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2006年02月28日(火) |
リーディングヒッターの帰宅路。 |
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<今日のケンシロウ>
みてるだけ
しぐです。どうも。
4割は打てる。
その昔、現中日ドラゴンズ監督である落合博満が、現役選手時代に発した言葉。
常にヒットだけ狙っていけば、オレは4割は確実に打てる。
当時はへぇ〜と聞き流していたものだけど、今の俺はほぼその4割バッターだ。
ここ1年の間、俺が朝自転車に乗って駅まで行く時。
かなりの確率で、放置自転車の一斉撤去日と重なる。
その確率、約4割程度。ありえない。
そしてそう、今日もしかり。
今日は帰宅時にヤマダ電機で買い物をしようと思っていた。
ヤマダ電機へは、通勤で使ってる駅から一駅分程度の距離があり、最近仕事が忙しく
常にヘロヘロ状態の俺としては、はした距離でも歩いていく気力がない。
ならば朝自転車に乗っていき、帰宅時に駅から乗っていけるようにすればいいか。
久しぶりの横着。
俺が通勤で自転車を使うことはまれで、月一度あるかないか程度。
しかしそんなレアな機会に限って、あいつらは自転車を持って行きやがる。
あいつらは、何もない俺から命まで奪って行こうっていう魂胆か。
ほんと悔しい。疲れがどっと押し寄せる。でもヤマダ電機へは行かなければならない。
ほんと俺が自転車通勤するたびに回収するその仕組み、俺の行動を見透かして計画している
ように思える。約4割とかいうアベレージなんてありえない。
盗んだバイクで走り出したかった。いやむしろ、そこらへんのバイシクルを盗みたかった。
(犯罪です)
半ば自分自身へ八つ当たり気味な感じで、怨念渦巻く言霊を吐露しつつ、顔で笑って心で泣いて
一駅分の道中を肩で風を切って歩いておりました。
その姿や烈火の如く怒り笑う般若に見えたかもしれない。
(結局自分が悪いのですが)
ほんとむかつくから、ヤマダ電機に着いたらついカッとなって新しい自転車でも
買ってしまおうかと思考が暴走気味になってきた時、野良猫が寒さにうちふるえながら
耐えている姿を見て、俺は菩薩の心を取り戻したのです。
ほーら、いつものやさしいおにいさんですよー。
そうして到着したヤマダ電機は、21時に閉店しておりました。
ほんと破壊神、天使のような悪魔の笑顔をふりまきつつ帰宅の途につきましたよ。
人間なんて嫌いだ。
(自分が悪い)
2006年02月27日(月) |
ドラえもんを味覚で愉しむ。 |
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<今日のケンシロウ>
…来ない…のか…?
しぐです。どうも。
2月も末でありまして、国民的GYOU-JIであったトリノオリンピックも閉幕しました。
今井メロ。
なんだその名前は、プレステのコントローラーかとツッコミを入れていたあの頃がなつかしい。
いよいよ3月を迎えるところですが、いかがお過ごしでしょうか。
今俺の傍らでは、愛猫ケンシロウが自ら、ガンガンズンズングイグイ爪を噛んで伸ばしてます。
もうすぐ春ですね。
ドラえもんソーダ味
一体どんな味なんだろうドラえもんソーダ味。
一般的なソーダの味なら、普通にソーダ味と掲げるだろう。
でもこれはドラえもんソーダ味。ただのソーダじゃない。
言い換えると、ドラえもんソーダの味。
なんだドラえもんソーダって。
ドラえもんのエキス、つまり「ドラ汁」でも混入されているんだろうか。
いやまてよ。
ドラえもんが現実には存在しないって事は、大人の階段を昇る課程で理解した。
現実に存在するドラえもん・・・・・
のぶ代か・・・・・。
ドラ汁を採取しようとするけど、年老いた体からの採取には限度がある。
そこでマッドサイエンティスト達は、のぶ代を「ドラ汁採取専用生命体」として拘束したのだ。
今のぶ代は、仄暗いソーダ水の底で毎日眠ることもなく、ドラ汁を採取され続けている。
ちなみにこの抽出具合を監視する為に、ドモホルンリンクルのアレみたいな役割の人が
一日5人ローテーションでまわっている。
このガムを食べる時は、のぶ代の悲痛な叫びを聞くのだろう。
嗚呼。
…これがドラえもん声優交代の真実だったんですね。
ほんと、超ビックリですね。
(こんなオチに暴走した自分に)
2006年02月26日(日) |
自分で失敗しないと意外と気づけないのかも。 |
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<今日のケンシロウ>
く…くる…ッ!?
しぐです。どうも。
デジカムのCMで、こんな風景を見ました。
我が子の決定的瞬間を逃さないよう、チャンスと見るや即座にデジカムを起動。撮影する。
撮影者である母親は感嘆の声をあげる。
「うわあ、はやーい!」
デジカムの起動時間が速い事に感激している図であり、このデジカムのアピールポイント、
ひいてはCMにおけるメイン部分でありますが、実際これはどうなんだろう。
いざ我が子の決定的瞬間をおさめた映像を見返すと、必ず母親の「うわあ、はやーい!」という
意味不明なキャプションが入っているのですよ。
画面の中の我が子が、満面の笑みで微笑む場面であっても。
初めて二本足で立って、すぐに両手をついてしまった場面であっても「はやーい!」とか
言われる訳ですよ。
子供が将来この映像見たらグレるんじゃないか。
俺も昔、同じような失敗をして泣いたことがあります。
TVアニメ・北斗の拳のOP曲「愛をとりもどせ!」を、TVにラジカセを近づけて
直録音した事がありました。
家族には録音中、物音を立てないよう厳重注意して臨みました。
「音たてたらぶっころすぞ!」とか言ってたかもしれません。
穏やかではありませんが、それだけ必死だったのです。
当時我が家のテレビはアンテナ線の接触が悪く、しっかり押さえてないとすぐにテレビが
砂嵐を発動してしまう為、一瞬の気も抜けなかったのです。
物音を立てないようにしながらラジカセを抱え、アンテナ線を指で押さえながらの録音。
それはまるで、爆弾処理班の作業のような、それほど息を呑む慎重なひととき。
「このやろー、もうすこしだ!がんばれこのやろー!」
と、意味不明な励ましをアンテナ線に向けていました。
アンテナ線は俺の期待に応え、無事役割を全うしました。やった、録音完了!
北斗の拳本編を見終わった後、意気揚々とさきほど録音した「愛をとりもどせ!」を
聴いてみると…
「このやろー、もうすこしだ!がんばれこのやろー!」
意味不明な俺の声が、全編にわたって収録されています。
本気で泣きました。親に八つ当たりしました。自分で自分を殴りたかった。
こうして少しずつ大人になっていくんだ、と思いました。
ですからいい大人である母親が、そんなミスをおかさないよう気を付けて頂きたい。
黒木瞳さんに是非伝えて差し上げたいなあと思いながら、引きこもっていた日曜でした。
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書いてる人:しぐ
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