2014年05月16日(金) |
福山雅治@さいたまスーパーアリーナ 5月15日 |
4月5日の東京ドーム初日に参加して以来のましゃライブ「HUMAN」。
ツアーも終盤なので、より熟成されているのだろうなー、と、楽しみにしていました。
相変わらずカッコよくて! いつ見てもカッコよくて!
音も重厚でダイナミックで最高にクールで。
東京ドームの時は、3時間近く歌い続けた最後の方は高音を出すのがちょっと辛そうでしたが、
昨日は最後まで喉も絶好調でいらした。
セットリストもほぼ変化はないように思えましたが、初日の覚え書きを確認したところ、
序盤の「想 -new love new world-」の代わりに「fighting pose」、
初期の曲からは「まぼろし」の代わりに「Running Through the Dark」、
フロートで会場を回るときは「fighting pose」の代わりに「HEAVEN」という変更。
フロートでの「RED×BLUE」から「HEAVEN」への流れがまた最高に盛り上がるポイントで、
「RED×BLUE」では襲いかからんばかりに激しく煽りまくり、
「HEAVEN」では身を乗り出すわのけぞるわのポールダンスで、
フロートから落ちちゃうんじゃないかとちょっとハラハラしたくらい。
ギタリストましゃが奏でる音はどれもカッコよかったけど、
高くせり上がった花道ステージの上で掻き鳴らす「HUMAN」と、
「ミスキャスト」のセクシーさと、
今さん小倉さんましゃのトリプルギター(三台とも赤)が絡み合う「Cherry」が
特に強烈に印象に残っています。
あとは、
・「恋の魔力」の笑顔がまさしくキラースマイル
・アルバム「HUMAN」からの曲がメインだけど、「過去の大ヒット曲」もやっていいですか?
「日本の音楽史上燦然と輝くあの名曲」(みたいな感じの言い方)をやってもいいですか? と、
これでもかこれでもかと「桜坂」や「虹」について匂わせたあと、
「たまにはこれくらい自慢させてくれてもいいじゃないか」と、めっちゃかわいらしい弁解&開き直り。
ご存分にどうぞ! だってそのとおりだもの!
・「昭和やったね」は、1歳から17歳までのまさはる少年の姿と、故郷の美しい風景込みの作品として、
わたしの中で定着しました
・ペンライト振ってタオルも振り回して、お客さんも大変だけど、
「できることは全部やっておいてよかった、って後になって思うから!」(byましゃ)だそうです
・花道を動きまわるだけでなく、ジャンプしたり足挙げたりと下半身の運動量もハンパないせいか、
そしてツアーの衣装はずっとその白いボトムスだとしたら、ファスナー君もお疲れなのか、
後半、ファスナーの上部にちょっと開口部があったような気がしましたよ。
サービス空間ですね。
・入場口付近に豪華なお祝花が今回もいっぱい並んでいましたが、
「スピードラーニング」の会社からのもあってびっくり。
そりゃたしかに、ましゃの指示どおり「HUMAN」をスピードラーニングしてライブに臨んだけれども。
でも買ったのは「HUMAN」の方で、英語の教材の方ではないのだけれども!
FC2からはなかったよ!(←いらない情報)
たまアリに前回来たのはいつだったかなーと思っていたら、ましゃがMCで「3年前」と。
家に帰ってチケット探してみたら、2011年11月16日の「THE LIVE BANG!!」。
本来は3月17日だったのが、震災で8か月間延期されての開催でしたね。
ライブツアーがある幸せ。それに行ける幸せ。
次にナマましゃを観れるのは年末の感謝祭かしらん。半年後か。あっという間ですね。
でもその前になるべく早く映像化してくれるといいな。
明日と明後日の「ライブハウスたまアリ」(ましゃ命名。ツアー中、一番小さい会場なのだそうだ)も、
びっしょりのステキ空間まちがいなしです。
夫が相撲好きで、たまたま本場所中の平日(12日)に休みが取れたので、行ってまいりました。
大相撲五月場所、月曜だったせいか当日券でも2階A席(前から3列目)が取れました。
椅子席だから楽ちんだし、前の席との幅も、これまで行ったどの劇場よりゆったりしていて、
土俵も良く見える。
国技館は20年以上ぶりです。まだ子どもが生まれる前だったからなー。
当時とは何が変わったって、観戦ができるばかりでなく、実におもてなし精神にあふれた
楽しいところになっていました。
取組は朝8:30から始まっていて、
本当に相撲好きな方は、その時刻から最後の取り組みが終わる午後6時までいたっていいわけですよ。
客は出たり入ったり自由ですが(国技館の外に出て再入場できるのは1回だけ)、
取組自体はお昼休憩があるわけでもなく、一日中ずーっと続いているのです。
夫とわたしも、朝10時頃に入場し、序の口の取り組みをいくつか見てから、
たくさんあるお土産屋を見てまわり(その商品の種類の多さに、人気力士ってアイドルなのだな、と)、
横綱の等身大パネルや、遠藤に御姫様だっこ(されてるように見える)パネルや、
