Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


全日記のindex  前の日記へ次の日記へ  

*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


この日記のアクセス数
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)


2009年05月15日(金)  Camouflage

20時から2時間、荻窪リンキーディンクでバンドリハ。10分遅刻。うう。勿論KP(drs)はもっともっと遅刻。ううう。
今日の格好は、マウジーの迷彩のキャミ、マウジーのショートデニム、迷彩のシャツジャケット、迷彩のタイツ、迷彩のキャップ。何故か最近迷彩モノをいくつか入手したので、一度コレをやってみたかったのだ。実は迷彩のパンツもあるが、さすがにどこか逃げ場をつくらないと。同じ迷彩でも全部色合いや柄がちょっとずつ違ってカワイイ。アイシャドウもミリタリーグリーン。

4月5月が多忙な有名企業にお勤めのKPの為に、リハがまた3週間あいたが。たった3日前に私の思いつきで加えた、キルズの'Dead Road 7'をやってもらう。
オリジナルをメインにやってる今日この頃、なんでいきなりコピーを突っ込んだかというと、今後つくるオリジナルの雰囲気の指針になるようなものをやっておこうかと思ったから。日本のアマチュアのオリジナルバンドは大きく分けて2種類で、勢いはあるけど何やってるかわからないか、わかりやすいがベタでダサいかだ。で、私はどっちもイヤなのである。なので、サンプル的に、スッカスカで存在感で勝負出来るようなのを一発と思ったんだけど。
楽器隊は2、3日前に初めて聴いた曲なんだから、まだ消化出来てなくて当たり前だが。自分が満足に歌えないのにビックリした。何しろこの曲、2005年のライヴ音源をもう4年近くも自分の代表音源としてアップしてるくらいで。すっかりお手のものかと思い込んでたら。
けど。考えてみたらあの時以来4年近くも歌ってないんだ。

歌ってない理由は、コレと'Rodeo Town'を、ギターユニット用の曲と決めていたからだ。
ライヴ対決なら本家にも勝てるつもりでいた曲だ。この曲は、ライヴだとVV(vo)がかなり雑で、理由はこの曲だとVVはギターを弾くからだ。私は何しろ歌う時はタンバリンひとつ持たないので、勝って当然。勝たなきゃ。
コレと'Rodeo Town'は、かなり好きな曲なんだ。勝つくらいのつもりがないなら、ヒトの曲なんかやるか。

というわけで。レッド・ホット・チリ・ペッパーズだけはコピーしないよ。つか、レッチリは誰もコピーすんじゃねえ。
R.E.M.のコピー? 何の冗談ですかソレは??)

Camouflage (迷彩)  *Yellow Magic Orchestra の曲。(1981)



2009年05月14日(木)  Hey I will stand my ground and I wont back down

東京駅での授業帰りに、新宿ロックバーCへ。
いつも通りマスターが色々と私の好きなのをかけてくれるが。なんとR.E.M.のCDを数枚並べて「どれがいい?」と訊く。おお。かつてこの店にはR.E.M.は一枚もなくて、「Bunny様の為に仕入れました」と2枚組ベスト盤を入れてくれたのが2006年だった筈。(そのCDについていた、アルバムジャケットデザインのシールをもらったので、'Automatic For The People'のを携帯に貼ったのだ) いつの間にこんなに枚数が増えて。
'The Sidewinder Sleeps Tonite'をかけてもらう。サビは私の携帯の着メロ。歌詞は、「彼女を起こしたい時は電話して」だ。うっとり。

しかし。実はこの日一番ぐっと来たのが、なんとトム・ペティの'I Wont Back Down'で。
正直、自分がこの曲を聴いてすぐにわかることが意外。もっともこの声だけは、間違えようもない。
すごく素直に「トム・ペティいいよね」とマスターに言ったら、「かなり悪そうやなあ」と嬉しそうにこたえる。
トム・ペティの歌はメロディが殆ど動かない。だから今までは、声がいい、感性がいい、でも曲が物足りないと思っていたんだけど。しかしこの曲のようにちょっとメロディが上下すると、途端にぐっと良くなる。そしてこうやって一音ずつを粘っこく引っ張るだけで、ぞくぞくする。
ボブ・ディランニール・ヤング、トム・ペティ。普通に考えたら「歌が下手」と言われてしまいそうなシンガー達。彼らを、ヘタだけどおそろしくいい声だと思ってきたけれど。最近は、こういうシンガー達の「上手さ」がわかってきた。要するに「いい声」と思わせること自体が、すでに上手さなのだ。
「いい声」というのは、楽器のように声質が一定していることだ。しっかりと確定した声音があること。声量が少ない、ピッチがあやうい、音域が狭い、でも、いい声だ。それは、「心を込めて歌えば伝わる」とか「気合で納得させる」とかいう甘っちょろいものじゃない。どういう声を出すかを自分で決め、そこにしっかり立って、筋を通す。いい声を響かせるということ自体が、実は一番の創意工夫であり技術なんだ。
わかってみれば、ものすごく当り前のことだ。
いやあ。感動的。

