2015年05月18日(月) |
40年後のアンサーソング |
前回のトーキングFMにCharさん登場。
Charさんはもうすぐ還暦ということで、46歳ましゃの大先輩でいらっしゃるのだが、
めっちゃ打ち解けておしゃべりなさっていました。
ましゃとは長いおつきあいなのですねー。
一番最初の出会いが1995年ですって!
Charさんのアニバーサリー・アルバム「ROCK+」にましゃが提供したのは
「7月7日」という女性詞の曲。
ましゃはこの曲を、Charさんの「気絶するほど悩ましい」(1977年)への
アンサーソングとして意図したのだそうです。
Charさんは歌詞から
「あの時のシチュエーションの男女だ。その女の方が歌ってるんだ」
と、ピンときたそうですよ。すごいですね!
ましゃはそのことはご本人にも世間にも言ってなくて、言うつもりもなかったのだけど、
Charさんに言っていただけちゃって「さすがCharさん!」と。
40年後に誕生したアンサーソング。
もちろん「7月7日」のシチュエーションは40年後じゃなくて、
あれから5年後くらいの女性の方の心情を歌ってるのだそうですが、
あの女の人、歳を重ねてこういう人になったんだ、と、すごく腑に落ちます。
相変わらず、ましゃの人間への洞察力には驚かされる。
それをまた、40年も前の曲だから、なんて思わず、
さらっとやってのけちゃうトコも、なんとカッコいいことよ。
ましゃの提供曲しか興味がなかったのだけど、他の収録曲もなかなか面白そうです。
クドカンプロデュース「チャーのローディー」という曲(?)なんて、
サダヲちゃんとCharさんとで小芝居してるし。
しかしなんたって素晴らしかったのが!(アルバム曲ではないけど)
ましゃとCharさんの生ギターをバックに、ましゃが歌う「今 このひとときが遠い夢のように」。
どんだけ贅沢な伴奏なのだ! 贅沢なだけじゃなくて、どんだけステキな音色なのだ!
歌い終わって、
ちゃ 「いいね! 俺らデビューできるかもしれないね」
ふく 「練習しないでやるというのは、いい緊張感がありますね」
ぶっつけ本番だったのか!
Charさんの日本武道館でのライブチケットのお値段が
6910円という不思議なことになった理由を、
ロックプラス(ROCK+)から「ろっくじゅう」でこのお値段にしたと知らされ、
「今、知りました」と驚くましゃに、
ちゃ 「まだまだだな! 銀角!」
ふく 「すみません! 金角兄さん!」
ここでも流れるように自然な掛け合い。
金角銀角って西遊記に出てくる兄弟魔王しか知らんかったのですが、
なんかそれとは違うアヤシイふたり組がいるようですな。
そんなことはともかく。
ミュージシャンとしてギタリストとしてはもちろん、
それぞれの年代の男としてもめっちゃ魅力的なおふたりでした。楽しかったー。
そして「今 このひとときが遠い夢のように」のセッションが
本当にほんっとーーーに素敵でした。
2015年05月04日(月) |
天皇の料理番 と ちょっとだけミギー |
第二話は第一話以上に面白かったです。
厨房のあの小さな世界にぎゅーっと詰まった、人間関係や修行の過酷さ。
篤蔵がぼっちの孤軍奮闘じゃなくて、下っ端仲間がいてくれることが大きな救いです。
そして前回に続いてやっぱり謎な「どやざ」。
お父さんが言ってたときは「なんだと!?」くらいの意味かと思っていましたが、
篤蔵が自分で自分の頭をボコボコ殴りつけながらあんなに繰り返していたということは、
またちょっと違うのかしらん。
いやー本当に見ごたえあるわー。
ヨカッタヨカッタ。何度も見返したい作品に今期も出会えてヨカッタ。
こうなれば「ようこそ」と「ポキッと」と「アルジャーノン」から離脱してしまおうか。
きっと面白くなるのではとがんばって観ていたのですが(早送りで)、
ストーリーはともかく、この人のお芝居はどうにもウルサすぎて癇に障る、とか、
あまりに上っ面っぽい、とか感じちゃうと、やっぱりもうダメですわ。
熱演とは違う、
とにかく「うるさい」としか言いようがない芝居をする役者さんっていらしゃいますな。
たけるんの篤蔵さんは「熱演」には違いないけど、
この方の熱演はまったくうるさくないし。
先週土曜日の朝日新聞の週刊番組表に、たけるんがフィーチャーされていたのだけど、
その評にとても共感したので、冒頭の部分だけ引用。
佐藤健の芝居を「うまい」と感じたことは一度もない。
大根役者だというのではなく、むしろ逆。演技に作為やあざとさがない。
ドラマ「Q10」のロボットと恋に落ちる高校生も、
映画「るろうに剣心」の心優しき浪人も、
あたかも「本人」そのもののような、役を超えた説得力と現実味がある。
(文・神庭亮介)
まったく同感です。
その物語のその人物になりきる潔さ、なりきるための努力。
