今日は20時半上がりになったので、授業後ふとMRに「飲みに行かない?」とメールしてみたら快諾。
最近はいていなかったセシルマクビーのクラッシュジーンズ(注:最初は普通のジーンズだったのが、はきたおした結果、ものの見事なクラッシュと化した。本物なので迫力が違う)と、最近着ていないので処分しょうかと思っていたすけすけぴらぴらのノースリーヴをふと着てみる。靴は茶のグラディエーター。この靴っていつぞや流行ったらしいんだけど今はどうなんだろ。すっかり時代遅れだったりするかな。世の中で何が流行っているのか全く知らんので。
ノーメイクにでかい茶のサングラスで出かける。
21時35分にMRと待合せ。の、筈が。10分遅刻。既に着替えて後は出るだけになってから待合せ時間を決めたのに。うう。何故なのかしら。
ロックバーAへ。ドアを開けたら忌野清志郎が流れている。
この店はウェストコースト(+マスターがウェストコーストテイストと判断したもの)しかかけない。先週初めて来た時に、「レッド・ツェッペリンとか言われても無理ですから」と爽やかな笑顔で言われたので「・・・素敵」と思ってしまった。いや、勿論私はツェッペリンを愛しているが、レジェンドだからってヘタに理解を示すフリをされるより、そう言ってもらうほうがいっそ気持ちいい。別にけなしているのではなく、「体質的に無理」だというのだ。なら仕方ないだろう。
世間にはロックはブリティッシュのほうが上だと思い込んでいる輩がたまにいて、私も時々「Bunnyさんはやっぱりブリティッシュが好きなんですか?」と訊かれたりするが、何が「やっぱり」なんだかわからん。いや、私はブリティッシュらしい小ざかしさ(XTCとか)も好きだが。アメリカの土着の底力も凄いと思っている。
マスターに、「私、ローラ・ニーロが好きなんです」と言ったら、「・・・ああ、イーストコーストね。イーストコーストも刺さるんだよね。刺さって聴けないんだよね」と言われた。おお。
私はロックは何も知らないので、「イーストコースト」が刺さるのかどうかは存じ上げないが。「ローラ・ニーロ」が刺さるのはわかる。そして、大多数の人間には、ローラ・ニーロが全く刺さらないのも知っている。ローラ・ニーロとキャロル・キングが同類に聴こえるという人は多い筈だ。だが、私から言わせれば、キャロル・キングは絶対に「刺さらない」。
マスターは体質で音楽を聴いているという。そういう人に、ローラ・ニーロは刺さるから聴けないと言われて、私は非常に満足だ。
いきなり"Hummingbird"がかかった。私が好きだと知ってレオン・ラッセルを。有難うございます。
1時に電車で西荻ロックバーBへ移動。先ほどAでイエロー・ローズ・オブ・テキサスのロックとジン・ロックを数杯ずつ飲んだので、既にいい気分。チンザノをちょっと飲んでいたら、ふと踊りたくなってきた。
なので、3時にタクシーで新宿ロックバーCに移動。見れば看板が出ていない。一応ドアを開けてみたら、思いっきり片付け中。げっ。
「マジでぇ〜〜」とぶーたれてみたら、マスターがあっさりと営業再開してくれた。あらっ。レッチリ、サイモン&ガーファンクル、ホール、ジャニス・ジョプリンと、相変わらずムチャして私の好きなのをかけてくれる。こちらからはトム・ペティだけお願いしてみた。あああ楽しい。
タクシーでMRに家まで送っていただく。う〜ん、今日えらくお金使わせちゃったかな。
Crushed (クラッシュになった) *Buckcherry の曲。(1999)
2009年06月22日(月) |
I'm gonna speak my mind. Take me up to the top |
ネット上で、5/31に受けたTOEICの結果が発表になる。
前回と同じ920点。・・・つまんな〜い。
上がったら色んなヒトにお祝いをたかるつもり、下がったら色んなヒトに慰めてもらうつもりが。同じかよ〜。
ただ、内訳はかなり変わった。1年前のTOEICは、リスニング480点・リーディング440点だ。比べて今回は、リスニング465点・リーディング455点とバランスが良い。加えてこのリーディング得点は過去最高。
何が言いたいかというと。
