2004年07月11日(日) |
貴方は織姫・・・(七夕伝説から・・) |
己を変える・・ 人は、誰もが、何が善であるか・・を知っています。 己を変える・・ それができれば、人は本当の幸せを必ず、掴みます。 人では、なく・・常に、この私自身のことです。
占い・・実は、真の私は、占い否定論者です。 数ある占いの中には、 時に、真実を語り、 その方へ、本当の気づきを示す事ができるものもあります。
けれど、 占いや鑑定では、決して本当の幸せを掴む事はできません。 哲学や精神分析、心理学も同じです。
人々は、様々な専門的な見地から、本当の幸せはどこか・・ 本当に幸せになる為には、どうすればいいのか・・ 常に、それを追い求め、さ迷います。
何時の時代でも、 人は幸せになろうと、生まれ・・ 毎日、毎日、日々の生活の中で、幸せを探す・・ 体が、時と共に、病むまで・・毎日、毎日・・
先日、 北朝鮮に拉致されていたとされる、 曽我さんが、家族との再会を果たす事ができた・・と 大きく報道されていました。 曽我さんが、 日本で一番好きな曲は「涙 そうそう・・」という曲だそうです。
逢いたくて・・ 逢いたくて・・ 君への思い、涙そうそう・・
逢いたくて・・ その思いを持っている人は、本当に多い・・ 7月7日の七夕・・ その思いを毎日、持ち続けている二人・・
各地で、今日の日曜日は、 七夕祭りと題され、様々な催しものがなされています。
七夕伝説・・それは、長い歴史ある中国の伝説です。
織姫は、天を治める天帝の娘で、年頃になっても、 自分の幸せを願うことなく、 必死に人々の為に、美しい織物ばかりを織っていました。
それを見かねた天帝は、織姫に彦星という男性を紹介します。 彦星と織姫は、愛を育み、添い遂げるまでの運びとなります。
けれど、 彦星と出逢ってからの織姫は、 自分の事しか考えない者へと変っていきました。
天帝の怒りをかい、二人は引き離されます。
天帝は、二人に約束します。 日々、人の為に己を捧げる事ができれば、 二人は再度、いや何度でも、出逢う事ができる・・と。
二人の間には、美しい川が流れ・・ 二人は、 その川の美しい流れを視ながら、日々、励む・・ その美しい川を天の川と呼ぶ。
過去の日記の中の一つには、 ソウルメイトと題したテーマのものが幾つかあります。 みなさんの中には、 まだ誤解されている方がいるようなので、 もう一度、申し上げますが、 ソウルメイトは、一人だけではありません。 これも、断言させて頂きます。
ソウルメイトは、何人も存在している・・ 私の過去の鑑定や六明師の霊視での実証によっても明らかです。
それを良縁に変えるのも、悪縁にするのも、貴方次第なのです。 貴方は、織姫・・・ 貴方が、ご自分の幸せばかりを願い、 自己中心的に、生きる姿を視た神仏は、果たしてどうするでしょうか。
宇宙の力・・神仏の力・・大いなる力・・は 常に、人々に平等です。
光が当たらない・・という方は、ご自分で遮っているのです。 神仏に背中を見せず、 正々堂々と前を向き、上を向いて、進む・・
心は常に、新しく、 全てのもの、全ての人を我が師として仰ぎ、 常に、おごり、高ぶらず、 知らない人には、手を持って教え、 全てを否定することなく・・・ 全てのものに、恵みを視て・・ 全てのものから、恵みを得て・・ 恵みは時に、苦く、固いときもあるけれど、 常に心には、ありがとう・・との言葉を持って・・
表面の私の言葉です。 私は、本当に、煩悩にまみれた人間です。 私の抱える欲は、富士の山よりも大きい・・ 常に、 心は次の学びを欲しがり、 己を上へ上へと進めようとする・・
けれど、 私は、普通の人間です。スパースターじゃない・・・ すぐに、誓いは崩れ、又最初から大きな夢への道が始まる・・
