私の音楽日記

2010年05月12日(水) 最近のJ-POPのアルバム

昨日はスガシカオのアルバムを買って聴いた。予想以上に良かった。アルバムの中の曲を先にテレビで聴いていて、その曲がすごく良かったので期待して聴いたけど、テレビで聴いた何倍もCDの方が良かった。テレビでは緊張して、歌詞を間違えたりして、ちょっと調子が悪かったみたいだったし。
しかし、最近のJ-POPのアルバムはヒット・シングルが3曲くらい収録されているため新鮮味に欠けると思う。
特に1曲目がシングル・ヒットした曲だとなんだかアルバム聴いている気がなかなかしてこない。
新しいアルバムを聴くときはすごくわくわくドキドキしているので、1曲目がヘビロテで聴いていた曲だとちょっと(なんかなあ)って思う。
最近はDVDが付いているアルバムも多い。
おまけのDVDにライブとか入っていると、おまけの方にすっかり気を取られて何回も見てしまう。プロモだけだと買わない。プロモはMTVで見られるから。
もうすっかりDVDの内容を見て買うか買わないかを決めてしまうようになってしまったじゃないか。これは本末転倒だ。
実際、aikoのアルバムはこれまでずっと買ってきたけど、DVD付きじゃないために、今回は買わ気が失せてしまった。
あたしはこんなおまけにつられるような奴じゃなかったのに!とか思うけど、あたしはまさにそんな奴なんやと思う今日この頃。



2010年05月11日(火) CD『FANKASTiC』スガシカオ  2010.05.12




私はスガシカオさんの大ファンですが、ファンク・ミュージックというのは今一つよくわからずにいました。
しかし、この9thアルバムでおぼろげながらファンク・ミュージックというものがわかりました。
まず「91時91分」この独特の踊り出さざるをえないようなリズムがファンクかも!と思いました。
あと「ドキュメント2010」もラップにかき消されることなく、ファンクがただよっている感じです。
「雨あがりの朝に」は名曲間違いなしです。こういう気持ちはすごくわかるなあ。
「兆し」「軽蔑」はスガシカオ得意の心の闇の部分を歌った歌で今回も鋭いです。
ラストに「はじまりの日」を持ってきたのはとてもいいです。
何度も聴きたくなります。
DVDもロンドンでのライブはもちろんのこと、インタビューやら打ち上げの様子やらでとても楽しめました。素顔に近い表情を見られてますます好きになります。
しかし、最近はすっかりおまけのDVD見たさに買っている気がします。
これはファンにとってはCDと映像と両方楽しめるということで喜ばしいことなのでしょうが、こうしないと売れないということでもあるので、複雑な気持ちにもなります。

1. Party People
2. 91時91分
3. サヨナラホームラン
4. 兆し
5. ファンカゲリヲン
6. トマトとウソと戦闘機
7. 雨あがりの朝に
8. ドキュメント2010 ~Singer VS.Rapper~
9. 台風は北北東に進路をかえ…
10. 夏色タイム
11. 軽蔑
12. はじまりの日 feat.Mummy-D



2010年05月01日(土) 【LIVE】SPEED LIVE TOUR 2010 〜GLOWING SUN FLOWER〜 中京大学文化市民会館

01.Bridge to Heaven
02.Still Blowing
03.S.P.D.
04.Body & Soul
05.Breakin' out to the morning
06.I'll Be All Right〜蒼いリグレット〜熱帯夜〜Need Your Hands, Tonight
07.my graduation
08.ALIVE
09.華
10.White Love
11.Confusion
12.ALL MY TRUE LOVE
13.STEADY
14.季節がいく時
15.ヒマワリ
16.Wake Me Up!
〜アンコール〜
EN1.Go!Go!Heaven
EN2.I Remember
EN3.One More Dream

ぞっとするくらいに力強いステージでした。歌唱力、ダンス・パフォーマンス、ファッション・センス、鍛えあげられたプロポーション、どれも最高級でヒロちゃんとエリちゃんのツイン・ボーカルの掛け合いを見たら胸がギュッと締め付けられるように苦しく感じました。
私は多香子ちゃんのファンですが、多香子ちゃんの歌もしっかり上手くなっていました。
そして、なにより4人の仲の良いガールズトークも気持ちよく、ファンを大事にしている姿勢も自然体で、ラストの曲ではファンの一人をステージに上げて、4人でその人を囲んで歌い上げました。
SPEEDはもっともっと評価されていいと思います。世界的にみても女性のツイン・ボーカルの実力派って私は知りません。
本当にすごい歌唱力とダンス。
デビュー曲の「BODY&SOUL」を今になって円熟味のある最高のパフォーマンスで魅せてくれたSPEEDに本当にありがとう。
幸せな気分になれました。



