| 2004年12月04日(土) |
貴方の御祖母さまは・・・ |
今晩は、AYAダイアリーの供養1を拝見いたしました。 供養に関してやはりそうなのだと感じてしまいました。
僧侶で御仏に近い方ではないと本当の意味での供養には ならないのだと・・・
ずっと疑問だった事が少しずつですが分かって来た様に思います。 私の祖母のことですが信仰心があると人でした。 幼い頃から祖母がご先祖さまに対して熱心だった感じを覚えています。 意味が分からなかった私はただ脳裏に焼きついているだけだったのですが 生きている最中はあまり幸せではなかったのかなという光景も今思い出せば 記憶にあります。泣いていた祖母の記憶があります。 お墓参りや何回忌、お経を説いてる祖母がいました。 お坊さんの所にも良く行っていた祖母がいました。
ただ私は深い意味としては分からず、そういうことが必要という事でしか 思っていませんでした。 祖母は三人兄弟の長女で二人弟がいました。 深くは良く分からないのですが、去年位に母から聞き その弟のどちらか分からないのですがあまり仲良くなく 弟どうしで争いもあったとの事を聞きました。 どうも祖母のご先祖様は武家の出身という事で弟達が それを守る為お墓の引越しやお墓の拡大もしていたようです。 弟兄弟夫婦やその子供達、私の母にとっては子供達は従兄弟にあたりますが あまりここ何年も良い状態ではなかったようです。 私の家族同様、離婚したり問題が色々あったようです。
祖母は結婚し実家の方は出ましたが、兄弟皆信仰心があったようです。 でも母に去年聞いた時何故か不安を覚えました。 立派なお墓も立て私も小さい頃から連れていかれてましたが 何故このように各、親族で問題が出てるか疑問でした。
母はあまり深く考えていないようでしたが、心では矛盾が私にはありました。 お墓参りをして何回忌には供養をしてと言われてきて・・・ ご先祖さまを大切にと・・・ ではどうして?と思う自分はおかしいのかなと思っていました。 考えすぎで変な娘としか母は思わないかもとか・・・ 母は私が古臭い頭の人間で時代遅れと思っている所もあるので・・・
ずっと祖母の存在は思うのですが、 祖母が何か私に伝えたいのでは?と思うのです・・・
間違って教えていただいてきていたので「おばあちゃん守ってください」 と願うようにと・・ 本当は何か伝えたいのではと・・・・今私は聞く必要があるのか分からない 部分があります。実際供養の方をお願いしていますので今聞かない方が 宜しいのかもと思う自分もいます。 もし供養が一段落してからの方が宜しければその時にお聞きしたいのでが。
お忙しい所申し訳ありませんがお返事お待ちしております。(全文掲載)
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お祖母様に関して・・・確かに、苦しみゆえからのようですが 『信仰する』という事を、間違えて捉えてしまっておられたようですね。
先日のダイアリーでもお話したように、 『良くなりたいから』が先にたった信仰や供養は、かえって障りを受けて苦しみを自分で大きくしてしまうものです。
人一倍手を合わせる機会が多かったのに、貴方からみても幸せには見えなかった・・・でも、亡くなられた後でお祖母様自身が気づかれた事も多いと思います。
そして、お祖母様が何だか気になる・・・と貴方は仰っておられましたが、なるべく気にしないようにしていくべきです。
貴方が知らず知らずのうちに心の中で呼んでしまったせいか・・・ お祖母様は、どこにもいけず貴方の傍に立っておられます。 考えるのでしたら、『はやく彼岸へ旅立ってね』と思うように してあげてください。 変に不安がったり、考えたりするのは、お互いにとって非常に 悪い結果を生み出すだけとなってしまいます。
貴方は(省略)の極密祈祷と供養でよき方向へと流れていけるように、 流れに逆らわずに・・・が大切です。
そしてもう一つ大切な事ですが 『元気に明るく毎日を過ごして頂きたい』と思います。(一部省略・改訂)
杏珠
| 2004年12月03日(金) |
因果応報なのです・・・ |
こんにちは。 ダイアリーを拝見いたしました。 いつもいつも質問攻めで申し訳ないのですが 今回も教えていただきたいことがあります。 とてもマニアックな質問かもしれません。 とても些細なことなのですが・・・
