銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2006年02月17日(金) 楽しい物語に出会いたいと

ここしばらくの間、ずっと精神的に落ち込んでいたが、今日は調子がよかった。

久しぶりに本でも読んでみようと考え、本屋に行って本を買った。

買ってきた本は、ロバート・アスプリンの「マジカルランド」シリーズ2巻と、「金沢検定300問ドリル」。

前者の方は、何か単純な物語が読みたいと思って買ったもの。
後者の方は、単に興味本位で。

近頃、「楽しい物語」に出会っていない。

楽しい物語と出会うことは、今は案外難しい。

昔、僕がまだ少年だった頃は、読む本全てが楽しかったから、楽しい物語と出会うことも簡単だった。

今は、どの本も読む前から何となく「たかが知れている」ような気がする。

それは、実際その本がおもしろいかどうかということよりも、読み手である僕の心境の変化によるところが大きいのだろう。

あるいは、うつのせいかも知れない。

どちらにせよ、世の中におもしろいと自分が思える本がそうそう転がっていないという状況は、僕にとっては不幸なものだ。

そのせいか、僕自信の創作意欲も、最近は失われている。

これではダメだと思うのだが……。

どうすればよいのやら。



2006年02月16日(木) 職場へ、仕事復帰延期の報告

職場に行き、復帰が遅れることの報告を上司にした。

上司は「ゆっくり養生してください」と笑って言うが、内心ではどう思っているのだろうと、それが気になった。

僕はこの仕事に向いていないのかもしれない。

それとも努力不足なのだろうか。

仕事復帰への不安が、時折頭をもたげる。

東京で、自分の力が全く通用しなかったことを思い出す。

東京での生活は半分トラウマのようになってしまった。


報告を終え、急いで帰ったが、それだけのことで、少し頭が痛くなった。
うつのせいなのかどうかは分からない。


どちらにせよ、今の自分にできることは限られている。

できる範囲内で、仕事復帰への準備をするしかない。

毎日が矢のように通り過ぎていく。

きっと4月になるのもあっという間だろう。

それまで、僕が何をできるか。

もちろん、治療に専念するより他ないのだろうけど。

何かプラスアルファが欲しい気がする。


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