明けました2。 - 2016年01月03日(日) 今回のお正月に関しては、お料理の類も(自分が作ったもの以外は)ほとんど 不味くて、実は私体重減りました。 食べてるように見えて、実はあんまり箸つけてませんでした。 出汁はきいてないし、なのに味ばっかり濃い。 しょっぱすぎて食べられませんでした。 材料の大きさはバラバラ、魚介は全て生臭い、そしてそれを切った後の 包丁とまな板でそのままリンゴ切ってリンゴまでが生臭いとかもう。 私無理。 義両親との同居は絶対無理だわ。 そんな予定ないけどw、無理無理無理。 お義母さん、私はお義母さんは大好きです。 でも台所仕事に関してだけは、相容れない。 料理のみならず、衛生観念とかももう全然違うみたいですしね。 お茶を飲みたいと思っても、急須も湯呑もポットも水筒も、全てが茶渋で 真っ黒けっけ!! かろうじて、「お茶入れたよ。どうぞ」と出されたものだけは飲みますが、 それらの道具を使って自分でお茶を入れたいとは絶対に思いません。 このお正月、夫は実家に「会社からお歳暮」という形で『氷見の寒ブリ』を 差し入れました。 2枚におろした半身、の状態で届いたので、そこから先をさばくのは私の 仕事だというのは理解しています。 アラと身に分け、身の部分は届いたその日のうちに刺身とブリしゃぶで いただきましたよね。 問題はアラですアラ。 翌日、血だらけのまんま大量のお湯の中に投入し、非常に薄くて生臭い アラ汁ができてしまいましたよね。 臭かったです。 ああいうもの作るから、子供が魚嫌いになっちゃうんです。 魚介類は、しかるべき下処理をしなければ必ず生臭さが際立ちます。 よほど新鮮であれば別ですが、少なくとも下ろしてから2日経過したアラ ですもんね今回は。 塩を振って酒で洗い、サッと湯通ししたあと汚れをキレイに洗い流してから 調理しないと、アラ汁は生臭くなるんです。 なるべくしてなってるんです。 くっせ! て思いましたあのアラ汁。 せっかくの氷見の寒ブリのアラが…って思いました正直。 ていうか作ってるのを横目で見ながら、ああ生臭くなるなあって思ってました。 でも義父も義妹も「美味しい」って言ってたんで、嫁の私が何を言える 立場でもないと思いました。 「これが美味しいんだ…」とは驚きましたけど。 で、ですよ。 帰宅後テレビの前で夫婦でまったりしていたところ、夫がポンと私の膝をたたき 「そーだ、カロリィちゃん!なんでアラ汁カロリィちゃんが作ってくれ なかったの!?母さんが作ったんじゃ、超生臭かったじゃん!せっかくの 氷見の寒ブリが、いつもの母ちゃんの味になっちゃったじゃん!」 って言われました。 あ、ああ。 私だけじゃなかったんだ〜あれを生臭いと思ったのはって思いました。 「そんなこと言われたって、お母さんの仕事奪うようなことできないし! それはあたしがやりますなんて、嫌味以外の何物でもないでしょうよ? てかあなたはあの味で育ってきたんでしょ?別に平気なんじゃないの?」 って言ったら、 「いや、そうだけどさあ。そうなんだけど、でもカロリィちゃんが作る味を 知っちゃったら、やっぱりそっちが本物じゃん?あれはさすがに生臭いよ。 カロリィちゃんが作ったら、あんなことにならなかったのに…」 とひとしきり嘆き悲しんでいました(苦笑) 味の好みってホントに人によって千差万別なんで、どれが正しくて何が 間違ってるかなんて、無いと思うんですよね。 なので、私が「くっさ!まっず!私が作ったほうがよっぽど…!」と思った ところで、義父と義妹が「美味しい」って言ってる以上私の出る幕は これっぽっちも無いわけで。 基本、私は義母の料理に一切口出ししません。 そんな口出し、ありがた迷惑であり、不要であり嫌味でしかないでしょうし。 