そういえばグランメゾンは - 2026年09月20日(日) グランメゾンで働き始めて気付いたこと。 ・無断でのキャンセルがほぼ無い ちなみに一昨日、珍しく無断キャンセルがあって、改めて「そういえば普段は ないな」ということに気が付いた。結婚記念日での予約だったようだけど、 離婚したのかもしれないよね。 ・傘立ての傘が全部可愛らしい ビニル傘が見当たらない。1本だけ刺さっているのは従業員用。それ以外は たいていメリーポピンズ風の傘。 ・「料理が遅い」というクレームがほぼ無い 多分だけれど「ここに来るために来た」と思うので、時間にあまり制約が無い のかなと思う。1,000円台でランチが食べられるベイエリアだと、オーダー してから5分10分で料理が運ばれてきて、15分20分で食べて出て行く人も 多かったので、遅い遅いとガンガンクレームが来ていたが、それが無い笑 ちなみに古巣の場合は、価格帯はちょっと高かったけどその分接待に使われる ことも多く、そうすると高い確率で退店希望時間もセットでついてくるんだよな。 ・全員シゴデキ これは凄いわ。 何度だって言うけど、凄いことなんだわ。 今いちばんの出来損ないが私なんだけど、これまでの職場でこんな立場だった こと、ないんだわ私笑 ***** 自分の包丁技術について、以前「一定の自信はあった」みたいなことを 書いたと思うんだけど、今の店に於いてはそんな自分が恥ずかしくなるほどの レベルなのです。 「え〜…でも…いやぁ〜…私そんな、不出来かなぁ〜…?」 と思って、「エシャロットのシズレ」を動画検索してみたのよね。 そしたら動画がいくつかヒットして。 そしたらさ… 動画に写ってる人たちの技術がさ… 私と大差ないわけだ!! 「シズレ」というのは、パッと見みじん切りの一種みたいな感じなんだけど、 包丁で叩いちゃいけないのよね。あくまで、「切って」細かい正方形に仕上げ なければならない。 ロボやチョッパーで手軽にみじん切りにしたものは、形がバラバラで水分が 出やすい。 それを避けるために、よく研いだよく切れる包丁でもって「切る」のがシズレ。 店に入って最初の頃によく依頼されていたのはソース用で炒めてから使うものだったので、そこまで形や細かさには言及されなかったし(とは言え素人には 無理だと思う)、ところどころ細かくならずにビロンと長いままのものが 入ってしまってもそこまで影響は及ぼさないものだったのだけど。 最近は完全に「冷菜担当の補助」として暗躍しているので、最近やっている エシャロットのシズレは、本当の本当に全てが1�侈に�に揃っていないと すごくすごくそれが悪目立ちしてしまう用途なのです。 これが、私にとってはキツイ。 自分の出来てなさが目に見える形で表れてしまって、「あー」って毎回なる。 刃が研げていないと、刃から逃げちゃうのよねエシャロットが。 そうすると、逃げてしまった部分が長い状態で残ってしまうと。 でも動画を見ても、手順ややり方はほとんど私と同じで、ぶっちゃけ自分が 劣っているとは思えなかったんだよな…。 動画にアップしている人は、ある程度自信があってアップしているんだろう からさ…。 てことで、Amazonでポチりました。 料理人の間では「スチール棒」とか「チャリン棒」と呼ばれることのある、 スチール製の包丁研ぎ棒ですね。 料理人はだいたい持ってることが多いけど、私はわりと職場に据え置かれて いるものをてきとーに使う人間だったので、私物は持っていませんでした。 デカくて長くて重たいし。 だがしかし包丁のせいにはできないし、グランメゾンでいちいちスーシェフ に断りを入れて私物を借りるのが申し訳なくなってきたので、買うことにした。 「48歳、チャリン棒を買う」 と、書いてからホンマにチャリン棒言うんかいなと思って調べてみたら、 チャリン棒は、仏具の「錫杖」のことだった!!笑 よそで言わなくて良かった!!笑 でも何人かいたよ、チャリン棒って言ってる料理人!!笑 何の話(定期) ... 秋物を買う - 2026年09月14日(月) 近況を書こう…と思ったけど、長男の大学のあれやこれやとか、最近の職場 の様子とかは書いたなあ…と思ったりなど。 