2013年06月19日(水) |
ドラマ「ガリレオ」と音楽「Galileo+」 |
昨日18日(火)の深夜から4夜連続で10分ずつ、ましゃがガリレオの音楽について
ミュージシャンとして語っておられます。題して、
福山雅治、ドラマ『ガリレオ』と音楽『Galileo+』
何度でも申しますが、湯川先生ファンから福山ファンになったわたくし、
それを決定づけたのは「ガリレオのあのカッコいいインスト、福山雅治が作っただと!?」と知ったからで。
いまだにガリレオ関係のインスト3曲「vs.〜知覚と快楽の螺旋〜」「覚醒モーメント」「99」は、
わたしにとっての神インストであり続けています。
それに加え、ガリレオにはKOH+の「KISSして」と「最愛」があり、
今回あらたに「恋の魔力」が加わったわけですが、
それらも含めた楽曲についてましゃがあらためて解説してくれていて、これがとても面白い。
でも収録のためスタジオに行く時間もないらしく、移動中の車の中でお話しされています。
きっちりシートベルトして。車窓の外の景色もどんどん変わっていく中で。
この雰囲気、まるでBROS TVではないですか!
いやもうこの手作り感は大好きだからむしろ大歓迎ですが。
で、どおりでと言うかやっぱりと言うか、エンドロールで
「構成 小原信治(たまラジの放送作家さん)」って。
「ナレーター 福永一茂(競馬中継でましゃの口真似しちゃう、正々堂々福山ファンのアナウンサー)」も。
福山まわりのデキる方々が、超多忙のご本人に極力負担をかけぬよう、さっさと作ってしまった
番組だったようですが、こんなに短くてもファンのツボをはずさないあたりはさすがです。
カッコいいライブ映像やPV映像もちらちら入ってるし。
第一夜で語られていたことは以下のとおり。
・「vs.」のイメージ
「007」であるとか「ルパン三世」とかには印象的なインストロメンタルがあって、
そういうので自分なりのができたらな、という思いで作った。
・6年を経た「vs.」の進化と深化
曲をリアレンジすると、聴き手は過去のアレンジの方が強く印象に残っているので
いや、前の方がいいよ、って絶対なる。だとすれば、リアレンジということではなくて、
演奏そのもの、レコーディングそのものをライブにしてしまおうという発想になった。
だから2013バージョンは全員揃っての一発録りのライブ。
・「KISSして」の狙い
毎回、人が死ぬという事件が起きるので、最後はちょっと明るく終わりたいということでポップな曲を。
だからと言って、明るい曲調で『信じれば夢はかなう』みたいな歌がくるのもちょっと妙なので、
数学や物理とかを感じさせるワードを若干入れながら、女の子の恋心を。
ま、歌うのは女性ですから。
ライブの中で柴咲さんが歌って盛り上がる曲ができたらいいな、と思って作った。
・KOH+が叶えてくれた夢
自分はもともとギタリストになりたかったので、昔なりたかったことのひとつが、
KOH+というユニットでは叶えられたかな、と思う。
・セルフカバー版「KISSして」
2009年に「KISSして」をセルフカバーしたが、自分で歌うのも楽しい。
自分が歌って楽しいと思える曲でなければ、他の人に提供はできない。
これいいけど自分では歌わないかな、自分には合わないかな、というものは、そもそもない。
自分でやってみたい、自分で歌ってみたい、と思うものしか出来ないし、作れない。
今回の「恋の魔力」も、どこかのタイミングでセルフカバーしてみたいと思っている。
短いけど充実の番組です。
今夜は第二夜ですが、昨夜の分もフジテレビオンデマンドで、
オンエア後24時間限定で無料で見られるようなので、興味のある方は是非。
昨日、品川から自宅方面に向かう電車に乗ったら、ちょうど目の前に
ドライプレミアムの「松に秋草に福山図」(勝手に命名)のポスターがありましてね。
最寄の駅に到着するまでたっぷり55分、ずーーーっとゴキゲンで立っておりました。
55分間、見つめてはにまにま、見つめてはうっとり、ではあまりにも不気味なので、
「ハリーポッターと謎のプリンス」を読みながらね。
手元にはやっと6巻目にたどり着いた大好きな本。ふと目を上げれば凛と美しいましゃ。
何度か近所の席も空いたのだけど、このベストポジションは放棄できませんでしょ。
いやー。至福の55分間でした。
ハリポタ、原作を読み始めたのはもうだいぶ前になるのだけど、
他の本と並行して読んだり、「不死鳥の騎士団」の途中で半年くらいほっぱらかしたりと、
実にのんびり読み進めておりまして。それでもあと残り2巻まで来ましたよ。
もちろん、六本木ヒルズで開幕される「ハリー・ポッター展」にも行く予定。楽しみです。
さてさて、ついにガリレオも最終章。
第十話「聖女の救済」の何が楽しみって、天海祐希と福山雅治がお芝居で絡むという、
まずはそのことに尽きる。(簡単すぎるファン)
前編で拝見した初ツーショ、すごくイイ感じでした。
長身のましゃと並んでも、目線の高さがほぼ同じってさすがあまみん。
ふたりの佇まいも会話の様子も、文句なしに大人の美男美女。
綾音は「BOSS」のような男以上にカッコよくてデキる女、でもなく、
「アマルフィ 女神の報酬」のように、憔悴しきって弱弱しげな女性でもなく、
普通に上品で美しい大人の女性。そういう天海祐希もたまには見たいよね。
中学時代の同級生で、だから湯川先生のことも普通に「湯川くん」って呼んじゃう。
(そして湯川先生は中学生の頃にはなんと北海道に居たということが判明)
湯川先生のことを「くん」で呼んでいたのは、
湯川先生の恩師でレッドマーキュリー開発者の木島(久米宏)と、
湯川先生がまだ学生だった頃の栗林さんくらいしか思い浮かびませぬ。
このふたりに「くん」で呼ばれたところで色っぽくもなんともないわけですが。
では今回のツボ。
・決してブレない湯川先生のインスタントコーヒー好き
・決してブレない湯川先生の美人好き
例1 事件関係者の女性の写真を見せられた時、美人の場合の第一声は必ず「美人だ」
例2 「僕は美人の顔は忘れない」(社交辞令も若干)
・27年ぶりに会って「全然変わってない」と言われる湯川先生。どんな中学生。
・中島くん以外の名前が出ることはないのか岸谷
・第十三研究室に美人さんキタ!