今回試験前に、有名英語講師であるMK(b)から頂いた(そして自分でも購入した)テキストを使って勉強したのに、上がらなかった言い訳をしているのだ。つまり、私は今回、「リスニングBOX」から1回分を当日にやった以外は、MKのテキストはリーディングしかやらなかった。だからリスニングは上がらず、(当日疲れ目がひどかったにも関わらず)リーディングは上がった。
・・・というわけですからMK先生、秋にはリスニングも鍛えて再受験し、必ず得点上げますので、ご容赦を。
けれどとにかくこれで、前回の920点がマグレでなかったことだけは証明した。何しろ前回が初の900点越え。仕事の為にも今後は900点を下回ることだけは避けたいと思っていたし。
しかし。1年前は920点を取って大喜びの大騒ぎだったのに、今は同じ点数を取って「・・・つまらねえ」と思っている。このことが、結局は何よりの進歩の証だな。
TOEICは、点数で評価をしてくれるのが非常に明快で気持ちいい。
TOEICのことを、「英語のチラシの早読みに過ぎない」と毒づいている奴がいるようだが。ならお前は英語のチラシをよほど早く読めるんだな?と言いたい。
何事も、馬鹿にする権利があるのは極めた人間だけだ。時々「東大に入れば頭がいいってわけじゃない」などとみっともないひがみを言う人間がいるが、何故入れないお前にそれがわかる。「東大に入る」、「TOEICで満点を取る」ということは、それ自体は間違いなく立派だ。それが人間としての価値を証明するわけではない、というだけのことだ。
そしてTOEICにおいては、920点より925点のほうが単純に「上」なのであり、私は今、単純にもっと上に行きたい。
また、頑張るわ。
夕方、うちから3分の病院へ。待たずにすぐに採血されて、3,070円取られる。うっ。
そりゃ今から色々検査するんだろうけど、一瞬で3,070円。うう。癌だから今後5年間もこんな出費があるのかと思うと。・・・やっぱり通院しなきゃ良かったかしら。
帰りにうちから1分のスーパーへ入ったら、金髪巻き毛のカワイイ外人男性が、私と目が合うや棒立ちになってこっちを凝視していた。「にっこり」の「に」くらいの微笑を返したら、レジに並んでもずーっとこっちを振り返っていた。
後でふと、ああ今の外人と知り合いになっておけばリスニング対策になったかしらなどと考える。この数年、外人を何人も着拒だのなんだのにしちゃったせいで、ここんとこネイティヴと全然喋っていないのだ。
―――英語が好きなのに外人男性が好きになれない、ってのがなあ。
I'm gonna speak my mind. Take me up to the top (正直なところ、一番上まで行きたいんだ) *Listen Up(リスニングをアップ。なんちて) / Oasis (1994) の歌詞。
2009年06月20日(土) |
'Cause I'm a poet. Don't you know it |
16時にNY(g)来訪。相変わらず時間ぴったり。
だらだらと音楽など聴く。今日はこの後仕事が入ったというので、お酒を出すのはやめておくが。その仕事というのが窪田晴男のライヴ撮影だという。へ〜。
実は窪田晴男って、このへんの出身らしく。以前に私のライヴのお客様(荻窪在住)に食事をご馳走になった時、彼が「僕の同級生も音楽の仕事やってるよ。知らないと思うけど、窪田晴男っていうんだ」と言ったので、「・・・有名人ですよ」と答えたことが。
でも一般世間の認識なんてそんなものなのかも。
やはり以前に職場の女性が、私が読書魔だときいて、「私の大学時代の友だちもミステリー書いてる」というので、名前を訊くのだが、「全然売れてないから、絶対、絶対知らないよ」という。でも一応おしえて下さいと訊いたら、「法月綸太郎っていうんだけど」というのでのけぞった。
軽く目頭をおさえつつ「・・・その世界では有名人です」と言ったら、「ええっ!嘘ぉ!!」と言われた。・・・っていうか、あまり日本人を読まない私の、ベスト日本人ミステリー作家です。
「ほら、こないだ亡くなったバレットさんとこの弟さん、昔バンドやってたらしいわよ?」なんていう会話がご近所で行われていたかもしれない、と半ば本気で考える。いや、充分あり得るな。うん。
