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木津未来会議の日記
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2008年03月27日(木) 議会最終日でした

長かった〜というのが正直な感想の3月議会だった。
2月22日に議案書を手にしてから、1ヶ月強。
委員会での審査もさることながら、今回はまた別の意味でやきもきしたから。

ご存知水道管理者の設置予算。以前の日記でも紹介しているもの。前回否決されて後、6ヶ月後に無修正の状態で提案されたことについて、私の回りの市民の何人かの方から、上程と同時いえそれ以前からご意見をいただいていた。

会派を回って説明されていた市長。人選についてもすでに決定しているとのことで、必ず必要なポストであり、人であると。イレブンの会へも共産党へも説明されたと。伸政会は必要ないとお断りしたとか。公明党は未確認なのでわからない。無会派で一人の私に対しては何の連絡もなかった。説明するなら私にあってもいいはずでしょ。まあ、あっても議会で聞かせてもらいますと断っていたけど。

そんなことがあっての審議。
管理者必要ないとの155名の署名を添えた請願の紹介議員にもなった。
原案から管理者及びコンサル委託1920万6千円をのぞく修正案を伸政会の議員さんと一緒に提案した。

そして、結果は、13対11で修正案が可決した。
賛成議員:炭本、深山、七条、中野、西岡、山本(以上伸政会)宮嶋、酒井、森岡、村城(以上共産党)曽我、高味(以上イレブンの会)敬称略
くれは

退席者1名。


2008年03月12日(水) 一般質問を終えて

常に緊張する時間。前日までの準備や当日朝までの準備を得、万端整ったとなればよいが、常に直前まで悩む一般質問。

今回の質問は4問を準備した。
同志社国際小学校誘致に関して。
障がいがあっても地域の幼稚園、保育園への通園や地域交流を求めて。
12月のごみ関連問題の質問のその後の対応や今後改善すべきこと。
多重債務者の相談窓口設置を求めて。
の4問。

後日全文アップするが、4問は多かったというのが率直な反省。
1問につき、3回まで質問ができ、質問時間は1人35分。自分の中で1問8分配分と予定していたのに、最初の1問で大幅オーバー。

一般質問とは、行政全般に対しての議員からの政策談義である。執行機関の政治姿勢を明らかにし、説明責任を明確にさせたり、結果として現行の政策の変更、是正、新規政策の採用などが目的であり、効果である。(議員必携より)それを念頭におきつつ、質問の時期を考えたり、構成を組み立てたりと結構いろいろ考えて行っているつもり。

次回からはやはり3問までにしよかなというのが本日の教訓。


2008年03月11日(火) 請願の紹介議員になりました

市民の思いを届ける手法。請願。憲法で保障されている権利。

今回、3月当初予算に関わっての要望が届けられた。水道管理者設置必要なしとの思い。

私自身も合併協議の中で、参与の設置必要なしとの主張をしてきた。その延長線上であり、新たな特別職は必要ないとの思いにより、昨年9月の補正予算からずっと反対の姿勢であった。今回、126人の思いを届けるため、紹介議員として議会への橋渡しをした。(議員2名で)
今後は、議会の運営に委ねられることになる。


2008年02月24日(日) 生駒に学ぶ

寒い日曜となった午後、生駒市長と話そうをおこなった。

昨年に続き、お忙しい中、快諾してくれた講演会が実現できた。

市長の話のはしばしに市制改革に向けてのひたむきかつ粘り強さを実感した。
市長マニュフェストを半年ごとに評価し、市のHPで公表されていることを始め、計画、実行に留まることなく、常に評価、再評価をきちんとされている姿勢はすばらしい。

参加者からの熱い質問にも丁寧に答えていただき、予定の時間を少しオーバーしてしまった。

市長の話の最後のことば、
「市民はまず観客に、そしてできれば選手に!
行政はそのための仕掛けを!」は非常に示唆に富む言葉であった。

さて今日の話を今後の木津川市にどうしていくか、私がしなくてはならないことである。


2008年02月22日(金) 水道管理者の予算がまたまた提案

昨年9月議会で14名の反対により否決された水道会計補正予算。その反対理由であったのが水道管理者をおくための半年分の予算703、5万円。
この管理者は、他の自治体では首長がかねており、現に合併前は設置されていなかったポスト。職員数500人以上(打ち間違ってました。200人以上です。単純なミスです。ごめんなさい。)給水戸数5万戸以上なら設置しなけらばならないが、その条件以下の場合設置しなくてもいいと公営企業法にはあるもの。
当然木津川市では、職員数は28名であり、置かなくて良い条件に当てはまるというもの。

料金統一に向けての審議会がスタートしたばかりであり、今後2年後を目途に統一される。すべての市民にとって値下げがされるとは到底考えられず、値上げが予想される。

そんなおりに4年間で6000万円もの予算をつぎ込んで設置しなければならない管理者とはいったい何か。市民感覚からは到底納得できない。

その予算が今回の3月議会に提案されてきた。管理者及び職員10人分とある。初日の説明をまず聞かねば。


2008年02月15日(金) いよいよ開始、水道料金統一に向けての会議

第1回水道料金、公共下水道料金審議会を傍聴した。
2時を少し回ってたので途中からの参加。傍聴者は私一人だったようだ。

委員は条例には15名以内、2年間の任期とある。

2006年6月木津町議会で水道料金の値上げの条例が議案となった。その前にも町長の委嘱により、議員2名を含む10名で審議会が設置された。そして、1年間5回の協議を経、「値上げやむなし」との答申が出された。そのときの条例は、「値上げより先に取り組むべきことがある」として私は反対したのだったが。

さて、これから始まる委員会。3町の水道・下水道料金体系も異なる上に、簡易水道の問題もある。委員の方々には十分協議していただかなくてはならない重要な審議会。

第1回目の会議は、行政から出された資料の説明とそれについての質問・意見で終わった。最後の委員が言われた言葉にそのとおりとうなずいた。
「このような重要なことは、合併前に調整・協議すべきものであった。」
まさにそのとおり。
国民健康保険税もそう、この問題もそう、あまりに不均一のまま市に持ち越したものが多い。


2008年02月12日(火) 木津川市の入札改革、本物に!

この間の私のテーマのようになっている入札改革。

12月の質問でも担当の本気の姿勢は確認していた。
そして、今年はじめに流れた新聞報道。1000万円以上の公共工事を一般競争入札にするというもの。

常任委員会にて方針が説明されたのだ。私は傍聴。
改革の指針は5点。
1 1000万円以上の工事等の入札を一般競争入札
2 1000万円未満の小規模工事については、指名競争入札を採用するが、   おおむね参加業者を20者に拡大
3 20年度は総合評価方式を試行
4 談合等不正行為に対して、指名停止期間を最大2ヵ年
5 地元企業の技術力などの向上と競争性の確保のための研修会の開催

委員会での説明の後、質疑応答。
副議長からは、50%は評価すると述べられたあと、最低制限価格の設定根拠や総合評価方式についての質問があった。
また他の委員からも今回の改革に留まることなくさらに邁進するのかとの指摘も。
担当の静かな口調の中に、ひたむきな改革への想いを感じた。

大きく変動する木津川市の入札改革。貴重な税金が投入されての公共工事である。今後も改革に向けての提案をし続けたい。
帰り際に、「くれはさん、これでいいですか?」との部長の言葉。「そうですね、今後も続けてですね。」と返した。


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