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木津未来会議の日記
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2008年11月05日(水) 傍聴者の声・意見

昨日の全協を傍聴された市民の方からメールで感想をいただいた。
本人の了解を得たので、お伝えする。

<今日の全員協議会の政務調査費の件ですが、踏み込んだ議論が無く、低調であったと思います。
(案)そのものが矛盾でだらけで、真剣に検討している議員は少数であったように思います。
この案の表題が「議員活動費」であるならこの矛盾は収まります。いやしくも「政務調査費」と銘打っているなら政治課題に対する調査・研修費に限定すべきものです。

また、議論に熱心であった共産党も、民報は自分たちの費用で配布し、会報は政務調査費で配布しているから按分するのはおかしいと言っていましたが、これは言葉のマジック(詭弁)であり、会報の内容が政治活動であるのか、政務調査費に該当するのかどうかの議論を避けていると感じました。
結局、按分しなかったら何年か先には元の木阿弥で政治活動に利用されることになります。

議会事務局は使い方をチェックすると言いいていましたが、基準が曖昧な中で誰がどのようにチェックできるか疑問が残ります。

要は政務調査費とはなんぞやという定義、それと規則の見直しをしっかりすれば按分する、しないの論議はなくなるはずです。>と。


全国的に、政務調査費に対する住民の目線が厳しくなっている。
使う側の議員の認識と市民の側の思いの違いを上記の意見から感じた。

交付額が多い、少ないからという理由ではなく、
そもそも議員の調査研究に資するためと自治法に規程されているその主旨に逸脱していないかと原点に立ち返った議論が必要だと私は感じる。

全協の報告は、もう少しまっていただくとして、
たくさん意見が出されたので、今後は会派幹事会で再調整をし今後の進め方について話し合うとのこと。私にも報告あるかあ〜。


2008年11月04日(火) 全員協議会の前に申し入れ

全員協議会の内容の報告の前に、朝、市民の方と一緒に申し入れをした。

この間の市の個人情報の取り扱いについて、納得できないことが積み重なっていたから。
9月19日の全協で議員全員に配布された監査結果。請求人の氏名、住所の全てが載せられていたのだ。監査請求した直後からの私以外の請求人への議員や職員からの問い合わせなどもあったし。
19日の全協の該当部分の内容は、以下に。

<監査委員からの報告についてでは、先に私を含め4人の方で提出していた政務調査費の違法・不当を訴える監査請求に対する結果が配布され、事務局長から要約が読まれました。
これについては、特に質疑なく終了。

最後にその他として「何かないか」と議長。
これは想定外ですし、議事日程にはなかったことです。

そこで、ある議員より、「会派幹事会で何が話されているのか」「会派幹事会に強制されている」というような意見も出たり。
「それは会派の問題」と他の会派の代表が指摘したり、「会派幹事会で即日決定はしていない」と議長発言があったり。
結構議員相互の話しというのは、初めてで面白かったです。

その後、
「くれはさんは、監査請求などしないで、もっと議員なんだから、議会で議論すべき」「くれはさんが議員に提案して議会内部で変えていくべき」「新聞が名前を掲載していることは、くれは応援だ」「オンブズの人も、くれは応援団か」
「監査請求をすることで、政党として提出している意見書などの効果が薄れる」等など。
全くもって理不尽な言葉が飛び出し、
議長が「監査請求については、法的に認められた手法であり、権利でもあるので、その内容や手法について、協議するものではない」というような発言をされたので、
私は、
「今の発言に対して、議論する気持ちはない。その上で今回の正式会議である全協について、すみわけができていない。それゆえ、先のような特別委員会でとか、幹事会についても会派所属議員から不審の意見が出るわけ。会派幹事会も本来、正式の会議にすべきであり、市民に公開していくべき。今回の全協の議事内容について、改めて整理され、開かれ必要がある」と発言しました。

その後も、私に対する議員からの監査請求への異論はでましたが、
「何ら、法的な手法にのっとり、していることであり、議会議員だから議会内部で調整すべきということに当たらない」
と言い切りました。

議員同士の議論の場の必要性は、痛感していますので、今後も全協を注目してください。>以上が9月19日の全協の報告。

このような発言のことも含め、個人情報である住所・氏名がそのまま載っている監査結果を全議員に配布したという事実があったので、今後の市の対応について是正を求める意味で市民の方も含めて5人で申し入れを行った。

地方自治法で242条には、公表するとされているが、これはあくまでも結果の公表である。
個人情報保護条例と情報公開条例の関係をとらえると理解は簡単。
そもそも情報公開条例の主旨は、公文書の原則公開、しかしながら個人情報保護条例により個人情報は保護されて公表されると私は解している。

市に対して11月25日までに文書での回答を申し入れており、その回答が待たれる。


2008年10月29日(水) 素敵なプラネタリウム館


初めて行った、加茂プラネタリウム館。
今まで大きなプラネタリウム館には何度か行ったことがあったが、座席数80席とこじんまりとした、音声も録音ではなく直接対話を交えつつのものでとっても心地良かった。

玄関先にあげられているステンドグラスにも意味が込められているとのこと。
丸いのが太陽と月、そして青く長いのが木津川。そして恭仁京とか。
おもわず又来ますと分かれた。