'Cause I'm a poet. Don't you know it (ぼく詩人なんですけど。知りませんか?) *Bob Dylan's Blues / Syd Barrett (1970) の歌詞。
2009年06月18日(木) |
ずるい、ずるい、ずるい、ずるい |
東京駅の授業から帰宅してまた授業したが。やはり木曜日は飲む日、ということで、0時過ぎに電車で西荻ロックバーBへ。マスターの奥様が飲んでらした。奥様は以前にKinkstonesのライヴに来て頂いたこともあるが、美人で人当たりが良くて可愛らしく、どうしてBマスター(昔は相当な遊び人らしく、今も一般人に見えない)が、こういうどこに出しても恥ずかしくない女性をめとれるのか不思議である。なんか「ズルイ」w
遅くなって他のお客がいなくなったので、「ビートルズが聴きたい」と言う。いつもはどれでもいいと言うが、今日は"Help"のB面をリクエスト。
"I've Just Seen A Face"のラスト直前で、"Fa, falling"と歌う。「ここだけでも天才的だよね!」とマスターに言ったら、「そうだよ!」と即座に深くうなずかれて嬉しい。
8時帰宅。
ずるい、ずるい、ずるい、ずるい *やさしさ / RCサクセション (1974) の歌詞。
2009年06月17日(水) |
あの娘の悪いたくさんの噂 誰が立てるのか |
21時に中野でVX(key)と待合せ、ロックバーSへ。今日はFP(vo)がDJで清志郎の追悼特集。RCサクセション中心で楽しめた。私の一番好きな「ガ・ガ・ガ・ガ・ガ」もかけてくれた。やっぱりアルバムは「Blue」が一番いい。スタジオの反響を感じるアンティークな音質。それを象徴するセピア色のジャケット。そこに安っぽいネオンサインのようなピンクで「BLUE」。
VXの案内で、初めて行くロックバーAへ。マスターに名刺を渡したら、名前を見て「あ、知ってます」と言われた。あっ。
・・・狭い中央線ロックバー界で、何か悪評が高まりつつあるんだろうか。
この店はウェストコースト専門とのことだったが。ふと見れば清志郎の遺影が飾ってあったので、「今、清志郎の追悼特集に行って来たんですよ」と言う。
ここのスピーカーって音が良くて、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなんていう普段たいして聴かないようなギターもやたらぐっと来るわなんて客観的に思っていたら。そこにいきなりRCサクセションの「ロックンロール・ショー」ががつんと。ああああ、どうだと言わんばかりに単純なエイトビート。がしっと響くハイハット。新井田耕造グレイト。でかい音で聴くとおそろしく気持ちいい。・・・やっぱり「Blue」はいいなあ。
物凄く感じのいいマスターに、「ニール・ヤングは好きですか?」と訊いたら、「大好物です」とのこと。ですよね。ですよね。
私がザ・バンドが好きだと言ったら、"The Weight"のカヴァーがかかった。やたら聞き覚えのあるヴァージョンだなと思ったら、"Last Waltz"で"The Weight"を歌っていたステイプル・シンガーズのスタジオ盤だった。なるほど。
ガンズ&ローゼズがかかったので驚くが、これもウェストコーストってことでありだという。
ポール・ウィリアムズもかけてもらったし。
すっかりいい気分になって、タクシーで我家へ移動し、7時まで飲み続け。トータル10時間の飲みとなり。
あの娘の悪いたくさんの噂 誰が立てるのか *あの娘の悪い噂 / RCサクセション (1972) の歌詞。
2009年06月15日(月) |
Doc it's only a scratch, and I'll be better I'll be better doc as soon as I am able |
まだ違和感あるな。最中もだけど、後からかなりの痛みが。結構血ぃ出たし。
先月、医者に「退院してからチャンスはありましたか?」なんて訊かれたけど。・・・先生コレどっちかといえばチャンスっていうよりピンチです、なんて考えちゃったよ。
いやしかし。「・・・これって今だけよね。まさかずっとこうじゃないわよね」、と心配になり。ネット検索してみる。
