そびえたっているのは、大阪南港のワールドトレードセンタービルディングです。大阪府庁移転で話題になっていますね。
ビル見学も兼ねて参加してきました。
東京財団、関西若手議員の会主催のシンポジウム
44階のトイレからの眺めに思わず足がすくみます。
最初に、今をときめく事業仕訳のスペシャリスト伊藤伸さんの講演からスタートです。内閣府行政刷新会議事務局参事官の立場で見たことなどをお聞きしました。昨年、大津市での仕分けでご一緒させていただいた方です。
第2段の仕分けでは、インターネットの同時配信も行われるとのこと。
マスコミの切りとった情報のみではなく、丸ごとの情報をキャッチしてとのメッセージも添えられていました。
さて、本題。
参加の目的である「議会基本条例 ー戦う議会へのあゆみー」シンポジウムです。日本で最初に条例を制定した前栗山町の議会事務局長や条例制定した自治体の議員さんたちによるパネルディスカッションです。
現在130近い自治体が議会基本条例を制定されているので、条例を作ること自体は困難ではない、けれど本当の意味での市民に開かれた条例にしてい
くことが大事であると言われていました。
財団が提案はコチラ。
東京財団 議会基本条例モデル木津川市も条例制定に向けて特別委員会ができたので、その進め方の研修のためにもと参加したのでした。
議会として真に市民に開かれたものになるようにとの思いで帰宅しました。
昨年4月に、友人と何やかや言いつつ始まった「高の原で遊ぼうプロジェクト!」
新興住宅地に住む私たち大人が遊べる場所をつなげたい、創りたいそんな思いです。遊ぶって何をして?ちょっと大人が文化的に・・そんな気持ちです。
記念すべきい第1回は詩人チョリに登場していただきました。
その時の案内記事です。
京都新聞記事
そして第2回。桜の咲き始めた4月の夜。
パリャーソが来てくれました。
パリャーソ
ピアノを搬入しての調律からスタートです。
メンバーによる丁寧な調律です。何でも谷川賢作さんの関西圏のコンサートでは、常に彼女がされているとのこと。
そして、その調律されたピアノでの練習風景です。
飛び入りで参加してくれるのは、
若手二人のミタタケさん。
幼稚園からの同級生で27歳とか。
椅子を並べたり、ライトの位置を確認したり・・
そしていよいよ本番のスタートです。
小さなホールに集まった皆様は、小学生から60代をゆうに過ぎた方まで多彩なメンバーでした。
ピアノの旋律にハーモニカが合わさって、温かで柔らかい音がホール一杯に満ちたって感じでした。このままいつまでも春の夜が終わってほしくないなあって感じたのでした。
「今まで地域のことには関心がなかったけれど、プロジェクトが「遊び」を提案してくれるので、地域に目が行くようになった」・・・という感想もありました。これからも、こんなコメントをもらえるような「遊び」が提案できたらいいな。
| 2010年02月26日(金) |
バス料金を見直せ」の発議が可決! |
〜3月19日より200円に改定します。〜
広報や公共交通だよりでお知らせがされています。
市長が12月議会にそう表明されて以降、私の元には多くの意見が寄せられていました。
「病院に行くのに、行きは乗り換えなしだけれど、帰りは乗り継ぎが必要で今300円かかっているのに、値上げとなると600円かかり、もう病院に行けないです。」
「100円だから、ちょっと乗ろうと今までは乗っていたけれど、歩きます。」
「車に乗らないからバスを使っているのに、200円になると、外出を控えなくてはなりません。晩御飯のおかずを一品減らさないとやっていけません。」
「一度に2倍にあげるなんて、とんでもない。奈良市のような福祉施策もないのに。」
「高の原から路線バスに乗って、兜台2丁目でおりると、200円です。きのつバスにのって兜台4丁目でおりるとこれも200円。営業目的でしているバス事業者と同じ値段とは納得できないです。」
市役所に行くバスの中でも、このことについてよく話かけられていました。
一方では、こんな意見も。
「バスに乗ってない人のことも考えると、ある程度仕方ナイト思います。」
「値上げによって、何か利便性があがるのですか」などなど。
市民や利用者の切なる願いはは、他の議員のもとにも届いていました。
私は、昨年3月に出された協議会の料金改定案にはおおむね賛成できました。なぜなら、片道200円での料金統一案はあったものの、降りる際に100円を追加で支払うことにより1日乗車券を発行するというものであったからです。つまり1日300円できのつのみならず、加茂や山城も同様の割引をしての200円の統一案であったからです。
しかしながら、今回、その案を破棄して、期限付きのカードによる割引のみ、しかもきのつバスのみであったこと。その2点が私にとって、納得できなかった大きな理由でした。
そこで、超党派の議員での幾度かの話し合いを持ちながら、練り上げてきた結果は、発議を提出しようということでした。
議会がかかわれない仕組みとなっている現在のきのつバスの料金体系です。議員による発議は、その意味からもまとまった案でありました。
提案者は大西議員、賛成者は、私も含めて6人。
大西議員の提案のあと、質疑がされました。
「提案者や賛成者は、行財政改革との関係をどうとらえているのか。きのつバスのみの案では納得できない。」
「市民の意見を聞いていないというが、協議会のメンバー構成はどうか。公募委員もいるのではないか。」などなど。
提案者の答弁を聞きつつ、賛成者として代わりに答えたくなる場面もありました。
それほど、議員同士の議論の場になったということですが。
結果は、13対10の賛成多数により可決。
今後、6ヶ月をめどに協議会において、常時利用者に対しての割引制度や路線の再編、経費削減などを協議し、見直しされることになります。
引き続き協議会の議論を注目していかねばと思います。
賛成者:伊藤、大西、片岡、酒井、炭本、七条、高味、西岡、宮嶋、村城、森岡、山本、くれは
反対者:尾崎、織田、木村、倉、阪本、島野、曽我、出栗、中谷、吉元
退席:梶田 (敬称略)
木津未来会議
