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スナの自由気ままな画像付き日記
BBSに気軽に感想等を書き込んでいただけると嬉しいです。

2004年09月01日(水)_
1ヶ月ぶりの夜ラン


今週末も天気が悪そうなので、平日のうちに走っておいた。今日はがんばって19時に会社を出ようと企んでいたのだが、結局帰れたのは20時半。現実はそんなものか。

それでも、走る気持ちはまったく消えていない。頭の中ではすでに自転車に跨って走っている自分がいる。帰宅してから準備をして、22時頃、夜ランへ出発した。

前の週末が雨だったため、乗鞍以来、10日も自転車に乗っていない。さすがに体が鈍ってきている。でも、思っていたよりペダリングが乱れていない。まずは丁寧に回すことを意識して、高回転でウォーミングアップしながら走って行く。

昼間は暑いが、夜は30℃以下で快適だ。涼しいとまではいかないが、汗だくで死にそうになることはない。今までの夜ランと比べると車が少なく感じ、いつもより走りやすかった。

きわどいタイミングで交差点を突破して、高速走行ゾーンでは後ろから車がしばらく来ない。いつものように、ここでは全開でダッシュ。52km/h台まで上がったところでたれた。でも、久しぶりにガンガン走って気持ちよかった。

中原街道からR16へ。ここも車が少ない。以前は夜でももっと交通量があった。理由はよくわからないけど、とりあえず走りやすいので嬉しい。

いつも工事しているエリアにやってくると、強制スプリントゾーンになる。R16の工事はだいぶ終わったが、ここの共同溝工事だけはなかなか終わらない。

いつものように後ろに車がついていなかったので焦ることはなかったが、それでも手を(足を?)抜かずにアウターでガンガン走る。カラーコーンで区切られた狭い走行ラインがレースのようだ。

工事エリアを抜けると後半になり、まずは長めの上り坂。その後もアップダウンが連続して続く。引き足を意識して、うまくペダルを回して上っていく。

また、いくつかある坂のうち、2つの坂ではダンシングで上った。基本はシッティングだが、シッティングばかりで走っていてはダンシングが上達しない。先月号のファンライドの付録DVDの影響が強い。

前半から中〜高負荷で走り続けたために、後半は足がだるくなってきた。当然の結果だが、後悔はない。今日は、とにかくストレス解消の意味合いが強かったから、ガンガン走りたかった。

後半の坂エリアの中で一番急な坂をダンシングで上ろうとしたら、左足のふくらはぎが攣りそうになった。その後もピクピクいって、ちょっと気を抜くと完全に攣りそうできつかった。

23時半頃帰宅。今回は1ヶ月ぶりの夜ラン。車が少な目で走りやすかった。思ったより走れたし、ペダリングもそこそこいい感じだった。ストレス解消もできたし、体力的にもギリギリ現状維持くらいはできたと思う。

ここんところ昼飯をちょっと多めに食べているのと、いつもは帰ってきてシャワーを浴びた後に計測していた体重などを夕食後に測った影響で、体重と体脂肪率が夏休みの頃と比べると増えている。また体脂肪率がまた二桁になってしまったなぁ。まぁこれくらいならまだ許容範囲内なんだけど。

夜ランはデータをほとんど添付したことがなかったが、今回は添付しておく。それぞれの坂の距離は長くないが、後半にアップダウンが連続してあるのがよくわかると思う。

そういえば、注文していたホイールがようやく入荷したようで、ショップから今日配送したというメールが来た。またあの軽くて爽快な走りができる最高のホイールで走れると思うとウキウキする。でも今週末は雨か…。



地図:■ データ::
出発:22:01 帰宅:23:28
走行距離:36.7km
走行時間:1h 20m 09s
平均速度:27.6km/h
最高速度:52.7km/h
平均ケイデンス:103rpm
上昇距離:315m
積算距離:6293km(ロード)
カロリー消費量:679kcal
身長/体重:178cm/55.8kg
体脂肪率:10.5%

2004年08月31日(火)_
大型で猛烈の台風


「大型で猛烈」などという肩書きで報告された台風16号。日本各地でものすごい被害が広がっている。ニュース映像は衝撃の連続だった。今は北海道の辺りまで北上しているが、台風18号も控えているらしい。

夏の終わりは台風シーズン。来なくてもいいのに皆丁寧に日本列島に挨拶をしていく。ものすごい乱暴なやつを。日本は、地震や台風など自然災害が多い。でも、対策はまだまだ甘い気がする。

