2009年03月02日(月) |
everybody knows |
授業の合間に、家から徒歩3分の美容院に出かけ、前髪を切ってもらったが。たったそれだけのことで、戻ってきたら腰が痛くなってへたりこむ。
今かかっている美容師(♂)は、美容師という人種が苦手な私が、人生で初めて気のあった人だ。私が手術したと聞いたら「いつでも電話してくれれば、家まで切りに行きますよ」なんて言ってくれたのだが。さすがにそこまでは。
美容師が苦手な理由は、つまんない質問ばかりするからだ。「お昼は何時頃食べるんですか?」とか訊かれても、私は一日3回なんて食べないし、朝寝て午後に起きるんだからどれが「お昼」だかわからないし。バンドしてるなんていうと、必ず「へー、スゴイですね」と寒いコメントが来るし。
でも今の美容師さんは、私が初来店の時に、「フー・ファイターズなんて常識じゃないですか。普通知ってますよ」と言ったのだ。(ああやっぱり人間判断の基準はそこかw)
夜ネット上でたまたま、TOEIC満点近い方のブログを読む。自分の点数を誇っているのは結構だが、その文章の日本語がぐちゃぐちゃに間違っている。二字熟語と動詞の組合せが違っていたり、言い回しを類似のものとごっちゃにしていたり。これが英語ならまさしくTOEICの問題に出るような部分をおろそかにしている「雑」な文章で、読んでいて不快。TOEICで重箱の隅をつつくようにして高得点を出しながら、母国語をここまでないがしろに出来るとは。
この方、よく外国人に間違えられると自慢してもいたが。日本語がおかしいのが原因じゃないのか。
リアム・ギャラガーがどれだけ文法無視の英語を喋っても別に反感は持たないが。外国語の習得に燃える一方で日本語がメチャクチャというのは神経に障る。
(3/19up)
*一応言うが、私は、「ぶっちゃけさー」とか「あり得ないっしょ」と言ったくだけた言葉遣いはアリだと思っているし、自分でも使う。だが、例えば「汚名を挽回する」などの明らかな間違いがイヤなのだ。(正しくは「汚名を返上する」で、「挽回」するのは「名誉」) 上記の方の文章は、今挙げた例よりずっと基礎的なレベルで間違いだらけ。
everybody knows (常識でしょ)
2009年02月28日(土) |
About 26 Girls |
元ダンナから、ベルベット・アンダーグラウンド39枚、ニルヴァーナ50枚、テレヴィジョン20枚ぶんの音源が届く。
・・・ニルヴァーナ50枚中に、"About A Girl"が全部で26曲あったw
今回初めて知ったこと。リチャード・ヘルってテレヴィジョンにいたんだね。・・・知らんよ、だって1stが出る前に既に辞めてたんじゃん。私はロック雑誌を読まない、TVを持ってない、アルバムのライナーノーツを読まないので(そもそも殆ど輸入盤。今や大半がmp3音源)。アルバムに参加してもいないメンバーなんか知るわけがない。(けど多分「常識」なんだろうなあ。だよなあ・・・)
テレヴィジョンとリチャード・ヘルねえ。物凄く根本的なところで相容れない気がするな。(だから抜けたんだろうけど)
明け方にMJからメール。前回のメールに「二葉亭四迷は『矛盾、それこそ私の人生だ』なんて言っていましたね」とあったので、「ソレは知らないけど、キング・クリムゾンが、"Confusion will be my epitaph."と歌っているのは知ってますよ」と返信しておいたら。
今回さらにその返事で。「エピタフですね。二葉亭にクリムゾンで返すなんて、なんて上級者なんだろう。理想。コールアンドレスポンス。このやりとりブルース?」って。
・・・・・・ははははははw MJてスゲー楽しいわ。
(3/18up)
About 26 Girls ("About A Girl"が26曲)
左腕の赤い点が薄れてきた。もう消えかけている。心底ほっとする。
AM(g)にちょっとアタマにくることがあって、すっかり連絡する気力をなくしていたが。
ふと気づいたら、彼からもらったクレープロールケーキを美味しく食べている自分がいて。「・・・ま、いっか」とご機嫌を直してみる。
心理学でも、相手の好意を得たければ「食べさせろ」だそうで。やはり餌づけってのは大変効果的な手段なのだ・・・特に私には。