終電で、西荻ロックバーBへ。ポール・マッカートニーのユニットの曲がかかっていたが、聴き流しているとポールだと気づかないくらい歌い方も雰囲気も違う。マスターが焼いたCD-Rをくれた。'Fireman'というユニットで、去年出た新譜だとか。
しっかり筋を通したいい声でありながら、しかし変幻自在。天才はこれだからなあ。

さてと。明日はバンドのリハがあるから、今日は早く帰るよ。
ということで5時半帰宅。(前回リハ前日に飲んだ時より、4時間も早いわっ)

Hey I will stand my ground and I wont back down (自分の声を出して、後には引かない)  *I Wont Back Down / Tom Petty (1989) の歌詞。



2009年05月13日(水)  Oh where is the light

今日から新しい生徒が入った。既にいる生徒の会社の社長だ。これには嬉しい経緯がある。
まずは部下の方が1年半前に私に習い始め、その半年後に社長と一緒にサン・フランシスコ出張があった。そして一年後の先日、やはり社長と一緒にサン・フランシスコに出張したのだが、その一年間での部下の英語の上達ぶりに社長がびっくりして、「俺も習う」と言ったらしいのだ。
よほど感心してくれたと見え、体験レッスンもなしでのスタートとなった。
この話を元の生徒から聞いた時、「よくやってくれました」と生徒に言ったら、「先生の教え方が素晴らしいからですよ」と言われ、「いや、私の教え方も素晴らしいかもしれないけど、それを実践してくれたあなたも素晴らしい」と、二人して鼻高々になっていたっけw

そして社長が現れたのだが。
実はその前の授業の空き時間で、私はとんでもないことをしてしまった。捨て魔の私はしょっちゅうPCの中の物まで捨ててしまうので、以前には、ふと気づいたら「インターネット・エクスプローラー」を捨てていたことがあったが。
今度はどうやら「ひかり接続」を捨てちゃってたw
接続CD-R(以前にはコレも捨てちゃって困ったことがあったので、今回は取ってあるw)を突っ込んで再設定しようとするのだが、最後の最後で上手くいかない。何故??と思っているところに社長が到着。
で、つい、「あのー、コレわかりますか?」と訊いてしまった。(社長の仕事は広義のPC関係)
今までの経験から知っているのだが。PC関係者というのは、PCのトラブルを質問されると、いくらこっちが途中で「あ、もういいです」と止めたところで、気になって仕方ないらしい。今回この方も、30分くらい授業そっちのけで取り組んでくださり、最後には再接続に成功。
深々と頭を下げてお礼。「実は私、ネット中毒なんです。今繋がらなかったら、今夜は大変でした」と告白w

一応授業はちゃんとそこから一時間やったが。
以前には、PC関係の仕事をしている生徒さんが、授業時間まるまるつぶして私のPCのトラブルを解決し、それだけで満足して帰ったこともあった。
こういうのも仕事のプライドって言うんかなw

Oh where is the light (ひかりはどこ??)  *Sunsi / Kate Bush (1973) の歌詞。



2009年05月11日(月)  I caught the gun but you made me set it down

キルズの曲は全部尖ってるけど、これは違う。キルズの歌詞は全部意味がわからないけど、これは違う。いや、これもわからないんだけど、言葉がメロディにもたれかかって、人間臭い感情の説得力がある。2ndの'Rodeo Town'だけは、いつものがちがちの格好つけがない。やわらかい弱音すら見える。
かなり好きな曲なのだ。で、これを歌うのも好き。これは寝ててもウワゴトのように歌える。相方が気持ちよく弾いてくれれば、ベッドの中とおんなじ声を出して見せるわ、っていうくらい体に染みてる。

で、明け方にこれを見つけた。インディーズか、ヘタしたらアマチュアのミュージシャンのカヴァー。
だるい、心からテキトーな演奏。構成もテキトー。記憶のままテキトーにやった感じで、Aメロは半分になってしまっている。2番を歌う筈がさっき端折った1番の後半を歌っていて途中で2番になる。
何よりもサビ。歌詞が違うかと思ったら、乗せ方がズレている。"You were telling me how"を、"You werete llingme how"と歌っている。次の最大の聞かせどころ"This ain't no Rodeo Town"―――私がいつも一番心を込めて歌う'Town'という単語を、低く下げて捨てる。エクスタシーが台無しだ。次の"I caught the gun"は、"I catched the gun"と動詞の過去形が間違っている。おまえは本当に外人か。
・・・・・かーっこいいわあ。
ギターはスカスカなのに揺るがない存在感がある。歌はピッチがいい加減なようでいて、息がぴたっと安定している。リズム感もいい。声にエフェクターをかけて更に重ねる小細工を外したらどうなるか知らんけど。
サビが盛り上がってきたところで入る変なアルペジオは明らかに構成音がおかしいが、何事もなかったかのように最後またどっしり決める。うーん。外人ってスゴイな。無理やりな色気があるわ。

I caught the gun but you made me set it down (いきそうだったのに台無し)  *Rodeo Town / Kills (2005) の歌詞。



