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初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2004年02月21日(土) ユタの世界について。

『神様って一体何なのでしょうか?
 なぜ、
 そんな力のある人とない人がいるのでしょうか?
 何の為にそういう力を与えられるのでしょうか?
 素晴らしいものであれば、
 なぜ持っていない人がこんなにいるのですか?
 
 なぜ、人にそんな力を与えるのですか?
 どうやって与える人を選ぶのですか?
 
 神様って何者なのですか?(一部省略)   』


先日、鑑定結果をお送りし、
身代わり念珠を申し込まれた方からのご質問です。

私は正直に「私にもわかりません」と申し上げました。
お釈迦様でさえも
あの長い苦行に耐え、やっと悟られた事です。
私のような者にわかるはずがありません。

神様、仏様とは
人間の意識の中では、到底、到達する事のできない存在・・
だと私は考えています。


私への鑑定依頼をされる方々は、
様々な占いや鑑定、
霊能者と呼ばれる世界の人達と接触し、
どうしようもない状態まで追い詰められて、
私への鑑定依頼をされる方ばかりです。

殆どの方が
「身代わり念珠」と「極蜜祈祷」が必要となります。
過去の経験から言っても約8割から9割の方には必要でした。
勿論、中には必要の無い方もおみえになります。
その方からは再三に渡り、
依頼がありましたが、お断りさせて頂きました。

相談者の方々との
その出逢い、巡りあわせには大きな意味があります。
相談者の方にとっても・・
勿論、この私にとっても・・

実は、
鑑定依頼をお断りさせて頂く方が、つい先日もありました。

今の私が持つユタの力では、
見る事のできない方も現実にはおみえになるのです。

過去の日記の中では申し上げましたが、
霊的な者が持つ力には、色んな種類があります。
私は、TVで見るような万能な霊能力者ではありません。


ここで、
『ユタの世界』についてお話させて下さい。

沖縄という土地は、
元々は「琉球王国」という一つの国家でした。
その琉球王国の流れを汲んでいる為、
沖縄は、日本の中でも独特の土地です。
民族の流れから言っても、
沖縄県人と日本の内地(本州)の方とは、
顔も体格も又、考え方も一切違います。
それは、
土地に宿る神についても同じ事が言えます。

又、
みなさんもご存知の通り、
沖縄では過去の戦争において、沢山の血が流されました。
これがどういう意味なのか・・
沖縄には、
供養を望む御霊が多く存在している・・という事。
だからこそ、
沖縄には宗教や宗派の違いにはこだわらない風土ができた・・
沖縄の人は、
神や仏、そして御先祖様をことさら大事にします。

ユタの始まりは、
琉球王朝の時代に位の高い人に仕えた巫女からの流れです。
巫女は神からの訓示や予告を行い、その人々を助けた。
又、
東北地方にあるイタコと同じ様に、
亡くなった方からの言葉を子孫へと伝える。
その役目を行っていた子孫が現在のユタへの流れです。
ユタの殆どが女です。

ユタの力・・その霊的な力には
実は、様々な種類があります。
同じユタと呼ばれる者でも、
その方法、考え方は全く異なります。

そして、
最も重要な事・・。
ある程度の霊的な力を持つ者が陥る危険な事・・
我が身を神の様に考え、
人を自分の思い通りに左右しようとするという事。

ユタの世界には、
免状もなければ、階級もありません。
この世に存在する全てのユタが「自称ユタ」なのです。
勿論、私もそうです。

正直に申し上げますが、
私は、医療従事者への道を目指し、
名古屋の土地に移り住みました。
ですから、
通常のユタがする
沖縄の聖地での修行は行っていません。
ここは名古屋であり、
土地の神様が沖縄とは全く異なるからです。
私は自分自身が本当にユタなのか・・わかりません。
ただ、
しっかり祖母の血は受けている・・・
自分でも説明が付かない力とは、それを意味します。

霊能者と呼ばれる方々も私と同じ・・「自称霊能者」なのです。


相談者の方々が様々な霊的能力のある人と接触し、
私の元に訪れる・・・
それは、ある意味とても危険な事でもあるのです。

このHPは、私だけのものではありません。
何人もの過去の相談者の思いが生んだものであり、
何人もの現在の相談者の願いを達成する為のものであり、
又、この日記を読まれている貴方の気づきの為のものです。

