今日のおたけび または つぶやき

2012年10月24日(水)  今期のドラマ 2012年10月


ドラマの初回をエンディングまでちゃんと観るには、たいてい若干の忍耐力が必要なわけで、

だからこそ、1話目が時間の長さを感じさせず、早送りしたい気にもならず、

これ次回も楽しみーー! なものに出会えると、大変に嬉しい。



で、今のところ視聴中なのは、


「遅咲きのヒマワリ」 

斗真の「等身大」は本当にナチュラルで魅力的ー。話のテンポも良くて、登場人物それぞれの

感情の機微とか、その場面の空気とか、すごくよく伝わってきました。

斗真と真木よう子さんの掛け合い、斗真と桐谷健太くんの掛け合い、どれも最高でしたわ。

老人たちもがっつり巻き込んだ、若者たちの群像劇ですね。今期イチオシ。



「PRICELESS」

あの木村君がビンボーのどん底に、ということに特に興味はなかったのだけど、

いきなりどん底に落ちたカッコいいエリートが、色々な出会いや経験を通じて

お金の価値や生き方を身につけていくストーリーは、意外なほど堅実な王道。


子役があざとくないし、夏木マリさんの魔女っぷりはいつもながらステキだし。

1時間半が全然長く感じなかったどころか、これからきっと明るい方へ向かっていけるに

違いないという希望も感じられて、予想以上に面白かったです。



「大奥」

堺雅人祭り依然続行中。しかも将軍は多部ちゃんだし! 子猫まで加わったし!



「相棒」

成宮くんイイ感じです。おぼっちゃまカイトと老練右京さんの組み合わせステキ。



「結婚しない」

美男美女にお花屋さんに噴水のある公園。美しい画面が目に優しいのよね。

自分の年代にとっては、若すぎず老けすぎず、とても観やすいドラマです。



「ゴーイングマイホーム」

これほどの芸達者で固めてるからこそ成立するドラマだなー、と。

きっとこのまま淡々と進んでいくだけなのだろうけど、なんか気になって

観てしまう。そう、視聴動機は「なんか気になる」というぬるーい感情のみ。

サダヲちゃんは毎回一瞬だけ出てくるのね。セリフ一言でもやっぱりサダヲちゃんで、

けっこう嬉しかったり。



「悪夢ちゃん」

若干めんどくさくなって早送りしたりもしつつ、北川景子ちゃんの美しさと

へんな先生キャラに惹かれて観ております。夢王子のGACKT氏の破綻具合を

楽しみにしていたのに、わりとふつー(と言ってもかなりヘンだけど)の男性ですな。



「純と愛」

観てるうちに、純と愛の方がきっと人間としてまとも、と思えてくるのだが、

世の中はそういう生き方をなかなか認めちゃくれないからドラマになるのですよね。

終了直後の有働アナとイノッチの表情までが込みで、楽しんでおります。




「MONSTERS」はいったいどうしたことか。 

慎吾ちゃんとやまぴーがいるから脱落したくなかったんだけど、これはムリだ。

さ、福山蒸溜所聞こう。






2012年10月21日(日)  ましゃ×小島慶子さん



長年ラジオ界で活躍なさってきた「ラジオのプロ」なおふたりのトークだけあって

軽妙で心地よく、内容もとても興味深いものでした。

明日、月曜日のWS「ノンストップ」で早速映像が見られるようなので楽しみ♪



かたや「ラジオ界のエロ大王」という称号を持ち、

かたや「非常階段でヤッたことがある」という発言を逸話として持つお方。



互いのラジオ遍歴(どちらも思春期に深夜放送のヘビーリスナーだった)

若かりし頃の放送中の「黒歴史」(ましゃはオンエア中に酔っ払って記憶をなくしてしまったこと、

小島さんは競馬中継で何度か眠ってしまったこと)
も面白かったですが、

長年ラジオをこよなく愛し、大切に思われていることが、ひしひしと伝わるトークでした。



ラジオを聴くと、テレビで観るよりすごく親近感がわくらしく、ましゃはそれを

タクシーに乗ったときによく感じるそうな。



福「タクシーの運転手さんは、ラジオを聞いている方が多いので、すごく気さくに

 話しかけてくるんです。『福山さん〜、ちょっとぉ〜、今日どこ行くんですか?』なんて。

 『言わないよそんなの!』と思うんですが。降りたいのにドア開けてくんなかったり。

 (運転手さんがもっと話したがるのだそうだ。)あれ困るのよ!」

荘「テレビや映画でしか知らなかったら、そんな風には話しかけてこないでしょうね。」

小「そうですよね。だからわたしも、会う人ごとに『福山さんのラジオ聴いてくださいね』って

 言ってるんです。ラジオを聴かないと、福山さんの大部分をまだ知らないも同然です、って。」



福「小島さんは人柄としての認知度はどうですか?

