8月が過ぎてゆく。
「晩夏」。 この季節感が好きだ。 といっても、実際の季節よりイメージの「晩夏」が好きなんだと思う。 少しずつ感じる秋の気配。 過ぎてゆく季節を惜しむ・・・。 そういう感覚がいいと思う。
「晩夏」と言えば、2つ曲がある。 ひとつは、ユーミンの「晩夏~ひとりの季節~」。 もうひとつは、相曽晴日の「晩夏」 「ゆく夏」を歌うのです。
実は、もうひとつ幻の「晩夏」があります。 完成しないまま2年を過ぎてしまった、オリジナル曲。 この夏も夢で終わりそうです。 ついでにいうと<「晩夏」@ゆーみん>の弾き語りも、夢となりました。
夏が過ぎてゆきます。 でも、まだ残暑が厳しそうですね。 読んでくださってるみなさま、お体ご自愛くださいね。 いつもありがとうございます。
2004年08月30日(月) |
「こんぺいとう」その5<コークリクト> |
ある日のこと。 保育園からの帰り道。 信号待ちをしていた。
「ちゃーちゃん、あれなに?」 見ると、フォークリフトがあった。 「あれはね、フォークリフト。」 「こーくりくと?」 「フォークリフト。」 「こーくりふと?」 「フォークリフト。」 「ほーくりふと?」 「ふぉークリフト」(「ふぉ」を強調) 「ふぉーくりふと、か」
そうです。 おつかれさま(笑) 「ふぉ」の発音、難しいよね。
自分でも嫌だと思ってるが、ちょっとイライラしがちだ。 原因はだいたいわかっている。複数ある。
その中でも大きな原因は、「じろちゃんが、なかなか眠ってくれないこと」だ。 でも、これは仕方がない。 「早く寝てくれぇ!」と思う時に限って、そうはいかない。 後、「何かしたくてあせる時」。 これもいけない。
“「何かしたい」なんて、今思っちゃいけないんだ。” そう言い聞かせるけど、時々それが不満になる。
この頃、もうひとつ、イライラの原因が身にしみてきた。 それは、Diet。 頭打ちで苦しい。 ストレスをためすぎてもいけないので、ときどき食欲を解放すると、またもどすのに数日かかってしまう。
できることが限定されてるせいか、満たされない気持ちが全部「食欲」に向かっていってるようだ。そんな感じがして、余計に節制がつらい今日この頃。
また、今日も脳がさけんでたみたい。 「食べたい! たべたい!」と。
でも本当は、「食べたい!」の裏にいろんな願いが隠れていそうだ。 「食欲」に化けた願いたち。 どこへ行く?
<シーンその1> わたしはどうやら新駅の建設にかかわっているらしい。 高く組まれた鉄骨の建物(?)を見上げている。
<シーンその2> 駅は、どうやら完成したらしい。 いや、別の駅かもしれない。 長いながーい、ひたすら長い階段を昇ったり下りたり、また昇ったり・・・。 ようやくついたホームには、友だちの家族が。リアルの友だちで、学生時代からの友人たちだ。 どうやら旅行に行くらしい。 「なんで誘ってくれなかったんだ!」と責めて怒りまくってる。泣きわめき状態だった。 “ああ、嫌われる。いやだ。”と思ってるのに、感情が暴走して止まらない。 そんなわたしに、その中のひとりの友人が、話を聞きつつ、受け止めるように話しかけていた。
<シーンその3> ある舞台。 建物の中で、正方形スペースの一角がステージになっていた。 ステージのすぐ前は、いすのないフロアになっていて、収容人数は300~500ぐらいか? イベントは終盤らしい。 舞台に向かって、左からわたし、右から誰かが出てきた。 わたしは、青いステージ衣装を着ている。 わたしが「名無し」のラストフレーズ“♪~真昼のけんそ~~~~~う・・・”と相手人物にバトンパスをするように歌うと・・・。 なんと急に体がふわりと浮いた。 ワイヤーでつるされているのだ。 前へ飛ぶように高く浮いていった。
場面はとび、後片付けシーン。 舞台装置や、ワイヤーを片付けていた。 生き生きと指示をしたり、されたりして、てきぱき動くわたし・・・。
そこで、目が覚めた。 長いながい夢だった。 あせりや不安、そして夢。 凝縮されていたようだった。
ほんの少し眠るつもりが、寝すぎて、たろ吉のお迎えに遅れそうなぐらいだった。 夢で疲れた。 目覚めがいいのか、悪いのかもわからなかった。
ずいぶん髪がのびた。 手入れがなかなか行き届かず、最近疲れがピークに達していた時は、なんだか、余計によれて見えた。
暑さにもめげず、長さを維持してきた。 でも、そのよれた様子を鏡で見たとき、 「切ろうか・・・。」 と考えがふとよぎった。 最近、なんでもつかむようになったじろちゃんにも、よく髪をひっぱられるようになったし・・・。
けれど、それは思いとどまった。 笑われると思うけど、長い髪には夢がある。 ひとつは、「ステージで歌う時、長い髪で歌いたい。」 もうひとつは、大爆笑されそうなので、言わない。
「長い髪」なら「女らしい」というわけでもないけど、個人的には、長い髪は「女らしさ」のひとつだと感じる。 「女らしさ」からは、どっちかというと縁遠いタイプのわたし。 でも、時には、「女っぽさ」もかかえていたい。 そんな願望が、詩(もどき)とかにはでてるのかもしれない。 きっと、リアルワールドの知り合いが、わたしの作品を見ると、「似合わねーーー。」とふきだしそうな気がする。
「長い髪」は、今、イマジネーションのもとになっている気がする。 夢をみる手がかりのひとつなのかもしれない。
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