サダヲちゃん最高ーーーー!
まずひと言叫ばねば気が済まぬ。
ビバサダヲ! ぶらぼーサダヲ! あいらぶサダヲ!!
いやもちろん染さまも最高だったけど。
そして、私の大好きな秋山菜津子氏も本当に素敵だったけど。
古田新太氏も高田聖子氏も本当に魅力的だったけど。
(以下、出演者並べてエンドレスになってしまうのでとりあえずここまで)
去年4月の「滝沢演舞城」以来の新橋演舞場ですよー。
新橋演舞場は東銀座にあるのですが、
ここ数日の心理状態から言って、「私は東銀座に行く。」としっかり考えてないと、
無意識のうちに足は帝劇に向かってしまうのがわかりきっていましたのよ。
だってもう、着替えていても、JRのホームにいても、ケータイ覗いていても、
目的地は有楽町な気がして「はっ いかんいかん! 今日は新橋演舞場!」と
何度気を確かに持ち直したことか。
で、おかげさまで無事到着。
演舞場の目の前にある喫茶店は宮本亜門氏のご実家なんですって?
亜門氏は銀座育ちなのか。凄いな。
それはともかく、
劇団☆新感線による「朧の森に棲む鬼」でございます。
期待にたがわず素晴らしい舞台でしたわ。
なんたって主役に市川染五郎氏。その弟分に阿部サダヲ氏。
国王になるという野望を持つ野良犬のような男ライ(染さま)が
おぼろの森で出会った魔物とある契約を交わし、国王になるための力を手に入れる。
で、とにかく嘘に嘘を重ね、出会う人間をすべて騙しすべてを陥れすべて利用し、
ジャマな者はすべて殺し、野望だった国王になるのだが・・・と、簡単に言うとそういうお話。
リチャード三世と酒呑童子のお話が下敷きになっているそうです。
染さまは素敵だなー。
所作がいちいちキレイだわカッコイイわ。
タッパがあって華があって表情豊かで口跡素晴らしいのはもちろんだわ。
ご本業の歌舞伎でのご活躍を観たことがない私が言うのもおこがましいが、
本当に見事な役者さん。
このライという男は、徹頭徹尾、ほんの微かな迷いすらなく、情けのカケラもなく
反省も躊躇も全くない、とにかく口からでまかせの悪い奴でして。
で、そんなライに「アニキは他の誰を騙しても俺だけは騙さない」と信じて慕って、
無邪気についていくキンタ(サダヲちゃん)。
軽い身のこなしと腕っぷしの強さが自慢で「考えるのはアニキ、やっつけるのはオレ」
という役目を嬉々としてこなす。
素直なキンタは(頭が悪いとか知能が低いとかではなく)ライの嘘にいちいち素で驚いてしまうため、
そんなキンタの態度がライの嘘をよけい真実っぽく見せてしまう、という予想外の効果も生む。
なんたって弟分だから、キンタはライとほとんど一緒にいるのですよ。
染さまとサダヲちゃんという奇跡(私にとりましては)の大好きツーショがこれでもかこれでもかと!
幸せ。 ←久々にでっかいフォント
でね、イイ男が主役な時はそれ以上にオトコマエな美しい女が向こうを張ってくれないと面白くないわけで、
それが秋山菜津子氏演じるツナ。
私としては「阿修羅城の瞳」での染さまと天海祐希嬢の組み合わせがこれまで最高峰だったのですが、
秋山菜津子氏演じるツナも凛として強く、殺陣も美しくて惚れ惚れするほどイイ女でいらっしゃる。
ロックミュージカル「SHIROH」(ゲキ×シネでだけど)を観てから
「なんてカッコイイ女優さんなんだ!」と大好きになったのですが、今回さらにカッコイイです。
で、ライは結局、嘘だけで頂点に登りつめた男にふさわしい、壮絶な最期を迎えるわけですが、
せつなくて哀しいのはキンタでね。
サダヲちゃんが観せてくれるせつなさと優しさと哀しさは本当に絶品です。
好きだ好きだ。サダヲちゃんが漂わせる雰囲気が大好きだー。
阿部サダヲオンステージ、みたいな場面もあります。最高っす。
サダヲ氏はどんな役でもこなせる人ではありますが、
超ハイテンションでコミカルな役の時でも、
「医龍」のちょっとイっちゃってる感じの孤独な天才麻酔医のような役でも、
生きてることへの照れというか遠慮というか、そんな控えめさと哀しさと
でも卑屈とかびんぼったらしーとか、そんなふうには絶対にならない品格が、
裏地につねに縫いこまれているとでも言うか。
なんでだろうねぇ?
