はー。斗真がカッコよかったですー。というか、はてしなく美しかったですー。
が、やはりわたしにはかなりキツい血みどろさと爆音の連続。
でも、脳男(斗真)と精神科医・鷲谷(松雪泰子)の美しさが、グロさをだいぶ緩和してくれます。
もう1回見ようとは思わないけれど、
どこで目をつぶってどこで爆音に注意すればいいかわかったから、
見られないこともない。(どっちだ)
並外れた知能と鍛え抜かれた肉体を持ちながら、人間らしい感情を一切持たず、
凶悪な殺人犯だけを次々に抹殺していく脳男。
質問されたことに答える以外、話すこともなければ身動きもまばたきすらしないが、
殺人犯を「殺す」ために身につけた格闘能力は凄まじく、殺すことに一点の迷いも持たない。
とにかく斗真が素晴らしくて。
格闘シーンが凄かったのはもちろんなんだけど、それ以上に「静」の芝居が。
動きもしなければ表情もまったく変えないし、もちろん声もめったに出さないのだけど、
そこに居るというその「たたずまい」だけで、強烈に存在感があって魅力的で、
「目」や「顔の角度」などのほんのちょっとした動きで、すべてを表現する。
そしてなんたって美しい。なんだろね? ほぼ片目しか見えてない鬼太郎状態なのに、
陶器のような肌触りや冬の空気のような透明感が感じられる美しさ。
特に、ラストシーンの斗真の表情はあまりに圧巻です。
あのラストだけでももう一度観たいくらいです。
しかし、希望と絶望が同時に押し寄せる感じで、なんとも複雑な気分になるエンディング。
正直、脳男のこれからより、鷲谷(松雪泰子)のこれからの方が気になる。
あの人は、精神科医としてこれから何をどう信じてゆけばよいの?
Happy Valentine's Day!
お店にもネットにも、高級チョコからお手軽チョコから可愛い手作りまで、
それはそれはスイートな光景がディスプレイされていて楽しかったですが、
わたしとしましては、この時期はこれがあればほぼ満足です。
地味だ。地味すぎる。(しかもプレゼント用じゃなくて自分が食べる用を提示してどうする)
基本、♪チョコレートは明治♪ の板チョコが一番好きで一年中愛用し、
ラミーとバッカスを冬場のお楽しみにしているわたくしです。
ま、基本がこれというだけで、あれば何でもおいしくいただくのですが。(節操なし)
さて。
福山蒸溜所#46「魂ラジサイド」では、なんともステキな新しい言葉ができていました。
『ましゃ花粉』。
これをめぐって男たちの大騒ぎな会話が最高に楽しいひとときでした。
荘「福山さん、自分で服を選びだしたのはいつぐらいからですか?」
福「今でも選んでないよ。前も言ったと思うけど、関心がないんだよね、ファッションに。
さんざんいろんな服を見たし、着てるけど、それでも関心がないんだよね、服に。」
小「そうとう目は肥えてるわけじゃないですか?」
荘「だったらもう、俺が着たい服は俺が作るしかない! みたいには?」
福「ないねー。楽なものしか着たくないからさ。肌触りがよい、ことくらい。
ほら、元がいいから服で良く見せる必要ないんだよね。ひゃっはっはっは」
荘「出ました。いわゆる、俺たちゃ裸がユニフォーム、全裸が一番カッコよくなるってやつですよ。」
福「それを服で盛っちゃうと、too muchって言うかさ、味が濃くなっちゃう」
荘「あー。味付けいらないっていうね」
福「いや、でもそれは冗談で言ってますけど、女の人ってホントに怖いな、って思ったのがさ、
雑誌の取材か何かのときに、『どんなタイプの女性が好きですか?』って聞かれて
『ジーンズにTシャツが、さらっと似合うような人がいいですよねー』って答えたら
『やっぱりそうですよね』(←ちょっと僻みっぽい言い方)って。
『それってモデルさんみたいな体型の人ですよね』って。
俺、そんなこと言ったつもりないんですけどー! そういうふうに受け取るんだー、って。
で、みんなはどんな女の人がタイプなの?」
荘「顔のベースが笑顔の人がいいですね。」
小「可愛くて、お酒呑むとちょっとエッチになる人がいいです」
松「お酒呑める人がいいですね」
福「飲まない人とか飲めない人とかの方が楽だったりしないの? 車で送ってってもらえるとかさ?」
荘「そういうこと言うと怒られますよ! 私はタクシー代わりですか!って」
福「ひゃっはっはっは。だからそういう受け答えっていうのは、
冗談かあたりさわりのない言い方になっちゃうよね。」
福「正直、好きな女性のタイプなんかさ、ないじゃん」
荘「その時好きになった人が好き」
福「男はほんとにそこらへんぼんやりしてるからね」
荘「女性ははっきりしてますよね」
福「女の人は『どんな人がタイプか?』について何を言っても怒られないのに、
男が言うと突っ込まれるよね。」
小「必ずつっこまれますね。」
福「女の人ってけっこう具体的に言うじゃない? 背が高くて、カッコよくて、面白くてやさしくて・・・」
