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ヤバイやつの中にも清涼剤。 - 2022年07月22日(金)

前回の日記で、散々、古巣にはヤバイやつしかいないんだという話をしました。
でもですね、ここへ来て、私にとっては一種の清涼剤ともなるような人が
いることに気付いたのです✨

それはなんと、まさかの49歳の岩田くん。
この方、むちゃくちゃいいやつなんですよ(笑)
むっちゃくちゃ優しくて、むっちゃくちゃ穏やか!!
私に無いモノ全部持ってるって感じがする。

仕事は劇的にできないんだが(笑)

23歳の岩田くんがいた頃は、やっぱりまだ私は「自分がこの店を何とか
しなくては」と思ってしまっていたのだと思う。
相手は社員とはいえ、まだ23歳。
何もかも彼のせいにするには可哀想すぎるし、現実的に絶対に無理。
それを何とかしようと、させようと躍起になっていた部分もあると思うのだけど
49歳が来てくれたおかげで、その気負いがキレイさっぱり吹き飛んだとでも
いうか。

49歳自身は、とても一所懸命働いていらっしゃいます。
でも、分からないことを分からないまま進めて、結果、レシピ通りに出来
上がらないということは多発している。

で、料理長にむっちゃ怒られてる。
最近入ってきたとてもエラそうな35歳のアルバイトにも、むちゃくちゃ
辛辣に当たられてる。

でもその矛先が私に来ることはまずないので、喧々諤々としている彼らを
尻目に、私はとても穏やかな気持ちで(きっと仏のような顔をしているはず)
自分の目の前の仕事だけを進めるという。

で、一所懸命やってる49歳があまりに可哀想になってくるから、時々は
彼の仕事を横目で捉えて、半歩先を見ながらちょこちょこ彼のサポートを
しているって感じ。

きっとお湯が必要になるな、と思ったらお湯を沸かし始める、とか。
「何が無いのか」は多分彼より把握できているので、オーダーが入った時点で
「無いモノを準備し始める」とか。

そのたびに彼は、私のことを魔法使いでも見るような顔をして見ているのか
とても面白い。

「なぜお湯が沸いている…?」
「あ、シイタケが無い。え?カロリィさんがシイタケの飾り切りをしている」
「あ、そうだ、アレやんなきゃ。ん?カロリィさんが終わらせている…だと?」

みたいな。
そんな彼を面白く見ているわけだけれど、私からしてみたら

「普通はできるんやで(*´ω`*)」

という内容のことばかり。
昔の私なら「なんでそんなことも分かんないだよ!!」って思ってたと思う
んだけど、そこらへんは、ホント岩田で鍛えられた。

「ああ、この手の人にそういう期待をしてもダメなんだ」

と、根っこの部分で理解できたのかもしれない。
私にはずっとずっと出来なかった、とても難しくて理解できなかった

・相手に自分と同じことを求めない
・他人に期待しない(←もちろん相手による)

この2つ。

「なんでこんなことも分からないんだ、できないんだ」って思いが出てきた
ときは、

「でも私だって、100mを10秒で走れって言われても無理だもんな」

と思うようにしている。
世界陸上を見ながら、ああこれが100m10秒を実感している。

私が今からどんなトレーニングを積もうとも、100mを10秒では
走れるようにはならないし、160�劼離好肇譟璽箸鯏蠅欧蕕譴襪茲Δ砲�
ならないのと同じこと。

サニブラウンから
「こうやって走れば、10秒切れるよ!」
って教わっても、

大谷翔平くんから
「こうやれば、160�凖蠅欧蕕譴襪茵�
って教えてもらっても、

羽生君から
「3回転半?こうやって跳んで、クルクルッて回って着地するだけ。」
って教えてもらっても、無理なもんは無理。

まあそういうことなんだろう、というのが私の解釈の仕方。

そう言えば、私の人生で何度も言われてきたわ。
「皆が皆、あなたみたいにできるわけじゃないよ。」
という言葉。

ずっとずっと
「いやいやいやwww努力次第でしょwww」
と。

本気で思ってたわ。
だって、こんなに不器用な私ができるんだから!と。

それを言うと、そんなことないアナタは器用よとか要領が良いよとか言われ
たものだけど、それは違う。絶対に絶対に違う。

泣きながら、仲間外れになりながら、少しずつ少しずつ周囲を真似て
学習してを繰り返して、今があるだけだから。
料理人になりたての頃なんて、毎日ずっと泣きながら仕事してたわ。

