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木津未来会議の日記
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2004年10月03日(日) 阿弥陀堂だより

男女共同参画社会ー男性も女性もこの世の中を構成する一人一人が個性と能力を充分に発揮することができる男女共同参画社会=の実現を目指すためのフォーラムに行ってきました。いずみホールで、映画の上映もありました。(映画の選定もなかなか難しいようです。)

最初にフォーラム。パネリストは、住民代表として議会から2名、学校代表として校長会会長、公募で選ばれた懇話会委員の女性。そしてコーディネート役は懇話会会長。まず、パネリストから、それぞれのポストから見た男女共同参画の実情や問題点を5分間持ち時間でのべられました。司会役の有賀氏がコメントを交え、最後は参加者からの意見コーナーでした。

事前打ち合わせも何度かされたのでしょうが、個人の持ち時間内での報告に問題が整理されていない状況が感じられました。
参加者の意見を受けて、「こういう機会をとらえて会話をしていくこと、そのことが形だけではない男女共同参画社会の実現に向け、浸透の機会にもなるのでは。」と有賀氏は結ばれました。

パネラーの人選は誰が、どう依頼されたのでしょう?いつもどこかの団体の代表がされています。そんなことから考えてみる必要もあるのではと感じました。

映画はとっても素敵でした。大好きな寺尾聡(ルビーの指輪がよかったし、お父さんが素敵でした。)に透明感のある樋口さん。
うめおばあさんに亡くなった私の祖母が重なります。そしてなんていっても自然そのものの素人の方々。風景に溶け込んでみえました。


家に帰ると、夫のイタリアン手料理がでむかえてくれてました。
おいしかったです。


2004年10月02日(土) 家の中のいいにおい

夕方というか夕飯の時間をとっくに過ぎて、自宅のマンションのドアを開けたその瞬間、なんか大根のたいたんの匂いが。
誰がいつ?娘に聞くや、「さっきOさんが持ってきてくれたよ。母さんおそい。」「ゴメン。ゴメン。まあいろいろあってな。」と私。

早速、大根の炊いたんに焼きなす、大根葉とじゃこの炒め煮に私が買ってきて並べたお刺身。わずか5分で晩御飯にありつけるなんてOさん感謝!

いつも助けてもらう存在です。時には、いえごくまれに私もおかず作って持っていくことあるんだけどね。

故郷の両親と離れ、この地に住まいを構えた身です。隣人の優しさや助け合いがほんとにありがたく、支えあい、楽しんでます。

また、時間ができたらお風呂でもいこね。


2004年09月29日(水) 議会初日

でした。新町長の登場です。行政職のまん前前列に女性がおられます。今までの議会と風景が大きく異なって見えます。
男女共同参画の模範ですね。

まずは、議席の移動です。河井さんが町長に立候補された時点で議員を失職されたため、議員辞職となり、所属委員会の委員の選任です。議長指名ということです。議運の委員長に山崎氏、あらたに委員に出栗氏、庁舎建設に森岡委員長、出栗副委員長、山崎氏、清掃センターに尾崎委員、相楽中部消防に伊藤氏です。どこでどう決定されているのでしょう?

その後町長の所信表明に続き、議案の提案がなされました。

最後に請願の紹介議員として、趣旨説明をしました。長いですが、全文掲載します。

議長:請願の紹介議員の説明を求めます。呉羽くん 
 
呉羽:はい。紹介議員として「不祥事根絶のための制度改革と、町長の給与支給停止を求める請願」の趣旨説明をします。
この請願は、「木津の未来を考える会」が、元町長の公職選挙法違反による逮捕、拘留そして、辞職願い提出を受け、緊急に呼びかけられたものです。わずか半日での42名の方が署名されたと聞いております。8月5日に受理していただいたのですが、その日に開催された議会運営委員会にて急施事件と認められなかったため、今定例会での審議となったものです。時間の経過があり、ニュアンスが異なりますが、住民の事件に対する生の思いをお伝えします。
それでは、請願の趣旨及び内容を読ませていただきます。

 7月22日、木津町長三桝武男氏が公職選挙法違反の疑いで逮捕されたことは、町民すべてに大きな衝撃と失望を与え、町政への信頼を一気に失わせるものでした。この不祥事に対する政治的責任は重大であり、2001年2003年の収賄による職員逮捕に続く今回の不祥事に町民は耐え難い思いを募らせております。
 そもそも法の遵守に努めるのが公務員であります。今回のことを教訓にし、今後、透明性の高い住民が納得する町政が行われることを願い、今回の不祥事に対する反省の意味を込めて請願いたします。
 公職選挙法違反とは町長や議員という政治家の倫理に直結するものですから、今回の事件の反省と将来への対応のために「町長及び議員の政治倫理条例」を制定すること、職員の汚職が続いた町だからこそ反省と将来への対応のために「職員倫理条例の制定」及び「入札や公共事業の制度改革」などが不可欠だと考えます。
 なお、自治体の長ら特別職の給与とは、「その勤務の実態が常勤である者に対し、当該勤務の対価として支給されるもの」とされています。地方自治法第204条の趣旨も「町長は常勤」と位置付けています。実際、2003年11月26日岐阜地裁の判決で、逮捕されて拘留中の町長は職務を行っていないので、条例の規定からして給与を支出したことは違法であるとされています。
 上記のことから、木津町長三桝武男氏に対する給与の支払い停止をもとめます。
 私たちは、住民の信頼を回復するために、地方自治法第124条によって、以下のことを強く請願いたします。
 なお、本請願は、地方自治法第102条第3項及び第5項にかかる急施事件に該当することは明らかですから、臨時議会にて審査されるべきものと考えます。
請願項目
1 「町長及び議員の政治倫理条例」及び「職員倫理条例」を早急に制定すること。
合わせて、町全体としての取り組みとして、
2 「入札や公共事業の制度改革」を実施すること。
3 町長の逮捕・拘留中の給与が支給されないよう、適切な措置を講じること。
20日付けで給与が、9月には退職手当が支払われたようですが。

