私の音楽日記

2005年09月23日(金) 太田裕美さんのミュージックプラザ。

きょうは太田裕美さんのミュージックプラザを最初から最後までしっかりと聴く事ができた。
すごく内容が良くて、何度も涙ぐんでしまった。
折角なので覚えている感想文を書いておこうと思った。
裕美さんのこの番組は古い曲から最新の曲まで幅広くかけてくれるので、私のような新しい音楽も大好きな人間にもとても楽しめる内容になっている。
きょうは一青さんの新曲「かざぐるま」がかかり、これも秋にふさわしくいい曲だと思った。
一青さんはたくさんの苦労を乗り越えてここまでこられた方なので、作る歌がとても深いと思う。
ちょっとリスナーにはわからない内容が多いが、それだけ一青さんが色んな辛い事を乗り越えてこられたからだと私は思う。
表現が抽象的になっていてるところがかえって良い。
リスナーは無限にそれぞれの思いで、曲を聴く事ができるから。

きょうは胸にしみる内容のお便りが多かった。
「私はこの番組を聴いた事がありません。」から始まった不思議なそのお便りは
「大好きな彼が元気を無くしています。でも、太田さんのミュージックプラザを聴きながら運転することを楽しみにしています。なので、ゆずの「栄光の架け橋」をリクエストします。」という内容だった。
なんという温かいメッセージだろうかと思った。
この人は心で生きている人だなあと。
大好きな人が落ち込んでいる。そして、この番組を楽しみに運転している。
だから、その番組に元気の出る曲をリクエストして応援しようと。
ゆずの「栄光の架け橋」を聴きながら、私はちょっと涙ぐんだ。

もう一つのお便りは「好きだけど彼と別れることになりました。こんなときはどうやって元気をだしたらいいのでしょうか。」
裕美さんは「好きだけど別れるのは辛いよね。そんなときは新しい恋!と思うけど、そんなすぐには無理だよね。趣味やスポーツや何か大好きなことを思い切り楽しんで忘れようね。」というようなことを言った。
私も全く同感。
でも、リクエスト曲が山崎まさよしの「One more time, One more chance」だったので泣けてきた。
こんなところにいるはずのない君を探してしまう。
夢の中でもいない君を探してしまうという山崎まさよしの名曲をリクエストするところに、このお便りを書いた彼女の悲しさが出ているなあと思った。
私も泣いてしまった。この曲がラジオから流れるといつも泣いてしまう。
本屋さんや喫茶店でこの曲が流れたりすると、涙腺が熱くなって、お店からでるしかなくなってしまうセンチメンタルな歌。
曲が終って裕美さんは「前向きに元気を出してがんばろうね!」と締めくくった。

そしてもうひとつ印象に残ったお便りは16歳の女の子の御便り。
「私は昭和の名曲が大好きです。中でも柏原よしえさんの「ハロー・グッバイ」が一番好きです。喫茶店で彼を待つなんてあこがれます。まるで、お母さんの時代の恋愛みたいでこの歌のような恋愛にあこがれます。」というような内容。
今は「ハロー・グッバイ」のような恋愛ができない時代なのかなあ。
どんなに時代が変わっても人を好きになる心は大事にしたいと思う。

きょうは胸に沁みる内容のお便りが多く、リクエスト曲も高田みづえさんの「硝子坂」や石川セリさんの曲、クリスタル・ケイさんの曲などとてもよかった。
ラジオ番組90分間でとても気持ちのいい時を過ごせた。

私も会っただけの人がちょっと気持ちよくなってくれるような人になりたい。



2005年09月14日(水) 「GATES OF HEAVEN」  Do.As.Infinity  2003.11.27

まったくD.A.I.の突然の解散発表には驚いた。一体何がおこったのだろう。
do as infinity=無限の可能性 グループ名も良かった。
9月26日に解散とはあと12日しかない。

それぞれがソロ活動を行うと言う事で、まあそれはいいとして、
もうソロとしての動きが出ているとはAVEXのやり方がなんとなくわかった。

私はD.A.I.の曲や力強いステージからたくさんの力や夢をもらった。
特に歌詞はいつも楽しみだった。感動的だった。
シングル曲はもちろん良いけど、アルバムの中にもたくさんいい言葉や勇気の出るメッセージがつまった曲がいっぱいあった。
彼らが苦境の時代を乗り越えてここまできたというメッセージも、新鮮に受け止める事が出来た。
ステージは一度しか観てないが、若い人の精一杯のがんばりは、いつ見てもすがすがしいなと思った。
ただ、りょうくんと伴ちゃんは息がぴったりとかそんな風には見えなかった。
一度、WOWOWでライブも観たけれど、その時もグループとして息がぴったりとは思えなかった。
素人っぽかったと思う。
でも、ステージは力いっぱいで本当に感動した。
古い友達と見にいったけど、友達も元気をもらえてよかったと喜んでいた。

