先日はお返事有難うございます。 御質問のお答えをして頂きありがとうございました。 父の事では・・・ そうでしたか、私が思っている以上に無理をしているんですね。 本人も最近人間ドックに行ったらしく体調面的に(最近太ってきたらしく) 気になっているようで少しそちらに専念して行きたいと 思っているみたいです。 私はあまり心配しすぎないように杏珠先生がおしゃるように 見守って行きたいと思います。有難うございます。
お釈迦様の御質問について・・・お忙しい所すみませんでした。 お釈迦様がお話になった言葉を弟子の方達が残した物がお経で、 観音様が般若心経をシャーリープトラという方に 説方して言ったという事でしたが・・・ 一つ気になった事がありましたので・・・ お経は・・・悩める方達等の為に説方されたという事ですよね。 般若心経は・・・何の為と言っていいのか分かりませんが説方されたのでしょうか? 変な御質問になっていたらすみません。
それから御質問といいましょうか・・・ 唐突ですが、神様と言われる方達が一杯いらっしゃいますよね。 御仏様も一杯いるのかな・・・と思ってしまいました。 お釈迦さま=御仏という事でしたが・・・
違った意味になるのかもしれませんが 亡くなった方をよく、仏様と言いいますが・・・ それはまた違う事になるのでしょうか・・・ すみません何を質問したいのか自分でも良く分かっていないようで・・・
神様と仏様の境目といいましょうかそういった事が良く分からないと 自分では思っているのかもしれません・・・
そして杏珠先生が薦めて下さった、 『法句経』『ほうげきょう』と読むのですかね。 こちらを本屋さんに行きさっそく探した所 一冊この本があったのですが・・・私にとってはですが 凄い分厚い物でした。もっと種類があるのですかね・・・ 今度、他の本屋さんも行って見ようかとも思っています。 でも私に読めるのでしょうか、本をあまり読む方ではないので・・・ (一部抜粋)
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メールを拝見いたしました。 頂いた質問に対する答えは・・・
※般若心経もお経です。
観音様が舎利佛に説法をしているという形で語られていますが・・・ 仏教のお経に全て共通していますが、 『人はどのように生きていったら良いのか』 『どのような生き方をすれば苦しみ・悩みを無くしていけるのか』 という事が説かれているのです。 (因みに、先日の補足ですが・・・般若心経はインドで説かれたものを中国の三蔵法師が漢字に訳したものです。)
※御仏様は、菩薩様・・・如来様・・・など数多くおられます。
亡くなった方を「ほとけさま」と呼ぶ事もありますが・・・ これは本来の仏教的な視点からみればおかしな事だと思います。
御仏様とは、悟りを開かれ、輪廻の輪から解脱された気高い存在ですから、私達凡人が死んで御仏様にはなることは出来ません。
※神様と御仏様は、全く違う存在になります。
仏教的に言えば、 御仏様=この世を創造している存在であり、 神様=物に宿っている御霊で未だ輪廻転生の輪に居る存在 と言ったらよいのでしょうか。
※法句経は『ほっくきょう』と読むのです。 亡くなったお祖母様が仰っておられたものとは違うと思います。
最後に・・・ 法句経の本、神様と御仏様の存在、お経の意味もそうですが、 どれも「感性」の問題ですから、言葉で説明する事は難しいのです。
これは、いくら言葉で説明を聞いてもまず理解する事はできませんから、 きちんとした仏教書をいろいろとご覧になっていただいた方が良いと思います。(但し、新興宗教関連の方がお書きになったものはお止めください。考え方がかなり偏っていますので)
『百聞は一見にしかず』です・・・ (全文掲載)
杏珠
2005年06月17日(金) |
謙虚さを忘れずに過ごして行こうと思います・・・ |
杏珠先生
お返事ありがとうございました。
どこかで分かっていたのに、 何故あそこまで気持ちの切り替えができなかったのか・・・ 金銭的な欲と友達への面子だったのかな?と思います。
どうして日本人だからって悪い労働条件なのよ!?と 目先の”損をしたくない”という気持ちが確実にありました。
