようになってからなんか突然にそんなこと
 するようになりましたわ。」

私「いいのいいの、歌いたかったら歌ったらよろしッ。それで
 すっきりしますやろ?」

S「そやなぁ、それでぐっすり眠れますわ」

私「今度聞かせてもらおッ(笑)」

S「ははは〜、ほな、帰りまっさ〜」

私「お大事に・・・」

+++++++

他愛ない道端での会話。
こんな時、田舎の両親のことを思い出す。
父も母も、誰かとこうやって話をしているのだろうなあ・・・。
あなたの両親はお元気ですか?


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