今週末も天気があまりよくない予報。2週連続で自転車に乗れないと、そろそろ体がストレスを溜めて爆発しそうになってくる。明日あたり、無理矢理早く帰ってきて夜ランでもしようかな。
2004年08月30日(月)_
アテネオリンピック閉幕


4年に一度のスポーツの祭典、オリンピック。2004年、オリンピックの発祥の地であるギリシアのアテネで開かれたアテネオリンピックが幕を閉じた。日本人選手達も活躍し、多くのメダルを獲得した。

1996年のアトランタオリンピックのときは高校生だった。2000年のシドニーオリンピックのときは大学生。そして2004年アテネオリンピックでは社会人になっていた。

アトランタやシドニーのときはよくテレビなどで競技を観戦したものだが、アテネとの時差も手伝い、社会人の生活では以前のように気軽に観戦ができなかった。

大抵、翌朝の新聞やネットで結果を知るくらいで、TVで見たとしても、夜に放映するVTRやハイライトなどが多かった。なんとなく、オリンピックがちょっと遠い存在に感じた年だった。

世間がオリンピックで沸き返っている中、なんとなく、どこか冷めている自分もいた。以前より興味が薄れているというか。別に嫌いになったわけでもないし、日本人は応援しているのだけれど。

自分が興味のもっている競技は、やはり気になった。中学校のときに部活でやっていた卓球。福原愛の活躍は、数年卓球に打ち込んだ者として、とても嬉しかった。

そういえば、アテネ五輪のページで結果だけ見て知ったんだけど、まだJ.O. Waldnerって現役で活躍しているんだね。おれが中学生のときに活躍していた選手で、おれのラケットのラバーはこの人の名を冠したラバーなんだよね。

自分はやらないが、体操も昔から興味があった種目。豪快かつ正確、そして美しい演技を見せてもらった。団体総合で日本は金メダル。自分の体一つであそこまで表現できるのは、本当に素晴らしい。

日本としては近年まれに見るメダル獲得数だったが、まだまだ世界の壁は高い。日本はスポーツが盛んな方の国だが、まだまだ課題は山積みだろう。

今回のオリンピックは、日本における競技の放映に不満が残った。放映権やスポンサーや視聴率計算など様々な要素があるのだろうが、自転車競技の扱いがひどかった。

日本人がある程度活躍の見込みのあるトラック系はある程度放映されたが、田代恭崇と鈴木真理が出場した男子ロードや竹谷賢二の出場したMTBなどはレースの編集映像すら流れない。ただ、活字や口頭で結果を伝えるだけだ。日本における自転車の扱いの低さがよく現れている。

今回のオリンピックも、多くの輝かしいドラマが生まれ、その影で、世界中の99%以上の人が知らないドラマが生まれ、多くのアスリート達にとって、熱い夏になっただろう。

オリンピックに出場するような選手達は、おれのような常人から見たら超人だが、彼らのスポーツにすべてを掛ける姿は、とても勇気づけられる。

次回は2008年の北京オリンピック。そのときは28歳。たぶん、おれは相変わらず自転車に乗っているんだろうなぁ。その4年後も、そのまた4年後も、その後も……。
2004年08月29日(日)_
ランレポ2日目完成


2004年サマーツーリング 2日目のツーリングレポートが完成。渋峠(2172m)と暮坂峠を越える112km。渋峠は1700mアップで、全体で2330mもアップした。

天候の変化やトラブルなど、変化に富んだ日であり、渋峠からの眺めを始め、けっこういい写真がたくさんあるので、興味のある方はぜひ見て(読んで)もらいたい。そして感想など聞かせていただけると嬉しいです。

今日は本当はランが計画されていたのだけど、あいにくの雨で中止。その代わりに前日の夜からドライブをやろうと誘われたけど、寝ないと来週体が保たないのでやめておいた。

でも、今日の昼頃電話がかかってきて、おれの地元でみんなで飯を食べることになった。他の人は丹沢までドライブして温泉に入ってきたそうな。地元のファミレスで久しぶりに会う先輩方とおしゃべりを楽しんだ。

ランが中止になったのは残念だったけど、来月また計画するようなので、次回はぜひ晴れてもらいたい。そういえば、今年の乗鞍は天気が心配だったけど開催された様子。忍者麺は結果どうだったかな?
2004年08月22日(日)_
乗鞍2日目


