2013年06月13日(木) |
皇太子さまと今井さんが / 松に秋草に福山 |
びっくりですねー。
皇太子殿下と今井さんが一緒にお写真に収まっているのを見る日が来ようとは!
「今井翼さんをスペイン文化特使に任命」というニュースを聞いたのは、つい最近のことのように
思っていましたが、調べてみたら去年の6月でした。もう1年も前だったのね。
最近では、某大学でスペイン関係の特別授業を担当したり、
スペインの有名な女性ダンサーと現地でフラメンコを踊ったりと、
がっつりスペインを軸にした活動に力を入れておられたようですが、
すべてはこれの布石だったのだろうか。
日本スペイン交流400周年を記念して、11日にマドリード王立劇場で開催された音楽祭、
『サムライ支倉の大いなる旅』に支倉常長役で今井さんも登場。
この日の音楽会後、皇太子さまにねぎらわれ、今井さんは笑顔を見せた。
「スペインと日本の懸け橋になれたらと思っています」。
フェリペ皇太子にはスペイン語でそう伝えたという。 (朝日新聞デジタルより)
ということは、日本とスペイン両国の皇太子殿下のご尊顔を拝したということに!
音楽会後のみならず、皇太子さまがマドリード国立美術館を視察なさった際にも
関係者一行のひとりとして同行されていたようで、きっちりとしたスーツ姿の今井さんを、
皇太子殿下のおそばに発見できましてん。
しばらくの間、「皇室アルバム」を毎週録画予約ですね。
いやまさか今井さん捕獲のためにこの番組をチェックすることになろうとは。
音楽会の様子、観たいなぁ。
日本スペイン交流400周年公式HPで見せていただけないだろうか。
ところで、昨夜の「NEWS ZERO」を張ったら、ましゃの
「誕生 金のスーパードライ」篇が録れてました。
国宝「松に秋草図」の荘厳な美しさはもちろんですが、その前で端座するましゃも大変美しいです。
姿勢って大切。所作って大切。「かたち」の美しさには有無を言わせぬ説得力がありますね。
国宝に負けないオトコマエさんです。
「ひまわり」の曲も、この美しい画にぴったり。
で、今朝の「めざまし」も張ったら、サダヲちゃんの映画「謝罪の王様」が録れてた。
ヘンなきのこ頭で土下座しまくり、ラップで踊りまくりのサダヲちゃん、本領発揮だわー。
公開はまだ先だけどめっちゃ楽しみです♪
2013年06月11日(火) |
ガリレオ第九話「攪乱す(みだす)」 |
9話目にしてようやく! ようやく!!
時間の経つのも忘れ、ずっと画面にくぎづけになり、手放しで「面白かったー!」と言えるお話が。
同じ優秀な科学者でありながら、地位も名声もある湯川と、
カルチャースクールでたまにバイトをするだけの「食べていけない科学者」の高藤。
高藤の境遇は「容疑者Xの献身」の石神っぽいかと一瞬思いましたが、孤高の天才には遠くおよばず、
愛する人を守るための自己犠牲の覚悟もまったくない。
自分の実力不足を棚に上げ、「俺は湯川に潰された」と、勝手に復讐心を募らせていくちっちぇえ男。
こんな高藤の幼稚さと不気味さを見事に見せてくれるのが、生瀬勝久氏。
こういう役は本当にハマりますね。
それに対し、理由はわからないが犯人が陥れたがっているのは自分だと気づいた湯川先生。
とはいえまったく怖がりもせず、平然と自分が囮になることを提案。
さすがの岸谷をもってしても、それほど肝の据わった湯川先生に唖然&畏敬の念、といった様子でしたね。
はっはっは! どうだまいったか岸谷!
いやいや、これまでにも充分参っているだろうけれど、
湯川先生が自ら囮になると言い出し、「僕以外の誰にも、この役は果たせない」とか言われちゃったら、
惚れるよね! 惚れるしかないよね! (わたしが惚れてるだけ)
ま、トリックもその対処法もわかってしまった湯川先生にとっては、特に勇敢な行動でも何でもなく、
単に実証のひとつに過ぎないことなのでしょうが。
それに、
本当に囮になっちゃうのは栗林さんだし。
というかさ、高藤ったら「死ね! 湯川死ね!」って言いながら攻撃してるのは栗林さんなわけで、
もう栗林さんはまったく物の数に入ってないというか、道連れがあたりまえというか、
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、的な、要するに馬扱いというか。
今回はとにかく、烏天狗事件以上に栗林さん受難の回。
・高藤に、湯川先生の情報目的で近寄られる
・湯川先生に、囮の道連れにされる
・湯川先生に「つまりそれは・・・栗林さんは、共犯者」と言われてしまう
・湯川先生に「どうぞ、僕を蹴落としてください(ニッコリ)」と言われてしまう
・あの岸谷に! 背中ポンポンってなぐさめられる
それでこそ栗林さん! その哀愁こそが栗林さん!
