今日のおたけび または つぶやき

2012年12月28日(金)  Hotel de 福山 12/27



福山☆冬の大感謝祭 其の十二
史上最大の10DAYS!!

 Hotel de 福山

〜お前とGAMEするBeautiful Liveな十日間〜








正式タイトルはいつものことながら長い。

そしてその7日目に、昨日ようやく行ってきました。

ネタバレをことごとく回避して臨んだので、いちいち驚いて楽しくて最高でした。

わたしもだいぶガマンができるようになったものよのぉ。



まずはセットリスト。


01.Around the world
02.RED×BLUE
03.All My Loving
04.愛は風のように
05.Good Job
06.KISSして
07.BLUE SMOKY
08.Girl2012
09.恋 (鍵盤弾き語り)
10.Good Night (鍵盤弾き語り)
11.誕生日には真白な百合を (新曲)
12.生きてる生きてく
13.Message
14.GAME
15.Revolution//Evolution
16.Like A Hurricane
17.心color〜a song for the wonderful year〜
18.Beautiful life

En-01.MELODY
En-02.明日へのマーチ
Double-En.ながれ星 (日替わりで毎回違うらしい)



「音楽のフルコースでおもてなし」のコンセプトどおり、

たっぷり3時間、新旧のステキな曲を織り交ぜたセットリストはとてもバラエティ豊かで、

聴きなれているはずなのに、どこか新鮮でさらに上質感が増したような感じ。



個人的な印象では、ましゃのギターソロが、いつもよりたくさん堪能できたような。

間奏などで、ましゃのギターソロがフィーチャーされるアレンジが多かった気がするのですが、

これがもう超絶にカッコよくて、弦の上を滑る手だけで! 指先だけで! 何度タマシイ抜かれたことか!



ギターはずして南へ北へと花道疾走してお客さんを煽りまくるましゃもラブリーですが、

ギターに集中しているましゃは、表情と指先とそれ全部ひっくるめた全身が超セクシー。

もちろん、ポーズだけじゃなくテクニックに裏づけされた音も最高にカッコイイ。

この色っぽさに若造が勝てるハズない、と、またしてもタマシイ抜かれるばかりなのでした。



特筆すべきは、キーボードで弾き語りの「恋」と「GOOD NIGHT」。

SK-2のCMで「Beautiful life」をピアノの弾き語りで披露した際、

「ステキだけど、本当に自分で弾いてるんですかぁ?」みたいな質問がいっぱい来たのだと。



本当に自分で弾いてるのに! ということで、それをこの大感謝祭で証明しようと思ったそうな。

「感謝祭では何か新しいことに挑戦してみる」ことを自分に課しているので、

その意味でもやってみることにしたと。



これがまた、目ぇつぶってたって弾けちゃうギターとは違い、

鍵盤ガン見しつつ慎重な指運び。そんな集中力で弾きながら、同時に歌うので、

ギターにはない緊張感が客にも伝わってきて、聴いてる方もすごい緊張する。



とは言っても、モニターに大写しになる指運びなんて見てるからそう感じるだけで、

目をつぶってましゃの声と鍵盤の音だけ聴いていれば、

ゆったりとステキなバラード以外の何ものありませんでした。

でも、普通の演奏ではありえないこの緊張感は、すごく新鮮でしたわ。

うん。たまにはこういうのもイイ。



毎年恒例の「今年一年のお仕事報告」映像も、期待を裏切らぬ面白さでした。

日本全国、世界各地を本当に忙しく飛び回った1年だったのですな。

もうね、とにかく「働きすぎ」。そして「がんばりすぎ」。

そのおかげでファンは幸せでいられるわけですが。



福山ファンとしてはめっちゃ出遅れた自分としては、

いつましゃの活躍のピークが終わっても、それは覚悟して受け入れねばと思ってきました。

だってもうデビューして22年ですよ? もうすぐ44歳ですよ?

別に悲観的になってるわけではまったくなくて、普通に考えて

そうそういつまでも風に乗り波に乗り、走り続けられるものでもないし、と。



ところがここにきても人生初の年末10DAYSやっちゃうとか、

客を楽しませるため、自分を鍛えるための「新しいチャレンジ」は止むことがない。

「巨星」という名に甘んじてご隠居状態に片脚突っ込むどころか、

攻めて攻めて前よりさらにカッコよくなって勢いも衰えることがない。



そんなことにこの年末も驚愕して、でもそれが最高に嬉しかった、

2012年のナマましゃ納めだったのでした。



今日が終われば10DAYSも残りあと2公演。

ましゃの喉もかなりキツいでしょうが、持ちこたえていただきたいです。



さ、わたしは紅白と年明けのWOWOW待ちだ。(正月の準備がまだですが)