なのに解散なんて。しかも突然。
ファンとしては納得できない。

6年の間に出したオリジナルアルバムは6枚。
一番好きなアルバムは「GATES OF HEAVEN」。
このアルバムの「アザヤカナハナ」という曲には本当に励まされた。
「お隣さんとは違う君だけのアザヤカナハナを咲かせてよ!!」と歌う伴ちゃんの声がすごく身近に聴こえた。

  そんなありふれた造り物の花じゃ
  いつまで経っても香らないんだ
  安物のプライドにしがみついたって
  何の結果も残せないのさ

去年はこの歌に励まされた。

あと「科学の夜」は名曲だと思う。
未来への愛と平和を願って歌うこの歌は、ライブで聴いた時は、バックに映像が流れて感動した。

「Field of dreams」も好きだ。
ここまでの人気バンドの苦しい時代を歌った歌で、これもライブでは色んな映像が流れて感動した。
路上で歌っていた頃のことだろう。

 それぞれのやり方で
 生きるこの人生
 道標探してく歌
 つら抜いた気持ちだけ
 ギターケースに詰め
 志す者だけの歌

 桜舞う 地下道に
 響くストローク
 お気楽たちに
 からかわれ笑われる歌

 人ゴミに消えてゆく歌
 木枯らしに負けてゆく歌

たっくさんの力をくれた「Do As Infinity」にありがとう!
解散はファンとしては悲しいけれど、最後のライブが見たかったけれど、若い人の新しい出発はいつの日もすがすがしい。
3人の新しい活躍を期待して待とう。



2005年09月13日(火) 「君とのDistance」  ZARD  2005.9.7

意外に早く出たなあという感じのZARDのアルバム。
坂井さんは本当にいつまでもクリアな声を保つことができる声のいいアーティストだと思う。
もう10年以上コンスタントに曲をヒットさせているのだから、並大抵のことではない。
まだ石田純一さんがトレンディドラマで大活躍されていた頃に、石田さんが出演されていたドラマの主題歌で初めてZARDの歌を聴いた。
軽快な曲だけど悲しげに聴こえたり、はつらつとしたりして、面白い曲だなあと思った。
その後、ZARDは謎のグループとしてどんどんヒット曲を出していった。
「負けないで」は直接的な応援歌として本当にいい曲だと思った。
最新アルバムでも坂井さんはきれいな声でポップスからバラード、ロックと見事に歌いこなしている。
オープニングの「夏を待つセイルのように」は夏が始まる頃の歌だけど、涼しげなテンポとメロディで秋にもぴったりな気がする。
秋になった静かな海の舟をみているような歌だと思う。
「サヨナラまでのディスタンス」は力強いロックで強い女になりたいと歌っている。
かなり力強くて、坂井さんの歌の歴史を感じたりする。
「かけがえのないもの」も美しいバラードで生で聴きたいなあと思ったし、CMで流れている「今日はゆっくり話そう」も落ち着いたいい曲だと思う。
昔、『フィールド・オブ・ビュー』が歌っていた「Last Good-bye」を今回ZARDが歌っているが、これもすごくいいと思う。
追いかける夢と恋とどちらをとるかの選択に迫られ、
夢を追って恋人と別れるというもどかしいテーマを歌うのはビーイング系アーティストの得意技だと思う。
私は今回のアルバムでは「君と今日の事を一生忘れない」が一番良かった。
坂井さんにしては珍しく少しファルセットを使っていて、「君と今日の事を一生忘れない 憶えておきたい」という誰もが時折思う素直な気持ちを心込めて歌っている。
さりげない風景をクリアな声で歌う、ZARD坂井泉水さんの歌声を一度ライブで聴いてみたいと思った。



