私の音楽日記

2008年01月12日(土) 『WINTER LETTER』  TUBE  2007.12.12




TUBEの珍しく冬発売のアルバム。
夏のTUBEとはかなり違う。バラードでハートウォームな曲が多い。
前田さんの声もかなり良くなっていて、いい曲ばかり。
最後の「償い」などを聴いていると、前田さんも色々と後悔しつつ生きてるんだなあとか思ってしまう。
前田さんの詞は年を重ねるごとに暖かくなっていく。
じっくり聴くにはいいアルバムだ。
が、私は夏のTUBEが好きなので、やっぱり夏に「夏が来たぜ〜!!みんな!!」と叫んでほしいので、次はぜひとも夏満開のアルバムを聴きたいものである。



2008年01月11日(金) 『呼吸する時間』  アンダーグラフ  2008.1.9




ずっと待ちつづけていたアンダーグラフのサード・アルバム。
コンセプトはなしで、1年かけてよい曲を作りつづけたという作品だけあって、どの曲にもいい言葉がちりばめられている。
苦しみぬいて作り上げた「セカンド・ファンタジー」。
海外へ行って、海外の人に「日本をどう思いますか?」と質問して帰ってきた返事をもとにして書かれたという「ハイスピード カルチャー」。
自分達は芸能界にそまったりしない、前のようにまた帰るからと歌う「また帰るから」。
ヒューマンエステでもして時代を戻したいと歌うどんでもない発想の「楽園エステ」。
どの曲にも懇親の力がこもっている。
が私が一番好きな曲は「ピース・アンテナ」
みながピースサインを高く突き出してアンテナにして、シアワセの電波を飛ばしあおうと歌う。
ライブではファンがみなピースを高く上げて喜びの電波を飛ばしあっていた。
この曲はアンダーグラフの代表曲になるんだろう。
言葉の使い方にも遠慮というかシャイな感じが伺えるのがまたいい。

「いつも単純なんだ男など たまに複雑なんだ女の人」

これを書いた真戸原さんは男性なので「男など」と書けたのだろう。
でも女性には遠慮して「女など」と書かずに「女の人」と書いている。
そして、この部分はちょっと歌いにくそうでもある。
私としてはそういうささいな遠慮にとても好感をもってしまうのですね。

アンダーグラフの力作。売れてほしいな!



2008年01月08日(火) 『ONE LIFE』  倉木麻衣  2008.1.1




倉木麻衣の2008年元旦発売のアルバム。
タイトルからどんな感じなんだろう?ととても興味深かった。
前作があまり好きでなかったので、今回のアルバムは買おうかどうしようかとても迷ったが、ジャケットの麻衣ちゃんがすごくかわいかったので買ってしまった。
1曲目の「ONE LIFE」で、もうすぐに良いアルバムだとピーンときた。
この歌では「流行じゃない オリジナルでLife」と歌っている。
みんなそれぞれのオリジナルな人生ってすばらしいと思う。
シングルになった「白い雪」と「secret roses」は特にメロディーラインのきれいな曲だけど、複雑な作りではないので覚え易く歌いやすい。
この二曲はぜひともカラオケで歌ってみたいと思った。
「everything」「wonderland」は倉木麻衣ならではのダンサンブルなかっこいい曲。
そして最後の「Over The Rainbow」では一皮向けた大人の歌唱力が際立っている。
全体的に複雑な曲が少なくなり、ラップも影をひそめて歌いやすい歌を丁寧に歌っている。
音域も以前より広がっているし、色んな声が出せるようになったようだ。
私は倉木麻衣の歌が大好きだけど、今回のこのアルバムが一番好きだ。
今までは好きな曲とそうでもない曲が極端だったけど、このアルバムの曲は全曲楽しく聴ける。いきなり3回も聴いた。
すごい成長だと思う。