2012年12月26日(水)  「BROS.TV」12月号&「遅咲きのヒマワリ」最終回



「BROS.TV」と「遅咲きのヒマワリ」最終回。

この両方を楽しめた昨夜は、最高のクリスマスナイトでした。



BROS.TVは、いつものメンバー4人で「スターとしての格付け」を競う企画。

650万円と20万円のギターの音色を聞き分ける、

英国王室御用達とそうじゃない香水を嗅ぎ分ける、など、

「スターとしての五感の鋭さ」を競うさまざまな勝負に挑んだわけですが、



超負けず嫌いなましゃの一挙一動、ひと言ひと言が大変面白かったです。

「なぜそう判断するか」というコメントも、いちいち理にかなっていて勉強になったわー。


湯川先生ばりに冷静に分析するましゃ、弱気な荘ちゃん、マイペースすぎるARATA氏、

能天気もはなはだしい今浪さん、と、4人4様の戦い方も面白かったです、



そして最後に「Kissin'in the holynight」をしっとりと弾き語り。

たまラジでもブロスTVでも、最後は必ず、その番組のためだけの弾き語りを聞かせてくれますが

本当にステキ。大好き。毎週、毎月、聴いてると、それがあたりまえになっちゃうけど、

すっごい贅沢なことだと思います。どれほど歌い慣れてたって弾き慣れてたって、

おふざけでいいかげんに歌ってるわけじゃなく、毎回本当にステキに聴かせてくれるためには、

必ず練習は必要だろうし。その分の時間も取られるし。



だけどそれを毎回欠かさないところに、ミュージシャンとしての自負と、

そのために自分に常に負荷をかけ続けるという姿勢を感じます。



この「Kissin'in the holynight」の余韻に、ずっと浸ってもいたかったのだけど、

「遅咲きのヒマワリ」の最終回も早く観たくて、録画を見始めたら!

ラストがまさしく丈太郎とかほりの「Kissin'in the holynight」(歌詞じゃなくてタイトルだけね)