イギリスでの先ごろの実験結果によれば、温かい飲物を出した相手は、冷たい飲物を出した場合より親しみある態度を示すそうで。
人間って、本当に単純なものなんだな。
(3/16up)
feeding (餌づけ)
2009年02月23日(月) |
He gave me many things to eat. |
起きてシャワーを浴びて体にクリームを塗りコーヒーを飲み髪を乾かして服を着て。香水をつけようとして初めて気づく。左腕の内側一面に、赤い点が広がっている。皮膚の表面は触ってもなめらかだが、粉のような極小の赤い点が、左腕内側の手首から肘までの間に散っているのだ。痛みも痒みもない。赤いパウダーでも散らしたようで、見ていて不快感はない。でも。
「何なの、これ」と、半泣きになる。
手術後、わけのわからないことがよく起こる。朝起きたら顔のどこかしらがうっすら腫れていることが何度もあった。瞼が厚ぼったくなったことも一度。胸の下が赤くなったことが一度。どれも何とかその都度治してきたが。
今回のこれはどうすれば治るんだ。これ一体何なの。いつまでこんなことが続くの。
見るたびに泣きそうになる。見ないようにする。
夜、マクロビオティックのカフェの店長をしている生徒に、店で扱っている食べ物をいただく。玄米の稲荷寿司2個、大きいボール入りのサラダ(ビーツ、アーモンド、ズッキーニなど健康的な素材が山ほど。豆乳ドレッシング付)、タンポポ茶、温州蜜柑とショコラのデザート、グラノーラ。どれも相当いい食材を使っていて、しみじみ美味い。
単に痩せたいという理由で、栄養がなく無駄にカロリーの高い食品を避けているうち、自然と健康的な食べ物が美味しいと感じるようになってきた。彼の店の商品も本当に美味しいので、授業に来るついでにデリバリーを頼んだりしていた。
だが彼は多忙の為、今日からしばらく休学するのだ。
いただいた食べ物を堪能した後、お礼メールを打ち、最後に「・・・なるべく早く復帰してください」と入れる。
だってお店は六本木だからなかなか行けないしw
(3/16up)
He gave me many things to eat. (食べ物沢山いただいた)
2009年02月22日(日) |
Gimme something to eat. |
母から小包。退院後の食事は殆どが母とD伯母から送られたものを食べているが。今日の小包に、ペパリッジ・ファームのチェスメンが入っていた。私がこの世で一番美味いと思っているクッキーだ。この日記にも一度名前を出し、bbsには何度か書いたことがある。
・・・おかーさん、このサイト読んでたりしないでしょうね?
お菓子といえばチョコはキャドバリーが大好きなのだが。これは実際日記に書いたおかげで、読んだ生徒が退院後にお見舞いとして買ってきてくれた。
FP(vo)がキャンベルを送ってくれたのも、以前に日記に好きだと書いたのを読んでいたんだろう。読んだのを覚えていてくれる、ってのが嬉しい。
・・・色々その時々で欲しい物を書いてみようかな。
(3/15up)
Gimme something to eat. (なんか食い物ください)
2009年02月20日(金) |
hot and stimulated |
今日はまる2ヶ月ぶりのSBバンドのリハ。木曜以外に家から出るのは初めて。
まずは授業をしてから行くが。授業中に既に体が熱い。昨日までの冷えが嘘のようだ。わくわくしちゃってるらしい。
服装はマリークワントの黒のブラウスに、やはりマリークワントの黒のメッシュのスカート。どちらも薄いウール混だから、重ねるとワンピースのようにしっくり馴染む。スカートは退院の一週間後に、その時点では着られもしないのにネットのオフィシャルで購入した。お洒落出来ない状況が悲しくなり、普段ヤフオクで買ってるのの20倍くらいのお値段のやつをふと買っちゃったのだ。それが今日初めて着られる。久々にお化粧もしたが、シャドウは普段あまり使わない落ち着いたゴールド。
こんな可愛らしい格好でリハなんてしたことないが、何しろ今日は座って歌うことにしてあるのだ。この2ヶ月、殆ど立っていることがなかったし。
