木津未来会議の日記
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| 2008年11月26日(水) |
個人情報の漏洩についての申し入れ書 |
11月4日、市民の方を含め、5人で市長・代表監査委員・議長宛に個人情報の取り扱いにかかる申し入れをしていました。(11月4日の日記にも記載しています)
内容は、2件の監査請求に関わるものです。 そもそも監査請求は、請求人が住所・氏名を明記して監査委員の窓口である行政事務局に提出するとされています。 「政務調査費」「選挙公営」の2件の監査請求をした直後から、議員並びに担当課以外の職員より市民の方への電話連絡などがあったこと、その後監査結果が公表された後に開かれた全員協議会において、監査結果が請求人の住所・氏名をそのまま記載された形で議員全員に配布されたことなどに関わり、この取り扱いは個人情報保護条例に反しているのではとの申し入れをしていました。 そして、回答を25日までにくださいとも。
「回答をもう少し待ってほしい」と昨日総務部長に言われました。委員会終了後に。何でも21日(金)に情報公開・個人情報審査会を開催したところであり、まだ庁内の決裁が済んでいないのでというものでした。 今週中には、必ず返事をくださいと確認して待つことになりました。
9月議会終了間際に10月1日新聞報道で初めて知った「市長が伊賀市災害協定を調印」との記事。 議会開会中であるにもかかわらず、議会初日挨拶にも担当委員会での報告もまったくなく、議員全員が新聞によって初めて知ったことで問題になりました。9月議会最終日10月2日には、開会すぐに議長が休憩をとり、全員協議会を開催しそのことに関連して、協議したものでした。結果、議会として議会に対する情報伝達を怠ったとことを市長に申し入れをし、市長より9月議会において報告を怠ったことのお詫びとともに今後十分意志疎通していくとの回答文を得て、議会本会議が開催されたと言う経過のあった関連のものです。
今後の進み具合に応じて担当委員会で報告をするとなっていたものです。 伊賀市との災害協定について、副市長出席のもと担当より資料を呈示しての説明が行われ、その後委員からの質問・意見が出されました。
今までの経過 災害時相互応援協定 基本事項、及び行動マニュアル案 伊賀市の位置、人口等参考資料
資料の説明の後、質疑となりました。 Q 災害協定は、府県を超えた場合、要請があれば市長権限で可能なのか確認したい。 A 法律「災害対策基本法」に67条に〜協定を結ぶのが望ましいとあるに基づいてのものであるので、 市長よりの要請で可能である。報告は必要と考える。
くれは 曖昧な表現が何箇所かあるので、確認したい。 1つは、目的である地震等の等には、他にどのようなものを想定しているのか。 2つ目は、費用の負担は原則要請市とあるが、この原則とはどういう意味か。
A 例えば、地震等には、自然災害、インフルエンザ、台風などが考えられるかと思っている。 今回の協定に伴うマニュアルづくりの意見交換を通して、伊賀市・木津川市双方の特徴が明らかになった、 例えば、伊賀市は、病院があり、応援体制はとることが可能であるが、木津川市では一部事務組合での 病院である上に、体制としては応援はできない。一方、伊賀市より大阪・奈良などへの出勤されている方 が多いが災害時に、隣接地である加茂支所あたりでの安否の確認も含んだ、受け入れなどが要求されて いる。互いを補う形での支援体制づくりとしたい。
くれは 文章だけではなく、相互に話を進めるなかで体制が作られていくと思うが、例えば保存物資を見ると、 木津川 市のそれは伊賀市にr比べて極端に少ない。しかし、物資が少ないだから、即補充というのでは なく例えば、市が全て調達するのではなく、イオンなどと災害時の協定を結んでいるような形をさらに 取り入れていくべき。
A 民間活用という意味で、考えて行くべきと思っている。
Q なぜ伊賀市なのかとの疑問もあったが、先ほどの答弁で理解ができた。
Q 今回を最初として今後は東西南北に広げたいとのことだが、できるだけ早期にすべき。災害は時期を またない。結んだからには、即。また保存物資についても、もっと予算を取って準備するべき。
A ありがたい言葉。積極的に予算要求していきたいので、よろしく。
くれは 確認のため聞く、まずは、自分の市で対応すべきと、その後十分な応急措置を実施することが できない場合に、協定や友好都市の締結を基に、応援要請をするということでよいのか。 つまり、伊賀市でも木津川市でも自分のまちの対応を十分された上でのことであって、協定を結んだ 以上は保存物資についても体裁を整えるために購入をというようなことでは、ないということを確認 したい。
A そういう意味である。
こんな感じでした。9月議会中に突然新聞で知った、伊賀市との災害時相互応援協定の締結。 8月初旬に伊賀市より、打診があったというのに、新聞で知るまで、議会開催中にも関わらず、 議会への説明が全くなかったこの案件について、現在の状況を説明し、委員の意見を聞いたと いうものでした。