聞かれたことには答えるし求められればアドバイスもするけれど、それを 言ったところで守ってる風にも見受けられないし(笑) 「そのやり方だと、こういう理由でこのような失敗になるんです。 だから、こうしてこうすると、ホラ、うまくいくんです。」 とやって見せたこともあるけれど、その次に作るときにはまた元の木阿弥。 まあもうね。 60代ですし。 やり慣れた方法以外はやりにくくて仕方ないんでしょうね。 他の色には染まれないというか。 包丁は恐ろしいほど切れないし、まな板は1枚しかないし(生肉も生魚も 苺もリンゴも全部同じまな板)。 そして洗い方雑(笑) 雑だから、切ったリンゴが魚臭かったことは過去数知れず。 でもそれを、嫁の私がいちいち臭い嗅いだり、いちいち漂白したり、ましてや 「洗いました?」って聞けるはずもありませんしね。 甘んじて受け入れるしかないんです。 子供が小さかったときは、それはそれはもう嫌で嫌で仕方なかったですよ。 お風呂も信じられないくらい汚かったしね〜。 謎の浮遊物がいっぱいの湯舟。 義実家でお風呂に入るたんびにできる謎の湿疹。 替えてるのを見たことがない洗面所やキッチンの手拭き用タオル。 雑巾も何も一緒くたに入れている、タオル用引き出し。 下手したら、床の食べこぼしを拭いたあとのタオルで子供の口を拭かれて オーマイガッ!! それから期限切れの食べ物ね。 去年、2011年のわさびを使い切った〜!と思って「ハイ」と渡された新品が 2008年だったときの落胆ったらなかったね。 数年前のドレッシングもいっぱい。 開封されることなく戸棚の奥に数年眠っている小麦粉な。 『開封後要冷蔵』と書かれていても、意地でも冷蔵庫には入れてもらえない 開封済みのジャムもあるしな。 ああそうだ。 洗濯のやり方も根本的に合わないんだった(苦笑) 義母は、生地も素材も色も気にすることなく、一切合切を裸のまんま洗濯機に 放り込んで洗っちゃう人。 そして干すときは、Tシャツの類を平気でピンチ36個付きとかのやつに、 なぜか逆さまにして干しちゃう人。 対する私は、埃の付着が気になる黒い服は細かいネットに入れ、伸び伸びに なっちゃイヤな綿100%のカットソーなんかは粗いネットに入れる人。 当然、ブラジャーはそれ専用のネットに入れる人。 それから脱ぐ段階で全部裏返しにし、表面の傷みを防ぎたい人。 干す際は、トップスは全てハンガー型の物干しに、なるべく型崩れのない ように縫い目をハンガーに合わせ、靴下はつま先を上に、タオルはたこ足型 の物干しに干す人。 義母は私のTシャツも何でもおかまいなしに、裾の部分をピンチでつまんで 逆さまにして干してしまうので、乾いた時にはめちゃくちゃ変な形になって 歪んだまま畳まれてしまいます。 しかも一度それをやられると、もう元の形には戻らない・゚・(*ノДノ)・゚・ なのである時から、自分のものは絶対に実家で洗濯しなくなりました。 値段に関係なく、びよんびよ〜〜〜んに引き伸ばされてしまいますので。 ブラジャーだって、ネットなしで裸のまんま洗われちゃうし。 安価な商品が買えるひんぬーの方々とは一緒にしないでくださいっ。 と何度言いかけたことか。 あなたがたのブラジャーの、3倍はお値段するんですよっ? いや、洗濯場に置きっぱなしにちゃった私もいけないんだけども。 後で手洗いしよう〜と思ってそのまま置き忘れちゃったら洗われた! 子供たちの洋服はとくに綿100が多いので、裾が妙な形にびよ〜んとなってる ものが多いです。 たとえ義実家で洗濯したとしても自分で干せれば問題ないんですけども、 立派なお姑様はほとんどの家事をさせてくれないもんで…。 ちょっと目を離したスキにびよんびよんにされてたことが何度あったか…。 「あぁっ!干された!」っていう。 あとは、ふろの湯を毎日入れ替えるか替えないかとか、もう家事全般、家の 中のこと全てにおいて私とは常識が違うので一緒には住めません。 