負けるな栗林さん!
そして残りあと2回に、あまみんが満を持して登場!
「湯川くんのこと好きだった」ですってよ。たーのーしーみーーーーー。
2013年06月08日(土) |
湯川先生とうっかり八兵衛 |
湯川先生とうっかり八兵衛を並べる人もそうはいないと思いますが、
湯川先生の中のご本人が、堂々と並べて語っておられます。
そしてこれが実にわかりやすい。
ましゃの話題の豊富さ、話のわかりやすさ面白さ、には、本当に驚愕するばかりです。
言葉の選び方にも常に細心の注意を払っていることも、ラジオを聴いていてすごくよくわかります。
ちょっと誤解を招きそうな言い回しだったかな、と思われた時は、瞬時に訂正して言いなおすし、
特にどちら方面にも失礼はないだろうと思われる言葉でも、
その言葉が自分の思っている通りの意味かどうか、スタッフにすぐ調べてもらったりもしてる。
先日、カンヌで「男泣きでした」とコメントしたときも、それを言ってから、
「これって男泣きという言い方で合ってるんだっけ?」と、あとでネットで意味を確認したりしてたそうな。
(たとえば「小春日和」が春のお天気を意味するのではないのと同じように、「男泣き」も、
ひょっとして男が泣くことに使われるのではなかったりとか? と思われたのではないかと)
ご自分のひと言の影響力の大きさをわかっていらっしゃるからでしょうが、
丁寧に的確に使われる言葉の数々は、いつも楽しく、いつも安心して聞いていられます。
さてさて、前置きが長すぎましたが、うっかり八兵衛ですよ。
「真夏の方程式」の湯川先生について、ESSE7月号で次のようにおっしゃってます。
「映画を見て、この5年半の間の湯川さんの人間的成長みたいなものを感じてくれる人が少なくないけれど、
湯川さんというのは、通常の人間の生理や感情では成立しないキャラクターなんです。
水戸黄門のうっかり八兵衛さんが、成長してうっかりじゃなくなったら話にならないというか。
それと同じで、湯川さんは成長しない。だから、もしも湯川さんが成長したように見えたとしたら・・・」
真剣な表情で話していた福山さんは、ふわっと頬をゆるめ、いたずらっぽい瞳でつけ加えました。
「それは、やっている福山雅治が成長したということにほかなりません。やっぱり透けて見えちゃうんですかねぇ、
僕の人間性が(笑)」
そういって、ケラケラと声を立てて笑うすがたは、まるで無邪気な少年のよう。
いいですねー。声や表情まで想像できちゃいますねー。
他の映画雑誌と同様に、「真夏の方程式」のお話もいろいろなさっているのだけど、
ESSEの読者層である既婚女性に向けた話題も、ちゃんと入れてくるのがさすがましゃ。
料理のページをめくっては、自分も一時期料理に凝ったことがあると語ったり。
「女性は生活のための料理なんじゃないですかね。でも男は究極の親子丼を一日かけてつくるといった
無駄なことが大好きなんです。で、何回かやってみて、『食いに行った方がいいや』てなことになり、
興味が急速に減退。僕はこのパターンだった(笑)」
読者の離婚体験記を読んでは、
「男が読んだらショックを受けそうですね。こういうページは、同じ悩みを抱えている人に
とってはありがたいんですよね。自分より大変な境遇にある人ががんばっていると思うと、
ちょっとラクになる。いや、それは大切なことだと思います。」
そんな生活感あふれる記事を色々読んだあとに、
「忙しかったり、ストレスを抱えていたり、けっしてラクじゃない毎日をだれもが生きていると
思うんです。そんな人たちを一瞬にして別の世界へ連れていくのが『映画』の役目であり、僕の役割。
これからもいい映画に関われるような自分でいるために、準備は怠らずにいきたいと思っています」
しゅてきすぎる♪
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