授業19時半終了。すぐAMがお菓子(生キャラメル、ショコラ、ロールケーキ)を持ってうちまで来る。コーヒー入れて、お菓子をいただいていたら、MY(b)から驚愕メールが。なんとKP(drs)が1時間前からスタジオに個人練習で入っているという。
・・・思えば2ヶ月前のあの日、KPが私より早く来るという椿事があり、その夜私は茎捻転を起こして救急車で運ばれたのだ。
・・・・・・・・・・・今日私、スタジオまで無事にたどり着けるかしら。車に弾かれたりしないかな。
幸い何事もなくスタジオ(うちからたったの徒歩5分)に到着。20時から2時間リハ。
まずはメンバーに、お見舞いのお礼を兼ねた遅めのバレンタインとして、ドゥバイヨルのチョコを差し上げる。渡す際にいちいち、「あのね、このチョコ、ゴディバと同じベルギーの高級品で、お値段もゴディバ並だから」と言う。(だって言わないと絶対わかってもらえないしw)
歌う。MYが気を使って暖房を強めてくれるが、実際には私は興奮しているらしく暑いくらい。真ん中に置いた椅子にちんまりと座り、前代未聞の座ってのパンク熱唱。
予想通り腹筋は痛まない。ただし力むと出血がある気配。喉は当然なまっているが、それほどひどくもない。純粋におなかに力が入らない。
"Superstition"のシャウトの出し方はきれいさっぱり忘れた。(後から、そうか喉を使ってはいけなかったんだと思い出す。口とハラだ、うん)
後半に"Violet"を歌って、なんてアホみたいにテンションの高い曲だろうと笑いそうになる。ハイトーン部分を頭のてっぺんから出した後、面白いくらいくらっとなる。
2時間びっしり休憩ナシで歌ったら、驚くほどくたくたに疲れた。これは全く予想していなかったが。考えてみればこの2ヶ月、1曲歌うぶんの体力を1時間で使うこともなかったかも。
でも楽しかったなあ。まだ喉やハラを思うように使えないけど、それなのに満足できた。実際の出来も悪くなかったと思う。力が入らないぶん丁寧になったのかも。
メンバー3人も、久しぶりで気合入れてくれたのか、全員2ヶ月前よりよくなっている。
リハ後1時間お茶して解散。短い帰り道で既に、今までぴんと伸びていた腰が前屈みに戻る。歩くと足の裏からずんずん響くので、爪先立ちになる。いきなり寒いし。・・・私って、気合でこうも体調が変わるのか。
午前2時にKPから今日の音源が配信されるが。珍しく一度で聴く体力がない。本当に疲れたらしい。そのくせ何だか興奮冷めやらず眠れない。
(3/15up)
hot and stimulated (興奮して熱くなってる)
2009年02月19日(木) |
put the cart before the horse |
2月から復活した木曜の外での授業だが。往復とも電車で座れるにも関わらず、くたくたに疲れる。まだ体の冷えが完全には取れないので、ブーツに使い捨てカイロを仕込んでいるが、足先が常温になる。入れないと氷みたいになるのだ。
22時半過ぎにMRが来訪。やはりお見舞いのお礼でチョコを差し上げるべく、わざわざ来て頂いているという本末転倒ぶりだが。まだ外出困難なので許してね。
MRにも「ミルク、ビター、ゴディバ」の3択で質問したら、ビターを選んだので、リンツのビターにした。食べたことはないが、リンドールのエクストラダークがあれだけ美味いのだから、こちらもいけるだろうと思ったのだ。
おまけでドィバイヨル2個入りもつけた。私が木曜に授業をしているのが、東京駅のドゥバイヨルのカフェなのだが、2月から授業を再開した時に、それまで話したこともない店員さん(正直こっちは見覚えすらない)が、「ずっといらしてなかったですね」と話しかけてくれたのが嬉しくて、ゴディバの予定を変更してこちらで4箱も購入した次第。
ロビン・ヒッチコックを6枚も焼いてきてくれた。かなり昔から聴いているらしい。よくこんな(日本では)マイナーな人を。
この人って、予想はついたけど、若い頃は結構な美形なのね。顔立ちは今でも変わらないけど、物凄く太っちゃったからなあ。
(3/12up)
put the cart before the horse (本末転倒)
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