昨日は、行きつけの洋服屋さんが閉店してしまうとの知らせを受けたので 急いで駆け付けて2着ほど秋物を買ってきました。 「よし買おう!」 って思ったときにはだいたい買わずに帰って来ることのほうが多い私に しては、珍しく2着もゲット。 1着は、一目惚れした短め丈のブルゾン。 若干カーキっぽいグレーで、ドルマンスリーブになっており、サイズ感は ゆったりで試着したら似合ってたのでお買い上げ。 ゆったりサイズは太って見えるから本当に要注意。 そして今はゆったりサイズが大半を占めるので、その中から「必要以上に 太って見えないもの」を探すのはかなり至難の業。 もう1着もかなりゆったりめの作りになっている、一見スウェット風だけど ハイゲージ調なので大人カジュアルというか、綺麗な感じのカジュアルに 着られそうなカットソー。 ポリ100%だから普通にお洗濯できるのもポイント高い。 この歳になって、本当に着るものが難しくなってきたな〜と感じています。 20代の頃と同じものは着られないし、30代の頃に買って、気に入っている からと言って何となく着続けていたものも、あるシーズンに突然 「うわっ、似合ってない!」って感じることも多いし、せっかく見つけた 行きつけの服屋さんは閉店してしまうし… 困るんだよ本当に。 別に、高価なものを身に着けなくても良いと思っている人間ではあるけれど、 かと言って量産型の安心価格のお店のものは、私には本当に似合わなくて。 「誰にでもまんべんなく似合う」ように作られた服は、本当に着こなしが 難しいものだと思います。 その点、私の実妹と義妹なんかはそこら辺とっても上手に着こなすんだけど、 共通していることは、2人ともものっすごくスタイルが良い!! 義妹は全体的にとってもスリムな体型、実妹はあるべきところに肉がある体型。 2人に比べると私はガタイの良い骨太プラスぽっちゃりなので、洋服探しが 本当に難しい! それに私は化粧をほとんどしないので、洋服で身だしなみを整えている風を 醸し出さないと、本当に身なりに構わない小汚いオバちゃんになってしまう。 そんな私は、たまに洋服選びが上手とか上手いこと着こなしてるとか言って もらえることもあるので、 「ああ、少なくとも小汚いオバちゃんには見えていないんだな」 という安心材料にはなっているところ。 「あの人オシャレ!!」 だなんて思ってもらえなくて良い。 ともすれば他人の記憶になど残らないような、街にも他人にも空気にも馴染む 感じのセンスの持ち主でありたいのです。 あ、そういえばグランメゾンに面接を受けに行く前、潜入ランチをしに行った ことがあったんですが、働き始めてから 「食べに来てたんだって?いつ来てたの?全然分からなかった!」 と言われて、内心ガッツポーズをした私です。 多分これって本当にすごいことだと思うんだ。 グランメゾンの支配人やソムリエたちって、かなりの確率でお客さんの顔や 名前、飲んだワインなんかを覚えているものです。 そんな手練れのサービスマンの誰一人として、私のことを覚えていなかった! ということは、私はその場に空気のように馴染んでいたということである! 他人から見たらしょーもないことだと思うけど、気配やオーラや存在感を 消すことに成功していたのだと思うと、今思い出してもニヤニヤするほど 嬉しい。 そして、そういう存在であるために、私はかなり着るものを吟味しているので あります…。 多分この秋は、ショート丈ドルマンスリーブブルゾンと、ハイゲージの カットソーばっかり着ることになると思う…。 早く涼しくなれー! ... 最近の職場風景は - 2026年09月13日(日) どこに行ったって、組織というのは100点満点というのは無くて、どこかしら 問題を抱えているもんだとは思います。 そんな中でも私が今働いているお店は、問題が最小限なのではと…! 思っているところであります。 私が思うそのいちばんの大きな理由としては、「足を引っ張る人間がいない」 ということ。 多分、今いちばん足を引っ張っているのは私ではないかと思う。 しかしいちばん厄介なのは、足を引っ張っているという自覚のない人間で あって、私は十二分にグランメゾンの料理人の方々の足を引っ張っている 自覚がある分、まだマシなんじゃないだろうか!(ドヤァ!) 