うさぎのつぶやき

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2003年03月24日(月) ◆スライサー

久しぶりに指を切ってしまった。夕飯の支度の最中でのこと。

とってもよく切れるスライサーを2年ほど前に母から貰ったのがあって、重宝して使っている。

貰う時、母から
「すっごくよく切れるから、ぎりぎりまでスライスすると危ないからね」と
厳重注意付きで貰ったのだが・・・。

以来気をつけてはいても指の皮までスライスする羽目になってしまったことも何度かあったり
したのだけれど、それでもここ最近は慣れてきたのか指の皮を切る事はなくなってはいたのだが・・・。

玉葱をおもいっきりスライスしていてそれこそ思いっきり親指をスライスしてしまった。
とても鋭利な刃物なので瞬間には、全く痛さを感じなかったのだが時間がたつにつれて痛みが出てきたようだ。
断面を横から見てみると深くえぐれてしまっている。

わずかでも体重が減ると嬉しいのだが・・・。


2003年03月16日(日) ◆歯車

なにをやっても うまくいかない時がある 
する事なす事みな裏目  
おまけに くるぶしなんかを打ちつけたり・・・
それはネ 最初の歯車が  
かみ合わせを間違えただけ 
そっと目をつぶり フッと肩の力を抜いてごらん 
それから両の手を広げ 指先もパーをして  
大きく 大きく深呼吸       
すこ〜し            
ほんの少しだけ タイミングをかえてみよう
きっと うまくいくよ・・・



  xxxxxxx<2003.03.11の徒然日記より>xxxxxxx
 ◆ランドセルの思い出

暫くお休みしている間に「ひな祭り」もおわり3月も半ばにさしかかろうとしています。
もう半月もすれば、あちこちで桜情報が繰り広げられることでしょうね。
桜と言えば、やはり入学式でしょうか・・・。
ピカピカの新一年生がブカブカの制服に身を包みランドセルを揺らして登校する姿は、
なんともかわいらしく、ほほえましいものです。

そのランドセル、私にはちょっとした思い出があるのですが、今回はその事にまつわるお話を
ひとつすることにしましょう。

数年前、私は体調を崩して九州の実家で転地療養をしていたことは、以前何度かお話しましたので、
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、その時の事。
実家では、朝日新聞を購読していましてその家庭欄“ひととき”に駄文を投稿したことがありました。
お題は、「ランドセルの思い出」というものでしたが、採用されることになったのです。
こうやって、HPを作り皆様にいろんなお話をしているうちにその文をご紹介したくなりました。
そこで、朝日新聞に問い合わせましたら、投稿作品の著作権はその作者にあるというお返事を
頂きましたので早速ご披露することにしました。



『ランドセルの思い出』
九日付けひととき「紺色のランドセル」を読み、思わず苦笑してしまった。
投稿された方と同い年の私もまた、同じような経験をしたからだ。
小学校入学を間近に控えたある日、両親と一緒に都城の祖母のところへ行った私は、
伯父にランドセルを買ってもらうことになった。

当時羽ぶりのよかった伯父はデパートから五つほど見本を持ってこさせ、庭先の縁側に
並べさせた。
色はもちろん「赤」ばかり。でもその赤もいろいろ違って、ツヤがあったり、そのころ
とてもはやっていた花柄だったり。
私は、何の迷いもなく、大きな花の描いてあるのを指さして、「あれがいい」とこたえた。
ところが大人たちの返事は「何で?」「えー?」だった。
伯父に至っては、「こっちのほうがいいがね」と一番つまらなさそうなのを手にとって
見せてくれた。
全く大人たちときたら、両親も、デパートの人も、好きなのを選べと言っておきながらである。
親せき中から注目されていたお利口さんの私は、結局自分の意見を押し通すことができず、
ツヤもなければ花もついていない、一番上等でいちばんつまらないランドセルに「ありがとう」と
言わなければならなかった。

入学して三年生頃までは、ピカピカ花付きのランドセルが羨ましくてどうしようもなかった。
紺色ではなかったけれど、ほかの人と違っていたわけではないけれど、
「親の心子知らず」というが、子の心もまた親は知らないことがあると、実はそのころから
漠然と感じていたような気がする。               
        1997・2・21付け 朝日新聞(家庭欄)“ひととき”より


2003年03月13日(木) ◆笑う

生まれたばかりの赤ちゃんは眠っていても時々笑ったりする。

これは新生児微笑というのだそうだ。

その時、両親や周りの大人たちが、喜んだり嬉しがっているのを感じるらしい。

そうやって人間は笑うことを覚えていくのだという。

そういえば・・・

最近、心から笑ったことってないような気がするなあ。


2003年03月12日(水) ◆小銭

今日買い物に行った時の事
商店街で小学生の女の子二人が、棒つきキャンディーを口にして、おしゃべりしながら歩いていた。
その会話が、聞くともなしに聞こえてきて、考えさせられてしまった。

A「・・・買おうか?」
B「小銭持ってないねん。」

ただそれだけなのだが、小学4〜5年生くらいだろうと思う。
なんだ?小銭?持っていない?大銭なら持っていると言うのか?

ジャリ銭を握り締めてお菓子を買いに行く光景は、最早過去の産物になってしまったのだろうか?
小学生は、それでも小銭だろう・・・!思わず心の中で叫んでしまった私。

ほんの二言三言の会話だったが又、口うるさいおばさんの自分が顔をゆがめてしまっていた。


2003年03月11日(火) ◆今なお現役

先日、テレビを見ていて続けて感服したことがある。

一つ目は、銀座でクラブを経営している現役最高齢のママさん。
100歳になられるというそのママさんは、背筋をピンと張って、薄化粧をされ和服をきちんと着ておられた。
未だにお店に出て、お客様のお相手をされているという。
その方の日常が映し出されていたが、「20年ほど前から、牛乳を毎日欠かさずのみ続けている」のだそうだ。

20年も飲み続けるなんて凄いなあって思って見ていたのだが、よく考えると80歳ころから飲み始めたわけで、
「あッ!私、今からでも遅くはないんだ!」そう思ってしまった。
嫌いではないけれども好きでもないという牛乳はあまり買ってきたことがなく、家族のリクエストがある時だけ買う程度であったが、早速その日を境に冷蔵庫の中に牛乳が仲間入りしたことは言うまでもない。

二つ目は、プロスキーヤー三浦雄一郎氏のお父上、三浦敬三氏。
99歳になられるという。
モンブラン山系のバレーブランシュ氷河(フランス)のスキー滑走に、親子3世代で挑戦した敬三氏。
同氷河は標高差約2800メートル、距離約24キロで、モンブラン山系最長だそうだ。
99歳白寿の記念に是非とも登頂し、そして滑走を成功させたいと願っていたそうだ。
又こちらも日常を写していたが、周りの心配をよそに一人暮らしをされていて
滑走を控えた1〜2ヶ月前からは、体を鍛えるために毎日ジョギングを欠かさず、料理も栄養のバランスを考えて、
鶏肉などは骨付きを圧力鍋で丸ごと食べれるように蒸し上げるそうで、全て自分でやられていた。

目的があるっていう事は、そしていつまでも必要とされる仕事を持っているという事は素晴らしい。
何にでも変えがたいものである。
いづれの方も明治、大正、昭和、平成と四つの時代を生きてこられた訳で、今なお現役なんて素晴らしいの一言に尽きる。

ちなみに、私も圧力鍋を持っているわけで、これを見習わなきゃぁと骨付きの鶏肉を買ってきて骨を食したことは、これまた言うまでもない。
(すぐその気になる・・・私)


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