・綾音のお願いはさらっと却下したのに、栗林さんに諭されると考えを変える湯川先生。
・決してブレない湯川先生の子ども嫌い
・中学生の頃からキリスト教への批判がきわめて論理的。なんて面倒くさい中学生。
・中学時代の湯川くんの口真似がとても上手な綾音
・チャペルで語り合う綾音と湯川先生が素敵すぎ
美しいチャペルの中、美しいふたりが交わす穏やかな思い出話の中に、
事件の核心に迫るような意味深な言葉もあり、意味深な表情もあり、
結末が楽しみで仕方ありませぬ。
「救済には時間がかかるのよ」「もし美しい完全犯罪というものが存在するのなら
その美しさはこの十字架に近いのかもしれない」とか、どんな意味があるのでしょうね。
最終話前の今週土曜日には、内海刑事のスピンオフも。
湯川先生はどのくらい登場してくれるのかしらん。こちらも楽しみです。
たまラジに、栗林さんこと渡辺いっけいさんと西谷監督がご登場。
ましゃもおふたりとのトークが楽しくて仕方ない様子でした。
いっけいさんは面白いお話をいっぱい披露くださり。
・50歳を機に中学や高校の同窓会が何度かあったのだけど、
役者になった自分に、学生の頃は見向きもされなかった女子たちがいっぱい寄ってきてくれて、
役者になってよかったとしみじみ思ったそうな。
でも、その30分後には「ところで福山雅治ってどういう人?」って必ず聞かれて、
そういう時の自分はまさに栗林なのだと。
・20代の頃「この人には絶対かなわない」と思った役者がふたりいて、
そのひとりが生瀬勝久氏、もうひとりが大学の稽古場で見た古田新太氏だったそう。
そのふたりが今でも芝居の世界で大活躍しているのを見て、自分の眼が正しかったと思えるとともに、
そういう人たちが活躍できている、芝居の世界そのものも信じられると。
・吉高ちゃんがある日、長ゼリフに苦しんでいたそうな。
「この台詞とこの台詞が、どうしてもごっちゃになってダメなんですー」と。
そしたら、作詞家・福山雅治がそれを聞いて「それさ、AとBを入れ替えてみれば?」とサラっと
アドバイスしたら「あ、この方が覚えやすい!」って。
それを見ていたいっけいさん
「悔しかったなー。そういう演技的なことって僕もアドバイスしたいのに、 持ってかれちゃって」。
真剣に悔しそうないっけいさんに、ましゃもリアル栗林さんを感じていた様子でした。
・西谷監督がましゃのことを芝居と音楽の両方がちゃんとできる人、とか、芝居のパスまわしがうまい、とか、
全体が見えている人、などと褒めると、律儀にいちいち悔しがるいっけいさん。
聞いているとそれは栗林さん的な滑稽さというより、
「渡辺いっけいほどの名バイプレイヤーを悔しがらせた」という、非常に名誉なことに思えましたわ。
・演技に関する相談メールもいっぱい。
「演技が大げさすぎると言われる」という相談には、
「近藤正臣さんも若い頃そう言われ、でもそれを自分の個性にしようと思って
今のような演技に行き着いたそう」とか、「役づくりはどうしたらいいか?」には
「生瀬さんや大竹しのぶさんは役づくりをしない。生瀬さんは水のようにするりと演じていくし、
大竹さんもあまり考えずともその役を生きているようだ。逆に、彫刻家のように毎日ちょっとずつ削ったり
画家のように描き足したりしながら、最終形に近づけていく役者さんもいて、本当に人それぞれ。
とにかく、その役をはじめからあまり決めてかからないほうがいい」とか。
・キシリッシュの新CMでは、湯川先生と栗林さん役で、ふたりで漫才のようなことやってるんですって!
そしてこれが、自分たちで言うのもナンですが、と前置きしつつ、ものすごくイイ感じなんですと。
このところCMの新着情報が続いて嬉しい限りです。
それと、西谷監督のお話なども聞いて、「真夏の方程式」がさらにさらに楽しみになりました。
期待の膨れ上がり方がとどまるところを知らず的なことになってますよー。
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