供養を求めている方々、 『助けて欲しい』『苦しいからなんとかして欲しい』 これは、あの世に行きたいのに何らかの事情で行かれなかったために (成仏していないという表現でよいのでしょうか?) 生まれる感情なのでしょうか? なぜ苦しいのでしょうか? 何を助けて欲しいのでしょうか? 成仏できていないとしたならば、なぜできなかったのでしょうか? 皆同じ人間なのに。 藁をもすがる思いということは相当の苦しみですね。 ダイアリーを拝見して、僧侶の方々に供養していただく理由を とても素直に納得しました。
細かい内容で申し訳ないのですが、とても気になりましたので。 答えられない質問でしたらごめんなさい。(全文掲載)
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大丈夫です。質問やちょっとした疑問から大きな学びになる事 も多いのですから・・・ 『これはどういう意味なのだろうか?』という事すら考えない で通り過ぎる・・・これでは成長することは難しいのです。
『苦しいからたすけて欲しい』『誰か気づいてくれ』
このような苦しみを味わいながら、この世に留まっておられる方々は、 何故そのような苦しみを味わっているのか・・・
色々な原因が有りますが・・・まず、共通しているのは自分が 死んだという事すら解っていないという事です。
自分の人生に納得できず、まだまだ生きていたいという未練(欲)が多くて、死んだ事に気づかない・・・死にたくない。
そして自殺をしてしまった人は、何百年という単位で自殺した場所に縛られてしまっています(地縛霊となってしまいます)。
そして、生前の行いによってあの世にいけない人。
このような方々があの世に行く事も出来ず、自分が死んだ事す らわかっていない状態で、この世にとても数多く漂っています。 そして、波長の合う人間に憑いて障りを起こすのです。
貴方は、『皆同じ人間なのに』と仰っておられましたが、確かに 同じ人間だから公平・平等に自分の作った業・因縁によりそのような 苦しみを味わっているのです。
そして、自分自身で既に死んでいる事に気付き、生前の自分の反省が 出来た方から公平に、あの世へと旅立ち・・・ 更に何十年何百年という気の遠くなる時間をかけて、 自分の行い考え方を悔い改めて、 また新しい命を受けてこの世に生れ落ちる事が出来る・・・ 解っていただけましたか?
『あんなに悪い人間なのにどうして何のバチも当たらないんだろう。 これでは正直者が馬鹿を見る』 そういう気持ちをもたれる方も多いと思いますが・・・
お釈迦様の説かれたように、『因果応報』というこの世の理は 本当に有るのです。
とても難しいお話になってしまいました・・・ 何か感じることや変化がありましたら、お便りください。 お待ち致しております。(全文掲載)
杏珠
| 2004年11月29日(月) |
先祖供養について質問があります・・・ |
先祖供養に関してのことなのですが、 私は今、六明師様に先祖供養を含めた ご祈祷をしていただいておりますが、 家で私たち家族がすべき供養の礼儀というか、マナーについて うちにはちょっとどうしたらいいかわからない問題がありまして 仏道に携わっていらっしゃいます杏珠先生に お尋ねさせていただきたいのです。
うちには父方の祖父母のお仏壇がありますが、 母方の祖父のお仏壇もあります。
父方の祖父は生前に、母方の家の仏壇など家の中に入れるな と厳しく言っていたのだそうですが、 母方の家は、祖母も高齢で施設におり、 母の兄と妹も2人共、障害を持っていて、 家を継げるような人がおらず、 他にお仏壇の引き取り手もなく、母が引き取りました。
母はその祖父の言ったことを気にしていて、 父方のお仏壇は家の仏間としている部屋にありますが、 母方の祖父のお仏壇は、母の部屋にあります。
母は毎日、父方のお仏壇にはお線香をあげ、手を合わせ、 お水を替えたりなどしていますが、 母方のお仏壇のほうには、たまーに手を合わせる程度で お手入れもあまり行き渡ってなく、なんとも殺風景なお仏壇のようで、 母方の祖父のお墓参りも亡くなってからずっと行っておりません。
(省略)
母方の祖父が亡くなってから、もう15年くらい経つと思いますが、 その間、母には祖母の問題や兄弟の問題などで (省略) 祖父の供養のことに関係しているのではないかと思ったのです。
母は(省略)にお嫁に入った人間ですが、 実家のお仏壇を引き取ってしまった場合、 どのように供養すればよろしいのでしょうか? 父方の仏壇と同じ部屋には並べず、 そのまま母の部屋に置いておくのがよろしいのでしょうか? また、お墓のことも気になります。きっとお墓参りして 手入れする人間は他にいないように思うのですが、 母が定期的にお参りに行くようにしたほうがよいのでしょうか?
