私の音楽日記

2008年04月19日(土) LIVE【B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"】 アリーナツアー初日  2008年04月20日(日) 三重県営サンアリーナ

B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION" アリーナツアー初日  2008年04月20日(日) 三重県営サンアリーナ

1.純情ACTION
2.黒い青春
3.パーフェクトライフ
4.なんという幸せ
5.一心不乱
6.OH!GIRL
7.New Message
8.夢見が丘
9.Easy Come, Easy Go!
10.満月よ照らせ
11.HOMETOWN BOYS MARCH
12.永遠の翼
13.ハピネス
14.GIMME YOUR LOVE
15.Liar!Liar!
16.さまよえる蒼い弾丸
17.FRICTION
18.SUPER LOVE SONG
19.光芒
ーアンコールー
20.BURN
21.ミエナイチカラ

相変わらずのB'zのパワーはすごかった。
スクリーンがなかったので、稲葉さんの顔はあまり見えなかったけど、終わりの方での稲葉さんの話が印象に残りました。
「今回のアルバムタイトルは「ACTION」です。なぜ、このタイトルになったのかというと、世の中が良くなるためのアクションを起こそう!という意味なのです。困っている人の手助けをしたり、色んなことです。でも、アクションを起こしても何も変わらなかったり、より悪い方向へいってしまうかもしれない。いや、アクションを起こしたことによって、より良い方向よりも悪くなってしまうことの方が世の中には多いかもしれない。その場合、どう考えたらいいのかを僕なりに考えました。アクションを起こしたけど、悪い方向へ行ってしまった、でも、それは未来の自分が見ているんです。もっと近いところで言えば、明日の自分が見ているんです。だから、アクションを起こしたほうが僕はいいと思います。」



2008年04月02日(水) LIVE【レミオロメン Wonderful & Beautiful Tour 2008】  三重県文化会館大ホール 2008.4.2  ネタバレです!まだ途中です。

レミオロメン Wonderful & Beautiful Tour 2008 三重県文化会館大ホール 2008.4.2

1.Wonderland
2.雨上がり
3.モラトリアム
4.RUN
5.蒼の世界
6.深呼吸
7.蛍
8.電話
9.ビールとプリン
10.昭和
11.3月9日
12.流星
13.粉雪
14.まめ電球
15.南風
16.明日に架かる橋 
17.スタンドバイミー
18.追いかけっこ
19.Wonderful&Beautiful
アンコール
20.茜空
21.紙ふぶき
22.太陽の下
23.リズム

初めてレミオロメンのコンサートに行きました。
3人ともとても誠実でさわやかな青年でした。
藤巻さんは敬語できちんと話す人で、歌詞を忘れたりするとあやまってやりなおしたり、真面目な人でした。
神宮寺さんも同じく真面目な人で前田さんは面白い人でした。
テレビで見ていたときはわからなかったけど前田さんは太めでびっくりしました。
「昼にサッカーをしてきました。」と言っていたので、若いっていいなあって思いました。
昼間サッカーをして、夜はコンサートなんて若さとはそんなものなんだと再認識しました。
本当はアルバムを発売してからツアーに入る予定だったのが、アルバムが遅れてしまったので年内にはアルバムを発売したいと言っていました。
大ヒット曲「粉雪」や「3月9日」「茜空」を聴いていると改めて文学的でいい歌だなあと思いました。生で聴いているのが信じられない気がしました。
私はヒット曲には弱いです。
ヒットする曲ってちょっと聴いただけで胸にしみついてしまいます。
振り返らずに前進あるのみのような若くて旬のバンドは今しばらくは前進し続けてほしいと思いました。



2008年03月28日(金) LIVE【熊木杏里 Spring Tour 2008】 今池ボトムライン 2008.3.28(金)




熊木杏里 Spring Tour 2008  今池ボトムライン 2008.3.28(金)