実際に私も極蜜祈祷を六明師にお願いし、
このHPを神仏のお力をお借りし守って頂いています。


私もみなさんと同じなのです。
決して、特別な人間ではありません。

今日は「ユタ」という世界についてのお話をさせて頂きました。

先日から、
私の一方的な日記になっていて、
みなさんに申し訳ない気持ちで一杯です。

どうか、
又、取り上げて欲しいテーマやご質問等がありましたら、
ご連絡下さい。
そして、最後に貴方への言葉を・・。



『海の彼方には もう探さない
 輝くものは いつもここに
 私の中に 見つけられたから』
          
木村弓氏が歌う「千と千尋」の主題歌
「いつも何度でも」の最後の歌詞です。

私の力には限界があります。
占いや鑑定だけでは、
貴方の未来を変える事はできないのです。

この曲の中の歌詞の通りです。
貴方の幸せは貴方の中にあります。

「神様って何?」この答えも貴方の中にはあるのです。

それを知っているのは、もう一人の貴方です。
光の中にいるもう一人の貴方です。

『海の彼方には探さない・・・』
外に眼を向けず、自分の心の中を見つめて下さい。
貴方の現在の状況は過去の貴方の行いの結果です。

過去の貴方を責める為ではなく、
同じ過ちを繰り返すことがないようにする為に、
自分自身をみつめるのです。

貴方の本当の幸せはそこから始まるのです。

貴方が今を乗り越える事ができますように。
どうか、
貴方が真実に少しでも近づけますように。
心を込めて。



            −AYA−



2004年02月17日(火) あれは、私の学びです。

昨日の日記は、表面にいる私の日記です。
数々の鑑定を通し、
私は自分の魂の学びをしっかりと受けています。

鑑定依頼の方の殆どが、私にそっくりです。
以前の私を視ている様で・・
胸が詰まる・・。

表面にいる私は、本当に弱い・・
私を視ている、ユタの私が諭すのです。
「逃げてはいけない・・・・」

鑑定依頼の方の苦しみ、悲しみ、そのつらさ・・
全てを感じてしまう・・

表面の私は、鑑定士としては失格なのかもしれません。
もっと、冷静に受け止める・・
自分の心をコントロールする・・
普段の私は、みなさんと同じです。

私も学びの中にいるのです。

御念珠や祈祷をされている相談者の方の殆どが
私と前世において、何らかの『縁』を持っています。
それは、私の思い込みではなく、
六明師の霊視によっても明らかにされています。
だからこそ、
私はどんな小さな変化でも感激するほど、喜ぶ。
私は幸せになれる。



昨日の日記を書いてから、
沢山の方からメールを頂きました。
過去に鑑定をされた方や現在の相談者の方、
又、AYAダイアリーを毎日の様に読まれている、と言う方・・

本当にありがとうございました。
時間は掛かりますが、
必ず、お返事致しますので、もうしばらくお待ち下さい。

その中に幾つかのご質問がありました。
「本当の事を教えて・・絶対に受け止めれるから・・」
という思いの詰まったもの・・

昨日の日記の中の
「実際には、伝えてはいけない事・・伝えられない事・・」
という言葉がその方々に、疑問を投げかけたのでしょうね。

私は、鑑定において、
必ずご質問にはお答え致します。
けれど、答えてはいけない事がある・・

それは、その方の『魂の学び』・・
『魂が持つ学び』を私が答える事はできないのです。

私は、神様でも仏様でもありません。
私が貴方の人生を左右してはいけないのです。

私の心からの願いは全ての人が本当に幸せになる事・・

鑑定結果を打ち込む時の私は
ただ、ユタの私から言われた事を言葉にするだけです。
鑑定は仏間にて行いますが、
そこから出てきた私は、普段の私・・
パソコンの前に座り、鑑定結果を言葉にする時、
私の感情の波は大きくなったり、小さくなったりする・・
それは、
表面にいる私がその方の心に共鳴してしまうから・・

鑑定結果を出し、
後はただ、神仏にお任せするしかない。
けれど、
どうしても、その方を救いたい。
その苦しみから抜け出す方法を私は知っている・・
どうしても救いたい・・


「どうしても救いたい・・」
と考える私は、うぬぼれの強い、傲慢な人間です。

そんな事ができるはずがない・・
お釈迦様でも救えなかった方がいた・・
仏教経典にはそう書かれています。

お釈迦様でも救えない人がいるのに・・
この私に救えるわけが無い・・。

それなのに、私は救いたいと考えてしまう・・
「この人は、無理だから。」と笑えない。
笑えないのです。
表面にいる私は、弱い・・
そして、その私は傲慢な人間です。

神仏にお任せする・・という事ができていない・・
これが、今の私の学びなのかもしれません。


人間は頑張れば、頑張れば何となる・・と考える。
自分の心だもの、神仏に頼らなくても何とかできる・・
供養もそう・・お経をしっかり読めばうまくできる・・
そう、考えてしまう・・