(省略)
そもそも、うちの誰も正式なお仏壇のまつり方がよくわからなくて、 父方のお仏壇さえも、お水とお線香は毎日あげておりますが、 お供え物はあげたことがなかったような気がしますし、 お花もたまにしか飾っていません。
こういうことは宗派にもよるのかもしれませんが、 大体にして共通する最低限のマナーと 今うちでしてしまっていることなどでタブーとされることが 何かありましたら、教えていただけませんでしょうか。
(省略)
余談になるかもしれないのですが・・・・ 今、ご祈祷8回目も終盤に差し掛かっておりますが、 3クール目に入ってからは、どうも自分の心の中から移行して、 身辺整理に入ってきたような感じがします。
(省略)
ご祈祷っていうものが、 自分に具体的にどういうふうに働いてくるのか 正直さっぱりわからないまま開始させていただきましたが、 こうして進めてくるにつれて、日々を積み重ね、振り返るほどに、 なるほど〜。と思える進展具合というか、その時期に起こる 自分にとっての意味が目に見えてわかって、 何と言うか、こう言ったらちょっとおかしいのかもしれませんが、 おもしろいです。
きっとご祈祷をしないままでは、この先どれだけかかっても 自分ではここまで気づいて片付けられなかったと思います。 それだけ、細かいことにいちいち目が向きます。 まあいいやって、ないがしろにできない状態にあります。 どれだけ自分が無駄な荷物を背負っていたか、よくわかります。 どれだけ自分の当たり前が奇跡的だったか、よくわかります。 自分に見えるのがいいことだろうと悪いことだろうと、 何ヶ月もの間に渡って、そういう気づかざるを得ない問題が 次から次へと降りかかってきて、本当に疲れるんですけど、 何度も「参ったー。」と、音をあげてしまいそうになるんですけど、 私としては、今こうしてどんどん自分をコンパクトにシンプルに できてることがとても気持ちよいです。とても感謝しております。 (一部省略・抜粋)
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メールを拝見いたしました。
頂いたご質問に関しての答えをお話いたします。
まず、貴方のお宅にあるお母様が持っていらしたお仏壇に関し て・・・
(これからお話しする内容は六明師も同じ意見をお持ちです) こちらの仏壇と中に安置してお位牌が有ると思いますが、その 両方とも貴方のお宅に、このまま置いておく事はとても危険です。
例えお母様のお部屋であっても置いておくことはおやめになった方が良い・・・ 何故なら、一つのお宅に二つの姓のご先祖様に関する仏壇を置 いておかれると、六明師も私もこれまで視てきた方の中でも、 癌や脳卒中などの『業病』といわれる病気に(霊的なものを扱う方はまず同じ事を経験していると思います)なってしまったり、 不幸が絶えない家という大変な事がおきる方がとても多いのです。
ですから、お位牌はお母様の実家がお世話になった檀那寺に、 永代供養として預けていただき、仏壇はそのお寺で供養(焚き 上げ)をしていただく事が、必要だと思います。 (霊視するとそのお仏壇(お母様の実家のご先祖様の)障りがさ まざまな事に悪影響を及ぼしていると視えますから)
そして、正しいお仏壇の奉り方は、毎朝お茶と仏飯(ご飯)を本尊の前に・・・ 本尊は宗派によって違いますが仏壇の中の一番上の段(須弥壇) に仏像か掛け軸があるはずです。 そしてお位牌の前にお水を・・・仏壇によっても違いますが二段目か 三段目にあるはずです。 これらは、午後になったら毎日仏壇から下げることをしてください。 果物とお菓子(約一週間ごとに替える)は仏壇の中の一番下の段 くらいが多く、それより下の手前に、仏花(一対でなければ左側に置く) 真ん中に香炉、そして、灯明(ろうそく)は一対でなければ右側に おいてください。 必ずろうそくに火をともし、そこから線香に火をつけることも 忘れずに・・・
文章でお伝えするのには無理がありますから、本屋さんでそれ ぞれの宗派に関する本が千円前後で売っていますから、購入さ れても良いと思います。(一部省略)
杏珠
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