2日目は気合いを入れて4時半起床6時出発をして朝靄の中を乗鞍ヒルクライムと行きたかったが、さすがに起きることができずに6時頃起床した。

実に久しぶりにテントの中、シュラフの中で目覚める。耳栓をとると「サー…」という水の流れる音がした。近くに小さな滝のようなものがあるのだろう。きっと一晩中この音はしていたのだろうが、耳栓効果でまったく聞こえなかった。

朝飯は昨日の夕食に続いてスパゲッティ。2食分買っておいたので、この朝食で食べきって、ちょうどいい。たらこのトッピングも2食分で正にぴったり。

お湯を沸かそうとしたらガスが切れてしまったので、走り屋さんのガスを借りてスパゲッティを茹でた。パスタがゆであがったばかりの香りが、2年前のロングツーリングを思い出させてくれる。いい香りだ。

スパゲッティとクロワッサンと「朝食バナナ」なるゼリーを朝食とし、朝食が済むと荷物をまとめ、テントを畳む。昨日、駐車場からキャンプ場まで荷物を持って移動するのが死ぬほどきつかったので、2回に分けて車に運ぶことにした。

遊歩道は相変わらずいい景色が続く気持ちのいい道だったが、昨日と違って空は曇っている。でも、雨は降らなそうだ。車に荷物を詰め込むと、まずは乗鞍温泉近くの無料駐車場へ。

駐車場にやってくると、他にも自転車乗りがけっこういた。自転車を降ろしてセッティングし、アームウォーマーやレッグウォーマーなどを着込む。

準備運動などを済ますと、走り屋さんはクリートの調整をしていた。昨日クリートをいじったけど気にくわなかったようで、元に戻したと言っていた。

午前9時半頃、出発。スタート地点の標高は約1400m。灰色の空の下、エコーラインを走り出す。昨日走ったばかりなので、中盤までコースは覚えている。

乗鞍の道は、あまりに景色がいいため、昨日見たばかりの景色でも、今日見るとまた感動する。何度見ても壮絶な景観だ。スタートしてすぐ、遙か上の方の山肌に続く道が見える。今日こそはあそこまで走るぞ。

マイカー規制のゲートを過ぎてしばらく上ると、乗鞍高原を見下ろせる開けたところがある。昨日ここから見えた景色もよかったが、今日の朝霧が山々に立ち籠める水墨画のような景色がとてもよかった。

気になる景色がある度に止まって写真を撮ったりして、今日も気ままに上っていく。先に出発していたサイクリストを数人挨拶をして抜き、上から下ってくるサイクリストともかけ声を交わす。

マイカー規制のおかげで、ここは自転車天国。バスやタクシーがたまに通るが、それ以外は車を気にすることなく、気兼ねなく走っていける。道幅が狭い部分もあるので、そこでバスに鉢合わせたら、止まってやりすごした。

所々に「ここから280m すれ違い困難」(○○mは変化する)という看板が立っているが、最初何となく見ていたら「ここから280m すごい困難」と書いてあるように見えて、「ここからきつい坂になるのかぁ」とか一瞬思った。

昨日時間切れで渋々引き返した山小屋を過ぎると、いよいよ今日初めて走る道に突入。そこまではこれから走るであろう道を見上げて驚いていたが、ここからは今まで走ってきた道を見下ろして、その壮大な眺めを楽しむ。

曲がりくねった道が、山肌の緑の中を蛇のように走る。眼下の道には、先ほどすれ違ったサイクリストが下っているのが見える。上ってきているサイクリストも見える。

朝早く上った、もしくは岐阜県側から上ってきたサイクリスト達が、けっこう頻繁に下ってくる。荷物を持っていない身軽なロードレーサーもいるが、キャリアに荷物満載の合宿装備のサイクリストも結構いて驚いた。

ポツポツと雨が降ってきた。最初は小雨でさほど気にならなかったが、そのうち普通に降ってきて、ちょっとブルーになった。しかし、しばらく走っているうちに雨は止んだ。

通り雨のようだったが、下を見下ろすと雲が見える。低い雲より高いところにやってきている。頭上に見える雲も、近く感じる。曇っているからこそ、標高の高さをより感じることができた。

いよいよ頂上が近くなると、景色が一変し、高山植物が広がる別世界になった。霧が辺りに広がり、夢の中のような、現実感の薄れた感覚になった。本当に別世界を走っているようだ。

