2007年03月11日(日) |
「ミュージックフェア 21 chara 倖田來未」 |
charaと倖田來未。 どんなことになるのかと思っていたら、倖田さんはcharaのファンだそうだ。 charaのあの独特のキャラクターに倖田さんはマッチしていたとはいえないけれど、二人それぞれのカラーでのデュエットはくどすぎるくらいくどくて面白かった。 倖田さんの「ゆめの人」を二人で歌ったのが一番良かった。 charaがピアノを弾いて、倖田さんが歌う。 二人の個性的な女性アーティストとしての共演は絵としても見ごたえがあった。 二人ははじめての共演とは思えないほどに仲が良かった。 charaは今度倖田さんに曲を書きたいと自ら申し出ていたので、きっと実現するだろう。 その時はまた二人の共演が見たいなあと思う。
2007年03月03日(土) |
「谷山浩子コンサート」 in 名古屋今池ボトムライン |
今回のコンサートははっきり言ってつまらなかったです。 ファンの人は気分が悪くなると思うので読まないで下さい。 私の全く個人的な感想です。
ボトムラインはライブハウスなのですが、私はこのライブハウス大好きです。 狭い会場にイスがぎっしりで、とても窮屈で立ち見の人がいっぱいで、いかにもライブハウスって感じです。
今回はこの大好きなボトムラインで谷山浩子さんのコンサートがある、しかも土曜日の5時半と時間的にもとても好都合だったので、楽しみにしていました。
「銀河通信」から始まったコンサートは最初は良かったです。 浩子さんは花柄のどこかの民族衣装のようなワンピースの下から二重になったようなピンクのスカートをすそからのぞかせていました。
今回のギタリストは谷山さんのコンサートは初めての参加の松ヶ下さんで浩子さんは松ヶ下さんに色んなことを質問していました。 この辺から会場がざわざわとしてきました。 会場にまるで友達同士のようにステージに向かって話し掛ける人が何人もいました。 ギタリストの松下さんに「音楽を始めたきっかけは何ですか?」と声をかけて松下さんは丁寧に答えてくれました。 それからはまるで個人的に話をするかのようにしゃべりだす人が何人も出てきて、雑談が長くなり、いいかげん疲れました。 よっぽど途中で帰ろうかと思いましたが、あんなせまいライブハウスでそんな勝手なこともできないし、がまんしていたらとうとう前の方の席の人が「もう、さっさと次の曲に進めてください。」と声をあげました。 谷山さんはあわてて曲を歌い、しゃべりすぎたことを少々反省していたみたいでしたが、「あんなのに答える私がいけないんだよね。」となんだかお客さんを批判するようなことも言って、「でも、規定のものをぐちゃぐちゃに壊すのが好きなんだよね。」とも言いました。
「私たちは誰も何も教えてくれないところから始まったけど、今の若い人は何でも教えてもらえると思って待っている。世の中そんな甘くない。」などと若い人を批判するようなことも言っていたけど、お客を雑談でうんざりさせて歌を歌わない歌手なんて大甘です。 トークショーやファンの集いではないんです。 コアなファンはそれでも喜ぶのでしょうが、コアじゃないファンも来ています。 私なんぞは歌を楽しみに行きました。 調子に乗ってしゃべりすぎるお客は常識はずれだけど、それをまとめることのできないアーティストって何それ。 あまり声の調子もよくなさそうだったし、本当につまらなかったです。
2007年02月27日(火) |
『ダブル ドライブ』 井上陽水 奥田民生 2007.2.21 |
実に面白い。
楽曲、ジャケ、歌詞カードの写真すべて面白い。 全部、ダブル、ダブル、しつこくダブル。 ほんとに面白い。こんなの初めて見た。
二人のセンスだからこそできた作品だ。
10年ぶりのセカンドアルバムは大成功。
「砂漠のデザート」「にじむ虹」なんてのは二人の独特の世界だし、「アウトバーンの狼」「神の技」では大人はこうやって弾けるのさって教えてくれて、ラスト「南国の雪」は陽水節でしめくくる。 二人とも遠慮は無用で作ったかのような作品集。
やるなあ。この歌詞カードの写真の世界へ行ってみたいなあ。
2007年02月25日(日) |