2010年04月16日(金) CD『Rock'n Roll Circus』  浜崎あゆみ  2010.4.14



ジャケットのあゆがあまりにかわいいので、ジャケ買いしましたが、中身があまりに良すぎてぶっ飛びました。
あゆの書く詞はどんどん等身大にあゆ自身に近づいていっていると思いました。
特に「microphone」。この曲はあゆの代表曲になるでしょう。
あなたが時には大嫌いで顔も見たくないけど、それでも隣にいてほしいと歌うこのあなたは音楽のことだとあゆは言っていました。
「count down」「don't look back」も一歩もひけない今のあゆの気持ちを俄然強く歌っています。
力作の合間のinterlude的な「montage」も古い映画を見ているようでとても気持ち良いし、同じくinterlude的な「jump!」もお祭り騒ぎみたいで気分を高揚させて後半へ続けていきます。
「BALLAD」はユーミンの「春よ、来い」みたいな和風メロディーがしっとりときれいです。
「Lady Dynamite」もかっこいい。「Sexy little things」もきっぱりしていてアレンジもかっこいい。共感できます。
私はシングル曲より断然アルバム曲の方が好きです。
このアルバムを聴いたらライブも見たくなってきました。


1. THE introduction
2. Microphone
3. count down
4. Sunset ~LOVE is ALL~
5. BALLAD
6. Last Links
7. montage
8. Don't look back
9. Jump!
10. Lady Dynamite
11. Sexy little things
12. Sunrise ~LOVE is ALL~
13. meaning of Love
14. You were...
15. RED LINE ~for TA~ [album version]



2010年04月06日(火) LIVE【スキマスイッチ TOUR 2010”ラグランジュポイント”】三重県文化会館大ホール  ネタばれしてます!







M01.ラグランジュのテーマ〜フィクション
M02.ガラナ
M03.雫
M04.アカツキの詩
M05.ムーンライトで行こう
M06.レモネード
M07.ためいき
M08.ボクノート
M09.Aアングル〜Bアングル
M10.8ミリメートル
M11.藍
M12.病院にいく
M13.螺旋
M14.双星プロローグ
M15.デザイナーズマンション
M16.ゴールデンタイムラバー
M17.全力少年
M18.SL9
M19.虹のレシピ
 〜アンコール〜
EN1-1.光る
EN1-2.ただそれだけの風景
EN1-3.ふれて未来を

EN2-1.奏

三重県ならではのMCがとても長かったのでファンとしてはうれしかったです。
スキマスイッチのお二人は愛知県出身なので、もう本当に三重県のファンは早く隣の三重県でライブをやってほしいと指折り数えていたのですが、とうとう実現した!という感じでした。
FM三重まできたのに、なんでホールで歌ってくれないの?って思ったこともあったので、もう、毎年三重県に来てください。
三重のファンは熱かったです。
忍者屋敷&忍者フェスタの話。鳥羽水族館の話、鈴鹿サーキットの話などで盛り上がり、(特に忍者)あと二人は「三重県の人達は三重のことを中部、東海地区と思っているんですか?それとも関西?言葉は関西っぽいよね。」みたいなことを言っていました。たしかに言葉は関西弁に近いのですが、それでも三重弁なので、東海地区だよねということで収まりました。そしたらお二人は「僕等二人でも言葉は違うよ。三河弁とか東海市弁とかあるよね。」と方言の話になり、私は愛知に友達が何人かいるので、とても興味深かったです。
あと、シンタ君のお父さんはカメラマンだったそうで、シンタ君が小学生の頃、サーキットで仕事があり、スタッフとしてシンタ君もサーキットに連れていってもらったと言っていました。
あと鳥羽水族館は大橋君が中一の頃、中二の女子とダブルデートをして行ったところだそうです。女子の方が1歳上でませていたらしく、女子の方から手をつないできて大橋君は「やめろよー」と振り払ったそうです。
特別にダブル・アンコールで「奏」を二人だけで演奏してくれました。素晴らしかったです。



2010年03月25日(木) CD『音楽の世界へようこそ』  川本真琴  2010.02.19




川本真琴さんは「愛の才能」というとても個性的でかわいらしい曲でデビューして、HEY HEY HEYなんかにも出ていた。
歌いにくそうな歌を器用に歌いこなす人で、私はこういう声に個性のある女性シンガーが大好きなので、その後のシングル曲もかわいい曲が多かったので、好きだった。
しかし、なぜかメジャーなシーンから遠ざかってしまい、どうしたのかなと思っているところへ新譜の知らせが。
9年ぶりとのことでわくわくして聴いてみたら、声は全く変わっていない。あのままのかわいいまろやかな声だ。
曲の方はたぶんかなり悩みに悩んで、作られた曲だろうと思われる曲がずらりとならんでいる。
重くて難解な曲が多くて、前のようなシングルっぽい曲はないけれど、すごい才能のある人なので、次のアルバムはこれとはきっと違う世界を歌ってくれそうな気がする。「桜」「1/2」のような曲もまた聴きたいな。



2010年03月23日(火) CD『バレリーナ』  井上陽水  1983.