こちらで日本がらみの会社経営をしている人たちは 全員がズルがしこいビジネスをしている・・・ そんな人の下で働くなんて絶対嫌だ!!そう思っていました。
しかし前回ご報告をした次の日、2日目の仕事中に オーナーの(省略)さんに日本にいた頃の様子を聞く機会がありました。
最初は全く日本語が話せなかったので、チェーン店居酒屋の洗い場だったそうです。でもいつかはウエイターがやりたい!と思ったそうです。 なぜならその店のキッチン内で働いている人達は あまり教養の無い人たちだったようで、 すぐに人を罵るような言葉を発するし、会話内容も薄かったから。 とはいえ学校に行く余裕も無かったので自己流に学ぶしかない・・・ ということで、子供用の50音表を買ってきて洗い場の壁に貼り、 従業員の人に協力してもらいながら一生懸命覚えたんだそうです。
日本ではどこに住んでいたのですか?と聞いたところ、 北海道から東京・名古屋・大阪・鹿児島・・・いろんな地名が出てきました。「ほら、日本人は地方に転勤とかしたがらないでしょ? 結構いろんな所を2週間単位で行かされたりしたんだ〜」 と言っていました。
しかし最後に「でも私が日本で出会った日本人はみ〜んな良い人だった。 本当に親切にしてくれたの。」
こうして(省略)さんと会話をしている時、 自分が恥ずかしくて逃げ出したいほどでした。
自分が今までどれだけ奢っていたのだろう・・・。
先進国といわれる日本国籍な自分・・・ そんな能書きを自然に考えていた自分。 土地柄と業界柄だけで目の前にいる人を決め付けていた自分。
歳のわりには人一倍人間と接して、色んな場所に居たから、 識別目は鋭いつもりでいたのかもしれません。
実際にズルい商売をしている人がこの街にいるとしても、 例えば突然私一人でビザ取りから経営までやれ! と言われたらとうてい出来るはずもないわけで、 そういう意味でも安全に働ける環境を用意していただいている有難さという とても根本的なことを忘れていました。
奥さんも英語では口数が少ないというだけで、 とても真面目な方に感じます。 そして2人とも自らくるくるとよく動いて働いている人たちです。
お客様も土地柄か奇抜なファッションの人や 同性愛者カップルなどが沢山いらっしゃいますが、 みなさんとても物腰が柔らかで丁寧に言葉を発する人が多いようです。
ここで教えていただける事はまだまだ沢山あるように感じています。 悪い意味で慣れてしまうことが無いように、 謙虚さを忘れずに過ごしていこうと思います。
適切なご指摘ありがとうございました。 それではまた、ご連絡いたします。(一部省略)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 メールを拝見いたしました。
貴方の目に懸かっていた「こだわり」という曇りは、 どこかに飛び去ってしまったようですね・・・ 本当に良かったと思います。
人間は皆、それぞれの立場で一生懸命生きているのです。 それに関して否定をしないこと・・・真っ直ぐに見つめる事、 を決して忘れてはいけません。 これは私自身も常に心がけています。
貴方が今過ごしている時間は、本当に貴重な時間です。 しかし、それを手に入れることが出来たのは ”貴方自身のひ たむきな頑張り”があったから・・・ 頑張っている人の周りには、同じように頑張って自分の夢を実 現させようとする人が集まってきますし、知り合うものです。
しかし、それは「肌の色の違う人」かもしれません。 「言葉の違う人」であったり、「宗教の違う人」「立場の違う人」 「年齢の違う人」「育ってきた環境の異なる人」かもしれません。
どうか、そういった素敵な輝きをもつ原石のような人を ”こだわり”という色眼鏡で見て判断する事がないようにと願って います・・・(全文掲載)
杏珠
2005年06月14日(火) |
こだわりが苦しみのもと |
杏珠先生
日本は梅雨入りしたとのことですがいかがお過ごしでしょうか? (省略) さて、仕事探しについてのアドバイス、ありがとうございました。 実は”ローカルにこだわらなくても・・・”というお返事、 予想はしていたものの少し悲しかったのが本音でした。
こんなに頑張ってるんだし、(交通費を浮かせるために家から片道1時間の距離プラス、シティ内を4〜5時間歩き回る日々でした) もう少し頑張ればきっとどこかで雇ってもらえるのでは・・・ ここで諦めたらなんだか勿体無い気がする・・・そんな気持ちでした。