になっていて、そのほっこりハッピー加減に泣き笑いですよ。



嬉し泣きの「泣き笑い」じゃなくて、

この素直なKissが「おいおい、やっとかよ」って感じで笑わずにはいられないし、

だけどもろもろせつなくて泣けてくるし、美男美女の画面も泣けるほどキレイだし、

でもやっぱりこのふたりが一緒にいるだけで楽しくて笑わずにはいられない、

そんな感じの泣き笑いです。このエンディング大好きだわー。

ラストカットにひまわりというのもグッジョブだわー。



ふたりともまるっきり前途多難なまんまだし、経済的自立という基本的なことも危ういけど、

というか、登場人物の誰もがようやく「一歩踏み出した」だけなのですが、

最近のハッピーエンドはこのパターンが多いような。



はたから見たら、その人は同じ場所に同じように居るだけにしか見えなくても、

その人がその場所にも周りの人にも不満タラタラで、そんな自分のことも大嫌いなまま居るのと、

その場所に居たくて、大変な状況を覚悟した上で自らの意思で居るのとでは、

その人自身にとってはまったく違う場所、まったく違う世界なわけで。



そういう意味では確かにハッピーエンドなのでしょう。



しかしやっぱり斗真がイケメンすぎる。真木よう子ちゃんが美女すぎる。

そしてこのふたりの組み合わせが絶妙でした。

誰だこの奇跡のキャスティングをしてくれた人は。



そういえば斗真くんは「新堂本兄弟」で、

エレカシの宮本さんへのリスペクトとエールを込めて「悲しみの果て」を

歌っておられましたが、まっすぐで力強い、すごく気持ちの良い歌声でしたー。



歌うこともすごく謙遜していたし、

トークでも「イケてる男のイケてねー瞬間」とか言って、情けないエピソードを紹介してたけど、

それも全部込みで、斗真は正しいオトコマエさんだと思いましてよ。







2012年12月24日(月)  たましいの太鼓持ち、炎のおべっか


メリークリスマス♪






これは先日パシフィコ横浜で開催中の「Hotel de 福山」にお買い物に行った際、

物販会場の真ん中にちんまり飾られていたツリー。

今日を過ぎたらお正月飾りに変わるのかしらん。



さてさて、福山蒸溜所#38。

今回もいいお話なさってましたよー。ちょっとだけご紹介。



かつてトーキングFMのディレクター兼プロデューサーで、現在は栄転して

「事業部長」になられた藤村さんという方が、久々にラジオの現場に顔を出されたこの回。

かなりの重責を担わされている役職だそうで、数ヶ月ぶりに会ったら

彼の白髪がすごく増えていたと語るましゃ。



藤「もう必死です」

福「いいじゃないですか、たまには人生必死になることがあった方がいいですよ。

 かつてマリー・アントワネットが斬首刑を言い渡されて、たった一夜で白髪になったと。

 それの何百分の一かのプレッシャーを、今ね・・・」

藤「はい。力石(徹)の何分の一かのプレッシャーです。」



福「本当に大変だと思いますけど、本当の意味での仕事のしんどさを感じられる人は

 実はすごく少なくて、むしろラッキーだと思います。おめでとうございます。

 まだプレッシャーを楽しむという心境ではない?」

藤「まだ自分が成し遂げた大きい仕事というのはあまりないので、それが形になると

 きっとそういう心境にもなれるのではないかと。」


福「当然、今までやってこなかった『おべっか』とか、『よいしょ』とか 『太鼓持ち』とか、

 やるわけですよね?」

藤「そうなんでしょうけど、そういうのがあまり上手じゃなくて」

福「僕、けっこう『たましいの太鼓持ち』『炎のおべっか』いけるタイプですよ?」

ス「福山さんはどんな時に?」

福「たとえばコメントとか求められることあるでしょ? ゲストとかに対して。

 ま、基本的にはいいことを言うわけですよ。結局、発言っていうのは、毒舌キャラで

 売ってる人以外は、『人のことを誉める』ことが主になっていくんですよ、僕らの仕事って。

 となると、誉め上手にならざるを得ない。」

ス「そうですね。」

福「悪口なんて言ったって何の得にもならないし、悪口でお金もらってるわけじゃないから。

 となると、どうやって人を誉めればいいかというと、これはみんなそうなんだけど、

 嘘はつけないし、嘘じゃダメなんですよ。

 僕も『たましいの太鼓持ち』『炎のおべっか』やりますけど、僕はそれをされる側でもあるんですね。

 する側でもあるし、される側でもある僕としては、誉め方にたましいが込もってるか込もってないか、

 すぐわかるんですよ。たましいが込められるためにはどうすればいいか。これとても簡単です。

 『本当のこと』を言えばいいんです。」

ス「ああ。」

福「人間ねぇ・・・ひとつくらいありますよ、誉めるトコ。」

ス「ひゃっはっはっは!」

福「ひとつくらい、その人の好きなトコありますよ。どんなに嫌いな人でも。

 そこを探すようになったんです。」

ス「うんうん。」(すごく熱心に聴いている)

福「もちろん、すごく嫌いな人とは接触しなくてすむ仕事ですからね。

 僕なんかの仕事はまだ、なまぬるい方なんです。それにしたって、そういうこと(誉めること)を

 求められることは多いんです。だから、その人を好き嫌い言ってるだけでは

 仕事が立ち行かないんで、そういう時はまず、初対面であったとしても、

 その人のどこを誉めればいいのか、真剣に考えるわけです。これはもう礼儀だな、と思って。」

ス「誉めることが礼儀。そうですね。」

福「魂を込めてね。

 今浪さんみたいに、うわっつらだけで誉めてちゃダメなんです。」

ス「はっはっはっはっ」

福「今浪さんはよく僕のことを、うわっつらでただ太鼓叩いてるだけの時あるけど。」

今「見抜かれてる!」

福「見抜いてますよ」



「本当のこと」で誉める、これはましゃラジオにゲストがいらしたときによく感じます。

それでゲストの印象もすごく良くなるし、ゲストが誰だろうとその良い点をちゃんと見つけて

素直に誉めまくるましゃのことも、さらに好きになる。



先週のたまラジは、ももクロがゲストでしたの。

16歳から19歳の女子5人相手でも、ましゃのホストっぷりはいつも通り安定の楽しさで、

いつも聞いている者にとっては特に凄い対応力とも思えなかったのだけど、



ももクロファンの実況での福山大絶賛っぷりと言ったら!

ましゃに全く興味がなかったももクロの野郎ファンたちが「福山からトーク力を学びたい」

「福山ってただのイケメンじゃなかったのか」「来世は福山で生まれることにした」

「福山完璧すぎ」と、その中身のオトコマエっぷりにどんどん心を掴まれていく様子が

大変面白かったです。



そうなのよね。

この人は単体で見てもそりゃオトコマエでカッコイイのだけど、

ほかの人との接し方というか「人あしらい」には、経験を積んだ大人の男としての配慮が

行き届いていて、外見以上にステキでカッコイイ中身に気づかされるのです。



女は「ステキー」とかうっとりしてりゃいいけど、野郎たちからしたら、

同性として敗北感ハンパないに違いない。

仕方ないよ! そりゃ勝負にならないよ!(全然なぐさめになってない。もはやなぐさめる必要も感じない)





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