1.ひみつ
2.風の記憶
挨拶「こんばんは、熊木杏里です。」
3.春の風
「今の季節は出会いや別れ、環境の変化などがあります。それを歌った歌です。」
4.雨
5.私をたどる物語
6.遠笛
「吉田拓郎さんのトリュビュートアルバムに参加させていただきました。「夏休み」という曲が一番わかりやすかったので歌わせていただきました。」
7.夏休み
8.空と君との間には(中島みゆきカバー)
「良い曲ですねえ。」
バックミュージシャンが全員ひきあげて、熊木さんが一人でギターの弾き語りとなる。
「デビュー7年目に入りました。途中記憶がない部分もあります。前のレコード会社の頃のことはあまり憶えていない。今はいろんな人と会えてうれしいです。
私はあまり家へただいまって帰ったりしないのですが、この前、ただいまって帰ったら母がとても喜んでくれて、いっしょに京都へ旅行しようとか言うのですが、そんな気にはなれないんです。私がそうギャルだったころはたくさん苦労もかけた母のことも少し歌っている「長い話」という歌を歌います。」
9.長い話(2回歌詞忘れでやりなおし)
緊張のあまり指が震えていた。ファンが歌詞を教えていた。
「Fが微妙に鳴らないんです。頭に霧がかかったみたいに奈ッ白になっちゃって、歌詞を持ってきてください。私の鞄に入っています。」歌詞を持ってきてもらって最後まで歌った。
「デビュー7年目とか言ってこんなんじゃあ、ダメですね。」
「私は歌を作るときは自分に向けて作るのですが、次の歌は違います。全盲のファンの女の子が熊木さんの歌は目が見えなくてもよくわかります。とメールをくれました。その人を思って「誕生日」という歌を作りました。」
10.誕生日(全盲のファンの子にむいて作った曲)
「次の曲はたくさんの人に聴いてもらって嬉しかった曲です。」
バンドのメンバーが戻ります。
11.新しい私になって
12.それぞれ
13.りっしんべん
「春の歌を歌います。」杏里ちゃんも会場も手拍子ですごくノリノリです。
14.新春白書
15.ムーンスター
この曲ものりのりで素敵にかわいかったです。
16.流星

アンコール
17.ゴールネット
「最後は新曲です。タイアップがつきました。」
18.春隣

「私をたどる物語」「風の記憶」「りっしんべん」はしみじみ良かったです。
「ムーンスター」と「新春白書」はCDで聴いたより今回のライブの方が私は好きです。
バックバンドがいい感じの人ばかりでした。
ノリノリに演奏しているけれど、杏里ちゃんの引き立てることと、杏里ちゃんが歌いやすいようにと一生懸命に杏里ちゃんを守りながら演奏しているのが伝わってきました。
ドラムスの高橋結子さんは女性だけど、力強く余裕のある演奏で落ち着いて聴けてよかったです。ベースの人も良かったなあ。
杏里ちゃんは歌うことをとても楽しんでいるようで、きっとこれからもいい曲を作り歌ってくれるアーティストだと思います。



2008年03月27日(木) LIVE【RYTHEM "Acoustic PoP Tour'08"】 今池ボトムライン  2008.3.27




RYTHEM【"Acoustic PoP Tour'08"】

01.首すじライン
02.霞桜
03.ココロビーダマ
04.桜唄
05.万華鏡キラキラ
06.Bitter&Sweet
07.名を持つ人
08.20粒のココロ
09.猫背
10.水の都
11.灯りのありか
12.アイシカタ
- アンコール -
13.三日月ラプソディー
14.ホウキ雲
15.自由詩

アコースティック・ライブということでギター、キーボード、ドラムスの3人だけでした。
YUIちゃんがキーボード、YUKAちゃんがアコースティック・ギター、そしてサポートメンバーとしてKATSUMIちゃんというこれまたかわいい若い女の子がドラムス。
最初から最後まで女の子3人だけの演奏というライブを見たのはこれが初めてでした。
しかも、Rythemは名古屋でのワンマンライブがこれが初めてということで緊張しているとは言っていたものの全く緊張感なんてなかったです。
MCはすごく面白かったし、歌も上手かったです。
YUKAちゃんはモデルさんのようにかわいくて、ギターが上手くて歌も上手いという信じられない人でした。
YUKAちゃんもかわいくて話が上手かったです。
さすが長いつきあいの二人。息が合っているのがよくわかりました。
グッズの紹介をしていて「ボールペン」を「ベールポン」と言い間違えたYUIちゃん、ストラップの話をしていて「ゴミ」とこれも言い間違えたYUKAちゃん、話し込んだあまりに当日の新幹線に乗り遅れたYUIちゃんとKATSUMIちゃん。
本当に歌、演奏、話、かっこいい、かわいいルックスとどれも楽しませてくれました。
終わりごろにはファンの人達が「ありがとう!」と叫んでいました。
私も同じ気持ちです。ありがとう。これからも良い歌を作り歌ってください。



2008年03月18日(火) LIVE【スピッツ・JAMBOREE TOUR 2007-2008“さざなみOTR”】 白鳥センチュリーホール  ネタバレしてます!