しかしそんな気持ちとは裏腹に体にボロが出てきてしまい、 お返事を頂いた次の日、シティの真ん中で足の水ぶくれが破れたのと同じ頃に筋肉痛で一歩歩くのも辛い状態になってしまいました。 その時「あぁ、今回はこの辺が限界かもしれないな・・・」と自然に思えました。
実際建設的に考えれば今の住まいの状況など、恵まれて感謝すべき部分は沢山あるわけですし、もうすぐ日本の観光シーズンになれば 日本語をアドバンテージとして雇ってくれるローカルも出て来ると思います。それまでに日本系のお店でこちらでの基本的な仕事をしっかり覚えておくのも今後のために大切だと思いました。
ということですぐに日本系のレストランにいくつか情報を集めてみたところ、めずらしく私の家から一番近く、値段も少し高めで有名なお店が 今求人をしていることが分かりました。
早速連絡してみると受け答えが英語・・・ しかも日本人なまりでもない英語。 面接に行ったところ、この日本食レストランのオーナーはミャンマー人でした。(後から知ったのですが、オーナーは8年日本に(不法滞在だったようですが;)いたので日本語堪能な人でした)
(省略) そして昨日初仕事をしてきたわけですが、仕事内容自体は難しくないものの、お客さんとの言葉の壁というのがやっぱりあるものだなぁ・・・ と改めて思いました。
日本食レストランとはいえ甘くみれません。 本当にやってみないと分からないものですね。
そしてもう一つ気になったこと・・・お店全体がなんだか元気が無く寂しい感じなんです。オーナーとその奥さん(中国人)が経営している店なので、 もしかしたら日本人の感覚故にそう思うのかもしれませんが、 特に奥さんが寂しげ・・・話かけても話題が弾みません。
でもここで長く働いている従業員曰く、この奥さんの性格や言い方のキツさが嫌で辞めていく人が多いんだそうです。
一般的に言われる中国人気質なのか、 (省略) はたまた敬謙なカソリック(御夫婦共にです)と無宗教といわれる日本人とのギャップなのか・・・
何より私はまだまだ仕事になれていないし、 お2人ともほとんど接していない状況なので判断しかねますが、 このあたりの様子見は慎重にしていかないといけないかな?とも思いました。
ところで余談になってしまうかもしれませんがもう1つ・・・ 最近歩き過ぎてしまったことの名残かもしれませんが、 体の節々の痛みがなかなか消えないでいます。 10代の頃のように一晩寝て元気にはならないのね・・・ と思っていたのですが、首の付け根のお話が宝箱に載っていて、 少しドキリとしています。
背中の延長上の、首骨と背骨の接続部分がピンポイントでとても痛みます。 たまにボキボキと関節音が鳴って少しスッキリしたようにも思うのですが、 やっぱり痛みが引きません・・・姿勢や歩き方等気を付けてはいるのですが・・。
私の思い違いかもしれませんが、何かのメッセージだったら?と少し思いまして・・・。(一部省略) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メールを拝見いたしました。
アルバイト先が決まったとの事・・・良かったと思います。
貴方のメールを拝見いたして一番強く感じた事は、 『こだわり』というものが貴方を苦しめている・・・と言う事です。
貴方は、(省略)に永住を希望されて海を渡ったのでしょうか? それとも(省略)に就職先を見つけるために行っているのですか?
英語を身につけるために、 さまざまな事を乗り越えて(省略)に行っているのではなかったのでしょうか・・・。
貴方が見つけたアルバイト先は、 英語を話すのに恵まれているのではないでしょうか。
どんな経験も、今しか出来ない経験です。 人のうわさや貴方のこだわりで・・・ 相手の人間性や真実を見誤る事ほど残念な事はありません。
納得できない事を相手に対して求めるものではなく、 『今の自分』に対して求めなければ、 真実は見えてきません・・・
貴方の首付近の痛みは、霊的なものなどではありません。 こだわりが生んだ「苦」のうちの一つだと視えます。 (全文掲載) 杏珠
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