2012年11月20日(火) |
フローズンの存在を久しぶりに思い出した |
うわー。11月も残り10日だー。
押し迫ってまいりましたな。
そりゃ来年の「SHOCK」の予定が発表にもなりますわね。
今日の朝刊にも申し込みの詳細などが載っていて、これまでのポスターも載っていて、
知らぬ間に、そしてあっという間に、この全部のポスターの公演を観てきてしまったのだ、
と思うと我ながらちょっとびっくり。
1000回公演を迎えるというのも凄いことですが、
あの座長のことですから、そういう記録よりもむしろ、森みっちゃんの遺志の方に
より強く思いを馳せて舞台を務められることでございましょう。
舞台に立ってきた年月はみっちゃんにはまだまだ遠く及ばないにしても、
「すべてはお客様のために」を実践してきた舞台人としては、立派に肩を並べられる
同志でいらっしゃると思っております。
どこかで観た写真に、光一さんと滝沢さんに挟まれてニコニコしているみっちゃん、
というのがありましたが、滝沢さんも「客を楽しませるのが第一」の方なので、
同志なお三人が並んだステキな写真だなー、と思いました。
その光一さんが、後輩達がわんさか出演する舞台「ジャニーズ・ワールド」に
サプライズで登場なさったとのレポを拝見し、その最高に見事な「出オチ」っぷりと
楽しいMCの様子が目に浮かんで、にまにまが止まりませんでしたよ。
いつぞや某巨大掲示板で巻き起こった「フローズン祭り」も懐かしく思い出したり。
木枯し1号も吹いた11月下旬の東京で、はからずもメロンフローズンに舌を
緑色に染められる男。それがSHOCK座長。
っつーか社長、なぜオレンジでなくメロンを選んだ?
自分が座長を務める舞台での、その凄まじいお仕事人っぷりも、
後輩達の舞台にエールを贈るときの、素晴らしいユーモアや和ませ方も、
もう、舞台の上ではこの人の背中を見ていれば、すべてを学べますね!
そんな光一さんを尊敬してやまない山田涼介くんが、滝沢さんに続いて
「ジャニーズの申し子」を継承しつつあるような印象。もろもろ楽しみです。
そういえば久しく「熱をはかる」ということをしておりませんでした。
どなたかも言ってらしたけど、「熱っぽいなー」「頭痛いなー」と思ったとして、
熱をはかって37度以上だったとして、でも仕事や用事をこなさねばならぬとしたら、
「熱がある」と自覚したことでさらにしんどい気分になることにどういうメリットがあるのだと!
気づかないふりしてがんばる方がまだ合理的ではないのかと。
というわけで、今日親子三人でインフルエンザの予防接種に行き、
たぶん去年の予防接種の時以来、熱を測ってみました。
自分の平熱は36・3度くらいだったはずですが、今日測ったら35・5度。
見た目とーっても熱量が豊富そうな夫と息子がなんと34度台で、これ体温計壊れてませんの?
と首をかしげてしまいましたが、ひょっとして人類は低体温に向かっているのかしらん。
夫なんて、家出る前にシャドーボクシングっぽく身体ほぐしたりしてたのに
↑(べつに予防接種に戦いを挑んでいたわけではない)、
34・9度ってどーいうことですかいの。
ま、とりあえず元気だからよしとしましょう。
予防接種終了。
インフルだけ予防してみても、風邪には効かないし肺炎球菌とやらも
流行っているようですが、がんばって慌しい年末年始を乗り切りませう。
それにしても「遅咲きのヒマワリ」と「大奥」がせつない。
「大奥」は、せつない上に、かなり濃厚に本格的にエロい。
ので、家族そろって視聴するにはちょっと厳しく、ひとり静かに観てますけれども。
多部ちゃんと堺雅人の清潔感と演技力が生み出すエロさはすごく美しくて眼福です。
捨蔵の天真爛漫さはいい感じの癒しになっていたのだけどなー。
まさかこんな形でいきなり退場とは。
2012年11月15日(木) |
森のエルフ光子さま逝く |
90歳まで舞台に立ち、92歳で静かに逝く。
お見事な女優人生でいらっしゃいました。
ジャニーズの誰かのファン(嵐ファンくらいまでか?)であれば、どこかしらの会場で一度くらいは
光子さまのお姿は目にしたことでしょう。
わたしも今井さんのソロステージで何度かお見かけしましたよ。
オールスタンディングのライブハウスにもいらっしゃったし、
席に空きがない会場では、通路にはみ出して置かれたパイプ椅子でご覧になっていたことも。
大女優が客席にいらっしゃれば、ご紹介もするし、時にはステージに上がっていただいたりと、
正直なところ、「みっちゃん観に来たわけではないのだけど〜」という気分になることもあったり。
90歳で「人生革命」で滝沢さんと共演なさったときなんか、
滝沢さんの重圧たるやいかばかりかと、滝沢さんの方を心配してしまったくらいでした。
ご本人は舞台の上で死ねたら本望くらいのお気持ちでしょうけど、
実際に公演中に何かあったら、座長はどれほど責任を感じてしまわれることかと。
ただでさえ、滝沢さんの舞台は、座長みずからが一番大変で危険な役を誰よりも多く務め、
その上、大勢の年若い後輩たちを束ねるという教育係も務めているのに、
さらに、足元もおぼつかなくなった90歳の大女優に心を配らねばならぬなんて、と。
ま、その重圧を感じさせずにやりきってしまわれるのが滝沢さんですが。
でも、実績のある大女優がステージを観に足をわざわざ運んでくださったり、
ロビーに「森光子」のお名前のお花が、どどーんと飾ってあったりすると、
一気にそのステージに「箔が付く」のは何度も実感しました。
「森光子」というお名前と存在は、もはや「縁起物」の域にあったような気がします。
今井さんなんか特に、TVにほとんど出ないから共演者からのお花もあまりなく、
いちファンごときのわたしですら「みっちゃんからのお花があってよかった〜」
「みっちゃん来てくれてよかった〜」と、何度思ったことか。
今朝の「あさイチ」でいのっちがコメントしておられましたが、
自分が主役の初舞台の時に、森さんからお花を贈っていただいたばかりでなく、
共演者全員にまで差し入れをいただいたと。それが座長としてすごく誇らしくて嬉しくて、
本当に心強かったそうな。亡くなってしまわれたのは寂しいけれども、これからは
森さんにいつまでも頼ることなく、ちゃんと大人として独りで歩いていかねばと、
あらためて身が引き締まる思い、というようなことをおっしゃっていました。
舞台人として「放浪記」2017回というゆるぎない実績を持ち、
舞台人としての努力や苦労を誰よりもよくわかっておられる方だからこそ、
舞台に立つ若い後輩たちの不安もよくわかり、彼らが本当に必要とするもの
(アドバイスや励まし、場をなごませるステキなトーク、客席からの声援、ロビーを華やかにするお花、
食べることを面倒くさがる座長には豪華なお弁当、などなど)も、よくわかり、
表からも裏からも、力になってくださったのでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
きっとこれからも、客席にはちょくちょくいらっしゃるでしょうね。
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