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スナの自由気ままな画像付き日記
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2005年10月08日(土)_
ケガした腰が痛い


グランフォンド糸魚川から1週間が経った。腰のケガは未だ治らず。歩く、座る、立つ、といった日常の基本的な動きでケガの箇所が動くので、擦れたりして痛い。左足を引きずるような感じで歩く事になる。

ケガの治りが遅いのは、睡眠時間が少ないせいもあると思う。今週も激務が続き、ずっと日付が変わってからの帰宅。糸魚川の翌日は本当は休みたかったが、休める状況ではなかった。

このところ、仕事が忙しくて睡眠不足、プライベートな時間の不足、そして趣味の自転車でもケガするしロードも汚れまくり、転倒時の傷など、なんだか全体的に低調気味。

今日はようやくロードの掃除をした。雨の中走ったので、汚れまくり。ホイールの中にも水が溜まっていたし、焦げたように汚れでどす黒くなっていた。時間をかけて全部きれいにした。

グランフォンド糸魚川のS720iのデータは、途中までで途切れている。それは、滑って転んだときで止まっていた。たぶん、センサーが曲がったとかだろう。忍者麺から完全なデータを送ってもらった。心拍や速度、ケイデンスは自分のではないが、走ったコースは同じ。距離と標高差のデータは自分にも大いに役立つ。



最初の10kmと最後の20kmはほぼ平坦なので、実質90kmで約2400mアップ。この区間は上りと下りしかなかった。後半になるほど勾配がきつくなってくるハードなコースだった。

世間では3連休だけど、月曜日は出勤することに。この忙しさはいつ落ち着くのだろうか…。画像は前日に食べたカニ。
2005年10月02日(日)_
グランフォンド糸魚川 2005


今年が初の開催となる"グランフォンド糸魚川"に参加。メンバーはスナ、忍者麺、走り屋さん。予想以上のきつさとトラブルを克服してゴールしたときは感動ものだった。きつい事ばかり起こったが、終わってみればいい経験となった。

前日は神奈川から新潟まで車で約7時間かけて移動し、日本海へ。この週末の天気は、なんと新潟だけ雨。関東などは晴れるのに、自転車で走るためにわざわざ雨が降る場所へ向かうのは気が重い。

受付は当日のスタート&ゴール地点となる「マリンドーム能生」。ここで受付時にもらった券でカニをもらう。一人2匹ずつカニを食べた。宿泊は糸魚川駅前の旅館。駐車場の天井が低くて、車の屋根に載せたロードのサドルがもう少しで天井にあたるところだった。



当日、朝起きてみると土砂降りの雨。新潟各地で大雨洪水警報まででている。これは中止か? 一応ジャージに着替えて会場へ出発した。雨は小雨に変わったが、今日は一日中雨の予報なので、また降ってくるだろう。

会場には走る気まんまんの参加者達がたくさんいた。やはり決行するようだ。出発する前に忍者麺がペダルを外し損ねて立ちゴケ。いきなり膝をケガする。おれの救急セットで応急処置。



小雨の中、レインウェアを着て出発。しばらくは海沿いのサイクリングロードを走る。天気が良ければ最高に景色がいいのだろうが、この雨では楽しさも半減。もったいない。

廃線後を利用したサイクリングロードは、ところどころ長いトンネルがあり、新鮮だった。名立からは名立川沿いに内陸へ。徐々に標高が上がっていく。いよいよ上りが始まった。

ここで早くもトラブル発生。リアのディレーラーの調子が悪く、自動変速気味。頻繁に勝手にチェーンがギアから離れるので力が逃げる上にガチャガチャうるさい。本格的な上りが始まる前に走り屋さんに調整してもらったが、どうも直らない。

そして上り。普段から坂を上っているから、最初の上りはまだまだ元気だ。しかし今回はスプロケを普段使っている12-27から12-25に交換してきたので、ロー25Tだと勝手が違う。

「普段から坂を上ってきているから、25Tでもなんとかなるだろう。脚を鍛えるためにも25Tで上れるようにならねば」そんな思いから25Tに交換してきたのだが、早くも過ちだったことに気付く。



坂を上りきって最初のエイドステーションに着いた頃には雨脚が強まり、気温も低くなってきた。スタートするときはやや暑かったのでレーパンレージャーにレインウェアという装備だったが、これでは寒すぎる。それは3人共同じだった。土砂降りの雨の中、凍えながら下る。