そしたら出てきた、例の「知恵袋」だの「質問箱」だの、何でもかんでも質問したらよってたかって答えるサイト。いつもはあまり利用しないが。
今回ばかりは助かった。さすがにこういう「現場の声」までは医学関係のサイトではわからない。私と同じようにハラに傷を抱えて精神的なひけめもありながら、ちゃんと手術前と同じ状態に戻ったという回答が多く見られた。
私も闘病報告の一環として書いておきます。いやマジで。(医者にも報告しよ)
で、実は。こういう質問サイトのいくつかに、このサイトのrock lyricsがリンクされているのだ。
そのことに気づいたのは今年3月。ふと、私以外に"Video Killed The Radio Star"の日本語訳をしている人はいないのか?と検索をかけてみて、自分の訳がリンクされているのを発見した。Yahoo!やGooなど3つのサイトに、"Video Killed The Radio Star"と"Tom's Diner"の訳のページが(別々に)、2006、2007、2008年に数回取り上げられていた。
普段、トップページと日記以外のアクセス数など殆ど見ないが。ためしにrock lyricsのアクセス数を見てみたら、例えば2007年には最高で1ヶ月に2,700件ものアクセスがあった。日記(1ヶ月の最高が19,000件)に比べたら少ないものの、たいした数でびっくり。
しかし。実は最近rock lyricsのページのURLを全部変えたのだ。実はそれどころか削除すら考えている。既にessayは削除した。要するにコンテンツを減らそうということ。心境は色々だが、捨て魔の本能がうずくというのもあるにはある。
せっかくリンクして下さっているのをリンク切れにするのはしのびないので、あの2曲だけ、まだ元のページも残しているが、片づけ魔なんですっきりしない。う〜ん。どうすっかな。
(後でmine-Dさんとこから"By The Way"のページにリンクが貼ってあることに気づき、それも旧URLを復活させた。他にリンクして下さっている皆様は申し訳ないですが貼りなおして下さいませ)
*追記: この後6/18に、rock lyricsに1日で711件のアクセスがあった模様。日記なら1日2,400件を越えたこともあるが、rock lyricsでこれはちょっと異常。YouTubeに貼られたかと思われるふしもあるが、該当映像は削除済。
何かご存知の方は是非ご一報を。非常に気持ち悪いので。
Doc it's only a scratch, and I'll be better I'll be better doc as soon as I am able (先生、血ぃ出ましたけど、こんなのたいしたことないし、すぐ良くなりますよね) *Rocky Racoon / The Beatles (1968) の歌詞。
2009年06月13日(土) |
How Many More Times |
16時半から3時間、新宿ペンタでリハ。本日NY(g)と初合せ。
途中、演奏中にKP(drs)がギターを聴いていて気持ちよくなり、回数を見失うという珍事が。しかしその時まさに私も一緒に目を見合わせて回数がわからなくなり、おかしなところで心がひとつにw
リハ後に新宿でNP(b)とKPと3人で飲む。その後一人で西荻ロックバーBに移動。NA(g)がいた。おおお久しぶり。会えて嬉しいわ。酔っ払い同士、お互いのギターとボーカルを賞賛しあう。
NAが煙草を買いに行くというので、ついでに私のもと頼んだら。「ラッキーストライクのソフトってのがどれだかわからなかったので」と言って、その「ソフト」を3箱買ってきた。・・・わからないから同じのを3つ、っていう意味がわからないけど、ま、得したのでOK!w
ON(g)からメールが入ったので、1時に南阿佐ヶ谷ロックバーBに移動。お隣に座ったドラマーさんと話し込む。バンドに対して真面目な人と話すと気分いいな。
その後も移動して飲んで、結局朝6時半まで飲み続け。
How Many More Times (あと何回??) *Led Zeppelin の曲。(1969)
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