3泊4日だってとってもストレス。 良く言えば、おおらか。 細かいことを気にしない。 当然、お義母さん自身もとても器の大きい人。 だからこそ、私のような小憎らしい嫁でもうまく付き合ってくれるんです。 しかしながら悪く言ってしまえば、何でも雑。 料理に関しては、手抜きは責めないけれど抜いちゃいけない手を抜いてる。 抜きどころを大きく間違ってる。 自分が特別キレイ好きだとも神経質だともキチンとしてるとも思わない んだけどな〜。 私の友人たちは、もっとちゃんとしてる人もいっぱいいるし。 まあね。 おおらかすぎる義母と救いようのない義父のことさえ除けば、大変楽しい お正月でしたよ!(楽しかったんかいw) 餅つきに始まり、ソリ滑りに凧揚げ、温泉、イベントいっぱいの冬休み でした♪ ... 明けました。 - 2016年01月02日(土) 冬休み、短かった…(涙) 仕事納めをしたと思ったら、大掃除などまともにやるヒマもなく即恒例の 東北遠征。 断りようのない、東北遠征。 いや東北への強制送還とも言うべきか。 半年前、お盆に遠征した時から既に「次は正月だな」と勝手に決められていた 東北遠征。 いつまで続く、東北遠征…。 暖冬で、10℃を平気で上回る日が続いていた首都圏から、一気に氷点下の世界へ! 着るものに困るわ〜…。 しかもなんでかね、義父は「どーだ寒いだろ」と寒さを自慢。 いや全然お前の手柄じゃねーし。 てかお前修造なみに暑苦しいし。 家に着いたら着いたで今度は自慢の暖炉のおかげで家ん中はあったけーだろ自慢。 外はあんなに寒いのに、家ん中はこんなにあったけーんだぜ自慢。 「都会のマンションよりもあったけーだろ?」って言うけどウチも真冬でも 20℃切ることないんで、別に暖炉は全然うらやましくないです。 好き好んで東北に住んどいて寒い自慢して、今度は家ん中温かい自慢して むしろちょっと暑くて薄着するとか意味分からんしな。 てかウチは暖房器具使わなくても20℃ですし。 夜寝る前、座ってテレビ見るときにちょっとホットカーペットつけるだけ。 エアコンも使わなけりゃ、こたつも無い我が家。 いちいち自慢がうるせーったらない義父。 いちいちこまけー義父。 いちいちうんちく垂れるめんどくさい義父。 ホントもう同じ空気吸うのも嫌なくらいだわ。 今回の遠征では、なるべく同じ空間にいないようにしてました。 自慢やうんちくが始まったらさり気なくその場を離れ、何か話しかけられても それ以上一切話を広げないように即終わらせたり。 「へぇ」「ああそうなんですか」「なるほど」「すごいですね」等、5〜6 種類ぐらいの相槌をリピート。 視線は基本、合わせない。 彼がギャグや冗談を言っても、ピクリとも表情を変えず、聞こえないフリ。 だって嫌いだもん。 でも無視はしないよ。 挨拶はするし、何か聞かれたら答える。 大人だしw それでも、イラッとムカッとくる場面は数え切れないほどありました。 私にくれるって言ってた高級鉄鍋、俺じゃ高級鍋使い切れないからと言って さんざん高級度合いを自慢してきたくせに、なんだかんだ使い道を見つけた ようで、もう使っちゃってたし。 私にくれるって話はどうやら流れたみたいだし。 てかそんなこと私に言ったことも忘れてるんだと思うわ。 その時頭に浮かんだことだけテキトーに口にして耳障りの良いことばっか 言って、挙句それをコロリと忘れて約束破るっていうね。 ま、そういう人だって分ってるんだけど。 信用も何も既にゼロだし。 あとそれから、長男が刺身が嫌いだっていう話になったときに 「カロリィちゃんの家族や親せきに、刺身嫌いの人がいるの?」 とか聞いてくるし。 どういう意味ですかねそれ。 「いませんよ」 としか答えようないんですけど、どういう意味で発したんですかね。 