ichijiku
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今日は近藤嘉宏さんのピアノ。 品のあるお顔だなあと思っていたら、本当にそのままで 笑顔と、そのあまりのさわやかさに堺雅人とだぶってしまった。 700人くらいの会場がほとんど満席。 女性が当然多いが、おじさんも。 CDまで買ってしまい、最後サイン会まで並んでしまい、握手してもらい、 私も結局ただのミーハーだった。 近くで見ても、笑顔はさわやか、素敵。 女性ファンばかり。
ラ・カンパネラはすごくよかった。力強くて美しくて、激しい。 最後の英雄ポロネーズがちょっと転んでいたように思うのは気のせいかしら。
それにしても隣のおばちゃん。 演奏中に なんで飴玉をなめる音をからからさせるのでしょう? なんでお金を落とすんでしょう? なんで飴玉の袋のビニール音しゃりしゃりさせるのはなぜ? 咳はしょうがないと思うけど、 明らかに自分の行為があってでてしまう音は こういう演奏会の時は許せませんな・・・・
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近藤嘉宏 ピアノ名曲コンサート 秋川キララホール
開演 15:00-
●プログラム●
①シューマン アラベスクOp.18 ②ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」 ③④ドビュッシー 月の光~ベルガマスク組曲より~ 亜麻色の髪の乙女~前奏曲第1巻より~ ⑤⑥リスト 愛の夢 第3番 ラ・カンパネラ~パガニーニ大練習曲より
⑦~⑬ショパン ノクターン第8番変ニ長調Op.27-2 ノクターン遺作 嬰ハ短調 エチュードホ長調 Op.10-3「別れの曲」 エチュード変ト長調 Op.10-5「黒鍵」 エチュードイ短調 Op.25-11「木枯らし」 幻想即興曲Op.66 英雄ポロネーズOp.53
2004年11月11日(木) |
100%満足できない |
今日は仕事であるスタジオに。 つくっているVTRの音楽いれと、ナレーションの録音をするのだ。 あるイベントで流すためのドキュメンタリーを作っているのだが 作成過程で思ったのは テレビの現場もなかなか大変だなというのが実感だった。 この仕事をやる前はテレビで流れるノンフィクションが こんなにも大変だとは思っていなかった。 1時間のテレビのドキュメンタリー、ノンフィクションは 実際にはその何十倍もの時間カメラを回し続け、 使われない、使えない映像がほとんどを占めるのだ・・・・
それは想像に難くないけれども、編集作業にこんなに時間がかかるものとは。10分程度のVTRに、何十時間という時間と労力をつぎ込む。
そしてドキュメンタリーとはいえ、 多少の演出もあるし、取り直しもあるし。 素材の良し悪しがやっぱり一番だけれど。 映画の制作費は何億、というのも納得した。 音楽の選定や、効果音の選定、 つなぎ、「演出」は「うそ」ではない。 大げさに、に近いのような。 妥協しない、という点で皆、プロだ。職人。 こういう人と仕事するのはいいね。 真剣だし、その真剣さが伝わるから嬉しいし。 そんな中、私のシロウトさ加減が自分でありありとわかってつらかった。 やっぱり。限られた時間や、素材なのだけど、もっともっとを 追求してしまうし、その「もっと」をうまく伝えられなかった。 ま、70%だったらよしとしないといけないんでしょうか。
こういう感性がものをいう仕事は本当に苦手だ。 いつも満足したー!って思うことがない。 80%かそこそこのところで、やっぱりタイムアウトしてしまう。
職人の皆さんはやっぱりいつも100%満足なのでしょうか。 いつもこういう仕事をすると疑問に感じてしまう。 100人にきいて100人がOKをだすものじゃないだけに難しい。 100人いたら、感性も100色だものね。
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