2005年09月10日(土) 『蒼い旅の続き』  川嶋あい

これはCDでなくて本です。エッセイです。
これと一緒に最新刊『最後の言葉』も買いました。
『最後の言葉』から読み始めたのですが、途中から涙、涙で読めなくなり、先に『蒼い旅の続き』を読み終えました。
川嶋さんのものの考え方は非常に私と似ています。
私と似ているなんていうのは川嶋さんに失礼です。
私が川嶋さんの考え方、感じ方に共感しているということでしょう。
小さな事、ひとつひとつにうなずきながら読み終えました。
まるで、自分の心を鏡に映したようにそっくりでした。
「いやーそうじゃあないだろう。私は違うと思う。」と思ったところはひとつもなかったです。
川嶋さんはまだ十代の若さなのに、こんなにも自分の想いを伝える事ができるすばらしい女性だと思いました。

私は川嶋さんに励まされました。
どんな場所にいても自分に勝ちたいし、小さな夢や希望を追いかけて生きていこうと思うことができました。



2005年09月07日(水) 「たぶんオーライ」  SMAP

私はスマップの歌が結構好き。楽しい。

最初おおっ!と思った曲は「$10」で

♪愛さえあれば 何もいらないなんて みんな嘘さ

歌詞が衝撃的だったけど、曲のかっこよさが何より衝撃的だった。
歌はまあまあだけど、グルーブ感たっぷりで、かっこよく作れるものだなあと曲のかっこよさに感服した。
「$10」の彼女は贅沢になれていて、つきあうのにとてもお金がかかってしまうと困っている男の子の歌だったけど、この後、二人はどうなったんだろう。

その後、「がんばりましょう」という曲がでて、これはタイトル通り聴いていると「がんばろ、私も」と素直に思える曲だった。
これも曲が凝っていて良かった。

しかし、私は「たぶんオーライ」がもっ〜と好き。
この曲でSMAPの曲は面白い!とSMAPの新曲を楽しみにするようになった。

気のぬけたような歌詞はとても面白い。
いきなり
余計な仕事を押し付けられて、ミス連発で それは申し訳ないですけど…
とぶつぶつつぶやいているような始まり方。
だれにでもありがちなこと。

ファーストフードのお店で新しいバーガーを食べたら楽しい気分になったり、
わりにあわないやなことは眠って忘れよう どんよりしないでいこう
と毎日のつぶやきばかりを集めて作ったような歌詞。
しかし、これがきっちりと綿密な歌詞になっている
だらだら書いているのではなく、きっちり書くべき事を残しているんだと思う。
おそらく、おそろしく長い歌詞を削ったのだろうと思えるような書き方だと思った。
余分なリフレインは一切なく、
最初から最後まで気分よくすらすら聴ける。

一番好きな部分は

 幸せは 小さくてもいいもんです
 きれいな 夕焼けだ
 ほのぼのしながらいきましょう

 楽ありゃ 苦もあるもんです
 大丈夫 たぶんオーライ
 じたばたしながらいきましょう

夕焼けは本当にほのぼのしている。



2005年09月03日(土) 「GLAMOROUS SKY」  MIKA NAKASHIMA  2005.8.31

テレビで中島美嘉とハイドがこの歌を二人で演奏していた。
独特の個性を持つ二人なので当然、独特の迫力があり、個性が炸裂していた。
映画の主題歌で映画の方も、かなりインパクトがありそうだが、
曲もなかなかいい。
中島美嘉はなんでも歌える歌手だと改めて思った。
「GLAMOUROUS SKY」というタイトルがまずいい。
魅力的な空。魅惑の空。
それは決して青空ではないのかもしれない。
グレイの空かもしれないし、どしゃぶりの雨を降らせる空かもしれない。
決してblue skyではなくdeep sky 魅惑の空。
中島美嘉の声とハイドのギターもモノクロのイメージがした。
シャウトして激しくギターをかき鳴らしていても、それはあくまでもモノクロで静寂だ。
派手であってもチャラチャラしていない。たしかにそこにいる。
本当に空はいつも魅惑的だ。どんな色であってもそれはどこまでもdeepだ。



2005年09月02日(金) 「三日月ラプソディ」  RYTHEM

私はRYTEMのハーモニーがとても好きです。
二人ともよく似たタイプの声だけど、ユニゾンなのかハーモニーなのかわからなくんるような微妙な歌声を聴かせてくれる。
「万華鏡キラキラ」でファンになったが、去年発売されたアルバムにもたくさんいい曲があった。
夏の初めに発売されたアルバムだったので、メロディーが夏らしく爽やかなものが多かった。
この曲はイントロなしでいきなりピアノと二人の美しいハーモニーで始まる。
その後はさわやかにどんどん盛り上がり、ハーモニーとともにサビへつながる。
サビの歌い方がすごいと思う。
声のタイプと歌唱タイプが似ている二人が競うように歌っていく。
それは少しも重くなく軽やかにスキップしているような歌声。

