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木津未来会議の日記
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2010年06月05日(土) 楽しい時間でした・・・

谷川俊太郎氏と谷川賢作氏が奏でる詩のコラボ「詩と音楽とトークの会」を鑑賞しました。
俊太郎氏が優しく軽快かつ深みのある言葉でつなぐ会話の合間に詩を盛り込み、その詩の朗読に賢作氏がピアノの伴奏で寄り添うって感じで進みました。。
なじみのいるかやかっぱ、おなら、これはのみのぴこ、もこもこもこ、いきるなど。
ついついきいている私も口を合わせてしまっていました。
詩って歌なんだと改めて感じつつ、自然と言葉に抑揚がついていたのでした。

会場は、奈良市の北部会館。近鉄高の原駅前に2年ほど前にオープンした奈良市の施設です。
新風堂さんという本屋さんが主催されたもの。春におこなった高の原プロジェクトのライブに続き
賢作さんに会いに行ったというものです。

今回の親子コラボでの賢作さんは、ハーモニカ奏者の綱木さんとのライブの時とは違う雰囲気ではありました。
(ライブはおちゃめ度満開だったような)
250人の観客との意見・交流も時間を十分割いてくれていたステージ上のお二人でした。
何でも、新規の予定は入れないようにはされているとのこと、行けたのはラッキーでした。。

以前から買おうかどうしようか迷っていた本を1冊購入し、お二人のサインをしっかりいただいて
帰りました。


2010年05月29日(土) 初めての島本町

「女性議員比率全国1位!」以前マスコミに大きく取り上げられ、注目していた島本町です。今回初めて島本町を訪ねることができました。

しまもと広域行政・合併問題学習会の第1回に呼んでいただいたのです。
同じ近畿市民派議員の仲間の要請を受けて、合併した木津川市に学ぼう!ということでお話しをさせていただいたのです。

島本町では、平成の大合併も一段落したところに、昨年末に急きょ高槻市との合併が首長レベルで再燃したということです。

簡単にお受けはしたものの、キヅガワシに学ぼうですので、
私の準備を怠たらないようにと、平成11年あたりの木津町の動きなどを整理し、議会の会議録も読み返してと準備をしてきました。

読み返してみて、住民投票条例案を議員提案したこと、請願や修正案、そして議員提案を撤回したこと、田中康夫長野県知事を招くために仲間たちと走り回ったこととそれが大雪で中止になったこと、そして住民投票条例の直接請求運動のことなどなどが明解に思い出されてきました。

さらには、
町長の条例必要なしの意見を付された議案のやり取りや合併特別委員会での議員同士のやり取りなども。
レジュメを作りながら、木津川市に学ぼう!のおかげで改めて振り返ることができましたし、整理することもできました。
合併したあとどうなのか、国の制度はどう変更したかなども取り混ぜて1時間程度お話をしました。

「参加者はおそらく、15人程度です」の予想を超え、倍の人数が集まられ、
質問コーナーでは、
議員の人数はどうなったのかを初めとして、
財政計画どおりに進んでいるのか、
山城病院など一部事務組合議会は合併してどう変化したか、
庁舎建て替え以外に公共施設は建てられたのか、
山城町の合併に対する民意はどうであったのか、
合併協議会の人選はどのようにされるのか、
くれはさんは島本町の合併をどう思うかなどたくさんの質問がだされました。

新設合併と編入合併との違いは、あると思いますと前置きした上で、一度合併したら元に戻れません、だからこそ今日のような集会にご参加されていく中で、住民の皆様が自分の問題として町の将来をいろんな角度から考えて結論を出されることが必要だと思います。それができそう、そんな期待ができる集会参加者の方の意見ですと。合併慎重派のみなら自ず、合併推進の方もご参加されていた集会でした。

今後も島本町から目を離せない・・そんな感想を胸に帰路に着きました。


2010年04月28日(水) スローな一日体験


懐かしい明かりです。
大阪府能勢町に行ってきました。

「これからは農業やで!」の掛け声で集まった市民派議員のミニ学習会、実際目で見ないとイメージも湧かないでしょの言葉に、能勢町に行ったということです。案内はご自身も田畑をされている方です。
まずは、畑の真ん中にある農業体験施設へ。農機具小屋も完備され、ちょっと休憩するにはもってこいの場所。一部を吹田市に貸して、両市町の交流ができる場所として活用されています。運営は吹田市のNPOとか。
周辺には圃場整備が完了した農地が広がっています。吹田市からも農地を求めて農作業体験などにこられているよう。
都市近郊の農地の有効活用の方法の一つです。