2008年01月06日(日) 『AND I LOVE YOU』  DREAMS COME TRUE 2007.12.12




シングル曲はもちろん良いのですが、他の曲もなんだか深い気持ちがこもっていて素晴らしい名作だと思いました。
吉田美和さんの悲しみ抜きにしても素晴らしい曲ばかり。
私は「さよなら59erst」「CARNAVAL」など吉田美和ならではの歌いまわしで感動しました。
でも、今回のこのアルバムはどの曲も涙無しには聴けないです。
前作も最高傑作だと思いましたが、このアルバムはその最高傑作を簡単に超えたと感じます。
1曲目の「a litte prayer」から最後の曲「AND I LOVE YOU」まで懇親の力をふりしぼって作ったことが伝わってくるドリカム至上最高傑作アルバムだと思います。



2008年01月05日(土) 2007年のマイ・ベスト・アルバム

1 『YES』  中島美嘉

2 『PLAY』 安室奈美恵

3 『嬉々』  柴咲コウ

4 『Scratch』 木村カエラ

5 『デニム』  竹内まりや

6 『私は私をあとにして』  熊木杏里

7 『さざなみCD』  スピッツ

8 『HOME』  Mr.Children

9 『ACTION』 B’z

10 『5年モノ』  福山雅治

11 『Can't buy my love』 YUI

オリジナルアルバムではこれらのアルバムを特によく聞きました。
安室奈美恵さんの『PLAY』は特に印象深いです。
「BABY DON'T CRY」は優しくていい曲だし付属のDVDもとてもよかったです。

あと、ベストアルバムでは

1 『グレイテスト・ヒッツ』  スキマスイッチ

2 『FIVE-STAR』  YUKI

3 『ALL SINGLES BEST』  スガシカオ

4 『B-SIDE』 Mr.Children

5 『記念ライダー1号』  奥田民生

6 『Tne Best of mihimal GT』 mihimal GT

7 『Golden Best』 ZARD

坂井さんの死という悲しい出来事があり、ZARDのアルバムもよく聴きました。
オリジナルでは『Today is another day』が一番好きですが、この『Golden Best』は坂井さん生前最後のアルバムということで良い選曲だと思います。

その他では

1 『奥田民生 カバーズ』

2 『男歌』  島谷ひとみ

3 『Vocalist 3』  徳永英明

カバーアルバムもたくさん発売されましたが、島谷ひとみさんの『男歌』もなかなか良いです。歌がさりげなく上手くて古い歌から最新の曲まで凝ったアレンジで聞かせてくれました。現在愛聴しています。

2008年はaikoやYUI、あと大好きな川嶋あいちゃにゃ太田裕美さんの新曲に期待をしています。



2008年01月03日(木) 『5296』  コブクロ  2007.12.19

今年最初に買ったアルバムはコブクロの「5296」です。
テレビで「WHITE DAYS」を聴いてすぐに大好きになり聴きたくて買いました。
どの曲も素晴らしいです。あらたなベストアルバムのようです。
真面目できっちりと生きていくけれど、つまずいてしまったり、便利さの中に置き忘れてしまった何かを探したりと誰もがふと思うことが綴られています。
「WHITE DAYS」のように私は強く生きていけないけれど、歌の意味やいいたいことは伝わってきます。

それから私は歌詞カードがすごく気に入りました。
ありふれた風景にアルバムタイトル「5296」のマスコット人形が飾られている写真なのですが、どの写真もとにかく明るくて胸に灯りが灯るような気がします。
かわいいなあ。



2008年01月02日(水) DVD『OUR SONG and all of you ライヴ・アット・武道館』 原田真二

原田真二のデビュー翌年の武道館ライブと合宿の様子を撮影したDVD。
私は武道館ライブのCDは持っているので音源としてはよく知っていたけど、こんな映画が存在していたとはびっくりでした。
アナログをデジタルに変えただけでおそらくリマスターなどしてないような今時珍しいほどに音も画像も悪い。