 ♪三日月の背中にもたれて 見たことのない世界をごらんなさい

三日月の背中、もたれられるだろうか。難しそう。

二人ともとても歌が上手い。かなり高音までしっかりと声が出るようだ。
その二人が難しいメロディーをいとも簡単に歌う。
これはソロ歌手には絶対に歌えない歌なので、デュオの魅力を充分に出しているというでしょう。
秋空に似合う名曲だと思う。


 



2005年08月31日(水) 「Tommy heavenly6」 Tommy heavenly6 2005.8.24

いつのまにかまた名前を変えていたTommy。また、名前を変えたなんて知らなかった。
私が忘れかけた頃にものすごくインパクトのある歌を聴かせてくれるアーティスト。
今回もアルバムがでることも知らずにいて、突然の情報でそれほど期待もせずに聴いてみた。
この人の声と軽やかな感性は本当に天然なもので、少しも作り上げたものではないのだなあと感じた。
ブリグリの頃は甘ったるい歌を歌う人だなあと思っていたけど、英語の歌は上手くて聴きやすく、甘ったるい歌からハードな歌まであくまでも軽やかに歌える人なんだなあとだんだん好きになっていった。
そして、ぜんぜん気取っていないのに、きれいでかわいい人なので、そこがまた気に入ってしまった。
このアルバムも音は非常に凝っていて分厚く出来ていると私は思う。
そうじゃないのかもしれないけれど。
まったく重くない。楽しい。
英語の歌、日本語の歌と色んな楽しみ方ができる。
英語がぺらぺらの人って何をしてもいいなあと改めて思った。
器用な人で見る度に楽しい気持ちにさせてくれるアーティストの一人だと思うので、ガンガンテレビで歌ってほしいと思う。コンサートも観てみたい。



2005年08月24日(水) 「SAMPLE BANG!」  SMAP  2005.7.27

ニューアルバムを聴いて最初に思ったことはスマップは歌が上手くなったということ。
今まではなんでこんなに長く歌っているのに下手なのかなあと思っていたけど、このアルバムはどの曲もそれなりに歌いこなしている。
英語詞の「HOLIDAY IN THE SUN」も上手く歌っているし、「友だちへ〜」は心に残る名曲だし、最後の「It's a wonderful world.」はバラードで、この歌を聴いて上手くなったなあと思った。
全体的に夏向けの歌が多くて前向きで元気になれる曲ばかりだ。
歌詞も元気で面白い。

  どうしてオンナのひとは
  いつだっていつだってボクに
  答えられない質問ばかりするの
  
  人生ゲーム 早押しクイズ
  全問正解できるでしょうか
  人生ゲーム 三秒ルール
  賞金獲得できるでしょうか
   「クイズの女王」

  僕は僕の人生において 起こって欲しいこと
  全て起こさせてみせるのさ I will 自分の力で
  100年分の情熱ほど ヒートした想いを
  出し惜しみなんてしない
  Fine Peace! 快晴! 僕の空
    「Fine, Peace!」

とにかく前向きで元気でいい!!
彼らはソロ活動もそれぞれに忙しいのに、よくこれだけ完成度の高いアルバムを作れたなあと感心する。
あれだけ仕事に打ち込むというのはどんな人生だろうか。想像もつかない。
心や体をこわさないようにがんばってほしい。ずっと応援してるから。




2005年08月23日(火) 「FUSE OF LOVE」  倉木麻衣  2005.8.24

大ヒットしたベストアルバム後、初のオリジナルアルバムで、世間では不評のようだけど、私は好きだなあ。
特に1曲目の「Honey、feeling for me」や「明日に架ける橋」が好き。
「P.S. MY SUNSHINE」のファルセットもさわやかで素敵。妖精みたい。
もともと声量はないのだから、歌い方で色んなカラーが作れる人だと思う。
それに声そのものはいい声だし、英語ができるところもいいと思う。
変にくどい発音がなくて、日本人の発音でそこがなじみ易い。
この人の場合、歌詞に重い意味なんてなくていいと思う。
さわやかな風のような歌声が聴きたい。

とにかくジャケットがいつもものすごくかわいくていい。
私は実はいつもジャケ買いしてるのかもしれない。
こんなにいい表情の写真のジャケットばかりのアーティストもそういないと思う。
そういうところも実は才能だと思う。
これから大人になっていく彼女を応援したいと思う。



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