松「こまかーいこと言ってきますよね」
福「それだけ、男は女性とは違う感性で生きてるってことですよ。女性の場合はやっぱり、
どういう子孫を残すか、ってとこで男を相当吟味するけど、男の場合は誰を選ぶかということより、
できるだけたくさん残そうとする生き物だから、そこまで具体的に考えないんだろうね。」
荘「女性の場合は、自分の決めている範囲に入ってくる人じゃないと、もう眼中にないというか、
いても見えない、という感じですからね。男性はなんとなくこう全員に、『行けるとこあったら
行きますけど』みたいな感じですけど」
福「だから僕はたまに取材とかで『どういう女性が好きですか?』と聞かれると
『僕のことを好きな女性はみんな好き』って」
荘「おおー。じゃあ、ライブ会場とかで『ましゃーっ!』って言ってくれる人は全員好きなんですね?」
福「そりゃそうです。もし、もし法的に許されるなら、全員と・・・」
荘「全員と・・・」
福「全員とまぐわいたいくらいです。」
荘「許されるならば、ね、」
福「ま、許されないと思いますけど。そんな握手会みたいなわけには、」
松「・・まぐわり会」
福「まぐわり会! ・・・俺がもたない。」
荘「気持ち的にはそういう気持ちってことですね?」
福「気持ちはあります。はっはっはっは」
荘「それをそのまんまインタビューで答えると、オカシイ人になっちゃいますから。」
福「だから僕はもう、できることなら『花粉』になりたい。」
荘「ああ! なるほどなるほど!」
福「飛散したい。ぶわ〜って。」
荘「なるほど。いたるところで受粉していただいて、」
皆さん「ひゃっはっはっは」(大喜びの野郎たち)
荘「『ましゃ花粉』のシーズンが来たらふわ〜ってね。」
福「身を粉にして花粉になりたい。」
荘「次にそういうインタビューきたら、そう答えてください。『花粉になりたい』って」
福「そうだね。もう『化身』って歌やめて『花粉』になる。」
荘「福山さんがついにおかしくなった。」
いいですねー、ましゃ花粉。
肉食系とか草食系とか通り越して、もはや植物。
しかし! 受粉するためには花を咲かせとかなきゃいけないわけですが!
さあどうしよう。(どうするもなにも)
ここ数年、お誕生日のたびにSuzuki Talking FMでは「手相芸人」の島田秀平さんに
手相をみてもらい、あらたな1年を過ごす際の心構えにしているましゃ。
今回もTalking FMのサイトには、福山雅治44歳の手のひら写真がばばーんとアップされております。
世に言う天下取りの「覇王線」など御覧になりたければどうぞ。
島田秀平さんご本人も、3年前に初めてましゃの手相をみて以来
お仕事の依頼が殺到しているそうで、
これは福山さんの「上げメン線」(まわりの人の運をどんどん上げてしまう)のおかげだと。
年末年始だけで1000人くらいの手相をみていて、目薬の消費量がハンパないんですって。
その島田さんがみた手相ですごかったのが、人類最強の女性と言われる吉田沙保里選手。
「生命線」が2本あるだけでも「二重生命線」と言ってすごく強いのに、
吉田選手には3本あったそう。
まずは現在の福山雅治の手相の特徴。
・「エロ線」が去年より成長している。
(かの壇蜜さんのエロ線なんて目じゃないほどの線だと。)
福「このことは他の場所でもいっぱい言ってくださいね」と大喜び。 ←何を宣伝したいのだ?
島「いつまでも若い人というのはたいてい『エロ線』がはっきりあるんです。
『英雄色を好む』の言葉もあるとおり、エロはその人のバイタリティにつながり、
大人物にはエロい人が多い。ごめんなさい、『エロい人』とか言っちゃって。」
福「ぼくはそういうのを聞いて、がんばってエロくなろうとした結果、そうなれたんです!」
島「いえ、福山さんのは天然です。自分でもともと持ってるものです。そこは訂正させてください。」
福「ひゃはははは! 訂正早かったなぁ。」
・「アブノーマル線」「よちよち幼児線」「妄想線」「ナルシスト線」がさらにはっきりくっきり。
以上のことからわかるのが、エロさ、子どもっぽさ、変態度、ナルシスト度が去年よりUP。
福「最高です! でもそれでよく社会生活できてますよね。」
・「金運線」「財運線」が、もはや手のひらからはみ出す勢いの長さ。
・「生命線」が2本ある二重生命線。とても旺盛な生命力の持ち主。
・「おしゃべり線」がある。長生きのご老人でおしゃべり好きの人に多いので、これも若さの理由かも。
「ましゃはどんな手相の女性と相性がいいのですか?」のリスナーからの質問に対し、
島「福山さんは感情線と頭脳線が一直線の『ますかけ線』。
感情線が似ている人同士は相性がいいが、ますかけ線同士はどちらも「王様」なので
ぶつかってしまってダメ。ということは、福山さんと相性のいい女性は、正直に言うとあまりいない。」
福「あれ!? だからだ・・・」
島「でも手相は変わりますから」(こんな良い手相変わらなくてよくね?)