2つ目の山越え。標高約600mはコース中最高地点。600mというと山としては低いと感じるかもしれないが、スタートが海で標高がほぼ0mとすると、それなりに上る。合計上昇距離は約2400mもあるので、一つ一つの上りがかなりきつい。



2つ目の山をクリアした後の下りで事件は起こった。雨で濡れた路面は滑りやすい。下りの途中で表面が鏡のように光っている箇所があり、そこで思いっきり滑ってしまった。

氷のように摩擦がまったくなかった。気が付いたら地面を滑っていた。まさにズサーって感じ。5mくらい滑って倒れたまま止まると、後ろでも走り屋さんが滑っていた。さらにその後ろから下ってきた別の参加者も転倒。

後からわかった事だが、ここはうちらだけじゃなくて多数の参加者が滑って転んだようだ。とても危ない下りだ。自転車はSTIレバーが両方とも内側に曲がっていた程度で、他に損傷もなく、走行続行できそうだった。STIレバーは力ずくで元に戻した。

問題は体とウェア。まず、腰から落ちて滑っていき、途中からうつぶせになって滑ったので、左腰に打撲と大きな擦過傷。これが一番大きなケガ。他にも肩の打撲、肘と腹、手のひらに擦過傷。

グローブに穴が開くほどだったので、もし素手だったら手のひら全体の皮がはがれていただろう。レインウェアとジャージに穴が開いたが、これはまだマシ。別の意味でも一番危険なのがレーパンの穴。

けっこう前の方に穴が開いていて、下手すればナニが見えそう。このまま走り続けるとパトカーに回収されてしまいそうだ。かなりのセクハラレーパンになってしまった。しかしまずは次のエイドステーションまで走らないといけない。

その後は慎重に下って行った。滑った場面が鮮明に頭に浮かび、直線的にしか曲がれなくなってしまった。雨の下りはもうこりごりだ。痛みを堪えながら下って行き、先に下って待っていた忍者麺と一緒にエイドステーションを目指す。



エイドステーションにつくなり、再び土砂降りの雨。まずは怪我したところの石や砂などを落とすために水をかけた。腰のケガは開いた穴から水をかけてもらったが、じっとしているだけでも凍える気温で水をまともに体にかけたものだから、寒くて死にそうだった。凍えて体が震えてきた。

レーパンの穴は、スタッフの女性の方が持っていたソーイングセットを使って縫ってくれた。感謝。さらに安全ピンで補強し、まともに走れるレーパンになった。凍えるほどの寒さ、土砂降りの雨の中、再び走り出した。



腰の痛みで走るのがきつい。120kmコースを走るつもりだったが、時間も思ったよりかかってしまったこともあり、このケガなので80kmコースに変更することにした。

きつい上りが続いた。雨が降ってなくても、転倒のケガがなくてもきついコースだ。上りの度に走り屋さんと忍者麺から遅れ、寒い中、2人を頂上で待たせる形になってしまった。

それから雨の中、いくつものきつい坂を越えた。そして気が付くと120kmコースに来ていた。それを聞かされたときはショックを受けたが、ここまで来たら120km走るしかないと腹をくくる。

厳しさに立ち向かうのがサイクリスト。(80kmコースへ変更して)楽な道へ逃れようなんて自転車の神様が許さないようだ。雨と寒さと痛みと激坂がどこまでも続き、距離がやたら長く感じた。



後半にはR148のスノーシェル&トンネル区間があった。車でここを通ったときは「こんなところ自転車では走りたくないな」と思っていたが、まさか走る事になるとは。幸いな事に交通量がそんなに多くなかったのでよかったが、車に煽られたら地獄だろう。

国道から裏道へ曲がると、思わず笑ってしまうほどの激坂が現れる。ここまでの上りで脚に乳酸が溜まって重くなっていた。攣りそうな脚で限界のところで必死になって上った。2人はどんどん先に行ってしまい、すぐに見えなくなってしまった。

きつい上りがどこまでも続いた。雨、寒さ、ケガの痛み、メカトラ、様々なマイナスな状況が追い打ちをかける。途中、限界のあまり「もうだめだ…」と思わず口に出しそうになり、「も…」と言ったところでなんとか止めた。