新町長の公約にも綱紀粛正を掲げられておられます。議員の皆様におかれましても的確なご判断をされますよう、以上で趣旨説明を終わります。


2004年09月28日(火) ようやく9月議会が始まります。

このところ公金の支出についての話題があとを絶たない。
昨日の新聞によると、和歌山県の10町村の議長たちが2泊3日の東北への研修旅行で、一人10万円を公金より支出したとある。研修時間は、そのうち4時間のみだったらしい。合併でできた新市のまちづくりを研修するのが目的だったようだが、市民感覚とかけ離れていることはなはだしい。
今日の新聞にも大阪の美原町議会の議員がデジカメを一人1台政務調査費より支出とある。そういえばどこかの市の党では、車検の費用を政務調査費より支出しており返還命令が出たとかあった。

「政務調査費」とは、2001年4月に自治法に議員個人または会派に認められた調査費のこと。木津町議会では、会派に所属する議員1万円(月)無会派議員7千円(月)で、毎年4月末までに領収書を添えて報告することになっている。使わなければ返還すること。もちろん使わないのがいいというわけではない。政策を研究し、議会を真の言論の場にするために使うべきものという意識を持ち続け支出すべきである。

さて、明日からいよいよ、そして、ようやく9月議会。新町長への質問を準備して望みます。


2004年09月26日(日) 京都府の出前語らい初体験

「出前語らい、専門職員派遣」ってご存知ですか?
昨年度山田知事の提案により始まった事業で、府の施策を直接市民へ伝える方法の一つとして実施されています。
鳥取県では12年度から実施。

実は、昨年12月議会で私の一般質問に「木津町でも、町政について直接職員が出向いて伝える手法の一つとして実施してほしい。」と提案しました。
その時の総務部長は、「今のところ、予定はない。」と言われ、職員の資質がとわれるので難しいと言うようなこともいわれました。

さて、府の施策。
「申し込み」手続きは簡単。府のHPから直接申し込みできます。
私たちが選んだのは、「公立高等学校入学者選抜制度について」南部の説明会と同じ日程になり、城南高校で開催させてもらいました。

昨年度より大きく変わった制度について、まずは過去の制度の説明やなぜ改革の必要性があったかも含め、丁寧に説明してくれました。メリットとデメリットが表裏一体である点、昨年度の結果の問題点も整理して説明を受け、今後制度としては大きくは変わらないともいわれました。今回の制度についても18年が経過しての改革だそう。

改革真っ只中の昨年度の子どもを持つ親としての戸惑い、そして今年の保護者側からの疑問点など意見交換し、主事から直接回答していただき、参加者は満足されたようでした。
アンケートが義務付けられているようで、感想を書いて帰りました。こんな機会をもっとほしいと言う意見が多かったです。

「きちんとした情報が提供され、判断材料をもつことができました」と、帰りの電車のなかでの参加者の声を聞き、木津でもとの思いを強くしました。


2004年09月25日(土) 秋晴れの運動会

町内の小学校運動会でした。来賓として案内を頂きました。
子どもたちの一生懸命に演技する姿や、屈託のない笑顔見たさに行きます。

わが子が11年間お世話になった高の原小にも行きたい、ほんの少しだけ教師として関わらせてもらった梅美台小にも行きたい。プログラムをつき合わせつつ、行ったり戻ったりしました。

50メートル走で、靴が脱げるというアクシデントにもめげない1年生の姿に、わが子が一年生の時の、ゴール直前にテープを切らずに立ち止まった光景が重なります。
来入園児の走る姿に「来年は一年生だ。〜」という心地よい決意が感じらるような気がします。
運動場が足尾銅山の風景に変わり、一面水を打ったような静寂の中で凛として演技する6年生に田中正造が根を張ったように感じられます。

そして、すべてを終えた後、何事もなかったかのようにまたもとの運動場へとかえっていく今日の空間に、すがすがしい秋を満喫させてもらい帰宅しました。ありがとう。


2004年09月24日(金) 議会運営委員会傍聴

本日、9月議会に向けて議会運営委員会が開かれました。私は、委員ではないので、傍聴してきました。

議会運営委員会とは、地方自治法に109条の2に定められている正規の委員会です。今回私は、容器リサイクル法の改正を求める意見書の案を作成し、議運で調整することになっていました。提案者のつもりで、説明できるように準備もして。
しかし、、議運の前の会派幹事会(法的拘束力のない任意の会です。)にて審議され、全会一致になりうるものであるとして、議運のメンバーによる提案となったようです。今までもそうなのだそうです。まあ、意見書が採択されることを望む立場ですので、実をとりました。が、慣例主義の表れです。

委員外委員の発言を許してもらえたので、「206人の請願者の思いをきちんと受け止めてもらいたい。」と発言しました。

9月議会の日程お知らせします。
9月29日初日      10月1日文教厚生員会   4日総務委員会 
5日建設水道委員会   6日清掃センター     7日清掃センター
13日会派代表質問   18,19日一般質問     20日5日目
23,22,26日決算特別委員会 27日最終日    
 


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