田舎の両親が送ってくれた荷物の中に、幼い頃の懐かしい味が含まれて。 むかご。子どもの頃は、決して好んで食べていたわけではなかったけれど、祖母がヤマノイモの蔓から一つずつ丁寧にとっては、こんにゃくと一緒に甘辛く煮付けてくれていました。
今は、父が取ってくれて、母が送ってくれています。秋だなあ〜。そういえば、子どもの頃食べたなめたけは絶品だったなあとむかごを食べながら味がよみがえってきました。スーパーで売っているなめことは、格段に違い、粘りもさることながら、濃厚な味わいだったこと。ずるたけって私たちは言ってましたが。
ま、たけではなく、今回はむかご。これだけ取るの大変だったことだろうなあと思いつつ、我が家の食卓に。
息子曰く「なんか土の味がするなあ〜」 「こんにゃくはうまいけど。」
あ〜あ、果たして田舎の食文化を私は伝えられるのでしょうか。
| 2008年11月22日(土) |
京都新聞記事より〜キャリア教育のこと |
昨日のキャリア教育の様子が、京都新聞に掲載されていました。
京都新聞 この上の京都新聞をクリックしてください。授業風景の写真が見えます。 以下は、京都新聞記事です。
徹底したプロ意識に感動 木津第二中、「第一線」8人の話聞く
京都府木津川市兜台の木津第二中で21日、校区内の人材を講師に招く「キャリア教育」の授業が行われた。1年生の175人が、第一線で働く人たちから、仕事の楽しみや苦しみを教わった。市議と市職員、パティシエ(洋菓子職人)、設計士、スポーツ選手、銀行員、消防士、医師の計8人が講師で、各教室に分かれて授業をした。
パティシエの中桐基さん(51)は、今の仕事を目指したきっかけを「金を払うお客さんから『ありがとう』と喜ばれる姿を見て、あこがれた」と話した。 辞めたいと思ったころ、父親の誕生日に1個のシュークリームを買いに来た幼い姉弟が喜ぶ様子を見て翻意したことを話し、「仕事は、好きだから続けられる」と訴えかけた。
「つらい時は?」と尋ねられた市議の呉羽真弓さん(49)は、「悩んだ時こそが、自分が勉強して成長する時です」と話した。
神経を傷つけずミリ単位の手術を重ねる医師、ファッション業界から転身した設計士も、日ごろの訓練や勉強で技術を身に付ける大切さを語った。生徒たちは、徹底したプロ意識に感じ入った様子で、熱心に聞いていた。
そうそう、そんな質問をしてくれた生徒もいて、「あまりつらいとか感じないけれど」と前置きして「私は、悩んだ時こそ、つらい時こそが、自分が勉強して成長する時だと思っています」と答えたように思います。 何分ぶっつけ本番、答えられなかったらどうしよって思っていましたから、とにかく無事終了してホッとしました。
| 2008年11月21日(金) |
社会人講師として・・・ |
木津第二中学校に社会人講師として招かれました。総合学習の授業でキャリア教育の取り組みをされているとのことで。 1年生では、社会人セミナーとして地域の身近な大人の方たちに自分の職業について話をしてもらう、 2年生では実際に地域の企業などに出かけて5日間の職場体験をし、 3年生は大学に訪問すると 体系的な取り組みをされています。 娘の在学中には、1年や2年生での取組みはなかったようでした。
社会人講師は私を含めて8人。私以外の人たちは、専門的に継続してされているか男性たちばかり。
私が伝えることはと、「議員って何?」「議会って何?」「議会の役割って?」なぜ議員になろうと思ったの?」あたりを中学1年生にわかってもらえるように話をしました。例規集や地方自治法、選挙で使ったポスター、たすきに議員バッジもグッズとして用意しました。議会事務局にお願いして、議場の写真も頂いたので、準備は万端というところでした。
まず、生徒たちから。議員について調べたことを発表してくれ、そのあと私からの話をし、最後に私からみんなへ伝えたいメッセージとして、「中学時代に私は議員になろうと考えたことも議員という職業があることすら知らなかった。突然なりたいものが湧いてくることもあるから、今をしっかり面白がって生きてほしい、感じてほしい、行動してほしい」と伝えました。
生徒から頂いた質問の一つに「友達いますか?」と。 おもわず、「よく知っているね。私は議会で一人の無会派だからね。」といい、「議員は議会の中では、友達でなくていいと思います。それぞれが市民に選ばれて意見を伝える人たちだから、議員以外には友達はたくさんいますよ」と答えましたが、正直いいつっこみですねといってしまいました。
授業が終了して、校長室でコーヒをいただきながら、異業種交流さながら話が盛り上がりました。 アメフトの選手に、日本銀行マン、ケーキ職人、脳外科医、設計士、公務員の木津川市職員。楽しませてもらえました。頂いた図書券は、資料購入に活用させていただきます。
| 2008年11月20日(木) |
朝日放送ムーブに堺市図書館問題取り上げられた |
「ムーブ!の疑問。図書館に同性愛の本?」として堺市の図書館問題が取り上げれられました。今朝その案内を頂き、TVの前でチェックしていまいました。