新規就農の若い女性の方が畑で作業されているところもお邪魔しました。


昼食は、かまどでご飯を炊いてお味噌汁をとお漬物のメニュー。
かやぶき屋根の下、土間での昼食づくりが始まりました。


縁側から眺める景色は最高でした!見事な棚田です。水路が完備されて古より守っているからこそ、楽しめる風景です。

薪でたいたご飯。窓からはさわやかな風。鶯のさえずり。
こんなだったよね、私たちの子どもの頃はって話しながらご飯もすすみました。
午後は第1次産業の基礎的認識と就農についてとして参加者で意見交換。
生き方を考える。働き方を考える。そもそも食を考えるなどなど。
一緒に行った友人は「何か今までと違う農業を考えんとね!みんなでワイワイできるような、仕組みづくりを考えださんと」なんて話はするものの、
これは宿題としておくことにして。

都会を通過して帰宅しました。




2010年04月19日(月) 特別委員会のスタート

議会基本条例を策定するために設置された特別委員会の第1回でした。

委員は13人。私も委員の一人です。
委員長より、条例制定に向けてスケジュールと工程の提案がありました。
・12月議会での可決をめざすこと。
・月2回程度15回程度委員会を開催すること。
・市民アンケートや意見交換、中間案への意見を市民の皆様よりいただくな どのつくる過程から市民参画で進めたいこと。
などの提案がありました。
栗山町、京丹後市、流山市の条例の抜粋も参考資料として。

私は、策定することは賛成です。
木津町議時代にも提案したくらいですから。
残念ながら提案者以外の賛成を得られず、否決されたのですが。

策定予定まで9か月という期間は、市民参画に十分な期間とはいえないかもしれないけれど。
18日のシンポジウムで聞いたことなどを元に何をどのようにしたらいいかを改めて提案したいと伝えました。

他の委員からも、
施行はいつを想定しているのか。
分科会形式で進めるのか。
委員会日程は、議会付きは流動的にしては。
などの意見が出されたのち、

9か月間で木津川市にふさわしい条例を検討していくことを確認して終了しました。
次回は5月10日(月)1時半より
傍聴できます。


2010年04月18日(日) WTCビルも見たくて・・




そびえたっているのは、大阪南港のワールドトレードセンタービルディングです。大阪府庁移転で話題になっていますね。

ビル見学も兼ねて参加してきました。
東京財団、関西若手議員の会主催のシンポジウム


44階のトイレからの眺めに思わず足がすくみます。

最初に、今をときめく事業仕訳のスペシャリスト伊藤伸さんの講演からスタートです。内閣府行政刷新会議事務局参事官の立場で見たことなどをお聞きしました。昨年、大津市での仕分けでご一緒させていただいた方です。

第2段の仕分けでは、インターネットの同時配信も行われるとのこと。
マスコミの切りとった情報のみではなく、丸ごとの情報をキャッチしてとのメッセージも添えられていました。


さて、本題。
参加の目的である「議会基本条例 ー戦う議会へのあゆみー」シンポジウムです。日本で最初に条例を制定した前栗山町の議会事務局長や条例制定した自治体の議員さんたちによるパネルディスカッションです。
現在130近い自治体が議会基本条例を制定されているので、条例を作ること自体は困難ではない、けれど本当の意味での市民に開かれた条例にしてい
くことが大事であると言われていました。
財団が提案はコチラ。
東京財団 議会基本条例モデル
木津川市も条例制定に向けて特別委員会ができたので、その進め方の研修のためにもと参加したのでした。
議会として真に市民に開かれたものになるようにとの思いで帰宅しました。






2010年04月02日(金) 高の原で遊ぼう!