『LOVE IS BEAUTIFUL』 GLAY 2007.1.31 |
GLAYは2002年の『UNITY ROOTS & FAMILY, AWAY』を聴いた時にもうあまり面白くないと思ってしまった。 あのアルバムはどうも弾けてなくて自分の好みではなくなっていた。 しかし、新生GLAYをテレビで見て、EXILEや氷室さんとのコラボを見てやっぱりGLAYいいなあ、実力あるなあと思った。
このニューアルバムは一曲目の「ROCK'N ROLL SWINDLE」からやる気満々で飛ばしまくっている。まさに高速道路だ。 今回のアルバムは骨太だ。 愛や恋などを超えて人生の勝敗を求めていると思う。 それでいて重すぎず、キャッチ―なメロディーをたくさん書いている。 「ANSWER」「MIRROR」「僕達の勝敗」「SCREAM」など名曲ぞろいでこのアルバムはGLAYの代表作になると思う。 私にとっての圧巻は「ANSWER」だ。 氷室さんとTERUの圧倒的なツインボーカルは胸にずっしりと響き渡ってくる。
2007年02月18日(日) |
『Scratch』 木村カエラ 2007.2.7 |
今まであまり興味が無かったけれど、有線の新譜チャンネルでこのアルバムを聞いていっぺんで気に入ってしまった。 そしてジャケットがあまりにかわいいので、ジャケ買いしてしまった。 ジャケットはもちろんかわいいけれど、中の写真もこれまたかわいい。 にぎやかなおもちゃの中にカエラちゃん自身も、かわいいおもちゃの一員として溶け合っている。
そして肝心の中身なのですが、13曲入りで49分。 いまどきのCDアルバムのなかでは曲が短い。 短い曲の中にキャッチーなメロディーや心に残るフレーズをぎっしりと隙間無く埋め尽くしている感じ。 13曲中11曲の歌詞をカエラちゃん自身が書いているが、この歌詞は日本語でありながら、英語に聴こえるような言い回しをしたり、歌詞にもしっかり個性が出ている。
帯に「全曲シングル候補でした(笑)」とあるが、まさにそのとおりですべての曲のクオリティが高いと思う。
それにしても曲が短めのキャッチーなガールズ・ポップスは大好きで、一番好きなのはDo As Infinityの坂都美子、二番目はYUKI、三番目にアムロちゃんだったけど、このアルバムで三番目にカエラちゃんが来てしまいそうになってきた。 「dolphin」「ワニと小鳥」「JOEY BOY」「Snowdome」「Magic Music」 あげていけば結局全部好きだといえるほどだ。 ジャケット、中の写真、裏ジャケの曲名の書き方、総合的によくできていると思う。 早くも今年のベストなアルバムと言える。 カエラちゃんは歌が上手いしかわいくて最高だけど、プロデューサーのJez Ashurst氏、かなりの腕前ですね。プロデューサーにも参りました。
2007年02月17日(土) |
「ミュージックフェア21」鈴木雅之、島谷ひとみ、川嶋あい |
あいちゃんが出ているので見た。
最初はあの「渋谷で5時」を3人で歌った。 1番を鈴木&島谷、2番を鈴木&川嶋で。 島谷さんと鈴木さんは「ふたりでいいじゃない」というデュエット曲をお昼のドラマの主題歌としてリリースしているし、何度も二人でTV出演しているので、この歌も特に違和感無く無難に歌っていた。 しかし、あいちゃんはちょっと歌いづらそうだった。 鈴木さんが歌の途中でちょっとあいちゃんの手を握ったときは思わず「やめろ!あいちゃんがいやがっているではないか!」と思ってしまった。 あいちゃんは女優じゃないし、歌も「I WiSH」はグループだったとはいえ、ほとんどソロのイメージが強いし、歌の演出や演技は得意ではないと思う。 次に3人で「夢で逢えたら」を歌った。 こちらは鈴木雅之メインだったけど、男性でしかもキーが高いために、女性二人はものすごくこれ以上はないくらいのキーの高さで歌うはめになった。 それでも二人とも歌いきり、難しそうなハモリも完璧ではないような気がしたけど、なんとか完成させたという感じだった。 その後、あいちゃんが新曲「My Love」を歌った。 この曲は新境地という感じでかなりアップテンポでポップスの秀作だと思う。 覚えやすいメロディーだけど、決して歌いやすい歌ではない。 プロしか歌えない歌だと思う。 新しいあいちゃんの歌をぜひともヒットチャート1位にしたいと思う。 絶対1位だ。1位しかだめだ。あいちゃん、がんばれ。