ムーブは、夕方の番組としては結構注目されています。 今日のコメンテーターは大谷昭弘さん(ジャーナリスト)藤井誠二さん(ノンフィクションライター)山崎邦正さん似の弁護士本村 健太郎さんでした。
まず、最初にタイトル 「同性愛の本が5000冊、かなり過激なものもあるようですが、賛否両論起こっています」が読み上げられ、そのままCMに突入しました。
いよいよ再開。番組に届いた1通の投書が読み上げられました。 大阪府 むっちゃんの母 40代さんからの 「疑問なんですが、堺市に5000冊ものBL本があると新聞記事でみたのですが、どんな基準で選ばれているのですかね〜」。
その後、11月5日付けの朝日新聞記事がアップされました。 BL本とは、90年ごろより登場したもので、主に作者は女性で読者も女性ですとの説明があり、5000冊もあるというのですと。
次は街角に出て市民の方へのインタビュー。 5人の男女が登場され、それぞれ簡単なコメントをされました。 1人目・・母親世代と思われるような女性 手にとって読んでいるようなしぐさのあと、娘には読ませたくないですね〜。 2人目は若い男性で、これも否定的な意見を述べていました。 続く3人は、男子学生、女性、男性で、 市民のニーズで購入され、図書館としては問題ないのでは。 法律上問題ないのであれば、いいのでは。 税金が使われるのだから、平等に使われるものであるので。 というような後半の3人は、肯定的な意見のようでした。
そして、 堺市図書館に行ってみようということで、図書館内部が写りました。 書庫2階へ担当参事の誘導のもと。
記者:市民から廃棄を求める声があったとか。 松井参事:「市民の親御さんから、いかがなものかとの声をいただき」 記者;なぜBL本をここまで買ったのか。 松井参事:平成初期より市民要望があった。1冊10人くらいあれば購入するので。市民の声を確認して図書館としても検討していきたい。というようなことを言われていました。
さて、ここでまとめに入りました。 BL図書 5500冊 367万円。 利用者たち(3人のイラスト入り) セクハラだ、子どもたちに悪影響を与えるという意見と それに対して ジェンダー原告団(こちらも3人のイラスト入り)監査請求が提出されている など賛否両論が沸き起こっているというものです。
そしてゲストからのコメントに続きました。 まず口火を切ったのは、 大谷さん「なんだかんだと親が何もしないでいて、子どもに悪影響を与えるからなどというのは嫌いだ。児童ポルノの問題なんかをきちんとしないで。 でもなんで5500冊もあるのか。」
他市はどういう状況なのか調べてみると、 大阪市で157冊、奈良市、京都市、神戸市は一般小説の中に入っているの でカウントできないとの答えだったらしい。
最後に木村弁護士がいい事をいわれていました。 「図書館の機能のひとつは、後世に残すことであり、表現の自由にも関わる重要な問題である。今回言われている書物を読んだが、有害なものではない、少女漫画と変わらない」と。
投書された方は、本当に40代の母なんだろうかとの疑問を持ちました。 ひとまず10分間のムーブの内容はの方向は、変な方向ではなかったと感じました。
| 2008年11月17日(月) |
子育てサークル「おおきなかぶ」 |
「子育て?」「子育ち?」って疑問を感じつつ、我が子と関わってきたよう気がします。 3番目の子が1歳半くらいのとき、1人め、2人めでは感じたことない戸惑いを感じました。先輩ママではないけれど、年を重ねていたからでもないけれど、公園で我が子を遊ばせていても、親御さんとの関わりにそれまでと違う何かを感じていました。子どもを遊ばせつつ、私は本を片手に過ごしていたのです。公園デビューなんて言葉もない頃のことです。
これではいけない、そんな思いから、子どもと親で一緒に楽しんじゃおってことで始めたのが、「てぶくろ」。絵本を読んだり、とにかく一緒に子育てしようよって呼びかけて始めたサークルでした。ウクライナ民話「てぶくろ」よりの命名。 そして、6〜7年続いたかな。子どもの成長にあわせ、たくさんの親御さんと手作りのサークルを楽しむことができ、ひとまず中断をしました。
そして、それから4年ほどして、同じマンションに住む方より「以前のようなサークルしてもらえませんか」との意見をもらって仲間と一緒に始めて早4年が経とうとしています。「おおきなかぶ」に名前を変えて。
あの当時とは、子どもたちの年齢がぐうんと下がったこと。3歳児保育が主流になって、1歳にならないあかちゃんを連れて行ける場所を求めて来られる方も。
仕事をしながら子育てをする母より専業主婦での子育ての方が、より深刻な状況に陥るとの調査結果もあります。私の拙い体験からもそれは想像ができることです。だから、いつも満杯状況。
今日は、小学校がお休みだったので、特別おねえちゃんも来てくれて、いつもと違う雰囲気に子どもたちも喜んで。本を読んだり、歌を歌ってくれたり、お菓子を配ってくれるちょっと年上のお姉ちゃんに憧れのまなざしが向けられていました。
木津未来会議

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