スピッツ・JAMBOREE TOUR 2007-2008“さざなみOTR”
      名古屋国際会議場センチュリーホール


1.僕のギター
2.不思議
3.ヒバリのこころ
4.けもの道
5.トビウオ
6.点と点
7.チェリー
8.群青
9.ルキンフォー
10.P
11.楓
12.桃
13.ネズミの進化
14.夜を駆ける
15.Na・de・Na・deボーイ
16.スパイダー
17.8823
18.俺のすべて
19.砂漠の花
20.漣

アンコール
1.魔法のコトバ
2.ハチミツ
3.春の歌

結成20周年、草野正宗、40歳の春、まったく衰え知らずでした。
始まる前からアンコールまで総立ちでファンも元気です。MCも少なく歌いっぱなし。水を飲んだりもせず、最後までまったく声が衰えない草野さん、恐ろしい40歳です。
MCの節々にあの詩を書ける生まれつきの才能を感じました。
たとえがものすごく突拍子ないたとえをしていたので、「ああ、これがあの詩を書かせるセンスなんだ。」と私は感じました。

スピッツはテレビで見るのとライブとはまったくと言っていいほどに違うバンドです。
ライブではハードロックバンドに限りなく近いポップなバンドです。
それだけに見ごたえ聴き応えがあって何より振り返らない姿勢が良いし、その姿勢が大好きです。

MCは花粉症じゃないけど、目が痒い話、名古屋のモンキーパークの話、楽屋で鏡を見ていたら全身がうつらないのでジャンプして全身をうつそうとしたら、上にモニターがあって頭をぶつけすごく痛かったこと。メンバーはそれを見て、開演が30分くらい遅れるんじゃないかと思ったとのこと。
でも、ほとんど遅れることなく始まりました。痛かったでしょうね。
草野さんは昨日、日本ガイシホールでバンプ・オブ・チキンのコンサートを見たそうです。
今、手に血豆ができて、かさぶたになってとれたところで、バンプがかさぶたの歌を歌っていたので、「ああ、俺の歌だなあ。」と思ったそうです。
名古屋の名東区に学生時代の友だちがいて、家へ遊びに行ったことがあったけど、その後離れてしまっていたら、なんとその友だちがカメラマンになっていて、「さざなみCD」の撮影をしてくれて再会したとのこと。
デビューして20年になるけど、コンスタントに名古屋ではライブが出来て、感謝している、これからもどんどん名古屋で演奏したいとのこと。

ベースの田村さんが色んなグループのベーシストだけが集まってくる「ベース飲み会」の話をしました。
色んなバンドのベース担当の人ばかり50人以上の集まりなので、「どこのベース?」と訊いて色んなバンドを言われても覚えられないと嘆いていました。
草野さんが「ギターやボーカルの集まりなんてないよね。ベースの話なんて知らない人にはちっとも面白くないよね。新しい靴下の上にひっかかっている金属の話みたいなもんだよね。」とまた変わったたとえをしていました。
田村さんはラストの法では激しく飛んでいて、あんなに高く飛びながらよくベースが弾けるなあとびっくりしました。

21年目にして全く衰えずに曲を作りつづけるスピッツ。私に振り返らずに前へ進むということを教えてくれました。



2008年03月15日(土) LIVE【ZARD What a beautiful memory 2008】ネタバレです!




1.揺れる想い
Mステのセットで黄色いジャケットと白いシャツ・ジーンズで歌ってます。

2.この愛に泳ぎ疲れても
茶色のジャケットで髪型はポニーテールです。

3.IN MY ARMS TONIGHT
ごく普通のジーンズの上下。でも、ものすごくきれいです。

4.Just for you
「揺れる想い」と同じ衣装。

6.遠い日のNostalgia
「この愛に泳ぎ疲れても」と同じ。これはマイクの前に座って腕組みして歌ってました。腕組みしながら歌う人をみたのは初めてなので、不思議な感じがしました。