そんな事を吐いたところで、何も変わらない。どんなにきつくても、頂上を目指してひたすら走り続けるしかないのだ。今までだってそうやって乗り越えてきた。ここで止まってしまったら、ここまでの苦労が全て水の泡となってしまう。

参加者の中に小柄な女性もいて、エイドステーションや峠の頂上でよく見かけた。あんなに小さな体の女性でも、このきついコースを走っているのだ。そう思うと、自分もがんばろうという気になる。これにずいぶん助けられたものだ。



辛く長い上りをいくつも越え、100km地点で海沿いまでやってきた。後の20kmは海沿いのほぼ平坦路。追い風になり、売り切れている脚でも快調に飛ばして行けた。裏道や国道沿いのサイクリングロードを走っていき、再びマリンドーム能生に戻ってきた。

最後はトイレに行きたくてしょうがなかったというのもあったけど、このきついランを走りきったという達成感で、とても嬉しかった。踏んだり蹴ったりのランとなったけど、終わってみればみんな笑い話。きつい出来事も一つの試練。逆境に負けずに努力して前に進むという力になる。



晴れていれば最高に気持ちいいコースだと思うが、残念ながら雨の走行となった。雨のせいで様々なトラブルも起きたけど、来年も都合が合えば是非とも参加したいイベントだ。でも、来年は晴れて欲しい……。


走行日:2005/10/02
走行距離:120km
上昇距離:2395m

2005年09月27日(火)_
秋の気配


最近、ようやく暑さが和らいできたような気がする。夜はちょっと冷え込むこともあるくらい。暦の上ではとっくに夏は終わっているけど、つい最近まで夏みたいな感じだった。ようやく秋を感じる気候になってきた。

涼しくなった夜道を帰るときに、「久々に夜ランをやりたいなぁ」と思う。仕事で疲れた後に走ると、雑念が消えてすごく爽快。頭も体もリフレッシュして、ストレスを明日に残さない。

しかし夜ランをやるには、それなりに早めに帰宅する必要がある。今の帰宅時間では無理。帰宅は日付が変わってからが多いし、走らなくても4,5時間くらいしか寝ていなくて日中眠気に襲われる。

会社が自転車通勤OKで、自宅〜会社間に割合走りやすいルートがあって、距離も20kmくらい、しかも電車でも1時間くらいで行けて雨でも同じ時間に出社できて……という感じの環境だったら通勤時間を有効に活用できて素晴らしいなぁと思うけど、そんな職場なかなかないだろうなぁ。
2005年09月25日(日)_
2005世界戦はボーネンが優勝!!


この3連休は天気が悪いという予報だったが、蓋を開けてみれば初日は晴れたし最終日も雨は降らなかった。でも、連休前の予定どおり、外を走ることはなかった。

連休前日になって、初日だけは天気が保ちそうだということがわかったので、がんばって起きて走ろうと思った。しかし、実際に起きてみると、平日の睡眠不足がたたって、飯を食べた後に再びベッドに倒れ込んでしまった。そして起きたら夕方…。やはり休み初日に走るのは、今の平日の生活を考えると無理そうだ。

走るのは諦めたが、サガサイへ出かけた。発表されたシマノのコンパクトドライブを予約。さらに、以前より気になっていた3Tのビオモルフェも注文。どちらも手に入るのはかなり先の話になりそうだが、手を打つなら早い方がいい。

土曜日は予報通り雨。まずは自転車の整備。酷使したチェーンを交換。さらに、スプロケも12-25に交換。12-27はR540に装着。12-27はかなり使い込んでボロが出ていたが、新品同様の12-25と新品チェーンが輝いている。

整備が終わると、久しぶりにローラーをやった。雨とはいえ、この週末に体を動かさないわけにはいかない。2004年ツールのDVDを観ながらペダリングを意識しつつ2時間ほど。それから借りていたDVDを2本鑑賞し、それなりに内容の濃い日となった。

最終日の日曜日は予報が外れて雨は降らなかった。が、外はかなり風が強い。台風の影響だろう。来週のグランフォンド糸魚川の際に泊まる宿をまだとっていなかったので、宿情報を調べたり電話したり。そしてルートなんかも調べ、走り屋さんと忍者麺にメールで連絡。



