先日「ごきげんよう」で、福田彩乃ちゃん(ものまねが得意なタレントさんね)が、
大雪の降った成人の日に、テレビ局に向かう途中で車が動かなくなり、たまたま通りかかった
事務所の大先輩・福山さんの車に乗せてもらってスタジオまで送ってもらった、
というお話をしていらっしゃいました。
雪にはまって動かなくなった車から降り、彩乃ちゃんだけ徒歩でスタジオに向かっていたところ、
前からましゃが歩いてやってきて「車押していたのトクでしょ?(彩乃ちゃんのマネージャーは徳山さんといって、
以前ましゃのマネージャーさんをなさっていたのだそうだ) 乗っていきなよ」と。
ましゃはその時、別のレコーディングスタジオに向かっていて、彩乃ちゃんの車を追い抜きざまに、
見覚えのある男が一生懸命車を押しているわ、中から女の子が出てきて雪に足をとられながら歩いてると
思ったら後輩だわで、自ら車を下りて声を掛けにきてくれたと。
彩乃ちゃんは大感激で「ごきげんよう」でこのお話を披露してくれたわけですが、
これについてましゃはたまラジで「(雪の中での人助けだから)『笠地蔵』みたいだね」なんておっしゃり、
そこから昨夜は「ましゃ地蔵」のお話に。
ましゃは、困ってる人に遭遇する確立がなぜかすごく高いそうな。
老若男女を問わず、芸能人だから後輩だからだとかに限らず、遭遇したら助けるのはあたりまえなので、
そういうちょっとした人助けなら、もう覚えてないほどたくさんやっていると思う、と。
もちろん、ご本人みずから善行をふれ回るようなカッコワルイことはなさいませんが、
これを機に「ましゃ地蔵」エピソードがいろいろとご紹介されました。
近いところでは、自転車に乗って道に迷っていた荘ちゃん、横に車が止まったかと思ったら、
窓がグイーンと下がり顔を見せたのはましゃ。
「荘ちゃん、どうしたの? 迷ってるの? そっちだよ。」と、道を指し示してそのまま去って行かれたと。
またある時はトーキングFMの今浪さん。ましゃが飲んだ帰り道、通りかかったバス停そばで
酔いつぶれて地面で寝ている今浪さんを発見。起こしてちゃんと家に帰したそうな。
ましゃは、今浪さんに限らずなぜか「道に倒れている人」に遭遇することが特に多く、
有名なお話としては、デビュー前に渋谷のバーでバイトしていたとき、
夜中に雨の降るゴミ捨て場で若い女性が酔いつぶれて寝ているのを見つけ、自分の家まで
背負って行って介抱したという。
でも、助けるにしても「自分の家にまで連れて行くのはどうかと思う」と、
ご自分でおっしゃっていましたが。
「目がさめたときその女の子はすごい怯えてたから」って。そりゃそーよね。
その後も、ある時は、酔っ払って上半身を歩道、下半身を車道にはみ出して寝ている男性を発見し、
これじゃあぶないとその下半身をよいしょっと歩道に移動したりしているうちにその人も目が覚め、
「うー。あー。すみませんー」とか言いながらふらふらと歩いて帰っていった、とか。
またある時は、酔っ払って自転車とともに道路に倒れていた60代くらいの男性を助けおこし、
その男性の家まで送っていったら家に着くころには元気になっていて、家にあがって一緒に飲もうと
誘われたり。(丁重におことわりしたそうだが)
またある時は、路地裏で酔いつぶれている女性を発見し、近くにその人のバッグの口があいて
中身が全部散乱していたから、それを全部ひろってバッグに入れ、女性を起こしてそのバッグを
渡したところ、女性は慌てふためいて去っていってしまったとか。
さらには、朝方に交差点のど真ん中で倒れている女性と、その女性の腹を蹴っている男を発見し、
「何やってんだ!」と男の首根っこをつかまえてやめさせたら、倒れていた女性がいきなりましゃを
後ろからバーンと突き飛ばして「いいんです! 大丈夫ですから!」と言って
男と一緒に立ち去ってしまったとか。
この時ばかりは「あれ? 俺、助けたんじゃなかったの?」と思ったそうだが。
しかしましゃは決してヨッパライにだけやさしいわけではありませぬ。
むしろ、普通だったら見て見ぬふりをするであろう(わたしだったらまず遠回りして通り過ぎる)
「酔いつぶれた赤の他人」のことまで気に掛けるって、どんだけやさしいのだと!