・「ボアンティア線」がはっきりくっきり。
島「世の中に貢献したい、人の助けになっていきたい、力になれることをしたい、 といつも願っている人です。」
福「楽しいことも苦しいことも、人と分かち合えてるからなんとかこうして生きていられるわけで、
ラジオや音楽の仕事にしても、好きでいてくれる、興味を持ってくれる人がいるから
成立している。つまり、他者があって自分が初めて成立しているのだと思うんです。
だから、人に喜んでもらえたらそれが自分の喜びになる。
『俺、これが楽しいからキミも楽しくなって?』ということではなく、どちらかというと、
『自分はそんな最高に楽しくなくても、見てる人が最高に楽しんでくれれば、それが俺の最高の喜び』
みたいな感じ。」
2013年はましゃにとって「転機」「チャレンジの年」なのだそうだ。
島「44歳という歳は自分の考え方が変化し、いろいろなことがわかってくる歳。
新しいこと、例えば今まで断っていたこと、やっていなかったことなどに足を踏み出すのが
とても大事な一年。慣れやマンネリ化が一番の敵。
福山さんがもともと持っている「面倒くさがりや」「扱いが雑になる」「いかに楽をするか」
「いかに優位に立ちたいか」などの気持ちが顔を出すとよくない。初心が大事。」
福「それ、僕の根っこに持ってる部分です。ダメ人間じゃないですか!」
島「これらを今年は抑えていただいて、初心にもどって色々なことに足を踏み入れていただくと、
本当に楽しみな1年になります。
いかに他の人たちを喜ばしてゆくか、みんなのために動けるか、ということを大事に
この1年をがんばると、冬にとてもいいインスピレーションが湧いて、それを歌にすると
とても素晴らしいものができる。」
楽しみですねー。冬に出会えるであろう名曲を楽しみにいたしましょう。
で、ステキなアドバイスをいっぱいしてくれた島田さんですが、島田さんご本人も
お仕事の悩みが色々あり、是非ともましゃに相談したいと。
福「喜んで!!」
島「居酒屋にこんな店員さんいてくれたら毎日通っちゃうな・・・」
1年先なんてもちろん、明日もどうなるかわからない芸能界で仕事をしていくのが
不安でたまらない島田さん。友達も年々減ってゆくしどんどん孤独になるし。数年先にはもう
精神的にもこの仕事を続けていられないのでは、と思ったりするそうな。
そんな芸能界でずっとやってこられた福山さんは、どういう気持ちで仕事を続けてこられたのか? と。
福「友達は僕も相当少ないです。」
島「弱音みたいなものはどうやって吐き出してるのですか?」
福「僕の場合は幸いなことに詞を書く仕事をしているので、その中に不安や心配や、自分の
ダメな部分を吐き出せる。そしてまた幸いなことに、そういう歌詞に共感してくださる方がいるし、
コンサートで一緒に歌ったり盛り上がったりできるので、デトックス的に解消されているのだと思う。
だからコンサートをやると、肉体的には疲れるけれど精神的にはすごく楽になる。
だから島田さんもそういう場所を持てたらいいかも、と思う。
不安や心配はすごくプライベートなことだから、プライベートな友達に聞いてもらって楽になろう、 と考えがち。だけど、島田さんも『手相芸人』という表現者だから、表現者としてご自身の不安や心配も
仕事にしてしまった方がいいのではないか。本にするかネタにするかはわかりませんが。
なんと言うか『さらけ出した人』というのは強いしチャーミングですよね。
たとえば瀬戸内寂聴さんとかも、とても立派なお話もされるけど、
『かつて自分はすごく男に走った』なんてお話もされる。だから説得力があるし、
さらけ出すことによって逆に多くの人を救済している、ともいえる。
だからもし島田さんが将来に不安があるのなら、それは誰もが同じように思っていることなので、
それすら仕事にしてしまえる何かがあれば、相殺されてしまうような気がするんですけどね。
で、共感してもらって、同時に収入も得る、みたいな。」
島「僕なんかのひとつの悩みにこんなに真剣に答えていただいて・・・。
幸せな時間をありがとうございました。」
福「何をおっしゃいますか。今度、飲みに行きましょうね。 お・・女の子がいるところに・・・(笑)」
島「僕がんばります!」
福「僕もがんばります!」
島「幸せだなー」
手相からましゃの魅力をいっぱい見抜いて、いいアドバイスをくれた島田さんが、
最後には逆にましゃからアドバイスをもらって、それはそれは嬉しそうに
「幸せだなー♪」って。なんともホッコリ。
島田さん、ひょっとしてましゃのこと大好きなんじゃありませんの? 隠さなくてよろしくてよー。
島田さんがましゃについておっしゃっていたことは、ファンにしてみればすべて思い当たるというか、
あらゆるお仕事から「そういう人」であることはいつも伝わってきているわけで。
「君が笑顔なら それが 僕の生きる道」(『幸福論』より)の人ですものね。
なので、今さらあらためて再確認させていただく必要もないのですが、
何度でも確認できればそれはそれで嬉しいものでございます。
44マサハルもステキに疾走の予感。
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