昨年4月に、友人と何やかや言いつつ始まった「高の原で遊ぼうプロジェクト!」
新興住宅地に住む私たち大人が遊べる場所をつなげたい、創りたいそんな思いです。遊ぶって何をして?ちょっと大人が文化的に・・そんな気持ちです。
記念すべきい第1回は詩人チョリに登場していただきました。
その時の案内記事です。
京都新聞記事

そして第2回。桜の咲き始めた4月の夜。
パリャーソが来てくれました。
パリャーソ

ピアノを搬入しての調律からスタートです。
メンバーによる丁寧な調律です。何でも谷川賢作さんの関西圏のコンサートでは、常に彼女がされているとのこと。

そして、その調律されたピアノでの練習風景です。


飛び入りで参加してくれるのは、
若手二人のミタタケさん。
幼稚園からの同級生で27歳とか。

椅子を並べたり、ライトの位置を確認したり・・
そしていよいよ本番のスタートです。

小さなホールに集まった皆様は、小学生から60代をゆうに過ぎた方まで多彩なメンバーでした。

ピアノの旋律にハーモニカが合わさって、温かで柔らかい音がホール一杯に満ちたって感じでした。このままいつまでも春の夜が終わってほしくないなあって感じたのでした。

「今まで地域のことには関心がなかったけれど、プロジェクトが「遊び」を提案してくれるので、地域に目が行くようになった」・・・という感想もありました。これからも、こんなコメントをもらえるような「遊び」が提案できたらいいな。


2010年02月26日(金) バス料金を見直せ」の発議が可決!

〜3月19日より200円に改定します。〜
広報や公共交通だよりでお知らせがされています。
市長が12月議会にそう表明されて以降、私の元には多くの意見が寄せられていました。

「病院に行くのに、行きは乗り換えなしだけれど、帰りは乗り継ぎが必要で今300円かかっているのに、値上げとなると600円かかり、もう病院に行けないです。」
「100円だから、ちょっと乗ろうと今までは乗っていたけれど、歩きます。」
「車に乗らないからバスを使っているのに、200円になると、外出を控えなくてはなりません。晩御飯のおかずを一品減らさないとやっていけません。」
「一度に2倍にあげるなんて、とんでもない。奈良市のような福祉施策もないのに。」
「高の原から路線バスに乗って、兜台2丁目でおりると、200円です。きのつバスにのって兜台4丁目でおりるとこれも200円。営業目的でしているバス事業者と同じ値段とは納得できないです。」

市役所に行くバスの中でも、このことについてよく話かけられていました。
一方では、こんな意見も。

「バスに乗ってない人のことも考えると、ある程度仕方ナイト思います。」
「値上げによって、何か利便性があがるのですか」などなど。

市民や利用者の切なる願いはは、他の議員のもとにも届いていました。

私は、昨年3月に出された協議会の料金改定案にはおおむね賛成できました。なぜなら、片道200円での料金統一案はあったものの、降りる際に100円を追加で支払うことにより1日乗車券を発行するというものであったからです。つまり1日300円できのつのみならず、加茂や山城も同様の割引をしての200円の統一案であったからです。
しかしながら、今回、その案を破棄して、期限付きのカードによる割引のみ、しかもきのつバスのみであったこと。その2点が私にとって、納得できなかった大きな理由でした。

そこで、超党派の議員での幾度かの話し合いを持ちながら、練り上げてきた結果は、発議を提出しようということでした。

議会がかかわれない仕組みとなっている現在のきのつバスの料金体系です。議員による発議は、その意味からもまとまった案でありました。
提案者は大西議員、賛成者は、私も含めて6人。

大西議員の提案のあと、質疑がされました。
「提案者や賛成者は、行財政改革との関係をどうとらえているのか。きのつバスのみの案では納得できない。」
「市民の意見を聞いていないというが、協議会のメンバー構成はどうか。公募委員もいるのではないか。」などなど。

提案者の答弁を聞きつつ、賛成者として代わりに答えたくなる場面もありました。
それほど、議員同士の議論の場になったということですが。
結果は、13対10の賛成多数により可決。
今後、6ヶ月をめどに協議会において、常時利用者に対しての割引制度や路線の再編、経費削減などを協議し、見直しされることになります。
引き続き協議会の議論を注目していかねばと思います。

賛成者:伊藤、大西、片岡、酒井、炭本、七条、高味、西岡、宮嶋、村城、森岡、山本、くれは
反対者:尾崎、織田、木村、倉、阪本、島野、曽我、出栗、中谷、吉元
退席:梶田    (敬称略)


木津未来会議