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2006年05月08日(月) |
みちのくひとり旅 6。 |
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<今日のケンシロウ>
んー
しぐです。どうも。
〜前回までのあらすじ〜
ニャー。
詳しくはこちら→2006/5/7 みちのくひとり旅 5。
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ゆるやかなる猫のひとときを過ごし、後ろ髪ひかれながら石巻へ戻ってきました。
船酔いで死ぬかと思った。
さて、石巻の街にはマンガロードなるものが存在しており、街のいたるところに壁画などの姿を
見ることができます。
基本的に石ノ森作品がモチーフとなっているのですが、そんな中
やばい
異質。明らかに外来種。というか危険物。
なんというか、大丈夫でしょうか。
石巻市の、これからのご発展を切に願います。
頭痛薬のCMですかこれは
2006年05月07日(日) |
みちのくひとり旅 5。 |
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<今日のケンシロウ>
むっ
しぐです。どうも。
〜前回までのあらすじ〜
悪の秘密結社サタンに捕らえられたアイツを救う為、遂にアイツが立ち上がった!
果たしてアイツの、その恐るべき能力とは!
アイツが放つアレの威力とは!
謎が謎を呼び、アレがアレを呼ぶアレな戦いはまだ始まったばかりだ!
詳しくはこちら→2006/5/6 みちのくひとり旅 4。
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宮城県石巻の孤島へ行った目的は、まあ完全に島猫とのんびり過ごす為であり、
ここ最近、人間と関わるのに疲れ果てていた俺としては、かけがえのない心の洗濯期間で
あった訳です。
しかしせっかくマイナスイオン豊富でのどかな島に来た訳ですから、レンタサイクルを駆って
島の名所巡りなどもしてみたのです。
我ながら珍しい。普段名所など眼中に入らないのに。
ともあれ島の北端にあるという灯台を目指していた際のこと。
なんかものすごい山道に入り、自転車を押して歩くのも辛いほどの急斜面。
自転車から降り徒歩に切り替えた訳ですが、この道、途中がもうほんと土砂崩れも辞さない
感じの、岩石落とし後みたいな破壊道であり、幾度となく足首をひねり捻挫寸前まで
いきました。
島内ほぼ全域でDocomo圏外であったのですが、緑深し森林の中突如アンテナが立ったり
不可思議な体験もしつつ、小一時間程度歩きに歩いた末たどり着いたのが
行き止まり
・・・・・。
大自然からもこのような屈辱を。
くそう。もう何も信じない。
しかし一体なんなんだ。灯台なんかこれっぽっちも無いじゃないか。
ここいら一帯で見た人工建造物は、山道から外れた雑木林の中にあった給水塔くらいだ。
・・・・・。
給水塔・・・?こんな山奥に・・・・・?
こ、これかー!
これ、今俺が住んでるアパートくらいの高さしかないぞ。
まあ山の上に建っているので灯台としての役割は果たしているけども。
島の外からも確かに見える
あまりの落胆に、灯台にのぼって石巻の市街地を望んだりはせず、とぼとぼと過酷な山道を
戻ったのでした。
港周辺では猫たちがいそいそと活動を始める時間帯。
一体どれだけのシャッターチャンスが犠牲になったんだろう。勿体ない。
いくら人間と関わりたくないからって、事前のリサーチくらいはしておいた方が良いですね。
鼻辺り、超日焼けした。
(つづく)
2006年05月06日(土) |
みちのくひとり旅 4。 |
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<今日のケンシロウ>
んーなによー
しぐです。どうも。
〜前回までのあらすじ〜
前回までのあらすじは作者急病の為、今回の掲載はございません。ご了承下さい。
詳しくはこちら→2006/5/5 みちのくひとり旅 3。
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数々のカルチャーショックを受けつつも、仙台から石巻へ電車で移動。
駅のホームからいきなり仮面ライダーやらサイボーグ009やらのキャラクターオブジェに
迎えられ、一瞬自分が何をしにここへ来たのか見失う。
漫画家の故・石ノ森章太郎が愛した街、石巻には、石ノ森章漫画館があり、街全体に
石ノ森作品のキャラクターがフィーチャーされているのです。
その辺りにはそれほど興味を抱かなかった為それらを横目に、ネタを探しつつ孤島へ向かう
フェリー乗り場へと移動しておりましたところ、何やらあのなつかしの「変なおじさんテーマ」
の替え歌みたいな曲が流れてくるではありませんか。
まさかこの近くに志村御大が居るのだろうか。ぜひともだっふんだ!とか斉唱させて頂きたい。
音楽に導かれ歩を進めていくと、その先には
なんかすげえ行列が
さすが志村。大人気だぜ、と期待に胸ふくらませながら近づいていきます。
・・・ん?
なんだ・・・。
ドラえもんでした。
ただしこのドラえもん、どう見ても身長140cm以上はあります。
本来であれば129.3cmのハズ。ゆえにニセモノ確定なのですが、子供達の夢を壊しては
いけないと思い、出かけた言葉を呑み込みましたよ。大人の対応ですね。
それにしても、中ってどうなってるんだろう…。大変だろうなあ。中腰なんだろうなあ…。
進行のお姉さんが話の流れでちょっとしたクイズを出題。
「ドラえもんは裸足なのになんで足の裏が汚れないのでしょうか!?」
という問題に、小学生低学年くらいの子供が
「反重力装置で浮いてるから」
と、シッカリハッキリ答えていたのには感心しました。
ドラえもんチルドレンは、いつの世代になっても不滅です。
これで安心して隠居できるってもんですよ我々も。
そんなこんなで気づくとフェリー出航の時間まであと15分。
やばい。正確な場所がわからないのにこのリミットは少なすぎる。
志村に惹かれている場合じゃなかった。志村じゃなかったけど。
完全に本来の目的を忘れていた俺は、重い荷物を持って石巻の海岸を疾走したのです。
超汗出た。涙という心の汗も出そうになった。いわゆる半泣きだった。泣くかと思った。
ドラえもんの中はどうなっているんだろうなあ、とか邪推してしまったバチがあたったのか。
ごめんよドラえもん。ごめんよのぶ代。
何とか間に合ったフェリーに飛び乗り、船内でひとり汗だく、呼吸の荒い俺。
まだ目的地には着いていないぞ。大丈夫か。
ほんと、ゴールデンウィークって疲れますよね。
(つづく)
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書いてる人:しぐ
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