40過ぎた今、身に余る評価をいただけていると思ってる。

私が他人に怒られた最後は、PTAの副会長になった初年度。
PTAの副会長なんてやりたくなかったし、ナメてたしw、やりたいやつが
やれよって思いながらやってたら、当時のペアの副会長と会長に
めちゃんこに怒られた(笑)

エアコンききまくったファミレスで、寒くて寒くてガッタガタ震えながら
2時間みっちり説教食らいました。

今思えば言ったほうもスゴイし、全然へこたれてない私もなかなかのもんだと
思うわ(笑)

結局そこから8年間、ずーっと途切れることなくPTAの役員やってる。
もうここまでくるとルーティンで、ほぼ完全に先が見通せているし、逆に
何かやり忘れたりやり損ねたりしても、「誰も死ねへんし」精神で全く
焦らなくもなった(笑)

だもんで、人間努力とか忍耐とかでどうにでもなるって思ってたのよね。
(そこに行き着く)

むしろPTAの1件があってから、その思いが強くなったと言っても過言では
ないくらい。

で、その清涼剤ともなっている49歳の岩田くんなんだけども。

現在ウチの料理長と副料理長は筋金入りのヤバイやつらで全然まじめに
仕事に取り組んでないのがスケスケ状態の中にあって、49歳の岩田くんの
まっすぐさとか一所懸命さとか誠実さとかが、ものすごく輝いて見えるのよ。

自分が楽することしか考えてない。
でも結果的に全然楽になってないのにそれに気が付かない馬鹿さ加減。
そしてそれを3年間ずーっと繰り返してるのを見てるしかない凄まじい
罰ゲーム加減。

しかしそんなのはどこ吹く風🌬とばかりに爽やかに仕事を進めていく
49歳は、とても素敵に見えるぞ!!
頑張れ!!
私はキミの隣で生温かく見守っている!!(週に1回ね!!)
そして気が向いたら助けるよ!!



...

古巣はヤバイやつだらけ。 - 2022年07月13日(水)

7月に入ってから、週に1回ずつしかシフトに入っていないカロリィです。
あ〜なんで来週だけ2回入れちゃったのかな。
激しく後悔しているので、来月以降は絶対に週1決め込んでいく所存。

ところでタイトルの「ヤバイやつだらけ」の件ですが。

古巣のお店は、控えめに言って、好意的に見てクズでヤル気のない料理長と
副料理長、それから今は他店舗にヘルプに行っていて不在の岩田、いなくなった
岩田の後に入ってきた49歳の社員(←仕事ぶりはまるで岩田)等々、ヤバイ
やつが8割をしめるヤバイ業態のお店。

ヤバイのは厨房スタッフだけではなく、ホールもだいぶヤバくてですね(笑)

よくよくお店の物を盗んで帰る人がいるのです。
多分もうあそこまでいくと、病気なんだと思います。

周囲にバレバレであることに気付かないはずはないのに、翌日ケロリとして
出勤してきて何食わぬ顔で働き、またお店の売り物に手を付けて帰るという。

40代男性、既婚、子2人。

これまでに、彼が盗んだであろうとされているものは、

�.魯鵐�ー
�△�店の制服
��ペットボトルの飲料
�す盖薀Ε�スキー

といったもの。

いちばん最初に気付いたのは、ペットボトル飲料。
「ん?このお茶がなぜこんなところに?しかも開封済み?」
というところから始まり。

次は更衣室でスタッフが使用しているハンガー。
これは、クリーニングから制服が返ってくるたびに増えていくものなので、
定期的にクリーニング業者に返却したり、時々は処分したりしていたほど
なのに、あるときからそれが全く増えなくなったそうで。
むしろハンガーがスタッフの人数分無いなんてことも。
これまでいちどもそんなことなかったのに、ていう。