どんだけはてしなくやさしいのだと!
ためしに「ましゃに助けられたことがある」リスナーからのメールを募集してみたら、
「ひとつ屋根の下」のロケをやってるときに、迷子になった自分の娘をましゃに見つけてもらい、
自分が来るまで娘の相手をしてもらっていた、とか。
自分の上司が新幹線のグリーン車で、棚に荷物を載せるのに苦労していたら、
通りかかった男性が上げてくれて、「ありがとうございます」とその人を見たら福山雅治だった、とか。
長崎の稲佐山付近でトイレを探していた年配の女性が、ましゃの自宅まで連れていってもらい、
トイレを貸してもらったが、福山雅治とは気づかず「背の高いカッコいいカメラマン」だと
思っていたそうだ、とか。
ティッシュ配りのバイトをしていたときに、まちがえてダンボールごとティッシュをぶちまけて
しまったら「大丈夫ですか?」と一緒に拾ってくれたのが、福山さんだった、とか。
さらに、助けたお話ではないけれど、NHKで清掃員として働いている方から
「挨拶をしてくれる俳優さんはたくさんいるけれど、『今日は寒いですね。』とか『いつもありがとうございます』
などと、挨拶のあとに必ず一言付け加えてくれる俳優さんは、自分の知る限り福山雅治さんだけだった」
というお話も。
ところがましゃは、それらのメールで報告されたご自分の善行を、ことごとく「覚えていない」と。
それくらいのことはたぶんいつも無意識でやっているから、やったとしても覚えていないのだそうだ。
「倒れていた人」からのメールがなかったのは、酔いつぶれていたら自分が誰に助けられたかなんて、
覚えていないからでしょうね。
それにしても、自分がやった親切については、どんだけちっぽけでも尾ひれ背びれ胸びれまでつけて
100年も言い続けそうな人もいれば、どんだけ親切をやり続けても、人が覚えていてくれるどころか
自分ですらすっきり忘れちゃってても全然気にしない人もいたり。
男気あふれるましゃに、あらためて惚れ惚れです。
さぁ3月!
・・・って意気込むような感じではない今日のどんよりとした空模様&強風。
花粉も本番ですかね。
ひな祭りに向けて、お菓子もお花もピンクやきいろのかわいらしーものばかりあふれているのに、
毎年必ず水を差してくれちゃうこの花粉!
隣国からの大気汚染と混ざると、さらに厄介なことになるというではありませんか。
自分で撒き散らしてしまった放射能と、お隣の国から流れ込んでくるPM2.5。
汚染物質を撒き散らす社会を作ってしまったのは自分らなので、
自分らで早くどうにかしないと、地球の自浄作用で人間が消されてしまったって文句は言えない気が。
さ、とりあえず、桃の節句にちなんでピンク色のステキな画像をひとつ。
ちなみ方があまりに無理やりすぎる。
2月28日のひめくりまくりですけどね。
ピンクのパジャマの後ろ姿がラブリーだわオトコマエだわ。(24時間ラジオの時の深夜の装いと思われる)
しかし!
今日いちばん「おっ!?」と思ったのはやはり堤真一氏ご結婚のニュースですよ!
「最後の大物独身40代俳優(の、ひとり)」である堤さんが、
ついにその称号を返還なさると。(どこに返還するのだ)
となると、あとに残った大物独身40代俳優のみなさんにも自然と注目が集まり、
写真週刊誌などからの追尾もさらに激化しそうですね。
おめでたいことではありますが、独身と既婚では「ドリーム感」の大きさが全く違うわけで、
すごく熱心なファンというわけでなくても、やはり一抹の寂しさが。
ま、でも一抹で済んでおりますから、もちろんこれからも、舞台や映画などでの活躍をいっぱい
拝見したいです。大好きな役者さんですので。
しかしやはり問題はましゃだ。
こちらがご結婚となったら一抹では済みませぬ。
44マサハルが、堤さんの年齢でもし結婚となったらあと4年。いやもっとすぐにやってくるかも。
ちょっと想像しただけで、とんでもなく寂しいぞー。
女性ファンの嘆きもさることながら、意外に男性ファンの嘆きもすさまじいのではないかと。
「あの福山ですら独身なのに、俺が独身なのはあたりまえじゃないか」みたいに、
独身中年男たちの希望の星にもなっておられると思われるので。
2013年02月27日(水) |
はらちゃん / 福山蒸溜所#47 |
はらちゃんいいなー。
せつないけどほっこり。
越前さんのいる世界に来ると知らないことばかりのはらちゃんが、
逐一質問して、逐一感動している様子になごみます。
考えてみれば、はらちゃんが不思議だと思って感動していることは、
普通にこの世界に生きている人間にとっても不思議で感動的なことなのに、
そのことをすっかり忘れてしまっていたり、正直に感動したりすればむしろアホあつかいだったり。
はらちゃんが生きている世界はすごく狭いけれど、そこにいる人にとってはそこがすべて。
越前さんがいるこの世界だって、もしそこを俯瞰できる存在がいるとすれば、
はらちゃんの世界を見ているような気になるのかもしれない。
はてしない世界観をも感じさせてくれるお話です。
越前さんが幸せになることだけを望み、その邪魔になるようだったら、と、
笑顔で漫画の中に消えていくはらちゃんがせつなすぎでした。
登場人物全員、何かしらせつないけどね。
来週は、「はらちゃんとその仲間達」全員がこの世界に登場。
幼稚園の年少さんみたいに全員で電車になってこわごわ進む様子がらぶりーで、
その年少さんたちを運搬しているヘンなおじさんにヤスケンが!