標高2600mの大雪渓までやってくると、8月の中旬だというのに雪が残っている部分があった。そして、そこには人がいた。登山や写真が好きな人達だろうか。

辺り一面雲に覆われ、下界は全く見えない。晴れてどこまでも眺められるような景色も見てみたいものだが、これはこれで幻想的な世界を楽しめる。

いよいよ頂上が近づく。霧が道まで包み込み、先が見えない。霧のモヤモヤした中を走っていくと、ついに頂上に到着した。ここは長野県と岐阜県の県境。岐阜県には初めて来たので、とても新鮮だった。

ちょっと下って鶴ヶ池の周りに続く道を走ってレストハウスへ向かう。乗鞍頂上には、サイクリストの姿がたくさん。上りきった達成感に浸っているので、みな爽やかな顔をしている。

大勢のグループがいたが、中でもけっこう年のいったグループの中で70歳くらいのおじいさんがいたのが印象的だった。あんな年でも乗鞍を上るほどの健脚を維持しているのは素晴らしい。

昼時ということもあり、レストハウスで昼食。ちょうど朝食のエネルギーをすべて消費して腹が減っていた。寒いので、暖かい物を食べる。おれは豚肉の生姜焼き定食を食べたが、これが火の燃料が少なくて途中で火が消えてしまった。ギリギリ火は通ったが、ちょっと心配だった。

腹ごしらえを済ませて、100円の有料トイレで用を足し、レストハウスを後にする。乗鞍スカイライン側へ向かうと、「(下り)気をつけてね〜」とサイクリストが声をかけてくれた。

乗鞍スカイラインは、おれは当然のこと、乗鞍のヒルクライムレースに出場している走り屋さんにとっても初めての世界。2人でワクワクして下り出す。

下りだして100mほどでストップ。いきなりいい景色が広がっていた。写真を撮って下り出すが、またすぐストップして写真を撮る…。あまりに景色がよすぎて全然先に進めない。

辺りは霧に囲まれていて、道にも霧が覆い被さっているので先が見えない。それでも、緩やかな緑の斜面に続く1本の道の景色が、とても素晴らしかった。

止まって写真を撮り、走り屋さんに先に出発してもらって、道と共に入っている走り屋さんをFZ2の望遠で撮影。カメラをしまって下り、今度は走り屋さんがおれを撮ってくれる。しばらく先でまた止まって写真を撮って…というような事を繰り返しながら走っていった。

下りの後半は霧が濃くて展望はなくなり、下りに専念した。直線ときついカーブの連続で、勾配もきつくてかなりスピードが出る。ガンガン下っていると、バスに追いついてしまった。

しばらく止まって時間差を作ってから下ったりもしたが、すぐバスに引っかかってしまう。なかなか抜けなくてもどかしかったが、工事の信号で止まった所で抜けたのでよかった。

標高1684mの平湯峠まで下ると、T字路を右折。ここからさらに下るが、この道が道幅が狭く、勾配がきつく、カーブはRがきつく、それでいて車が急にやってくるので、けっこう気を遣う道だった。

R158まで下ってくると、さらに少し下り、安房峠道路トンネルの交差点からは再び上りが始まる。標高1200mほどまで下ってきたが、ここから1790mの安房峠まで上る。

それまでひたすら下っていたので、上りが非常にだるく感じた。安房峠は、8%ほどのややきつい上りが続き、かなりきつかった。この辺りは山々に囲まれて自然が濃く、すごい所を走っているなぁと思った。

きつい上りが一瞬緩やかになったところで、道路に座り込んで休憩。2人ともかなり足にきていた。そこからもまた勾配がきつくなってきつかったが、最後に緩やかになり、安房峠に到着した。ここからは再び長野県。

安房峠からの下りは、交通量は少ないものの、勾配とカーブのRがきつくて気を遣う下りだった。特に後半のヘアピンカーブの繰り返し区間では、カーブ部分の路面が恐ろしく悪く、荒れた路面でパンクしないか心配だった。

安房トンネルの出口に合流した後も、R158を下り続ける。ここからは車が多くなり、さらにトンネルが多くなるので注意が必要だ。ここも路面が悪くて、かなり恐かった。

しばらく下ったところで白骨温泉への入口にやってきた。ここからは県道を白骨温泉へと向かって上る。白骨からは上高地乗鞍林道で車のある乗鞍高原まで走ることになる。

地図上から、この道はかなり坂がきついのではないかと想像していたが、まさにその通りだった。平均勾配10%近い激坂が続き、部分的には15%の壁のような区間もあった。

乗鞍と安房峠で疲労が溜まっている体に激坂の追い打ち。2人ともいっぱいいっぱいだ。とどめに、雨が降り出す。ここから本当に辛い上りが始まった。

上高地乗鞍林道に入ってからは、それまでと比べると勾配はやや緩くなったが、足が限界に近いので、きつさは同じだった。雨のせいで景色もなくなり、体にも心にも余裕がなくなり、2人とも無言でただひたすら下を向いて走っていった。