最後に鈴木&島谷の「ふたりでいいじゃない」が歌われた。 二人とも声がよく出るし、曲調もナイスで歌詞も重くなくていいいけれど、やっぱりどうしても二人はミスマッチに思えて仕方が無い。 あの、指をくっつけるしぐさも気持ち悪い。 鈴木さんの声は衰えてなくて、いい声だと思うけど、20代のうら若き女性とのデュエットはもう似合わないと思う。 本人はお若いと思っておられるようだけど、あきらかに島谷さんは引いているように見える。 この曲はヒットすればカラオケで大人気になるだろう。
2007年02月15日(木) |
「Baby don't cry」 安室奈美恵 |
アムロちゃんの歌は小室路線を離れてからも結構好きで、よく聞いていたけれど、ここ2,3年はあまり聞いてなかった。 しかし今度の新曲「Baby don't cry」はミディアムでとても心地よい。 ほんとにアムロちゃんってエンターティナーだなあとつくづく思う。 爆発的なヒット曲がほしいところだろうけど、こうやっていい曲を1曲、1曲歌っていくのはもうすでに大物の風格がある。 歌はもとからうまいし、ますますかわいいし、アムロちゃん大好きだ。 これからもがんばれ!
2007年02月14日(水) |
『DOUBLE』 CHAGE & ASKA 2007.1.24 |
このアルバムはまったく期待してなかったけど、とにかく私は「僕はMusic」が気に入りました。 なんて華やかでなんて鮮やかなんでしょう! タイトルも「僕はMusic」だなんて飛鳥は本当に音楽が自分そのものだと思っているんでしょうね。 あと「Man and Woman」も普遍的なチャゲあすの名曲なので、チャゲあす健在!がよくわかりました。
2007年02月11日(日) |
「宝物」 鈴木綜馬feauturing 太田裕美 |
鈴木綜馬さんはミュージカル俳優・歌手だそうだ。 私は全然知らなかったけど、太田裕美さんが「宝物」という曲をこのアルバムでデュエットしているので、買って聴いてみた。 色んなことがあってへこんだりしても、劇場へ向かうそのひと時、その時間は宝物だという歌だ。 幼い頃から今でも劇場へ向かうその時は宝物の時間だという歌。
裕美さんがソロで歌う部分とデュエットする部分がある。 鈴木さんがテノール歌手のような低くて伸びのある声なので、それにあわせて太田さんもちょっといつもよりは少し低い声で丁寧に歌っている。 上品なお菓子のような感じの歌だと思う。 私は小さい頃劇場につれていってもらったことはないけど、この歌を聞いていると雨の日に劇場へ連れて行ってもらって楽しかった様子がみえてくる。
2007年02月06日(火) |
『BLACK CHERRY』 倖田來未 2006.12.20 |
倖田さんはベストアルバムしか聴いたことがなかった。 ベストを聴いても、これがベスト?って感じがして、どうも無難なところを歌っている感じがしてしょうがなかった。 今回のアルバムも別に期待してなかった。 が、ものすごく売れまくっているというニュースをテレビで見て、そんなに万人に愛されているのなら聴きたい!と思った。
さらっと聴くにはこれはなかなかよい。 倖田さんはシングルヒットがたくさんあるけど、もしかしたらアルバム・アーティストじゃないんだろうか。 曲のバラエティが富んでいるし、粘りのある声なのに、高音もクリアに出ている。 「Won't be long」も原曲とはかなり違うものの、こんな風に歌える人は他にはなかなかいないと思う。 歌は上手いし声もいい声だと思う。 ただ、曲がアムロちゃんやあゆの曲と重なっている。 う〜〜ん。難しいアーティストだなあ。 曲をめちゃくちゃ出したりするのはやめた方がいいような気がするけど、会社が会社だけにどうしてもそうなるんだろう。
とにかく私は「Candle light」「運命」「Cherry Girl」「Twinkle」が好きだ。
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