あの笑顔のせいかな。はにかんだような優しい笑顔だけど、
ちょっと泣いてるような哀しげなお顔にも見える笑顔。あれは最強です。
でね、顔も良いし腕も立つが、基本、とにかく口先だけでのし上がって行く男の話でしょ。
「言葉」の重みについて、またしみじみ考えさせられたりするわけですよ。
やってないことをやったと言い張り、やったことをやってないと言い張り、
それを取り繕うために邪魔な人間は容赦なく消していく。
まったくやるつもりもないことをやると約束し、約束と違うとなじられれば
即座にまた新しい嘘でさらにひどく騙し、うそがばれてしまった相手はすぐに消す。
この男の言ってることは全部うそなのに、みんな騙されて嘘がそのまま通ってしまうから、
そしてそれがバレた時には、利用価値がなくなった人間はみんな消されているから、
うそがそのまま本当の世界になっていく、というのがだんだんあたりまえに感じてくる。
考えてみればそれは凄く怖いことなのに。
ま、それはそれとして。
騙していく過程の緊張感爽快感も心地よいが、
壮絶な最後の場面も圧倒的なカタルシス。
朧の森に見込まれてしまった男にふさわしい生き方とその最期、という感じでした。
お正月の番組をぼちぼち消化中です。
まずは「白虎隊」。仲良し三人組、微笑ましくて可愛かったですね。
不勉強なわたしは、3人とも自決してしまうのかと思っていたのですが、
やまぴーと藤ヶ谷くん(役名で呼べよ)は生き残るのだな。
生き残った方が辛いにしろ、やはり、生きていてくれる結末の方が嬉しいです。
もともと結末はわかっているし、歴史の新解釈が出たわけでもないから、
ストーリーが特に面白いということもないわけで、
となると、あの無邪気で真面目な少年たちがつかの間の青春している場面を見るのが
やはり一番楽しい。
「戸外で女と口をきいてはならぬ」の教えにやむなく背いてしまって、
それを馬鹿正直に自己申告して、羨ましさありありの仲間たちから
寄ってたかってしっぺのお仕置きをくらうとか、なーんて可愛いんだか。
「母上とおばあさま以外の女と口をきかないまま自分は死んでしまうのか・・・」とか、
ほんっとせつないのだけど微笑ましい。
でも、このドラマで一番興味を持ったことは、やまぴーのイイ身体よりも(相変わらずの肉体美で)
田中聖くんはもちろん、藤ヶ谷くんのこれからもとても楽しみ、ということよりも、
殿様が大変お似合いのヒガシよりも、
っつーか、みんな揃って眉毛細すぎだろう! ということよりも、
「あずみ」のメイサちゃんは殺陣の実力は本当はもっとすごいのよ、よりも、
「会津人の気質」すなわち「会津魂」ということでしたわ。
「什の教え」にあった
「卑怯なふるまいをしてはならぬ」とか「弱い者をいじめてはならぬ」とか、
まさしくオトコマエの基本条件ではありませぬか。
歴史の節目節目に、そういえば会津って重要な役割を果たすことが多かったような。
近いところでは「義経」でも「新撰組」でも、
会津は色々とキーワードだった記憶がありますよ。
最近、日本史関係の本を読んでいなかったので(江戸の捕物帳みたいのばかり読んでる)
ちょっと会津関係を読んでみたくなりました。
正直、山下氏が出てなければ最後まで観たかどうかびみょーではあるのですが、
やまぴーがこの作品で視聴者に感じ取ってほしかったことを、
ちゃんと感じてくれた人は少なからずいたと思うよ。
それ以上に、
やまぴー自身がこの作品を通じてさらにオトコマエな中身になっただろうことが
ファンにとってのこの上ない幸せでありますね。
| 2007年01月07日(日) |
ガッツポーズふぇちです |
初日も大成功で快進撃を続けているとのこと。
ヨカッタヨカッタ。
座長が初日の最後の挨拶でガッツポーズしていたというレポを読み、
ミラコン・オーラスでのガッツポーズを思い出しました。
あれよかったよねー。
ひそかにガッツポーズふぇちなわたしです。
天を仰いで「いぇーいぇー! すごいぜオレー!」みたいな
大騒ぎのしつこいガッツポーズにはあまり魅力は感じないが(無邪気で可愛いとは思うけど)、
あのオーラスでの、ちょっとうつむいてひとりで噛み締めていたような小さいポーズは
すごくよかった。
本当に本当に極限まで頑張って(だってもう見るからにこーちゃんヘロヘロでしたから)
力いっぱいやり遂げた自分自身への勝利宣言、みたいでさ。
誰に誇示するわけでもなく、他の誰に対する勝利宣言でもなく、自分自身への勝利宣言。
カッコよかったよなー。
そんなミラコンと同じ、というかそれ以上の達成感、充実感を
座長が初日に感じることができたのだと思うと、本当に嬉しいし、ますます楽しみに♪
本日は「少年倶楽部」で、カメラに何度も目線くれた翼もいっぱい観られたし。
幸せでございます。
しかし、滝翼で「結婚できなさそうなはどちら?」という質問に、
ちっちゃいJr.のひとりが「今井くん。何か・・・たりなそう。」と言われてたのに大爆笑。
がんばれ翼。大好きだ翼。
何が足りないのかわからんが、まだまだ足していけるよきっと!
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