ロードの世界戦はベルギーのトム・ボーネンが優勝!! 今一番勢いに乗っているスプリンター。おれと同い年の24歳。今期は春先から勝っていて、ツールでも区間2勝した。次のレースからはボーネンのアルカンシェル姿を見る事ができる。楽しみだ。

cyclingnews.comのテキストライブを追っていたが、最後までベッティーニが逃げ集団にいて、ハラハラしていた。ベッティーニはボーネンと同じクイックステップだが、世界戦ではペタッキをエースとするイタリアチーム。

ベッティーニは個人的に好きな選手なので、そのまま逃げ切りで優勝してほしかった。そしたらオリンピック金メダルの上にさらに世界戦優勝という輝かしい功績になったのだが。でもボーネンでも十分嬉しい。

日本人選手は完走するのがいっぱいいっぱい。完走できただけ去年よりはいいかも。それにしても、相変わらず日本と世界との壁は厚い。273km走って平均時速42.417 km/hというハイスピードな展開が世界の頂点に立つサイクリストを決めるレースのもの凄さを物語っている。
2005年09月19日(月)_
風張林道ラン -その2-


3連休の中日、久しぶりのグループラン。走り屋さんと忍者麺と走った。忍者麺とはかなり久しぶり。今回は風張林道を上るのが一番の目的。「和田峠を2倍にしたような激坂が続く」と聞いて、坂好きとしては走らないわけにはいかないだろう。

コースは自宅〜R16〜相模原〜八王子〜秋川街道〜武蔵五日市〜檜原街道〜都道205号〜風張林道〜奥多摩周遊道路〜奥多摩湖〜R411〜青梅〜青梅街道〜R16〜八王子〜R16〜自宅という感じの172km。

当初は奥多摩湖から鶴峠など峠を越えて帰ってこようと思っていたが、風張林道ですべての力を使い果たし、奥多摩湖で飯を食べているときに「(下り基調の)青梅経由で帰ろう」と3人の意見が一致し、コース変更となった。



その1からの続き

都道205号は交通量が少なくて走りやすく、そして景色がいいのでとても気持ちよく走れる。北秋川渓谷沿いに道が続き、雑音もなく周囲はとても静かだ。天気もいいし、最高のサイクリングタイム。

鋸山林道へと続く道との交差点を直進。この辺りの道を走るのもすごく久しぶりだ。勾配は緩いが、ひたすら上りが続く。まともに走るのは6月のMt.富士ヒルクライム以来という忍者麺はすでにHRが上がってきついと言っていた。彼は以前痛めた膝が完治していないらしく、この先の激坂が心配だ。

都道205号の終点にやってくると、分かれ道をどちらへ進めばよいかわからなくなった。左側の道をちょっと偵察がてら進んでみるが、なんだか微妙な感じ。引き返すと忍者麺が近くの民家で道を聞いてくれていた。どうやら反対側の道らしい。

忍者麺は「風張峠はどっちですか?」と聞いたらしいが、風張林道は「きのこセンター」というところが目印。念のため、「きのこセンターもこっちですか?」と聞くと、今度は反対側の道を教えられた。どうやらおれが最初に向かった道が正しかったようだ。



しばらくは緩い勾配が続いていたが、やがて勾配が10%前後に上がる。「和田峠の激坂が2倍くらい続く」とネットで噂されていたのである程度覚悟していた。そのおかげか、あまり苦にならない。車は皆無なので3人でしゃべりながら上っていった。

しばらく上っていくと、ネットで見た画像にある分かれ道。ここからいよいよ勾配がきつくなるようだ。勾配は10〜15%くらいに上がり、いよいよ本格的な上りが始まる。さすがにきつい。でも木陰で気温が抑えられ、雰囲気もなかなかいい。

「確かにきついけど、思っていたほどではないね」3人共和田峠を経験しているので、激坂への耐性がついている。あまりにすごい激坂を想像していたあまり、3人の間にやや期待はずれの感が漂う。



そうはいってもなかなかのきつさ。上り応えは十分だ。一気に高度が上がるので、景色が開けたところでは眺めがよかった。東京都とはいえ、ここまで山奥まで来ると大自然の中を走っている感じ。

風張林道についてはずいぶん前にネットでちょっと調べた程度なので、その記憶がかなり曖昧だった(忍者麺と走り屋さんに関しては全く知らなかったらしい)。ただ「"きのこセンター"という所を目指せばOK」という記憶しかなかった。