私の夢は、 全ての人と共に、幸せを分かち合い、喜び合う事・・ それは、いつまでも、いつまでも続くであろう、 果てしなく大きな夢・・欲・・
貴方の幸せが私の幸せ・・。 貴方の幸せを心から願います。 心を込めて。
−AYA−
2004年07月10日(土) |
慈しみあい、いたわりあう心・・(魔に勝る心) |
私の中には二つの人格が存在しています。 医療従事者として働く、表面の私・・ そして、 常に、真実のみを求めるユタの私・・
ユタの私からの声は、殆どの場合、主語がありません。 多くの声が、 抽象的で、いつでも表面の私へのヒントしかありません。
鑑定では、 事細かに、わかり易く伝えられますが、 そうでない場合の相談者の方へのお返事も同じです。
声は、常に感情とは無関係で、静かで穏やかです。 ですから、 表面の私だけを知っている人にとって、 この日記を書いているのが、 到底、同一人物とは想像する事ができないでしょう。
先日の日記で、 私は、貴方を変えて下さい・・と、お願いしました。 あれは、 ユタの私から、表面の私への懇願でもあります。
変えたくても、変えられないから、苦しんじゃない・・・ 変わりたくても、変われないから、哀しいんじゃない・・ 全て、自分が悪い・・って、知っている・・ けれど、 生まれてくるこの気持ち・・汚い心・・どうすればいい・・
表面の私は、 相談者の方が、感じる心と同じです。 貴方の心を、我が身を削るかのように、感じています。 まるで、 表面の私は、相談者の方々の代弁者のようです。
私も、貴方と同じなのです。 常に、 学びの中にいて、 いつでも、大きな幸せを望んでいます。
私は、善の多い人間ではありません。 この私の心の中には、大きな怒りや許せない思いも沢山あります。
日々、来る日も、来る日も、 己の心の中の魔が・・・ 少しでも、小さく、小さく、なりますように・・と、願っています。
突然ですが・・沖縄に行かれたことはありますか?
沖縄の空は、本当に青い。 スカイブルーと一言で、表現する事はできない青さです。 又、 海も同じです。 本当に青い・・その青さは、色んな色を含んでいます。 太陽の強い日差しの中で見る青さは、様々な青さです。 深く、深く、深く、深い色・・
沖縄の八重山諸島には、竹富島という島があります。 沖縄各地が、 観光地としてあらゆる文化を受け入れ、新しくなる一方で、 この竹富島だけは、 昔から変らず、今も戦後まもない沖縄、そのままの生活をしています。
本当に、美しい島です。 必ず、誰もがその魅力に魅せられます。
竹富島には、 先祖代々、受け継がれてきた言葉があると言います。
『 うつぐみど まさる 』
『 慈しみあい、 いたわりあうこと、それは何より、勝る 』
島の人々は、この言葉を胸にしていると言います。 竹富島は、沖縄の中でも、最も海の綺麗な島です。 島を囲む海の青さは、深く深く、本当に美しい青。
六明師が、 私へ言葉を送るときの、その眼の色も又、深く青い・・ 静かに、静かに語る、その口調・・ 常に、 穏やかで、何事にも動じない眼・・ その眼は、深く、深く、青い色・・
六明師が、 真実を語るとき・・その眼は、一瞬にして、深く青くなります。 そして、言うのです。
その心を無くそうと、考えれば、人は、人ではなくなる・・ その心を小さく、小さく、少しでも小さくして生くこと・・
その心に支配されないように、己をコントロールする事・・ その心に支配されてしまっている人を憐れみ、慈しむ事・・
常に、メッセージとして私に、送られる言葉です。
己を変える・・絶対に自分を否定してはいけません。 自分の過去を否定し、 己を責め、 罪深き人間だと、 自分自身の心に言い聞かせなさいと言っているのではありません。
過去の貴方は、知らなかったのです。 無知だったから、過ちを犯してしまったのです。
