私の音楽日記

2007年09月14日(金) 「セプテンバー・バレンタイン」佐々木幸男

私は毎年9月にはこの歌を聴いて歌って泣いていた。

きょうもきょうはセプテンバー・バレンタインだなあと思って聴いていた。
そしてやっぱり号泣。

しかしきょうはセプテンバー・バレンタインの意味を知った。
女性から男性にお別れを告げる日だそうだ。
それを知るとこの歌の意味が見えてくる。
好きだけど見つめるだけが愛じゃないと別れを告げる彼女。
この女性は彼が好きだけど、別れることによって大人になろうとしているのだろうか。



2007年09月11日(火) 『saori iikubo 2』 いいくぼさおり 2006.12.6

久々に力強いピアノの弾き語りの曲を聴いた。
ちょっと矢野顕子さんを彷彿させるような力強い弾き方だ。
でも、声はちょっとクラシック風の声に聴こえたりする。
4曲のミニアルバムで、どれも丁寧に作られた曲だと思う。
「眠れぬ夜のシンフォニー」が特に良い。
夜のしんみりさと心の中のざわめきが感じられる。だれもがこんな気持ちになるときがあるんじゃないだろうか。



2007年09月10日(月) 「柴咲コウ invitation live〜1st ライブ 5th アニバーサリー〜」

昨日、TBSチャンネルで柴咲コウさんのファーストライブを見ました。
私は柴咲さんの声と詩が大好きで、大ファンです。カラオケでは「月のしずく」「かたちあるもの」「ひと恋めぐり」を歌ったりします。この前「分身」を歌ってみたけど、難しかったです。

柴咲さんはデビュー5年で今回が初ライブでした。が、とても初ライブとは思えない落ち着いた歌とMCで安心してみていられました。
歌はもちろん良いのですが、MCも楽しかった。黒板に曲順やMCの内容がメモしてあってそれを見ながらコンサートを進めているようですが、その黒板をお客さんの前に持ってきて、「今、ここなんですよ。ここでこの話をするんですよね。次はこの歌なんです。」とか言ってネタをみずからばらしたりして、リラックスした人だなあと思いました。
所々にライブ前にとったインタビューもあって、その中でコウさんは「歌を聴いてもらってただ楽しかったじゃなく、私の人間性を見てもらいたい。歌を通して私という人間の中身も知って欲しい。」というようなことを言っていました。
「若手クリエーター」「嬉々」などは難しい歌だと思います。
セリフだけの「-toi toi-」も情感たっぷりです。さすが女優さん。
オーケストラというかバック・ミュージシャンもとても多彩で、シンプルから分厚い音まで色んな表情を見せてくれます。
歌唱力はCDよりは劣るなあとは思いましたが、それは誰でもあたりまえのことです。
素晴らしい表現力です。そして詩人としては異彩を放っている人だと思います。

最後の「no fear」という曲だけ私の知らない曲だったけど、この歌はあまりにも普通でちょっとつまらなかったです。

それにしてもこの素晴らしいライブ、まさにinvitationでお客さんは無料で招待だなんて、いいなあ、当たったお客さん。
私ももちろん応募したのですが、はずれました。

でも、コウさんの歌とインタビューがびっしりの90分。TBSチャンネルさん、どうもありがとうございました。

コウさん、次はツアーをやってくださいね。待っています。



2007年09月01日(土) 【あみん コンサート 25th Anniversary ”In the prime〜ひまわり〜” 】

あみんコンサート  2007.9.1(愛知芸術劇場大ホール) 18:00〜20:35
25th Anniversary ”Aming” Concert Tour 2007
“ In the prime 〜ひまわり〜 ”

1 琥珀色の想い出 (二人とも白の清楚なワンピース。加藤さんはノースリーブ、岡村さんは袖つきふんわり型)
2 銀色の少女
 MC
3 感謝の気持ち
4 夏が終わってく MC
5 流星

アコースティックコーナー MC
6 ペパーミントの香り
7 ごめんね
8 未知標 ’07
 
親孝行コーナー
9 晩春

ソロコーナー (岡村さん、あみんのサブリーダーのハコに最初に歌ってもらいます)
10 冬 (加藤)
岡村さん着替えて登場。白地に色とりどりの柄のワンピース。これもふんわり型
11 祈り(岡村)
加藤さんも着替えて登場。上は岡村さんとよく似た感じの白地に色とりどりの柄のブラウス。下は真っ白な細身のパンツ)
12 待つわ ’07
13 ひまわり
14 In the prime
15 神様のご褒美

Encore 1
二人ともジーンズに上は緑色に色とりどりな柄ののブラウスで登場。
似ているけどおそろいの服ではない。
16 無敵のキャリアガール(少し動きを間違えたようだった。)
17 夢をあきらめないで