ちなみに私は一切のアレルギーを持たない、ほとんど病気もしない頑丈な 人間なんですけど、ウチの子たちの呼吸器系が弱めなのとかお肌が敏感なの とか花粉症とかは、どっちの家系でしょうかね? お宅のご家族、動物性アレルギーに花粉症に喘息、アトピーのオンパレード ですよね? そのことに関しては、どうお考えでしょうか? って、いっつも思います。 自分に都合の良いことだけ都合の良い解釈をし、自分だけが正義で、自分 だけが正解で、自分だけが正しいことを知っていて、自分だけが正しい ことを貫いていると思ってらっしゃるお義父さま。 そのくせ急ブレーキや急発進、駐車違反スピード違反は当たり前、ペット ボトルの中身を車の窓からジャバジャバと流し捨て、そこいらじゅうで平気 で立小便をし、自分が異端のくせに自分と違う考えの持ち主を全く認めない どころか全ての他者をバカにして、ご自分はヒエラルキーの頂点にいると 思い込んでいるお義父さま。 昨日言ったことと今日やってることが全然違うお義父さま。 ちょっと気に入らないことがあると、すぐ声を荒げるお義父さま。 すぐキレるお義父さま。 そんなお義父さまが、私は死ぬほど大嫌いです。 唾棄すべき存在だと思っています。 私が写った写真を年賀状に使わないでください。 仲良し家族アピールの道具にしないでください。 以上、義父への愚痴でした。 年明け早々すみませんね。 でも毎年毎年、愚痴らなけりゃやっとれんのですよ。 義母のことは、また次回。 ... 今更だけど、クリスマスのこと。 - 2015年12月27日(日) 終わった。 私のクリスマスが、やっと本当の意味で終わりました。 今年のクリスマススペシャルディナーのデザートの話が出たのは、11月に なったばかりの頃でした。 例年なら10月下旬には出てくる話題なので、ちょっと遅めのスタート。 さて何にしようかというところから始まり、料理長からは 「やっぱりチョコレートは使わないとね…」 というものすごくざっくりした呟きが漏れました。 昨年は『トルタ ディ チョコラータ』、その前は『ガトーショコラ』、いつ だったか、もう人手不足過ぎて定番の『ティラミス』だったこともあった。 そこへ来てのチョコ縛り。 チョコレートの扱いって、けっこう専門知識を必要とします。 なので私としては苦手分野(苦笑) チョコレートと飴細工とパン作りは、それぞれ別々の専門知識が必要だと 思ってます。 言ってしまえば、できれば避けて通りたい道(苦笑) シロートが簡単に手を出して良い食材ではないのだ。 私は、満遍なく何でも作れるという強みはあるけれど、コレ!と言った 専門知識を持ち合わせていないのが弱点。 料理長は、クリスマスのメニューが決まらない決まらないとずっと頭を 抱えていました。 私も一緒に考えたほうが良いのかな〜?とも思いましたが、別に要請される わけでもなく、任せてもらえるわけでもなく。 何となく料理長は自分で決めたいのかな?と感じられる節もあったので、 最初は見て見ぬふり(というか決定が下るのを黙って待ってただけ)を していました。 そうこうしているうちに、日程的にそろそろ決めないと厳しくないか?って いうところまで来たので、私も昔のレシピを引っ張りだしたり、手持ちの 専門料理(という雑誌)やシェフ(という雑誌)辺りを参考に、何か良い アイデアは無いものかと考え出しました。 なかなかね。 難しいんです。 しょせん(と言っちゃ何ですが)、ケーキ屋ではなくてレストラン。 ケーキ屋のような細かい温度設定の利くオーブンがあるわけでなし、大きな ケーキが丸ごと入れられる冷蔵庫があるわけでなし、機材の類も然りで 専門的な道具があるわけでもない。 手持ちのレシピを使うにしても、ウチのレストランで作れるように配合を 計算しなおさねばなりません。 けっこーーーなお手間ですそれって。 