時々むしょうに陽水を聴きたくなるけど、このアルバムは天才的だと思う。
「この頃、妙だ」なんて最高。こんなことは誰にでもあるけど、歌にするなんて信じられない。
「バレリーナ」や「カメレオンの恋」もこんなにも言葉とメロディーは融合するんだと当時も今も感動してしまう。
「ビーズとパール」では色んな女性の名前が出てくるけど、私の名前はなくて今聴いてももがっくり。
この中では「誘惑」が売れたと思うけど、「街の子のハーモニー」の方がインパクトがあって売れそうな気がする。
陽水のアルバムでも特殊なアルバムだと思う。
この頃(80年代前半)の歌だけのライブとかやってくれたらいいのに。特に「white」「Every night」「ライオンとペリカン」あたり。
絶対に見に行く。

1. 街の子のハーモニー
2. 誘惑
3. カメレオンの恋
4. あなたを理解
5. この頃,妙だ
6. バレリーナ
7. 虹のできる訳
8. ビーズとパール
9. 夢



2010年03月19日(金) CD『うれしくって抱きあうよ』  YUKI  2010.03.10




YUKIのアルバムは最高に乗りに乗ってる。きっと、YUKI自身とても充実しているんでしょう。
こんなにのびのびと歌って、しかも雄大でトータル的によいアルバムってあまり聴かないな。
「COSMIC BOX」は最後の方のフェイクがとても上手くて心地よく、「チャイニーズガール」は大人っぽく色っぽい。
「恋愛模様」はジャズ風でこれまたものすごく上手く歌っていて、こんなにすごいシンガーだったのかと改めてびっくり!
「さよなら、おかえり」はあったかく、「汽車に乗って」はちょっぴり重く雄大。
「同じ手」は落ちついていて洋楽みたいに聴こえる。
どの曲も本当に素晴らしい。名作を作ったYUKI。本当にのびのびと歌っている。
私はジュディマリをまた観たいと思っていたけど、ソロがこれだけ充実しているのなら、再結成はありえないね。残念。
でも、YUKIのこのアルバムに会えてしあわせ。

1.朝が来る
2.プレゼント
3.COSMIC BOX
4.ランデヴー
5.just life! all right!
6.チャイニーズガール
7.恋愛模様
8.さようなら、おかえり
9.うれしくって抱きあうよ
10.ミス・イエスタデイ
11.汽車に乗って
12.同じ手
13.夜が来る



2010年03月15日(月) LIVE【柴咲コウ ライブ・ツアー2010 ラブ・パラ】愛知県芸術劇場大ホール

1. ラブマイノリティー
2. sweet dream
3. よくある話し〜喪服の女編〜
4. 風の果て
5. Prism
6. 君の声
7. かたちあるもの
8. ラバソー〜lover soul〜
9. notice of the way it is〜break spell
10. 再生
11. ホントだよ
12. 最愛
13. メモポケ
14. 恋愛感染経路
15. nOw
16. dive
17. KISSして
18. 百年後

<アンコール>
EN-1. 君が残していったもの
EN-2. 月のしずく
EN-3. 泣いていい



2010年03月13日(土) CD『20才になれば』  桜田淳子  1978.10.25




私は昔、桜田淳子さんの「リップスティック」という歌が大好きでした。と、いうより淳子ちゃん自身が大好きでした。
最初、淳子ちゃんを見たときは、白い帽子をかぶって本当にお人形のようにかわいく、それなのにとても元気で、秋田県からきたということで親しみも感じました。
そんな淳子ちゃんが大人になっていく様子が見られてあの頃は楽しかったです。
元気な淳子ちゃんが、中島みゆきの歌を歌ったときは複雑な気持ちでした。
なんで元気で明るい淳子ちゃんが、中島みゆきの暗い歌を歌うんだろうと当時は思いあまり興味をもてなくなり、淳子ちゃんのこともだんだんと忘れていきました。
が、最近になってもう一度「リップスティック」を聴いているうちに、淳子ちゃんは歌は決して上手くないけれど、表現力がとんでもなく素晴らしいということに改めて気づきました。
それで「20才になれば」が聴きたくなり、このアルバムを聴きました。
すごい表現力です。
「時代」は高い声が苦手だったのか、わざわざサビの部分だけを下の音で歌っています。こんな器用なこともできる人だったんですね。淳子ちゃん。すごいです。
歌いまわしというか、これは演歌でなく、歌謡曲でもないような本当に独特な誰にも出来ない歌い方です。
中島作品も素晴らしいけど、淳子ちゃんのこの表現力。
表現力でここまで聴かせることができるんだということを改めて思い知りました。

1. 20才になれば
2. 化粧
3. 時代
4. 海鳴り
5. 追いかけてヨコハマ
6. しあわせ芝居
7. おもいで河
8. 朝焼け
9. 五才の頃
10. おまえの家
11. 化粧(シングル・バージョン)
12. 20才になれば(オリジナル・カラオケ)
13. 化粧(シングル・バージョン)(オリジナル・カラオケ)


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