2009年05月10日(日)  ねむい

15時に起きて、そのまま帰る。外はものすごくいい天気で暑いくらい。普段夕方以降しか出歩かない私が格好つけでかけているサングラスが、今日はちゃんと役に立つ。
KKが駅まで送ってくれて、「必ず病院に行きなよ」と何度も繰り返す。実は私、1月以来、面倒くさがって一度も通院していないのだ。

16時帰宅。23時間半の外出だった。着ていたものを全部脱いで、キャップまで含めてお洗濯する。
あんなに寝たのに、また眠い。

ねむい  *RCサクセションの曲。(1972)



2009年05月09日(土)  Revolver

17時半に池袋でAM(g)、TS(drs)と待合せ。池袋までの所要時間を1時間と自分に勘違いさせておいたおかげで遅刻せず。(実際は30分で到着)
今日はすっぴんである。そして服装が安い。横浜で買ったOZOCのTシャツ、大阪で買った襟にワイヤー入りのベージュのベスト、荻窪で買った1,000円のキャップ、東京駅で1,000円くらいで買ったでかい茶のサングラス、ヤフオクで業者から新品で買った1,600円のジーンズ。(定価は数倍。このジーンズが、この日3人くらいにかっこいいと褒められた)

今年いっぱいでバンドに見切りをつけて帰郷するかもしれないというTS(26歳)に、「私もそのくらいの年で一度そんなこと思ったけど。結局はやめられなくて○○歳でバンド復帰しちゃったんだよ」と言ったら、「え!今何歳なんですか?!」と言われた。あわわわ。
このサイトのprofileにも書いてますが。ワタクシ、"Revolver"と同い年です。誰のアルバムかは忘れましたが、多分オアシスだと思います。(オアシスなら大きくは間違ってない筈だ。うん)

居酒屋を2件ハシゴ。少し飲んでいっぱい食う。なんかダラダラして楽しい。

二人と別れ、新宿で中央線に乗り換え・・・る筈が、ふと気が変わってロックバーCへ。途中、朝の4時まで開いているという雑貨屋にちょっとはまり、ローズのお香を買う。
Cに来るのは6ヶ月ぶりだ。VX(key)がいた。会うのは2年ぶり・・・だと私が思ってるだけかもしれない。何しろ前回会った時、すぐ横に座っていて1時間も気づかなかったんだから。(実は今回も、カウンターのMG(g)に訊いて確認したw)
VXとSS(b)にチンザノを一杯ずつおごっていただく。

終電に乗るが。電車が高円寺に着く直前に、ふと思い立ってKKに電話。「今から出てこれる?」といきなり言う。電車はもう止まってドアが開いている。OKだと言うので降りる。
ロックバーCRへ。入ったらすぐにレッチリがかかった。おお。せっかくなので'By The Way'の前半もかけて頂く。とか思ってたらいきなりRCサクセション。お客がリクエストしたらしい。しばらくRCがかかり続ける。
懐かしい顔ぶれが次々と。(全員、カウンターのNに、誰だか確認したw) KJ(drs)にも会えた。KJだけはすぐにわかる。清志郎が死んでショックらしい。「あの11時半」と繰り返す。皆、そのくらいの時間にいっせいに知ったんだなあ。
KKが現れる。こんないきなり気軽に呼び出しているが、実は顔を見るのは5年ぶり。きちんと会うのは6年ぶりだ。なのに出て来て「快気祝い」とおごってくれた。愛されてるか? 6年前には愛されてたと思うけど。結婚してくれって言われたんだから。

3時半まで飲んで、KKの部屋へ行き、そのまま11時間寝ちまう。

Revolver  *The Beatles のアルバム。(何年のリリースかは自分で調べろw)



2009年05月08日(金)  I'm gonna keep an eye on you

20時から2時間、荻窪リンキー・ディンクでAM(g)と2人リハ。
30分前にAMがうちに来て、コーヒーを飲む間に、私はアイメイクを済ませる。お迎えに来ちゃうってのが、私を遅刻させない一番確実な方法だよね。見張ってるからさっさと準備しろってね。

スタジオへ。「何からやる?」と言われて、冗談のつもりで「'Rodeo Town'」と言ってみたら、ちゃんときっちり最後まで弾くのでびっくり。私はこの曲はもう、寝てても歌えるくらい丸暗記しているけど。AM的には半年前に1度、スタジオで弾いただけの筈だし、キルズだからさり気なく構成がトリッキーなのに。
実は私に言われると思って仕込み直してきたらしい。おお。いい読みだったね。
前回リハ後からずっと喉が腫れ気味で。今日は完全に満足には歌えないけど。この曲ももうかなり、自分のものには出来ている。

オリジナルも少しかためて、後は色々遊んであっという間に2時間終了。なんか楽しかったな。
リハ後もコーヒー飲んで解散。

出来れば毎週、なんなら2、3日おきにでも、歌いたいなあ。

I'm gonna keep an eye on you (見張ってるよ)  *Rodeo Town / Kills (2003) の歌詞。  *あえて半年前と同じタイトルにして、訳だけ変えた。



前の日記へ次の日記へ