気温はどんどん下がり、16℃ほどまで下がる。雨で体力の消耗が激しく、ときどき小休憩を入れながらでないと先に進めなかった。雨宿りできる場所は1つもなかったので、休んで止まっているときもずぶ濡れだ。

疲労と雨のせいで、かなり限界の領域まで追いつめられる。もう全てがどうでもよくなってきた。過酷な状況を楽しむ余裕すら残っていなかった。ただただ、寒さと雨と疲労に耐えて、重たい足でペダルを回すしかなかった。

4kmが40kmにも感じたが、やっとのことでトンネルに到着。1kmの長さの真っ暗なトンネルに入ると、ようやく雨宿りができた。しかし、ここでじっとしているわけにはいかない。とにかく体が冷えてじっとなどしていられない。

トンネルを抜けても、相変わらず雨が降り続けている。それまでは上っていたから多少は寒さが和らいでいたが、ここからは下りなので雨や汗で濡れた体が風で一気に冷やされ、寒さが一段と厳しくなる。

雨で路面が濡れているため、スピードを出す事ができない。ここまでがんばって上ってきたが、その分下りを楽しむことすら許されなかった。常にブレーキをかけながら、慎重に下っていった。

なんとか無事に料金所まで下ってくると、この雨の中、凍えながら下ってきたサイクリストへのお情けか、料金はとられなかった。もともと自転車は無料なのかどうかは不明だけど。

料金所は車の停めてある駐車場の裏。もうゴールはすぐそこだ。長く辛い旅のゴールにやってきたと思うと、すごく嬉しくなり、駐車場でツールのゴールのようにガッツポーズをとった。

車に自転車を積み、少し走ったところにある温泉へ。すでに体が冷えきってしまって、生きた心地がしない。早く熱い温泉に浸からないと、本当に死んでしまいそうだ。

あまりに体が冷えていたため、温泉に入っても表面だけ暖まり、体の芯は寒気がした。しかし、時間が経つにつれ、少しずつ体の芯まで温まることができた。

温泉に入って生き返ると、帰路へ。土砂降りの中、松本市街へ向かう。松本のハンバーグ屋で夕食を食べて腹を満たして車に戻ると、怪しいおじいさんがうちらの自転車を眺めていた。

自転車泥棒か? と疑って近づくと、どうやらこのおじいさんも自転車乗りで、興味本意で見ていたのだという。話を聞くと、昔は競輪学校にいた頃もあって、70歳の現在も自転車に乗るという。元気なおじいさんだ。

松本ICから中央道に乗り、神奈川へ向う。雨がかなり激しく降り、ここでフロントガラスに塗ってあるガラコの威力を目の辺りにする。最後は事故の影響で渋滞にはまったが、上野原ICを下りてからは裏道を活用して時間短縮できた。

街灯のない真っ暗な山梨の裏道。路面から湯気が出ていて、まるで死後の世界のようだった。おばけが出てきても不思議ではない恐い雰囲気の中、走り屋さんはガンガン飛ばしていった。1人だったら恐くて通りたくない状況だ。

大和まで帰ってきたときは、すでに日付が変わっていた。走り屋さんが帰宅したのは、さらに遅いはずだ。送り迎えや自転車と荷物の輸送など、走り屋さんには大変お世話になった。


今回のランは、普段なかなか走る事のない乗鞍を走り、その景色を満喫できたのがよかった。最後は激坂と雨で死にそうになったが、それも終わってみればいい思い出。もうあんな辛いのはこりごりだが、とても走り応えのあるランだった。

乗鞍は素晴らしい所なので、年に1度は行きたい。そして、今回キャンプの楽しさを思い出したので、やはり次回もキャンプをしてアウトドアも満喫したいところだ。


地図:■ データ:
走行距離:75.9km
走行時間:4h 40m 39s
平均速度:16.4km/h
最高速度:67.1km/h
上昇距離:2340m
積算距離:6256km(ロード)
カロリー消費量:1325kcal
身長/体重:178cm/53.0kg
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