でも、原田真二の天才ぶりは今でもよくわかる。
あれからあんなにも新しい新鮮なアーティストは出てこなかった。
今聴いてもなんという新しい曲、新しい世界なんだろうと思う。
白いスーツを着てピアノを弾き、ギターを弾き歌う真二はかわいいけど、20歳かそこらでとにかく圧倒的な才能なのだ。
なんでもできる。
生まれつきなんだろうなと思う。
合宿の様子も撮影されているが、ファンの女の子達と気さくに話をしている。
あんなにもファンと気さくに話をしていたんですね。びっくりです。
あと、合宿の練習風景も面白い。
ああやって曲を作っていたんだなあとか私なんかには勉強にもなった。

歌、ピアノ、ギターとすべてが新らしくて誰にも似ていない。
原田真二の歌は平和への願いの歌で、すべてがハッピーにつながっている。

DVDの特典映像で今の原田真二がインタビューに答えている。
彼は「ずっと、夢を追いかけてきて、もしかしたら今生では夢はかなわないかもしれないけれど、次に生まれてきたら絶対に夢をかなえる。次に生まれてきたときもきっと同じことをしているから。」と言っていた。

真二、いいこというなあ。新年早々、ぐさっときましたよ。
これからの真二も応援します。海外進出期待してます。



2007年12月18日(火) 「グロリアス マインド」  ZARD  2007.12.12

ZARDの最後のレコーディング。

この歌はサビの部分以外全部英語詞。
思い切り泣いたら昨日までのことは忘れようというZARDらしい内容の歌。
サビ以外英語詞というのは新しい試みだと思うし、これから新たに違う世界を切り開いていこうということだったのだろうと思う。
それだけに残念だと思う。

カップリングの「探しに行こうよ」では
君の死を決して無駄にしないよ と歌っている。
今となっては胸に詰まる。

坂井泉水さんの詞と声からはたくさん励まされたし、教えてもらった。

最後の曲もZARDらしいいい曲です。



2007年12月17日(月) 「ドアクロール」  川嶋あい  2007.12.12

ドアクロール、どんな歌だろうと思った。扉を開く。
どんな扉を開くのだろうかと思いながら聴いた。

 どうして私は生きているのかな?
今はまだあけずにいる扉を一つずつ明けていこう

という自分への問いかけの歌。
私も一体何のために生きているんだろう?と日々思う。
あいちゃんの素直な詩と歌声はまっすぐに届いてくる。

カップリングの「色のないもの」も今の世に、一人一人に問いかける歌だ。
色のないもの 気にもとめないあたりまえの物に気づいていますか?と
失くしたときだけ困って後は何も考えない
常に競争しつづける社会で欲の歯車を回しているのは誰なんだ?と
問い掛ける川嶋あいちゃん。

私は何よりも尊い人は「人を傷つけない人」だとこの頃思う。
人を思いっきり傷つけて謝りもしない人もいる世の中だ。
人を傷つけない人という人は無色透明で目立ったりしない人だと思う。
そういう人が一番尊いと私は思う。



2007年12月12日(水) 『summer breeze』  原田知世  2001.6.20

とても心地よいアルバムです。
全曲洋楽カバーなのですが、原田知世さんってこんなにも歌が上手いというか心地よく歌える人だったなんて、びっくりです。ごめんなさい。
アイドルの頃の歌も好きだったのですが、私の大好きなゴンチチがプロデュースの洋楽カバーアルバムということで聴いてみたのですが、ボサノバやジャズボーカル風に歌っていてすごく心地よいです。風のようにさりげない歌声。
心地よいギターとボーカル。素敵です。

全曲英語で歌っていて正直なところ歌が上手いのかはどうかわからないのですが、これほどまでに歌うにはかなりの努力が必要です。
原田知世さんの声とゴンチチのギターがとてもマッチしていて、相性がいい組み合わせだで掘り出し物でした。


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