そしたら、彼のロッカーの中に束になったハンガーがどさりと入っていた
ことが発覚。
でも彼は「私物を持ってきて使っている」と言い逃れたらしい。

そう言われてしまうと、クリーニング屋から来るハンガーなんてどこででも
手に入れられるものだし(たとえ全く同じ形状のものでも)、それ以上
追及することはできず、そのままに。

しばらく何事もなかったかなと思っていたら、最近またペットボトルの
飲料の減りが早いのではないかとスタッフの1人が気付き、また当該の彼が
用もないのに高級ウィスキーを手に取ったり移動させたりしているのに
気付いた人が監視の目を強めていると…

先日ついに、彼の私物のバッグの中から高級ウィスキーとペットボトル飲料
を発見したんだとか。

週1しか出勤しないカロリィさんはその日いたわけではなかったんだけど、
話を聞くとその後の対応がマズくて、またもや本人に認めさせることに失敗
したとか…!

バカだな〜。
警察案件でしょもう。

旦那にそんな“癖”があること、奥さん知ってんだろうか?
盗んで帰ったもの、家で飲み食いしてんだろうか?
それとも売りさばいている?

そんなこんながある人なので、ある時からシフトをザックリ削られるように
なったんですよね。

子どもは今年に入って生まれたばかりなので、奥さんは現在無職だそうで。
彼一人の収入で、4人家族の生活を支えているということ。
いくら時給が良いとはいえ、短い時には1日3時間くらいで帰らされてる
こともある彼。

とても細身の人なんだけど、賄いをものすごい量食べるらしく。
それも今となっては「家で食べてないんじゃない?」「1日の食事、店の
賄いだけなんじゃないの?」という憶測まで飛び交うほど。

仕事ぶりも「デキる」とは言い難く、それこそほんの3時間ほどの労働時間
の間に確実に食器1枚は割ってるよねというレベル。

食器は割る、お店のものは盗む、仕事は遅い。

ここまでいくと、彼本人がどうこうというより、何故そんな人を雇ったまま
にしておくのかと、会社に疑問しか沸かない(笑)

マトモな人材は、出勤を必要最小限に抑えて、そんなヤバイお店がどうなる
のかと伺っている様子。←今ココ NEW!! といった感じ。




ちなみにですけど週1シフトの私が出勤したら、ちょうど1週間前に納品
されていた洗剤のケースが、1mmも動くことなく同じ場所に置かれていたわ。

で、サラダ油が入っている一斗缶は、空き缶が山と積み上げられていて。

ペットボトルを入れるゴミ箱が満杯になったら、隣にあるビン用のゴミ箱に
までペットボトルで埋め尽くされていたり。

この際もっと言いますけど、ウチの店、ほとんどの冷蔵庫が壊れています。
かろうじて壊れていない冷蔵庫にモノを詰め込んで使用中。
あとは、壊れている中でもまだ調子がマシな冷蔵庫には、氷をいっぱい入れて
使用中。

戦中戦後の冷蔵庫かよ、ていう。

冷凍庫だっておかしくて、一旦溶けたであろうアイスクリームやシャーベット
が再冷凍されたものをお客様に提供中。

それが1万円を超えるコースのデザートとして平気で出すんだから驚き。

フライヤーのコンセントも接触が悪くて、気が付くて電源が落ちていて
油の温度が下がってた!なんてこともよくあることで。

水道の蛇口は、バックヤードにある4ヶ所中3ヶ所が壊れています。
3年半くらい前から壊れっぱなし。

今の料理長・副料理長がうちの店に来たのが4年前なので、彼らのていたらく
っぷりを象徴しているかのような蛇口だなと私は思ってる。

「壊れてます」「壊れました」
という報告をすると、

「そうなんですよ〜。使いにくいですよね〜。」

という同意をしてくれる料理長。
うん。
え?
同意?(笑)

て最初は思ったけど。
4年目ともなればもう誰も何も言わない。
当たり前だけど、誰からの信用もない料理長。

部下からの報告に、同意するだけの料理長。
いや、コレ別に雑談ちゃうで、ていう。



ヤバイやつの話書こうとして、後半はただの悪口なんだけども。
てかただの事実(笑)
故障してるとかゴミが溜まってるとかは、悪口でも何でもなくただの事実!!