巡業先での写真展示などを見て回り、
相撲博物館(というか、陳列のための一部屋)で江戸時代からの歴代横綱の資料を堪能。
そうこうしているうちに11時半からは、日替わりで1杯250円で食べられる、
お部屋自慢のちゃんこをいただき(その日は錣山部屋のカレー味ちゃんこだった)、
もちろんそれだけじゃ足りないので、館内の食堂でお昼をいただき、
腹ごなしにちょっと外を散歩したあと、
午後2時半ころまで、続々とやってくるお相撲さんたちの入り待ち。
正直、今のお相撲さんの顔も名前も、大関以上くらいでないと存じ上げないのだが、
人間ばなれした堂々とした体格と、びんつけ油でつやつやした髷と、
お相撲さん以外誰も着れなさそうな、華やかな色合いのお着物で、
付け人したがえて歩いてくるお相撲さんを間近で見られるというのはほんとに楽しい。
縁起物をいっぱい見たわー、という感じです。
そのド派手なお着物に、しこ名をでっかく染め抜いているお相撲さんも多くて、
素人にはすごくわかりやすかったし、しこ名の漢字自体が見事なデザイン。
上位陣は車で別の入り口から入られてしまうので見ることはできないのだけど、
それでも、幕内力士を20人以上は見れたのではないかと。
入り待ちを堪能した後、3時くらいに飲み物とおやつを買って
(夫は当然酒とつまみ。わたしはコーヒーとたい焼き)
幕内力士の土俵入りと横綱土俵入りに合わせて再び席へ。
取組も、そこは本当に勝ち負けのルールがシンプルな相撲だけあって、
解説はなくとも見てるだけでわかるし、楽しい。
さくさく進んで無駄がないし、むしろ、あれだけムダのない進行の中、TV中継では過去の映像や
インタビューを挟んでいるというのが凄いなぁと。
そして、なにが驚いたって、外国人のお客さんの多さですよ。
2階席だったせいもあるのかもですが、まわりを見回すと、三分の一くらいは明らかに欧米の方々。
アジア系の方は見分けがつかないので、もっと多かったかも。
なので、売店の売り子さんたちはもちろん、案内係も警備員も少なくとも英語ではまったく問題なく
軽妙に応対していて、国技館の国際化おそるべし! と、敬服したのでした。
お相撲観戦、楽しいです!
2014年05月08日(木) |
バーン・ザ・フロア@東急シアターオーブ |
バーン・ザ・フロア Dance with You、連休明けの7日の昼公演に行ってきました。
お客さんの手拍子とかすごく慣れてるなー、と思ったら、東京公演の最終日だったようですね。
新感線の「鉈切り丸」も「蒼の乱」もこの劇場だったせいもあり、
シアターオーブはかなりお馴染みの場所になってきました。
バーン・ザ・フロアを初めて観たのは2012年12月で、今回は2回目です。
もちろん今回も、ゲストダンサー今井翼、と聞いたので観ようと思ったわけで、
今井さんのおかげでまたまたイイもの見せていただきました。
この世界最高峰のダンスカンパニーには、
世界各地の競技ダンス大会での優勝者とファイナリストしかいないのですよ。
つまり全員がゴールドメダリストレベル。
なので、ダンスというジャンルでここまでのことができるのか! と、
驚愕しっぱなしの2時間なのです。
超絶技巧のアクロバティックでダイナミックなダンスのみならず、
エレガントでビューテホーでうっとりなペアのダンス、
ストーリーのあるキュートなダンス、ワイルドでエキサイティングな群舞などなど、
どんだけカタカナ並べても足りないくらいの充実度。
アイススケートリンクでもないのになぜそんな滑るように踊れる?
ワイヤーで吊られてもいないのになぜ空中で縦にも横にもクルクル回れる?
凄まじいスピードで全身を動かしているのに、なぜそんなにゆったりとエレガントなの?
と、今回もいちいち感嘆しっぱなしでした。
そんな米、英、伊、豪などの多国籍軍の中に、日本からひとり堂々ゲスト参加の今井翼。
2012年の時も、ダンサーのひとりとしていい感じの存在感でいらっしゃいましたが、
今回はさらにしっくりとけ込んだ感じがして、すごくよかった。
前回に続き、こんな凄すぎるダンサーさんたちと一緒のステージに立てるなんて、
今井さんってば、ダンサー冥利に尽きる最高の経験をなさってますな。
ステージ構成の基本はペアダンスなのだけど、今回はより群舞が増えていて、
そのおかげで今井さんの出番も前回より多かったし。
そうそう、山田洋次監督がいらっしゃってましたよ。
他にも、なんとなく見覚えのある舞台関係者と思われる方々がちらほら。
監督が演出なさった舞台「さらば八月の大地」に
今井さんも出ていたというご縁でご来場くださったのかしらん。
とてもこういうステージをご覧になるようなイメージはなかったのだけど、
それはこちらの勝手な思い込みですね。
ソロのダンスもカッコいいけど、こういうの観ると、ペアのダンスも本当にステキだなぁと思います。
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