Encore 2
18 世界中メリークリスマス
19 天晴な青空

正直な感想としては二人とも声がでなかったし、ミスも多くしかもそれをお客さんにわからせるようなしぐさも目立ち、ちょっと考えさせられるコンサートだった。
ただ、岡村さんはとてもうれしそうだったし、ポプコンの話をしてくれて、私も歩プコン時代の友達を何人も見つけることができたし、関係者も結構たくさんきていた。
地元名古屋パワーみたいなものを感じた。



2007年08月19日(日) 「ミュージックフェア 21 ゴダイゴ MONKEY MAJIK」

ゴダイゴとモンキー・マジックの共演で興味深かった。
モンキー・マジックは英語の歌を日本語まじりで歌う感じでなんだか面白い。
「空はまるで」はなかなかの傑作だと思う。
ゴダイゴとの共演もなかなか息が合っていて良かった。
モンキー・マジックはこれからのバンドなので、ぎこちなさも目立ったがそれは許せる。
が、ゴダイゴのタケカワさんは無残だった。
あんなに太ってしまって、首回りに肉がついたために声がでなくなっていた。
プロならば健康管理に気をつけて、首の回りに肉をつけるのは防いで欲しかった。
最後に「銀河鉄道999」を歌ったが、声が出にくかった。
タケカワさん、プロならばちょっと痩せてもう一度あのポップな歌声を聴かせてください。



2007年08月17日(金) 「東京が好き」「Beautiful days」他  水越けいこ

最近、あまり音楽が聴けなくなっていたのですが、なぜだか最近、水越けいこさんの「氷の謝肉祭」が頭の中を駆け巡ってしかたないので、何年か前に自分で作った水越けいこさんのマイ・ベストを聴きました。
「瞳のせい」「ふり向けばloneliness」「TOUCH ME in the memory」「シンガポール」「八月の雪」「女のアリバイ」「YOU」「ブルースカイロンリー」「Thank you summer」「氷の謝肉祭」などです。
水越さんはとても歌が上手い。しかも独特のハスキーさで、すぐにわかる特徴ある声です。
曲もとてもバラエティーに富んでいて、バラードからロックまでなんでも歌えるシンガーです。
私はもう10年以上前になりますが、何度も水越さんのコンサートに足を運びました。
圧倒的に女性ファンが多く、花束やプレゼントを水越さんに渡して、感激のあまり涙を流す女性ファンがたくさんいました。

歌も大好きだけど、そんな水越さんのやさしい物腰が私は大好きです。

水越さんの曲はバラエティに富んでいるのですが、悲しい詩が多いです。

きょうもやっぱり涙が出ました。

自分の作った「水越けいこ MY BEST」のCDRにはラストナンバーとして「Beautiful days」を録音してあります。
「Beautiful days」は戻ってこないけど、水越さんのように悲しみを力に変えて私も強くなりたいです。



2007年07月29日(日) 「ミュージックフェア 21 モーニング娘。他」

モーニング娘。と卒業したハロプロメンバーが繰り広げる70年代、80年代アイドルのヒットパレード。
当時のアイドルが歌っている映像がバックに流れ、それと同じ振り付け同じ踊りでモー娘たちが歌い踊る。
当時のアイドルとまるで同じ動きだ。

歌のほうはそれぞれの歌唱力で歌っているので、特になんてことはなかったけれど、バックにキャンディーズや聖子ちゃんや真子ちゃんらの歌っている映像が流れるので振りを間違うわけにはいかない。
イモ欽トリオの「はいすくーるららばい」なんかは振りというか踊りがバックの画像とまるで同じで決まっていて、練習したんだろうなあと感心した。
フォーリーブスの「ブルドック」も伸びる紐を使って踊っていたけど、あれも難しいだろうなと思った。
メンバーの中には「キャンディーズさんって二人組だと思っていました。」という人もいて、まったく知らない歌手の歌を振りまで完璧に覚えて歌うのは、彼女たちなりに大変だっただろうなと思った。
特別ゲストとして石野真子が登場して、いっしょに「狼なんて怖くない」を歌った。
今もかわいい真子さんはデビュー曲を歌っても特に変な感じはしない。
黒のドレスを着て大人の美しさを放っていた。
彼女は最近ライブ活動を行っていて、最近出したアルバムがすごくいい曲ばかりで私はとても気に入っている。
声もいい声なのでライブも機会があれば行ってみたいと思う。

とにかくモー娘。と卒業生他のハロプロメンバー達、たった30分のテレビ番組のためによくがんばった!と拍手した。



2007年07月15日(日) 『ムーンライダーズ・ツイン・ベスト』  ムーンライダーズ 1999.3.10

久しぶりにライダーズのツイン・ベスト聴く。
たぶん、慶一以下このベストにはかかわってないと思われます。
レコード会社が勝手にツイン・ベストの企画があるから、ライダーズも一応作りましょう的に作ったのではないのでしょうか。
適当に選曲した感じがありありとする。

