ぶらんこ
indexpastwill


2004年07月30日(金) 写真

こころの卒業式に来てくれた友から、大量の写真が届いた。
懐かしさに思わず顔がほころぶ。

友はいろんな場面を撮影してくれていた。
あーーこんなとこまで・・・というのもあり。。。

ほんの一月半前だというのに、こころの表情に「あどけなさ」を見る。
ちょっぴりだけど、胸の奥がずん、となった。
あーあいつは確実に成長してるんだなぁ・・・と思ったり、
じゃぁ自分はどうなんだろか?と、我が姿をあらてめて眺めてみたり。。。


友からの写真をPCに取り込むとき、以前撮影した写真を見つけた。
引越しする直前、勤務していた施設を最後に訪問したときのものだ。
わたしは利用者さんのお部屋をひとつひとつまわりながらこころを紹介し、皆にお別れの挨拶をした。。。


写真を見ていると、利用者さんたちの「小ささ」にドキッとする。
キヨさんもイチコさんもトクさんも、なんて細い腕。脚。指。。。
写真って容赦ないんだなぁ・・・と、思う。
実際、関わっていたときには見えなかったもの(と、いうよりも、それほど感じなかったこと)が映し出されているのだろう。
それとも、今、こうやって眺めている自分が「変わった」のか。。。
だとすると、写真は、見るたびに何かしら感じることが違うのかもしれない。


笑顔で映っている自分を見ていると、なんだか馬鹿みたいだなぁ・・とも思う。
けれども、あの日、施設を後にしたときのこころの言葉を思い出し、まっいいかぁ〜。。。と思いなおす。

「マミィがあの仕事大好きだった、っていうの、すぅごくよくわかったよ!」



・・・アホみたいに笑っている自分の写真をここで紹介できないのが、とっても残念だ。笑


2004年07月26日(月) 土いじり



 最近植えたばかりの
 『オレガノ・ケント・ビューティー』
 なんとも不思議な色合いが
 気に入っている。






土をいじる。
お日さんに照らされた表面は、熱を持ち、乾いている。
ところどころは、ガチガチに干からびている。
それでも、掘り起こしていくうちにやがて、ひんやりと冷たい湿った土に触れる。

土を混ぜ合わせる。
耕やされた土はやわらかく、色を変える。
根は広く、深く、伸びていくだろう。


土をいじりながら、自分の心みたいだなぁ・・と思う。
すぐに乾いたり、水浸しになってしまったりする心だ。
それでも、いつだって掘り返していけば良いのかもしれない。
心のなかの「変わらない何か」と混ぜ合わせ、耕すと良いのかもしれない。

強い日の光も、土砂降りの雨も知っている。
そんな土でいたいなぁ・・と、思う。。。



2004年07月22日(木) 心のずっと奥のほう



永遠なのか本当か 時の流れはつづくのか
いつまでたっても変わらない そんなものあるだろうか
見てきたものや聞いたこと 今まで覚えた全部
でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょう

答えはきっと奥のほう 心のずっと奥のほう
涙はそこからやってくる 心のずっと奥のほう

なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう そんな気持ち分かるでしょう


情熱の真っ赤な薔薇を 胸に咲かせよう
花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥のほう

                             『情熱の薔薇』 甲本ヒロト


 ・・・

7月のはじめ、島へ帰った。
写真は、兄貴の愛船で沖釣りへと出かけたときのもの。
島を南下する予定だったが、台風の影響で波が荒く、北へと向かっているところだ。

ちいさく映っているのはわたしの弟。
さきの詩は、彼が歌ってくれたもの。





2004年07月21日(水) 甘える

時々
なーんも考えないで
誰かに
寄っかかりたくなる

でもそんなときでも
いろんな考えが
ぐるぐるぐるぐる




海に行きたい







2004年07月20日(火) 星空

夜中にふらりと散歩へ出かける。
もう皆寝静まっていて、辺りはひっそりとしている。
灯りがまったくないので、真っ暗だ。
目が慣れてくるまでに随分時間がかかる。


見えない道を歩くのは少し怖い。
ただまっすぐに進むだけ、とわかっていても。


畑の真ん中まで来て立ち止まった。
大きな雲が地平線の辺りにゆるぅりと横たわっている。
見上げると満天の星空。。。


わたしは星を見上げる。
ぷ〜き〜はわたしを見下ろす。
ぷ〜にも星が見えるといいのになぁ、と思う。


寝っころがっていたら
ふたりの上に星たちが降ってきた。

わたしたちの息は
ちいさなちいさな星の雫になって、
星空へとのぼってった。


marcellino |mail