だから、「きのこセンターが坂のピークだったかな?」という曖昧な記憶から想像していた。きのこセンターまで残りわずかになると、いよいよとんでもない激坂になってきた。きついけど後少しだからがんばろう!! その気持ちで3人共必死になって上った。激坂を上りきり、ついに茸センターに到着。



きのこセンターは休みらしく、人気がなかった。3人ともここまでの坂と暑さでボトルの中身が空に近くなっていた。まぁ後は奥多摩湖へ下ればいいだけだからなんとかなるかな…とか思っていたのだが、それは間違いだった。

きのこセンターがピークだと思っていたのに、きのこセンターの先からも激坂が続く。しかもさっきよりきつい。これはいったい……きのこセンターまでで力を出し切ってしまった3人の前に、どこまでも続く激坂が立ちはだかる。

どうやらきのこセンターは中間地点だったようだ。しかも、実はそこからが噂の激坂ゾーンだったというおまけ付き。15%ほどある壁のような激坂がどこまでも続いた。最初はまだ3人とも勢いで上っていたが、次第におれは遅れ始めた。

「あそこを越えれば風張峠か?」という期待を何度も裏切られ、激坂の上りはどこまでも続いた。とうとう忍者麺が限界らしく、前方で止まり、そして路面にぶっ倒れた。おれもそこまで追いつくと、崩れるように倒れた。きつすぎる……。



きついとは聞いていたが、まさかここまできついとは。3人ともそれなりに坂を上ってきた経験もあるが、それでもここはきつすぎた。車や他に人が通らないので、道幅いっぱいに広がってしばらく倒れていた。忍者麺は久しぶりなのにいきなりこんな激坂を上り、かなり足にきているようだ。

なんとか再出発すると、奥多摩周遊道路を走るバイクの騒音が聞こえてきた。この激坂もあと少しで終わりか? そんな期待が3人を動かす。しかし、どこまで上っても坂は終わらない。終わりかと思ってカーブを曲がると、さらにずっと先まで上りが見える。そんなのを繰り返していた。

そして2回目の倒れ込み。もうおれと忍者麺は限界。唯一走り屋さんだけは余裕があるようだ。しかも、明神峠のときと同じく、この激坂でも24Tまでしか使っていない。恐るべし…。今ヒルクライムレースに出たら、間違いなくこの3人の中で一番いいタイムが出るだろう。

しばらく放心状態で倒れていたが、さすがにいつまでも止まっているわけにはいかないので、気を取り直して走り出す。やはりおれは3人からずるずると遅れていく。足に乳酸が溜まりすぎて、足が重い。

実際には数キロなのだろうが、数十キロにも感じた。それほどきつい上りが続いた。そして、死にそうになりながら上っていくと、ようやく奥多摩周遊道路にやってきた。今日も暑かったが、これが真夏だったらほんとに死にそうだ。ボトル4本くらい必要なのではないか。



奥多摩周遊道路を奥多摩湖へ向かって下る。今までさんざん上ってきた分、爽快な下りを楽しむ。最後は車に詰まったが、なかなかいい感じに下れた。奥多摩湖まで下りきると、ドライブインの自販機でようやく水分にありつく。

時刻は13時を回り、遅い昼飯を食べたいところ。以前忍者麺と一緒に柳沢峠を越えたときに寄った商店へ行く事にした。あのときのカツ丼はおいしかった。しかし、残念ながらその店は休みだった。

かわりに近くにあったそば屋に入る。きのこ定食を注文。これがなかなかおいしかった。でも腹が減っていたので、ちょっと足りなかった。おれも走り屋さんや忍者麺のように大盛りにしておけばよかった……。

店では品が出てくるまでの間に近くの席に座っていたおじいさんが色々と話しかけてきた。なかなか濃いおじいさんだった。食べ終わると、しばしマッタリ。おれは睡眠不足ということもあり、寝転がっていたら寝てしまった。



これからのコースは、当初は鶴峠か松姫峠を越えるつもりだったが、今の3人にはそんな足は残っていない(走り屋さんは大丈夫かもしれないが)。というわけで、青梅街道を青梅方面へ走って、後はR16で帰ることにした。これなら下り基調なので、問題ない。

そば屋からは、今一番余裕が残っている走り屋さんが先頭で走り出す。下り基調だが、向かい風がかなり強かった。おれは走り屋さんを風除けにして楽させてもらった。走り屋さんはかなり飛ばしていたが、スリップストリーム効果で足が売り切れているおれでも切れずについていけた。