今の貴方は、知ることができました。
内なる魔と呼ばれる心のままでいると、 低い位置にある御霊と派動を同じにする・・ 災いや悪しきものを引き寄せる・・・
今の貴方は、知ることができたのです。
もう同じ出来事が起ったとしても、 貴方の心は、過去の貴方と同じ反応は致しません。
微妙に、心の色は変っているはずです。
貴方の心の奥にいる、 もう一人の貴方の光が、大きく強くなるたびに、 貴方の心の色は、様々な色を含み、輝きます。
深く、深く、深く、深い色に変ります。
今の貴方は、以前の貴方とは違います。
貴方の心の中の魔を 消してしまおうとすると、 貴方の心も、体も、必ず、悲鳴を上げます。
慈しみ、いたわりあう心を、育てるのです。
今日も、悪い事をした・・と反省するのではありません。
あの時の自分には、何が足りなかったのか・・ 慈しみ、いたわりの心として、どんな事が足りなかったのか・・ それを反省として、感じるのです。
一日の一つ一つの出来事から、 己の心の中に、次の学びを養うのです。
内には、足りなさを求め、反省し・・ 外には、満足し、感謝の念を送る・・
貴方は、必ず幸せになります。 貴方は、幸せになる為に、生まれたのです。 心の中の魔は、 貴方に、本当の幸せを教えてくれる道具なのです。
絵の具の作った青ではない、青さ・・ 光に輝き、深く澄んだ青さ・・ 清く、美しい、青さ・・
喜び、楽しさだけではない、 憂いをも、哀しみをも、知っている眼の深さ、 そして、 貴方の心の色・・深く、深く、深く、美しく清らかな色・・
本当の幸せは、その深さの中に存在するのです。 貴方の幸せを心から願っています。 私は、貴方と共に、 常に深く、美しい色を目指しています。
貴方の心に、彩られるその色が、 様々な人への思いに満ちた色になりますように。 貴方の心の中で、 慈しみといたわりが、大きく、大きくなりますように。 心を込めて。
−AYA−
2004年07月08日(木) |
心の中の「魔」・・(魔が魔を引き寄せる) |
大変、長らくお待たせしました。 日記の書けない期間、 ユタの私は、 本当に多くの人とのやり取りをしきりに行なっていたようで、 本業の仕事の最中、 心の中では、何度も言葉を繰り返し、 幾つもの関連する場面に目を奪われていました。 みなさんに、 お伝えしたい事は、まだまだ、沢山あります。
さて、 先日の日記の中で、 みなさんに申し上げた・・心の中の魔・・ 相談者の方からは、 ご自分の心と向き合い、感じる事のできた「魔」について、 多くのお返事を頂きました。
みなさんのお考えの通りです。 それぞれの方が見つけた、心の中の魔・・その通りです。
誰もが抱えているものです。 勿論、 私の心の中にも、それは消えることなく存在しています。
全ての生きている人間の心の中には、 必ず「魔」が存在しています。
哲学の世界では、 人は、生まれながらに悪いものを抱えている・・ 清らかな善に満ちた人間など一人もいない・・と考え、 「性悪説」を叫ぶ人達もいます。 先日は、「性善説」を申し上げました。
ここでも、ユタの私の口癖である言葉・・ 良いも悪いも無い・・ 全てには、意味が有り・・ 相反する二つの側面がある・・
環境という外の世界だけではありません。 心の中・・内の世界でも、同じなのです。
これまで、日記の中では、 外からの「魔」についてお話してきました。
今日、お話したい事・・ 表面の私に、ユタの私から何度も送られる言葉・・ それをお伝えしたいのです。
何故なら、 外からの魔、災いを引き寄せている・・ 最も大きな原因は、 その方々が、抱えている心の中の魔だから・・です。
霊障と呼ばれる災いが起ると、人は必ず言います。 何故、私ばかりが、不幸になるの・・ 何故、私ばかりが、こんなに悲しいの・・・ 何故、私ばかりが、つらく、苦しいの・・・