7.Season
青いセーターとジーンズ。1コーラスだけ。
この曲から歌詞がモニターに表示。

8.ひとりが好き
これも1コーラスだけ。黒のジャケット。

9.不思議ね…
黒いトレーナー、ジーンズ。このあたりはメドレーに編集されたようです。
すごくノリノリで歌ってます。

10.I want you
ブルーの普通のトレーナー。
曲がロックなので、激しく動いていて驚きました。

ここでFM愛知の司会者の方が坂井泉水さんのお話をされました。
作詞や作曲のほかに絵や写真、フラワーアートもたいした腕前だったとの事。
果物を書いた絵、写真とニコンの愛用のカメラ、フラワーアートのリースが映し出されました。黄色いフラワーアートは見事でした。
他のアーティストへの作詞の提供は自由に書けるから楽しんでいたとの事。

11.突然
Mステのスタジオでの映像のようです。トレーナーを着ている。
海外の海辺での映像が流れる。吊革みたいなものにぶら下がったり海岸を走っている。

12.君がいたから
グレーのTシャツ。これもMステみたいな気がしました。

ここで坂井さん作曲の2曲を紹介。

13.眠り
ブルーのノースリーブのワンピース!すごくかわいい!!
髪は横だけ結んで後ろは下ろしています。清楚です。

14.素直に言えなくて

2004年のライブで好評だったアコースティックコーナーをやりたいとのことで
ZARDの曲を多数作曲された大野愛果さんが黒いスーツ姿で登場。
私は大野愛果さんの書く曲が大好きで、彼女自身が歌っているCDも二枚持っているます。しかし、この方はシンガーというより、作曲家なので、歌う姿を見ることはないだろうと思っていただけに大野さんの登場には感激しました。

16.少女の頃に戻ったみたいに
愛果さんのピアノに合わせて坂井さんが歌う。
会場に感動が広がります。

17.もっと近くで君の横顔見ていたい
2004年のライブの模様で1コーラスだけ。

18.瞳閉じて
1コーラス。この曲も大好きでした。

19.あなたに帰りたい
会場に入るときにサイリウム(光るスティック)を配られました。
「あなたに帰りたい」は美しい曲なので会場のみなさんでサイリウムを静かに降ってくださいとのことでした。
色は静かな海のような青色で、青い波のような光が会場全体にひろがりました。
映像はMステ。
黒のワンピースのようなフリルのような襟のドレスで美しいです。
この服だけ珍しくドレッシーな感じです。

20.I still remember
シャツとスパッツ。

21.My Baby Grand〜ぬくもりが欲しくて〜
アコースティック・ピアノが流れて、FM愛知の司会者さんが詞を朗読します。
詩として朗読しても胸に迫ります。
私は「Baby Grand」の意味がわからなかったのですが、ここでBaby Grandとは坂井さんがレコーディングの時に愛用されていた真っ赤なトイ・ピアノのことだといっていました。小さい大物という意味で小さいグランド・ピアノを愛用しながらBaby Grandという言葉を温めていたようです。
その後、2004年にラジオ用に録音されていた坂井さんの言葉が流れました。

GARNET CROW 中村由利さんが登場して、これまたびっくり。「止まっていた時計が今動き出した」を作曲した中村さんです。

22.止まっていた時計が今動き出した
どこかわからないけれど、海外でタクシーに乗っている映像です。
街中を観光しているように色んなところをタクシーが走っていて、外を写したり坂井さんを移したりしてます。。
心地よかったのかタクシーの窓にもたれて居眠りしていました。

23.サヨナラは今もこの胸にいます
薄緑のシャツ。バスでの映像。

24.もう少し あと少し…
白いセーターとジーンズ姿。

25.こんなにそばに居るのに
インストでメンバー紹介。そのあと歌が加わりました。
メンバーも少し歌っていました。ここでdoaの大田さんがオリジナルキーで歌いました。すごい高音でびっくり!