けれど、本当にそうでしょうか・・
本当に人は自分自身がしっかりしていれば、
何でもこなせるのでしょうか・・・


人間には限界があります。
人は、光の様に無限ではありません。

現状のこの世界では、
人には、変える事ができない事が沢山ある。

表面にいる私は、鑑定をする度にそれを思い知る。
ユタの私の言葉、声・・
そして、
光が、表面にいる私に伝える・・・

昨日の日記は、
それを伝える事ができない自分を嘆いたのです。

本当にごめんなさい。
でも、
私は、貴方に普段の私をこれからも見て欲しいのです。

あれは、私の学びです。
ユタの私は決して、私に学びを教えてはくれません。

私も貴方と同じです。
学びの中に生きている・・


貴方の学びは何?
本当の貴方に戻るまでの学び、
本当の貴方に戻ってからの学び

貴方の魂の持つ学びは、
貴方自身の心で探さなければなりません。

学びは幸せの第一歩です。

その学びを通して、貴方の魂は成長する。


貴方が本当の学びを得る事ができますように。
そして、
その学びをしっかりと乗り越える事ができますように。
私は心から願います。




          −AYA−



2004年02月16日(月) 私の今の思い・・ごめんなさい。


    『 どこまでも まっすぐに 進んで
      同じ所を   ぐるぐる廻って 』

    『 ここに いるよ、 あなたが迷わぬよう
      ここに いるよ、 あなたが探さぬよう 』



元ちとせの歌 「ワダツミの木」の歌詞です。
彼女は、奄美大島の出身。
彼女の歌からは、沖縄の匂いがする。

奄美大島は鹿児島県に位置していますが、
遠い昔、奄美は沖縄の領土でした。
琉球王国の時代、
薩摩藩との戦に破れた沖縄は
奄美を薩摩へと譲り渡しました。

彼女と私には同じ祖先の血が流れている・・
私にはそう思えて、
彼女には親近感を覚えます。
彼女の歌、彼女の声に、
私は癒しを求めてしまう・・



鑑定依頼が殺到している中、
今の私は、自分の無力さを噛みしめています。

鑑定結果には、本当の事を正直に書きます。
けれど、
実際には、伝えてはいけない事がある・・
伝えられない事がある・・

自分の力の無力さ・・
自分の言葉の無力さ・・
ごめんなさい。
貴方にはここまでしか伝える事ができない・・

打ちのめられそうになってしまう・・


人は、誰もが幸せを追い求める・・
それぞれの魂は、自分の幸せの道を捜し求めている・・
光を探し、光を目指し・・

ただ、ただ、毎日の繰り返しの生活の中・・
きっと、必ず、光に出逢える・・
きっと、必ず、幸せになれる・・
そう、信じて・・

ただ、ただ、まっすぐに死ぬまでの道を進んでいく・・
それが、生きるという事?
けれど、
いつも、いつでも、同じ壁にぶつかる

「同じ所を ぐるぐる廻って・・」
本当の学びはそこにあるの?

私を視ている、もう一人の私に尋ねる
けれど、声が
聴こえない・・、声が届かない・・

光の中から声
「ここに いるよ ・・・」
その光に入りたい・・光と共に歩きたい・・

私一人だけでなく、全ての人と一緒に。
「光はここ・・ここにあった・・」
私の声は小さい・・


白状・・しましょうか・・

表面にいる私は、本当に弱い・・
鑑定結果を打ち込みながら、
泣いてしまう・・
この人には、きっと伝わらない・・
この人にとっての『時』は、今じゃない・・
それを知ってしまう悲しみ・・

どうか、どうか、少しでいいから・・
ほんの少しでいいから、
本当の光が、すぐそこにある事に気がついて・・

どうか、
神様、仏様、この方にお導きを・・
どうか、心から心から、よろしくお願いします。

私の心からの願い・・
きっと、きっと、いつか必ず叶う・・
必ず、幸せになってくれる・・
そう信じて。

光の力は無限・・
できない事なんてない・・
きっと、すべての人を幸せにしてくれる。

言ったじゃない。
人間は全て幸せになる為に生まれたって・・
言ったじゃない・・
必ず、幸せを掴めるって・・

だから、私は諦めない。
貴方の幸せを信じています。

貴方が本当の幸せを掴む事が、私の本当の幸せ・・

幸せになって・・
本当の貴方は、私が言わなくても、
自分の事をよく知っている。
もう、知っている。

貴方の幸せを心から願います。
心の底から、切に願います。
どうか、
貴方が本当の幸せを掴み取る事ができますように。
心を込めて。


         −AYA−


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