はっきりと申し上げます。 それは、 貴方が視ないようにしている 貴方の心の中にある「魔」と呼ばれるもののせいです。
ユタの私は、 良き者は、良きものを引き寄せ、 悪しき者は、悪しきものを引き寄せる・・と声にします。
それは、 環境においても同じです。 人との巡り合わせにおいても同じです。
災い、霊障においても同じなのです。
それが又、 神仏のお力なのです。 古代最古の昔から永遠に変る事の無い、宇宙の流れなのです。
数々の鑑定を行い、 様々な方の人生の一部を垣間視せて頂き、 ユタの私は、何度もこの言葉を声にしていました。
何らかの障り・・霊障がある・・との鑑定結果を申し上げると 殆どの方が、こうお考えになります。 それが原因で不幸になった・・・と。
いいえ、違います。 殆どの場合、 霊障を引き寄せたのは、その方が過去に行った事・・ その方が、 今生の過去に犯した、数々の過ちからのものです。
そして、 その方が抱える、心の中の悪しき言葉、思い、考えです。
貪り、いかり(怒り)、愚かさ、邪険、恨み、嫉み(ねたみ)、 へつらい、たぶらかし、おごり、あなどり、ふまじめ・・その他色々
お釈迦様は、心の中の魔をこう表現されます。 これらの魔を総称して、 人の内にある魔を「煩悩」と呼びます。
生きている人ならば、誰もが、抱えているものです。 全ての人の心に存在しています。 勿論、私の中にもあります。 それが、 無いと仰る方は、死んだように生活している人です。 心で、何も感じる事ができない方です。
そして、 魔を大きくする事は、本当に簡単です。 魔は、いつでも貴方の隙を狙います。
ユタの私が、何故、 反省をせよ・・と繰り返すのか・・これが、理由なのです。
反省と感謝を行い・・己を変える・・これに徹せよ。
それが、 幸せになる為の一番の近道なのです。
お願いです。 どうか、お願い致します。 ご自分で、ご自分の幸せの道を塞ぐような事はお止め下さい。
先日の ご質問を下さった方だけに、申し上げているのではありません。 貴方に、申し上げているのです。
幸せとは、人に与えられるものではありません。 仏様、神様から与えられるものではありません。 お金を使えば、神仏によって救われる・・ そう考えの方には、又、必ず、障りが訪れます。
どうか、お願いします。 貴方が、貴方を変えて下さい。 私には、どうする事もできません。 貴方が、 ご自分で気がつかなければ、意味がないのです。
これが、運命を変えるという流れになります。
徹する事ができれば、必ず、未来は変わります。 必ず、光の貴方は近くなります。 必ず、本当の幸せが近づきます。
どうか、お願いです。私の願いを叶える為に・・。 どうか、お願いです。 全ての人と、共に、幸せになりたいのです。 どうか、 お願いです。 貴方が貴方を真に視つめ、ご自分で気がついて下さい。
私は、貴方にこうして言葉を送る事しかできません。 貴方の本当の幸せは、貴方の手で掴むのです。 貴方の足で掴むのです。 貴方の心で、掴むのです。 貴方が、動く事ができて、 初めて、貴方の幸せへの道は開かれるのです。
貴方ご自身が、変らなければ何も変りません。 状況は、もっと悪化します。 断言致します。 貴方の心を変える事です。 そうすれば、障りは必ず、貴方から離れます。
心から、心から、願います。 心から、心から、祈ります。 貴方が、共に、歩めますように。
貴方の幸せを私の心が感じる事ができる日まで・・ 貴方を真に思っています。 心から、心から思っています。 心を込めて、貴方へ送ります。
−AYA−
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