ぶっちゃけ、お昼だけ働くパートのおばちゃんがやるこっちゃない。 話を戻して。 条件は、 *「チョコレートを使った菓子」であること。 *季節柄や見栄え、原価的なことを考えても「苺を使用する」こと。 *場合によっては2種盛り(ってことはもう1種類考えねばならないということ!) *そして、15,000円のコース料理のデザートに相応しいものであること。 難 条 件 す ぎ る 専門知識の無い私が知ってるチョコレート菓子と言えば、それこそガトー ショコラかフォンダンショコラか。 フォレノワールじゃちょっとデザートには向かないし…。 といったようなことを考えており、ふと「オペラとかどうだろう?」と 思いつきました。 作ったこと? ありませんよ(笑) 変形型は作ったことあるんですが、あの真四角の、表面テッカテカの、金粉 とか吹き付けられて、極め付けに表面に「Opera」て自己主張ハンパない タイプは、作ったことないし、作ってるとこ見たこともない。 でもまあレシピは料理長が下してくれるだろうし、作り方も、料理長なら ある程度は把握しているであろうってことで、とりあえず1人勝手にオペラ 推しでいくことに。 オペラだけ決まってもしゃーねーべってことで、皿を彩る赤いソースも検討。 普段は、超ありがちなフランボワーズピューレを使ったソースを使用して いるので、それよりは多少手の込んだものを。 ほうほう。 ガストリックね。 テレビでも色々特集されて、一般的にもちょっと認知されている様子。 そこで、私が引っ張ってきたのは『ガストリック・フリュイルージュ』。 訳すと、赤い果物を使ったガストリック。 ガストリックっていうのは、甘酸っぱいやつです。(←説明雑) それプラス、アイスクリームかシャーベット的なものを添えれば、それなりに 見栄えすんじゃない?ってことで、大まかなレシピと、仕上がりをイメージ したイラストと、それぞれのアイテムの推しポイントを整理した上で、 料理長に提言。 すると料理長、私からそこまでのアプローチを予想していなかったのか ちょっと面食らった顔で 「…。うん…。良いんじゃない?とりあえず、試作してみれば?話はそれから。」 と、いともアッサリ! うそん。 アイデア丸ごと採用!? え、でも試作って言われても、私オペラのレシピなんかひとっつもないよ? 私が持ってないってことは、料理人は誰も持ってないって断言できるくらい だよ?(笑) ええええぇぇっ!? アイデア採用は嬉しいけど…。 レシピももらえず「じゃあ作って」って言われるだなんて、思ってもみなかった! てことで、悩んでてもしゃーないんでレシピの作成からスタート。 とりあえず、自分としては「簡単に」作りたかったんで、家庭用にアレンジ されたものを、今の厨房で作りやすい量に計算をし直し。 試作してみたものの、ど〜〜〜もイマイチ(苦笑) 家庭用レシピの何が面倒って、分量のところに「小さじ」とか「粉ゼラチン」 て書かれてあるところ。 厨房では全てグラム単位で計量するので、大さじや小さじというものは 常備されていません。 あと、ゼラチンは粉ではなく板を使うので、そこの換算も必要。 それをさて置いても、試作したものがあまりにイマイチな出来だったので レシピごと却下。 やっぱプロ仕様の本から引っ張るべってことで、大昔に買った分厚い レシピ本から抜粋。 しかしながら、あまりに本格的過ぎる材料は、逆に余らせてしまったときに 他に使い道がないっていうんで出来れば発注したくない。 そこら辺の兼ね合いとも戦いつつ、省ける材料は省き、勝手にアレンジでき る部分はアレンジを加え、わりとオリジナルなレシピができました(笑) まずは、ビスキュイジョコンドと呼ばれる生地の試作。 ジョコンドは、普通のジェノワやビスキュイに比べてアーモンドプードルが 大量に入ります。