ますます楽しみですー。
そしてもう先週分になりますが、福山蒸溜所#47では、
東京マラソンにむけてトレーニングを続けていた荘ちゃんのお話から、
マラソンはすごく経済効果があるから、ましゃの故郷、長崎でも「福山マラソン」を企画してみては?
なんてお話に。
荘「長崎は坂道が多いから大変でしょうねー、あのアップダウンは。」
福「いや、平地もあるから。」
荘「じゃ、福山さんの実家のところで折り返して・・」
福「ちがうよ。俺が長崎でマラソンやるとしたら、
龍馬が通った道を通る『龍馬マラソン』に決まってるじゃない! 」
松「たしかに、高知には『脱藩マラソン』っていうのがあるんですよ。」
荘「何だそれ!?」
福「ひゃっはっはっは! あるんだよね、脱藩の道がね。
龍馬と沢村惣之丞がおち合った峠があるんだよね。あんなとこまで行くの!?
でも、そういうキツいとこまで行くのも結構大事だよね。じゃ、亀山社中を通ろうか。」
荘「そこは絶対通らなきゃだめですよね。」
福「相当キツいよ、普通の坂道じゃないからね。」
小「ホノルルマラソンも結構坂があるんで、大丈夫ですよ。」
荘「東京マラソンも、最後の最後に坂があるんですよ。ぐぅーって。」
福「まず、龍馬マラソンは・・・福山龍馬マラソンは・・、
スタートとゴールはあそこにしたい、『平和公園』。爆心地に近い。」
荘「そこで福山さんが『ヨーイ、スタート』バーン!ってやるんですよね?」
福「それでいいですか? 僕走らなくてもいいですか?」
荘「東京マラソンは都知事がバーンってやるんです。」
福「被爆してもずっと立ってた大楠っていう大きなくすの木とか、
迫害された聖人が最後に引き回された二十六聖人の道とか通って、
亀山社中、グラバー亭、岩崎弥太郎が作った三菱の港を眺めながら、電車道をまた通って、
平和公園に戻って平和の祈りを捧げ、第一走者が帰ってくると平和の鳩がぶぁーーーって。」
松「そこまで演出を考えているわけですね?」
小「それ経済効果すごいですよ。」
福「やろう!」
荘「他県からも来るし、世界からも人がきますよ。龍馬ファンも。」
福「福山龍馬マラソン! ・・・ちょっと待って。
そこで福山って名前を付けるのはすごく良くない気がしてきた。」
荘「なんで? テーマ曲も書き下ろしてバーンって。」
福「違いますよ。テーマ曲はたらりら〜ら〜♪(『龍馬伝』のテーマ曲を口ずさむ) 平和のためのマラソンですよ」
荘「それ提案したら絶対通りますよ! 各地、マラソンで町おこしっていうのは多いんですから」
福「これを・・・来年やろう!」
荘「お? 来年やるんだったら今からもう動き出さないと。」
福「長崎市長さんに連絡して?」
実現したらステキでしょうねー。
ま、毎日2キロ走るだけでもけっこうな達成感を味わっている自分には、フルマラソン参加なんて
まったく興味はありませんが(ヒドイ)、龍馬マラソンのコースは是非歩いてみたい道ではあります。
そして、「脱藩マラソン」というものの存在を初めて知り、ちょっと感動。
だっぱんって! だっぱんの道を走らせるって!
粋だわ高知県。
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