私の言う、「自覚なく足を引っ張る人間」って具体的にどういうことを言う のかというと、 ・何もかも人のせい、環境のせいにする ・ミスをする、同じミスを何度もする ・それを隠す ・隠すための嘘をつく これらのことを無自覚に行うことです。 こういうことをする方々は、無自覚なので悪意がありません。 本当に人のせいだと思っているし、環境が悪いせいだと思っているのです。 だからミスをしてしまう、それは仕方のないことで、改善のしようも無いと 本当に思っているのです。 なのに上司からはコテンパンに怒られまくるので、それがイヤでミスを隠そう としたり、ミスが見つかった場合には嘘をついてまで自分のせいではない ことを証明しようとします。 これらは全て自分を守るためであり、彼らには本当に悪意がないのです。 純粋に自分を守りたいだけなのです。 ピュアなんです。 こういう人が1人いるだけで、組織の均衡は簡単に崩れます。 そして、2人になるともう完全にコントロールを失います。 さらに3人になると、壊れるのです。 組織がかなり大きければ、2人くらいまでなら抱え込めるのかもしれませんが、 10人程度の厨房だと1人が限界です。 得てしてそういうタイプの人間は手先もあまり器用ではなく、包丁や道具も あまり上手く使いこなせません。 恐ろしいほどに自分に甘いので、他者と比較して「自分が劣っている」「努力 しなければ」という思考にはなりません。 そのくせ他人には厳しく口を出すので、接する人間ほぼ全員から嫌われます。 私は、包丁の扱いが上手いほうだと自負していましたが、今の職場では 多分私がいちばん下手。 尚且つ、時間もかかっているという自覚があります。 だからといって、焦ってしまうと非常に残念な仕上がりになってしまうので、 そこは恥を忍んで、申し訳ないと思いつつも時間をかけさせてもらっています。 でもだからって、誰も私のことを怒ったりはしません。 それは私がパートだからです。 責任が無いから。 というより、そんな責任を私に負わせようという気が社員の方々には毛頭 無いのだと思います。 私がヘマをしたら、私にそれを一任した自分のせいだと思っているのだと 思います。 それが分かるからこそ私はミスできないなと思うし、今苦手としている作業 も、手早く綺麗に及第点を取れるところまで到達しなければならないなと 思うのです。 そういった意識が、上に書いた「無自覚な人々」には欠如しているのだと 思います。 そして、私がそういう意識で取り組んでいることも社員の方々は汲んで くださっているのだと思う。 だからイライラされたり怒られたりつまはじきにされたり邪険に扱われたり しないのかなと。 そうやって、お互いがお互いの気持ちや意識を正しく汲み取り合えている からこその均衡なのかなと思います。 一応言っとくと、いるにはいる、のよ。 こんな店にも、ちょっとアレな人もいるには、いる。 ただその2人は、シフトがかなり少ないアルバイトなので影響が大きくない んですな。 これくらいがちょうど良いわ… 「多様性を認める」は、この程度であってほしい… ミスを何度も繰り返し、隠し、嘘をつく人に対して発動せねばならない配慮 とやらは、私にはできない。 これの怖いところは、「本人は無自覚」ってところ。 「自分はそんな人間じゃない」とは、誰にも言い切れないところが怖いんだ。 ミスを白状するのは、勇気のいることだもんな。 そんな私はミスを白状するとき、 「すみません、私〇〇をやってしまいました。本当に申し訳ありませんでした。 以後気を付けます」 までひと息で言っちゃうこと。 そうすると、あんまり怒られない気がしている。 それを言うことで、以後気を付けるしかないように自分を追い込むんだ! ありがたい職場に当たったと思っているので、周りの人を大事にしていきたい と思います。 そして、今いる社員さんは辞めないでねー!!と思う。 あなたがた1人1人のおかげで、このグランメゾンは成り立っているよー!と、 声を大にして伝え続けていきたい。 私にそんなこと言われたところでなんぼのもんじゃいやけど! ...
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