なのでわりとどっしりとした、重めの生地が焼き上がります。 60cm×40cmのものを焼き、それを四分割し、1枚目にはコーヒー味のバター クリーム、2枚目にはガナッシュチョコレート、3枚目にもバタークリーム、 最後の4枚目の上にもバタークリームを塗り、さらにその上からグラサージュ ショコラと呼ばれる上掛け用のチョコレートをかけて出来上がりっていう。 非常に、非常に手の込んだ一品です。 当然、ガナッシュ、バタークリーム、グラサージュショコラ、それぞれに 試作が必要で、またそれを重ねて食べてみてから、また加減するという。 もうね。 試作だけで3週間ぐらいかかった(苦笑) だって、普段のオーダーこなしながら仕込みもしながら、おまけに夕方まで には帰んなきゃいけないんだから。 で、最終的に料理長に 「できました。コレでどうですか?」 と提出したオペラは、 「美味い!カロリィさん、さすが!美味いよ、美味い!」 と最高の評価! いやぶっちゃけ、涙出るほど嬉しかったんですー。 正直、途中で何度か 「諦めていいですか料理長…」 「オペラ、仕上げられないかもしれません料理長…」 「もしダメだったらガトーショコラに逃げて良いですか料理長…」 と何度か泣きついたんですが、笑いながら 「逃げるの?逃げるんすかカロリィさん。それでいいの?」 って言われ、返す言葉もなくまた試作を繰り返すっていう日々を繰り返して たんで、最後の最後で2Thumbs up のポーズで褒められた日にゃ、年甲斐も なくちょっと泣きそうになりましたよね。 料理長のOKをもらってからは、クリスマスに向けて、ひたすら400名分の オペラの仕込みに没頭。 ひたすらジョコンドを焼いては冷凍保存していき、ガナッシュやグラサージュ は日持ちするんで一気に仕込み、その他の細かい材料はその都度作ったり クリスマスギリギリになってから仕込んだりしていきました。 よくやったよ。 よくやったよ自分。 上記のもの以外にも、ケーキを重ねるにはアンビバージュと呼ばれる、生地に 染み込ませるためのシロップも必要だし、バタークリームにコーヒー味を 付けるためのカフェコンサントレと呼ばれるものも要る。 盛り付ける段階ではガストリックだけでなくチョコレートソースも使うし、 チョコ味を付けた生クリームも飾るし、チュイルと呼ばれる焼き菓子も 仕上げに置いたりするし、ピスタチオをローストして細かく刻んだものも パラパラッと撒いたりしますから、実際のところは「オペラ作る」だけじゃ 全然済まないんですよね。 それを、全て400人前。 よく頑張った。 よく頑張ったよ自分。 だがしかしですよ。 たしかに頑張りましたよ。 でもその頑張りが見えて成果も出してるだけに、もし料理長が私のやり方に 異論があっても、料理長ですら私に物申せないのではなかろうか?と思い、 社員の1人に聞いてみたんですよ。 「料理長、私のこと何か言ってませんか?ああいうとこが困るだとか、自分勝手 すぎるとか、やり方が気に食わんとかそういうこと。」 と、結構な覚悟の上で聞いてみたんですけど、返ってきた言葉は 「いや。むしろ褒めてた。カロリィさんは素晴らしいって。お前たちも カロリィさん見習えって、俺ら超怒られたんだよ。」 と!!! ま、まままマジすか。 何か今年、何もかもがうまく行き過ぎて、2016年を迎えるのが怖いくらい なんですけど! SS席で花組観れちゃったりとか、ちょっと上向きすぎじゃありませんかね!? 来年、いったい何が起きるの!? 身体だけは大事にしたいわ…。 健康さえ維持できてれば、だいたいのことは乗り切れるから。 来年、何事もありませんように!!! とにもかくにも、クリスマス上手くいって良かった! ...
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