そのうえで、演じているとはいえ必ず滲み出てしまうその役者なりの個性がまた
魅力的なのでしょうね。
わたしもこの記事を書かれた記者の方と同じく、
Q10の高校生・平太も剣心も大好きでした。
この役をこの人がやってくれてよかったと思いましてよ。
話がまったく飛びますが、
サダヲちゃんだけ観るわけにもいかず、「ポキっとね」は脱落ですが、
金曜ロードショー「寄生獣・特別編」のミギーがめっちゃラブリーでびっくり。
テレビ用に編集されたのか、グロさもほとんどなかったし。
むしろ、ミギーにいたってはまったくペット感覚のかわいらしさ。
ま、サダヲちゃんの声というのがわたしには大きかったのでしょう。
モーションキャプチャーもご本人によるものということで、
らしい動作とかもあって親しみがわいたというのもあるし。
ご本人がまんまで登場する「ポキっとね」より、
よほどサダヲちゃんを堪能できました。
さてさて。
「天皇の料理番」も楽しみですが、朝日新聞の記事を読んだら
「Q10」もまた観たくなってしまいました。
今見たら、またいろいろ新しい発見がありそうで。
2015年04月28日(火) |
BROS.TVからの天皇の料理番 |
「天皇の料理番」、もちろんリアルタイムで観たかったのですが、
ネット配信の「BROS.TV」をまず優先。
「魂ラジ」最終回の密着ドキュメントは、あらためて感慨深かったです。
最終回の番組中、最後の最後で泣いちゃった荘ちゃん、
その後の打ち上げで泣いてた小原さん。
全部終えて家に帰ってから、ひとりで号泣したというましゃ。
(もちろんその映像はなかったけど)
ましゃは最初っから、自分の泣き時を決めていたそうです。
番組中でもなく打ち上げでもなく、すべてを終えて家に帰ってからひとりで泣くのだと。
魂ラジ最終回を聞き終えたリスナーのたくさんの想いをネットで拾いつつ、
グラスをかたむけながら号泣なさっていたそうだ。
ましゃは、これを「贅沢」っておっしゃったのよね。
「贅沢しようと思って、」ひとりでみんなの感想を読みながら泣こうと決めたって。
カッコいいですねぇ。ましゃの感性にまたまた感動ですねぇ。
なんとささやかで、だけど本当にすばらしい贅沢。
ラジオを聞いている多くのリスナー、ラジオ局前につめかけた多くのファン、
関わった多くのスタッフの皆さん。
そういう方々の想いを受けとめるために、
最後の最後までちゃんと明るく楽しくカッコよく礼儀正しい福山雅治。
自分の感傷にひたるのは後回しにして。
で、お家に帰って誰の目をはばかることなく、存分に涙を流す。
これぞオトコマエさんの贅沢なひととき。
なんかもう想像しただけで泣けてくる。
ピンクのシャツがめっちゃお似合いだったこのオトコマエさんに泣けてくる。
小原さんの「福山さんと出会って1年後」のエピソードも興味深かったし。
再放送もまた観ましょ。
で、昨日の月曜日!
録画しておいた「天皇の料理番」を観ましょと思ったら、録画されてなかったという。
かるーく絶望しましたわ。
たまにやってしまいますの、このおバカなうっかりを。
前々からすごく楽しみにしてて、番宣もいろいろ観て、
当然録画予約したと思い込んで、実は予約してませんでしたってことが。
ブロスTV見ながら横目でレコーダー観たら、ちゃんと赤い録画中マーク出てたんだもの!
でもそれは、毎週録画してる「水曜どうでしょう」の再放送だったんだもの!
どうでしょうに罪はないけれども!
日曜日に再放送あるみたいだけど、
再放送は時間が短くなるからあちこちカットされちゃうしなぁ、
オンデマンドで観るかぁ(←不満。テレビドラマの再放送はタダ、があたりまえの古い世代なので、
有料のオンデマンドがどうにも不満)、
と思ったら、TBSさんが「無料見逃しキャンペーン」とかで
太っ腹に無料配信してくれてたので、無事に全部観れました。
面白かったですー。
はちゃめちゃな篤蔵を、
大らかに受け入れ、支え、導くまわりの人々が素晴らしいのね、このドラマは。
周太郎兄さんもほんっとにいい人だが、俊子のすばらしさったら!
明治時代の街並みや、レストランの内装や人々の装いなど、
日本と西洋のいいとこ取りのような格調高く美しい映像も素敵です。
華族会館への口利きをしてくれる桐塚先生と篤蔵の出会いは、
勝海舟先生と以蔵のシーンを思い出しました。
龍馬さんも交えておちゃめなシーンだったっけなぁ。
立派な料理人になるのはわかっているので、その点は安心して観ていられます。
堺正章さんバージョンもかなり辛い展開があった記憶があるけど、
そのあたりはどうなるのかしらん。
辛いシーンのあとは、兄さんの下宿屋の女将とにゃんこたちの登場で癒してほしいわー。
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