ずいぶん走ったところで、ようやく現れたコンビニで休憩。忍者麺は足の痛みがかなり深刻のようだ。しかし、そこからはなぜか先頭を買って出た。忍者麺はおれにとってもちょうどいいペースで走ってくれたので助かった。

青梅市街を抜けて都道5号になると、2車線だけど路側帯がなく、交通量も多くなって走りづらい。信号毎に赤信号に引っかかった。R16に出るとR16を南下し、横田基地の辺りにある渡りづらい交差点でおれが前に出た。



ここまで後ろで楽させてもらったので、おれが前を引く番だ。しかし足が重たく、向かい風もあってスピードが出ない。それでも出せるだけの力で走って行った。同じく足がいっぱいいっぱいだった忍者麺には、このペースが丁度よかったらしい。

辺りはもうだいぶ薄暗くなってきた。多摩川を渡った先のサンクスでコンビニ休憩。ここが最後のコンビニ休憩だろう。甘い物を口にしたくなったのでコーヒー牛乳を飲んだ。忍者麺はプリンを食べていた。

ナイトランに備えてサングラスをクリアレンズに替える。走り屋さんはテールライトが点かないので電池を買ったが、それでも点かなかった。どうやら以前走ったときの雨で壊れてしまったようだ。

今日は距離が長いので最後はナイトランになる事は予想していた。なので前日に前後のライトの電池を新品に替えていた。まだ点く事は点くが、光量が低下していたのだ。電池交換も含め、ちゃんと点くかどうかなど、事前の整備などが大切だ。



そこからもおれが先頭を走った。忍者麺はだいぶ足にきていて、特に上りなどはかなりきついらしい。なのでペースを抑えて走って行った。というかおれもそれくらいの方が助かるし。走り屋さんだけは元気なのでもっとペースを上げたかったらしいが…。

3人の疲れ具合の差は、走行距離にも関係している。一番遠くから走っている忍者麺はおれより20km多く走っているし、途中から合流した走り屋さんはおれより15kmくらい短い。忍者麺と走り屋さんは35kmくらい走行距離が違う(それを抜かしても走り屋さんは足が強いから余裕なのだろうけど)。

普段はなんてこともない御殿峠も、激坂の風張林道を越えて150km走った後は怠い。忍者麺がちゃんとついてこれるようにゆっくりじっくり上っていった。奥多摩のそば屋からはインカムを着けていなかったが、こういう最後の疲れ切っているときの上り坂なんかでもインカムを使えば励まし合ったりできるので、ただ黙々と走るよりは楽しそうだなと思った。



橋本五差路で忍者麺と別れる。彼はR129を南下して厚木経由で帰る。おれと走り屋さんはR16をそのまま南下。平坦になったこともあり、少し回復した足でガンガン飛ばすと、すぐに相模原にやってきて、走り屋さんとも別れた。

その後も出せるだけの力で夜のR16を走り続け、19:49に無事帰宅。久々のグループラン、長距離、そして上り応えある坂で、満足のランだった。おれは170kmだったけど、忍者麺は200km近くになったのではないだろうか。3ヶ月ぶりにまともに走って、いきなり風張林道の上りを含む200kmランとは、彼でなかったら無理だったかもしれない。

今回は新たなアイテム「インカム」を使ってみたが、これがかなり便利で楽しかった。これからも、主に2人で走るときには積極的に使ってみたい。その後ちょっとトランシーバー系の物について調べてみたが、おれの用途ではこれが一番バランスいい物だと思った。

ポラールのデータで70km〜80kmくらいの間で急激に高度が上がっている。これが風張林道の区間。噂通り、いやそれ以上の激坂だった。もう当分走りたくないなぁと思いつつ、年に1回くらいは走っておきたい、走りやすく景色もよく、達成感を味わえる道だった。

データ:PolarData(CLICK Here!)
走行日:2005/09/18
出発:7:46 帰宅:19:49
走行距離:172.1km
走行時間:7h 42m 46s
平均速度:22.6km/h
最高速度:61.2km/h
上昇距離:1660m
心拍数(平均/最高):133bpm/182bpm
平均ケイデンス:84rpm
温度(最低/平均/最高):24℃/27℃/39℃
積算距離:12392km(ロード)
カロリー消費量:2264kcal
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