26.きっと忘れない
 さすがにこの曲では泣いてしまいました。きっと忘れません、坂井さん。

27.君がいない
 これも泣けました。君がいない、まさにそのものです。

28.心を開いて
外国らしきところで背中にリュックを背負い自転車に乗っています。

29.Today is another day
たぶん、プロモ・ビデオと同じです。サンフランシスコのヨット・ハーバー。

30.愛が見えない
チェックのシャツを着て歌っています。
このへんからお客さんがノリノリになり、立ち上がりはじめました。

31.マイ フレンド
これも恐らくプロモビデオ。

32.Don't you see!
プロモ・ビデオでおなじみの信号機にぶら下がっているシーン。手が汚れて真っ黒になったみたいです。
そして、まるで坂井さんじゃないような目を吊り上げたメイクで真っ赤なコートで撮影しているシーンが映りました。
まるで別人のようなきつい顔で、メイクであんなにも変われるんだとびっくりしました。

-アンコール-

33.Oh my love
白いシャツとジーンズをカットしたような短パン。
足がめっちゃくちゃ長かったです。

坂井さんが亡くなった後、膨大な未発表の詩がみつかり、原稿が映し出される。

34.グロリアスマインド
この曲は大半が英語詞で新たな試みだったのかな?と思っていたのですが、そうではなくて、詩が未完成だったので、英語詞で借り歌を録音していたものだそうです。
日本語より英語の方がなめらかに歌えるからでしょう。
この詩、完成されたものがぜひとも聴きたかったです。

そして、doaの徳永暁人さんが登場されました。私はdoaのファンなのですが、徳永さんがZARDの永遠の作曲者だとは知らなかったです。うれしい発見です。

35.永遠
「失楽園」を思い出します。はっきり言って「失楽園」は大嫌いですが、また違った意味でこの歌には永遠を感じます。
「失楽園」の二人は永遠で、坂井さんとZARDも永遠です。

葉山たけしさんの登場。

ここでリクエストベストがオリコン1位になり女性のグループとしては第1位とのことでした。
リクエストの1位になった「あの微笑みを忘れないで」とZARDの代表曲「負けないで」をお聞きください。

36.あの微笑みを忘れないで

37.負けないで
大きく盛り上がりました。

「ありがとうございました。またZARDのコンサートで会いましょう。」と坂井さんの声が流れた。

モニターに「坂井泉水さん、ありがとう」挨拶をして終り。

メンバーは総勢12人。
ZARDのツアーやライブ、レコーディングにかかわった人たちがそれぞれに力のこもったの演奏をしていた。
映像に合わせて演奏するとは難しいだろうと思う。
でも、まるで映像とは思えないような、どう考えても普通のコンサートのようにしか思えませんでした。

それにしても完璧に美しい人で、声量も驚くほどにあり、分厚いサウンドに少しもひけをとらず、力強い歌声でした。
そして、大野愛果さんやdoaのメンバーにこのライブで会わせてくれてありがとう、坂井さん。このライブに行かなければ、私はたぶん大野愛果さんの生演奏は聴くことがなかったでしょう。感激でした。

ZARDの歌はポカリ・スエットのCMソングに起用されていたので、ファン全員にポカリ・スエット500ml1本が帰りにプレゼントされました。

メンバーがいて、演奏しても坂井泉水さんだけそこにいない。
それだけが不思議でしかたなかったです。



2008年03月14日(金) 『Single Best』  柴咲コウ  2008.3.12




私にとってこのアルバムは今のところ今年最高に好きなアルバムです。
全部、名曲。全部歌いたい曲。詞、メロディー、声とどれも素晴らしいと思います。
ただ、ひとつ残念なのは柴咲さんの写真が1枚しかなかったことだけが残念でした。
DVDが付いているので、写真まではつけなくてよいということだったのでしょうか。
「KISSして」で柴咲さんは新境地というのか新しい歌を聴かせてくれました。
「かたちあるもの」「影」「月のしずく」などは名曲中の名曲であり、うっとりするほどに良い歌なのですが、「at home」「invitation」などはなんというのか柴咲コウならではの名曲だと思います。
こんなに細かいというかカリカリした曲で、素晴らしい曲というのは私は今まで聴いたことがないです。

柴咲さんには本当の意味でのボキャブラリが豊富だと思います。
詞は天才的だと思います。
詩を読んでいるような気持ちになったり、物語を読んでいるような気がしたりするし、色んな楽しみ方ができます。
女優だからこそ、歌い方もドラマティックに感情を込めることができるようだし、これからも演技と歌を両立させてがんばってほしいです。