 僕は、ラジオ聴いたことのない男性からは『カッコつけてんだろ』っていまだに思われてます。」

小「それはやきもちです。男の人のね、『見た目のイイやつには、性格か頭が悪くあってほしい、

 またはヘンタイであってほしい』という願望ね、あれは捨てな、と。」

福「いや、それはね、僕もあるんです。カッコイイやつ見るとね、『あいつ絶対ダメだよ』って

 言っちゃうんです。仮にカッコよくなくても、凄い美人を連れてたりすると『あいつダメ』って。

 嫉妬心です。」

小「本当? 福山さんでもあるんですか。

 福山さんは、テレビでの完成された福山雅治というイメージをあえて裏切るために

 ラジオをやっているわけでもなく、ここ(ラジオの現場)に来ると自然にそうなっちゃうんですか?」

福「ラジオはデビューした頃からずっとやっているし、鶴光さんのオールナイトニッポンから入ったので、

 『ラジオではエッチなことを言わなきゃいけない』という間違った刷り込みが・・・

 だから、自分のキャラをどうこうしたいというわけではなくて、オールナイトニッポンがやりたい、

 やるんだったらエッチなこと言わなきゃ、という感じで始まったんです。」



「テレビとラジオでは視聴者へのアプローチの仕方がどう変わるか」なんていうのも

どちらの世界でも活躍なさっている方々ならではの切り口。



小「テレビは通りすがりにたまたま観たという方もいらっしゃるので、どんな距離感かわからない。

 だからラジオよりはあまり馴れ馴れしくならないようにしゃべる。

 ラジオは、いきなり隣に座っているところから話し始める、という感じ。それはラジオだけかもしれない。」

福「テレビは(見た目から『こういう人に違いない』と判断され、その)先入観で観られるので、

 それをほぐすのに時間がかかるな、とは思う。」

小「福山さん、正直言って『オレ、こんなハンサムに生まれちゃってちょっと邪魔なんだけど』って思うこと

 ないですか? 見た目で先入観を持たれるから邪魔だな! って。」

福「いや、それはないですけど、テレビはそのギャップを埋めたりや先入観をほぐしたりするのに、

 まず5分くらいかかるな、って思っちゃうんですよ。でもそんな時間はテレビではとれないし。

 一言でまとめなきゃいけないことも多いし。」

小「たしかに、ラジオはそこがいらないですからね。助走がいらない。」



ラジオいいよね。

映像も大好きだけど、「音だけ」で想像力と妄想力をフル稼働させられるラジオも大好き。

そしてわたしも、「ガリレオ」で片脚をつっこみ、

ラジオを聴いて完全に抜け出せなくなったひとりです。






2012年10月20日(土)  ちょこっとドラマ



10月始まりのドラマもいくつか観たのだけど、第一話を見て早々に脱落したものも

けっこうあり、感想を書けるまでに至っておりません。

面白いドラマは1週間をのりきる栄養剤になるんだけどなー。



単発の「ダブルフェイス 潜入捜査編」は面白かったです。

なかなかないよね、これくらいハラハラドキドキさせてくれるドラマって。

役者陣もすごく良かったし。

ま、「インファナル・アフェア」がやっぱり凄い、ということなのだろうけど。



それにしても香川照之氏はありとあらゆる作品にお出になってますな。

いつだって見事に演じ分けていらっしゃるから、こんだけ見ても食傷気味になるわけではないけど、

だからって香川さんが出るから見たいのかと言ったらそうでもなかったり。(失礼すぎ)

「警察偽装編」@WOWOWも楽しみです。



あとは、WOWOWで堺雅人主演の「ゴールデンスランバー」を見つけ、

これ評判良かったけど観てなかったなー、なんて軽い気持ちで観てしまったのです。



そしたらこれが最高に面白くて、「リーガル・ハイ」が終わって一旦収まっていた

堺雅人祭りが再燃し、当初まったく観るつもりがなかった「大奥」を観始め、

公家出身の僧侶っぷり、将軍のお小姓っぷりにすっかり魅せられてしまっております。

どんな役でも、この人の台詞まわしというか話し方が、すっごい好きです。

このイキオイで「鍵泥棒のメソッド」も観てしまうか? ここにも香川照之氏がいるんだよな。



さ、あとで「火星大冒険!」見るよ。そしてたまラジ。平和な土曜の夜だ〜。





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