が、めちゃめちゃ暗い楽曲の数々。
(慶一、大丈夫か?)と思うほど暗い。
そしてその暗さが弟の博文にまで飛び火している。
でも、私にはこの暗さが心地よいのです。

なんともならん不条理な暗い気持ち。他人を巻き込んだのならなおさら。
誰かを手放したのならなおさら。
当時の慶一の気持ちがなんとなくわかる。

浜辺に行ってもなにもないよ。
砂と貝殻しかないよ。思い出とかない。
なにもない。
海を見てもなぐさめもない。

ライダーズを聴いていると私に言葉は無い。
全部教えてもらえるような気がする。人生全部。



2007年07月08日(日) 『PLAY』  安室奈美恵  2007.6.27

梅雨空で鬱っぽい私の心にアムロちゃんの思いっきりグルービーなニューアルバムは最高の特効薬であります。
ほんとにグルービーでかつ子どもっぽくないところが良いのです。
まさに“輝きつづける myself”アムロちゃん。

前作もかっこよかったけど、アムロちゃんは最も最先端な感じがして、遠すぎて私はそこまで行けなかったのです。
が、今度はどの曲が良いとかいう段階でなく、全部良い!全部がエンターティメントな作品だと思いました。
全部かっこよくて完璧だけど、しいてあげれば「HELLO」「TOP SECRET」「FUNKY TOWN」が特に好き!なんだか聴いているだけで、アムロちゃんが歌っているところがみえてくる気がします。
「Baby don't cry」は名曲です。かっこいいだけでなく優しくて強い楽曲です。
全部素敵すぎて女の私が女のアムロちゃんに惚れてしまいました。
DVDの方もかわいいのやかっこいいのでどきどきしました。

でも、値段が高いです。3990円。エイベックス!これでいいのですか。
こんなに高いのならDVDももっと色々いい映像つけろ!!
初回も通常盤も同じ値段にしろ!!

アムロちゃん、最高傑作をありがとう。
これ聴いているとうっとおしい気持ちなんて一時的にでも忘れそう。
ちっぽけなことなんてどうでもよくなっていく。
世界のエンターティナーとしてがんばってください。応援してます。



2007年07月03日(火) 「sadistic mika band live in Tokyo」 2006.3.8

木村カエラをヴォーカルに迎えたサディスティック・ミカ・バンドの東京でのライブをやっとWOWOWで見ることができた。
木村カエラの歌は大好きだけど、あのミカ・バンドで歌うのはどうなのかなあと思ったけど、いやあ、とってもきらきらしていて素晴らしかった。
そんなに太く深い声がでるわけではないけれど、ちゃんとバンドの音にはなじんでいたし、思い出してみると初代ヴォーカルのミカの声もたいしたことはなかったですし。
ドノヴァンと高中正義がいるだけでもドキドキなのに、そこへなんとゲストとして奥田民生が加わり、民生ちゃんとカエラが時々小さく打ち合わせをしている様子までうつってミーハ―的にキャーッと興奮してしまった。
はい、私はミーハ―です。民生ちゃんとカエラが指で(次行きましょう)的な合図をしたときはかぶりつきになり、何度もリピートしてみてしまいました。
かっこいいわああ。二人とも。
それにしても民生ちゃんは誰と出てても絵になる。素敵だわあ。

カエラはモデル出身で顔も体ももちろんシャープで美しいのに、下品でないのが最高だと思う。
今回のこのコンサートでも大きい花の中から突然登場して、派手な演出だけど、本人はそんなに派手にしていない。
あんなきれいなシャープな体なのだから、露出した衣装で出てくるだろうと思ったのにぜんぜん露出せず、でもめちゃくちゃかっこいい。
そういうところが大好き。
最近は結構な年齢の人から若い人まで痩せた体を露出するのが流行っているけど、下着みたいに見えて下品だ。
カエラはそうじゃない。
歌も上手いというより、とてもしっかりしている。
ミカ・バンドに溶け込んでいた。
「タイムマシーンにお願い」はやっぱり名曲だ。最高!

ドノヴァンも元気で、歌もしっかり歌っていた。独特の声も健在。
なんとか昔のヨーロピアン三部作「あの頃、マリーローランサン」の頃のライブをもう一度やってもらえないだろうか。
ミカ・バンドを再生させたのだから、ヨーロピアン三部作ももう一度ライブで再生させてほしい。
たとえ東京でも絶対に飛んでいきますから。

カエラヴォーカルのミカ・バンド。ちょっと見るのは不安だったけど、最高!
より一層カエラファンにもなってしまった。


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