それにしても「KISSして」のPVは福山さんがめちゃめちゃかっこいい。



2008年03月08日(土) 『JUNKO THE LIVE』  八神純子  1984.11.21




気の遠くなるような美声。
特にディスク2の後半「夜間飛行」「二人だけ」とアンコールらしき「Mr.ブルー」は圧巻で本当にめまいがした。
「夜間飛行」では軽く歌っているにもかかわらず重量感たっぷりの伸びる声。
「二人だけ」の♪つれてーって♪の部分ではまろやかでやわらかい美声。
ヒット曲の数々はスタジオ録音となんら変わりがない。
ライブでこんなにも歌えるなんてなんという強い声帯なんだろう。
うれしいことにボーナストラックでポプコン本選会のゲスト時ライブ音源「窓辺」と世界歌謡祭ゲスト時ライブ音源「Another Day, Another Me」も収録されている。
どちらもすっごく上手くて仰天した。
当時テレビで歌っているときもむちゃくちゃ上手いと思ったけど、今改めて聴いてみるとこんなにも突き抜けるような歌声を持った歌手はその後現れなかったと思う。
このライブ・アルバムはCD化されず、もう聴けないと思っていただけに聴くことができて大感激だ。

八神さんは今年でデビュー30周年とのことで、なんとか日本で活動をライブをやっていただけないのでしょうか。



2008年03月07日(金) TV「プレミアム 10 チューリップ 青春のラストラン」

チューリップの最後のコンサートを追った番組を見た。

私はこのツアーのライブを二度見たので、なんとも感慨深い気持ちになった。
財津さんは去年、チューリップの解散を決めたそうだ。
ラスト・ライブの選曲やリハーサル風景、インタビュー、アマチュア時代の活動や曲など盛りだくさんの内容だった。
他のメンバーも今の気持ち、個々の活動ぶりを紹介していた。
財津さんは今の自分はもうプロのミュージシャンとしてはちょっと…というところにいる、何かが足りなくてもよいのかもしれないけど、プロとしてこれではだめな気がする、終わりの始まりだと思うというようなことを語った。
私はここ数年、5本くらいチューリップのライブを見たが、まだまだパワフルで演奏も声もエネルギッシュで財津さんはじめ、メンバーから力をいっぱいもらった。
まだまだ行ける、がんばれると思う。
でも、その反面ここまで同じ場所にとどまっているというのは物足りない気もしていた。
私はヒット曲が好きなミーハーな人間なので、特にそう思ってしまうのかもしれないけど、小田和正さんは今でもシングルヒットをどんどん出して、どんどん新曲を歌っている。
しかし、チューリップは昔の曲を歌いつづけている。
今もエネルギッシュな演奏で素晴らしい。
これは好き嫌いの次元なのだけど、私は懐かしいものだけを聴きたい人ではない。
今回、財津さんが引き際の美学を選んだことに私はとても賛成する。
財津さんはこれから先、歌うことがあっても、それはもっと小さいメッセージになると思うと言った。
チューリップは世界を宇宙を相手にして歌っていた。
若い時代は終わり、小さいメッセージを歌うという財津さん。
すごく気持ちがわかる。
終わりが始まった。これからは終わりの始まりを歌う。
財津さんとチューリップのメンバーのみなさん。ありがとう。
始まりから全盛期、バンドのすべてを教えてくれて、引き際の美学まで教えてくれたチューリップに私は感謝します。



2008年03月01日(土) 『Face to Face』  ケミストリー  2008.1.30




ケミストリーの久々のアルバムはテーマが深くてすっかり大人になっていた。
ともすると平井堅に似たような感じになるところが、今回は詞に深みが出て、シティ・ポップスからはちょっと離れた場所へ行った感じがした。
生と死を歌っている「最期の川」「遺影」。
ひたひたと胸にひびいてくる。
自分も最期の時はこんな風に思うかなとか思ったりする。
ちょっと問題になった「約束の場所」もケミストリーが歌うにふさわしいいい曲だ。
なんで、この詞があんなに問題になったのかよくわからない。
これが盗作?とかになるのなら、世の中の歌は盗作だらけになるんじゃないのかな?

ケミストリーは本当に歌が上手い。

私みたいなただの音楽が好きな、ど素人でも、ケミストリーに歌ってほしい歌を作りたくなる。
それで私は勝手にケミストリーに歌ってほしい曲を作ってしまった。
歌詞は書けないし、自分で弾いて満足するしかないけれど、私なんぞに曲を書きたい気持ちを掻き立ててくれるケミストリーの表現力はすごいな。



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