2008年10月28日(火) 秋の実りと暖かな気持ち

当尾の小学校に行った帰りにあちこちで見つけた「つり店」
秋晴れの一日とあって、ハイキングにお寺の見学にと訪れている方も多く、あちこちに無人の「つり店」が歓迎してくれている。


 「お金はこちらに100円」思わず手にする野菜や漬物、梅干。


こちらは、おばあちゃんがニコニコしたお顔で迎えてくれた。
ニュータウンから15分も走って出会える田舎に似た風景。木津川市の特性を実感しつつ、マンションに帰った。

息子に頼まれていた唐辛子と、里芋。しめて200円。


2008年10月27日(月) 丹精込めた作品



福祉センターの玄関前に設置してある菊。言葉にするとあまりにもそっけないけど、凛とした美しさにおもわず写真におさめた。
何でも作者のお知り合いが言われるには「まだまだ不完全なもの」だとのこと。一日も欠かさずの手入れが必要とも。

あ〜、それで。我が家のベランダには、手入れをしなくても着実に大きくなっていくものしか残っていないのは。手をかけていないのに応えてくれている「折鶴ラン」と「里芋」にサンキュー。


2008年10月25日(土) 恒例の名古屋での勉強会

名古屋での一泊二日の学習会。
スケジュールもさることながら、事前に提出する課題もあって、毎回四苦八苦。今回は9月議会終了後の10日が提出期限だった。
他の自治体の議員との参加型の学習会を重ねてきて、
多くのことを学ぶことができる私にとっての大切な学習の場。

講座をすべて終えて、昼食を買いに行ったコンビ二での出来事。自分でも気づかぬくらい頭が一杯だったのかなあ。買い物かご片手にそのまま帰ろうとしていた私に友人が「あらら、それ持って帰るの?」「えっ〜。」腕に空っぽのかご持っているの気づかなかったあ。
頭につめこみ過ぎてぼ〜としていた。
自分の力量を超える課題を終えて、心地よい充実感で帰宅した。


第2回 「M&T企画/議員としてのスキルアップの連続講座」 
●日時:10月24日(金)13時〜25日(土)12時  
●会場:「ウィルあいち」(名古屋市)  
「議会活動のレベルアップ、各手法の実践的テクニックを身につける」

《スケジュールおよび内容》
8月22日(金)13時〜20時
    集合:12時30分(時間厳守)
13:00〜13:20 
○講座の説明 
 プレゼン 1分 「前回から今回までの2か月(講座に関連すること)」
【第1部 】
《セッション1》  
「議会を改革する=自分の議会がすべてじゃない」
 1. 議会運営の問題点=議会の内と外の区別を明確にする
   (1) 総論                          
   (2) 自治法改正                       
      各議会の検討状況と対策、対応
   (3) 問題になる発言〜具体的事例に即して(懲罰、発言取消)   
 2.申し合わせの点検・見直し。「自分の議会がすべて」じゃない
   (1) 申し合わせや慣例・習慣の全体的意義や位置づけ      
   (2) 個別課題の検討 

【第2部】
《セッション2》 
「発言、議論、一般質問、交渉などの重要性」
  1. 発言、質疑の使いこなし方
  2. 一般質問のテクニック                 
        一般質問の課題に即して               
【第3部】
《セッション3》
「私のまちの情報公開の問題点と改善」
1. 情報公開の制度と条例、請求のテクニック
2. 課題の情報(非公開)文書の点検と問題点=改善点)
       課題に即して
   ★ 情報公開請求の結果データを事前に提出
3. 異議申立の仕方、構成、要点  (情報公開訴訟)
   ★ 異議申し立ての立論、組み立ての案ができれば提出
4. セッション1から3について、参加者とのやりとり 

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10月24日(土) 9:00〜12:00
【第4部 】
《セッション4》
「議会の議論を鍛える住民監査請求の立論」
1.不当支出や違法支出の実例の検討。住民監査請求するとどうなるか
2.議会の議論で決着がつかなければ住民監査請求、住民訴訟も視野に
3. 参加者とのやりとり                       
【第5部】
《セッション5》
「議会改革で抱えている具体的問題の解決」
  ルール、法、根拠などを使うこと、示すこと、組み合わせて使う
  申し合わせや慣例・習慣などで変えたいこと、おかしいこと
    ★議会の申し合わせや慣例の具体的問題を事前に提出
 ・行動や行政交渉のテクニック
  まとめ  「今回の講座で獲得したこと」
〜12:00 終了
希望者とのオプション講座〜15時


2008年10月14日(火) 控訴状提出

政務調査費の判決文をじっくり読んで決めたこと。

25日の言い渡し後、判決文を手にしたのが27日だったので、その次の日から数えて2週間が提出期限。土日休日があったため、14日が期限と担当の書記官に確認していた。

そこで、午後京都地裁に控訴状を提出してきた。
正副2通の控訴状と印紙代1万9500円と郵送代5940円の合わせて2万5440円を支払って。控訴状も地裁に提出とは今回初めてしった。
今後は、地裁から高裁へ書類一式が送付されるらしい。
そして、150日以内に控訴人(私)から控訴理由を高裁に提出するというもの。

夕方、議会事務局職員から「どうされましたか?」と確認の携帯電話がかかってきた。


木津未来会議