私はね?
もともとはね?

人の嫌がる仕事を率先してやるタイプの人間だったんですよ。
ゴミ捨ての時にゴミ箱が一瞬空っぽになったのを見計らって、ゴミ箱そのもの
を洗浄するとかね?

油の一斗缶が空っぽになったら、その手でそのまま廃油缶として使えるよう
加工するとかね?

器具や機材の調子が悪いなと思ったら、苦手なのにドライバー持ち出して
きて解体して内部洗浄したり、緩んでたらネジ締めなおしたり。

優先順位の高い仕事をしていく合間合間を見つけては、そういった雑用を
こなしてもいける、会社にとってはかなり有益な従業員だったわけです。

今となってはもう過去形ですが。
でも料理長にも他の社員にも伝えてます。

「言われたらやります。指示をください。」

と。
掃除してって言われなかったら掃除に充てるための時間は作らないし、たとえ
気が付いてもやらない。
みー−−んな仕事の仕方が無責任だから、私も無責任にならないと、この
店じゃやってけない。

これまで通りの私の仕事の仕方じゃ、今の店には馴染めない。
優先順位を付けて、合間に雑用をするというやり方は求められていない。
「今これやらないと後で自分が困る」ことだけを、やっていく。
ディナーの準備も、翌日・翌々日のことも考えない。
「今」「目に見えてる」ことだけしか、しない。
見ない。
見ないようにする努力を、一所懸命しているところです。

こんな努力、実っても全然嬉しくないけども。
嬉しくないなりに、「ああ、こういう仕事の仕方もできるんだな、私」という
発見にはなったかな。

そんな、クズと盗人のいる店。


...

- 2022年07月11日(月)

私は毎日を全力で生きているので、いつ死んでもいいって思ってます。
と言っても生死の境をさまよった経験はないので、その立場に立たされたら
生きたいと願うのかもしれないけれど。

私は、尊敬できる夫に出会って結婚することができて、可愛い息子2人も
産み育てられて、もうとっくに自分のことは自分でできる年齢に育ちました。

生物学的なメスの役割はすべて終えたと思ってるし、母親としての役割も
もうあと少しだなと思ってるくらいです。

欲しい資格は取ったし、行きたい国には行ったし、住みたい場所には住んだ。
やりたかったことは全部やったと言い切れる。
そうだ、食べたいものは毎日食べている!(笑)

1mmの悔いもない。
人生を全力で生きてる人って、多分皆そうなんじゃないか。
きっと、かの彼もそうだったであろうと私は思う。
だって私がそうだから。(シンプルwww)

ケアが必要なのは、彼の周囲の人だと思う。

私が彼にまつわる事件を知ったのは、仕事帰りの電車の中の液晶画面だった。
1人で電車に乗ってたのに、派手に二度見したし、マスクの下で結構な音量で
「えっ!?」て声が出た(笑)

で、まず思ったのが「奥さん可哀想に」だった。
彼本人のことなんて、これっぽっちも何とも思わなかった。

彼本人は、むしろ本望だったんじゃないのとすら思う。
不謹慎?
でも多分彼も毎日を全力で生きていた人ではなかったか。

私個人は、生前の彼に何の感情も持っていなかったけれど、献花台に訪れる
人々の人数や表情を見ていると、ああ、彼はこの人たちの中にちゃんと
存在していた人だったんだなあと。

でもそれってやっぱり全力で生きている人じゃないと、そこまで人を魅了
できないんじゃないのと思います。

善悪とか好き嫌いとかは、また別のところで。

彼の冥福を祈るとともに、奥様はじめ、彼に近しかった方々、ご自愛
くださいませと願ってやまない。
生きてる人の方が大事。


...

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