走ったら谷底へ~走・ら・谷~
過去ログで御座います。
本棚で御座います。

2004年08月06日(金) 遡及

おとといの日記を書きあらわした段階で、その日記はおとといから存在するのです。

七夕まつり初日。
ボランティアで手伝ってくれている大学生に混じって作業をしていると、大学生になった気分になるものです。そう、現場の様子の知らなさ加減も含めて。あっはっは。いいじゃん。

メインイベントは明日。ではっ(ジャンプする)!



2004年08月05日(木) そっちのけるよ

明日はまつり。何度も言っておりますが、明日はおまつり。
こうなってくると仕事中かかってくる電話もおまつり関係が多くなります。

「踊りコンクールに出場するんですが、控え室は飲食可、ですか?」
「まつりはいつですか?」
「チラシうちの方にも入れてよ」
「おまりついつ?」

てな感じ。

しかし本日、一本の電話を受ける。

「あ、あのう、週末に、ま、まつりありますよね?」
「明日あさってとお祭りですよ」

「あ、あの、そのおまつりで、で、デカレンジャーショー、ありますよね?」

声の主は推定するに二十代前半。あんちゃん。
人がどんなテレビ見ようが自由です。しかししどろもどろで、こんな田舎の片隅で行われるまつりでショーをしたところで、何が見たいのでしょう?出てくるアリエナイザー(敵集団)が限定ものなのかしら?だとしたら、仕事はできません。見たいもの。二十代半ばですが見てますもの。あたし。
ちなみにデカレンジャーショーはやりません。



2004年08月04日(水) 消えた木星

BUMP OF CHICKENのアルバムが見あたりません。家で。どこにあるの?ジュピター。

結局今日のお耳友達はV6のベスト。なんでイノッチは2日連続ヘラブナの話をするのでしょう。それはきっとタモリが昨日のかなまるハフェを見ていたからだな~。そうなんだな~。ほんとかもしれないけれど。
でもまぁ2日も連続で(連続という言葉は2から使用します)見てしまうともうしあわせの極致なのですよ。例えそれがへらの話だけだったとしてもな。明日はどこに現れるでしょうか。わくわく☆

ひょんなことから自分の勤める団体のHPを覗くことになった。
音が鳴った。死語後場からだとアンが息づかない。
分からない、分からなすぎるよ兄さん
仕事場からだと案外気づかない。そう打ちたかったのだけど。
とりあえず仕事モードのパソコンは音量がミュートになってるからよもや音が鳴って、しかもオフにできないことも知らなかった。
真裏で「pdfアップできませ~ん」とかやってるんだけどなあ…よもやあんなへったくそなチャコの海岸物語(おそらく手で弾いている)がトップで流れる公益団体があるものか。今すぐアタシを隣の課へ異動してくれないものか。それほど知識が豊富なわけではないけれど、これはないだろってなもんだ。隣町の団体なんてflash使ってるというのに…。

まつりはもうすぐ。いそがしいそがし。お弁当の調達風景が、唯一の楽しみ。どんなごはんがくるのかしらねえ。



2004年08月03日(火) 最強の占い(と、思う)

世に占い多かれど、妙に当てはまるのが一つあります。

本日の運勢。7月。
当てが外れて厄介な展開に。他人に手助けを頼むとかえってやることが増えて苦労する。冷たい飲み物の取り過ぎは禁物。

妙に当たっていた、七夕まつり3日前。ちなみに、埼玉新聞の占いでした。

朝、めざましテレビを流していたら伊坂幸太郎。注目の本が「グラスホッパー」でした。注目される前に、読み終わったぞう。

本日のはなまるカフェがイノッチだという本人情報(本人からのメッセージ)を鵜呑みにしてはなまる予約。10時まで。ママダスは、カット。

東野圭吾「片想い」を読みつつも、どうしても気になっていたものを買ってしまう。何年ぶりかのコバルト文庫。想いが伝わったら(=片想いが終わったら)、新井素子に取りかかろうと思います。表紙がどんどん現代化されていて、想像以上に買うのにとまどいを覚えましたが。

家に帰ってイノッチ鑑賞。あろうことか明日は笑っていいともに出演だって。綾戸智絵のご紹介。どうやら「一家に一台井ノ原快彦」らしい。
いいよねえ…イノッチ。時代がやっと追いついた(のか?)



2004年08月02日(月) 蝉くらい鳴かせてやれ(あとは鈴木と鯨)

多分やらないけれど。鯨の話なんてあるか。鈴木の話なんてするか。ヘイっ!
高校(しかも県立進学校)デビューくらいのパンク魂。しょっぱい魂。

夏なんだから、蝉が鳴くのは当たり前。それがパソコンの中でも。きっとこれはまだ本体とつなぐケーブルを買ってないフロッピーディスクドライブの、行き先がわかっていないケーブルが鳴っているんだ。鳴らない場所に退避させたのだけど、たまに鳴ります。だめじゃん。

「グラスホッパー」読み終わる。
スカッ(空ぶりではない)。ホッ。相変わらずの伊坂節。今あげないと間に合わないよ、直木賞。また功労賞になっちゃうよ。功労賞でもいいけれど、功労賞だけ、にはしないでおくれ。そんな作品。これがまた候補になるかはわかんないけど、一見、映像化しやすそうな作品だけど、ただなぞらえたら薄っぺらくなりそうな、そんな作品。って、伊坂幸太郎の作品って、そんなんばっかか。映像をよく見ている人ってそゆことするのよね。次も楽しみです。きっと直木賞にたたみかけるように、年内にもう一冊、くることでしょう。たぶん。戦略です。たぶん。死神シリーズ、だったりして。
商売ベースでも、読めればいいのです。自分にとっての甘い汁は吸ってしまうのです。

この歳になって初めて東野圭吾を買う。文庫になった「片想い」。評判がいいかどうかは知りません。積んでる本が化石になっても新しい本を買う。鮮度が大切なのは野菜果物肉魚だけではないことを知る。

たとえば。
仕事をしていて「なんとなく他の人より頑張ってほちい」と思う異性がいたとする。もちろんそれだけで、それ以上はない。
しかし、職場の飲みなどで「タンジェントさん(自分)、モルダウさん(その異性)のこと、好きなんじゃないの~ん?」などとサワー片手にいじられたときの対処として、適当なのはどれなんでしょうか。

1.「そ~なんですよ~だってかわいいじゃないですかぁ~。なんかね、かわいいとこあるじゃないですか~」
ちゃかして肯定を強化。後程本人に釈明(しないときもあるかもしれない)。

2.「いや、そういうのではなくて私は彼に対してここが正念場だから頑張って欲しいと思っているだけなんです。そもそも職場にそういった感情は持ち込みたいくないと思っていますので」
感情通り(環状通)に反応。寂しそうな彼の表情を見て心を痛める(こともあるかも?)。

3.「何言ってるんですか!そんなわけないじゃないですか!」
とにかく否定。熱く否定。しょげた彼の顔なんて見ない。

片田舎では、3番が効果的なことを最近覚えました。
いままでは、1番を多用していたことに気が付きました。
自分の立ち位置、少し悟る。かしこくなった、ような気がする。



2004年08月01日(日) 小節くるぶし伊坂節(ジャスティス編)

別にヒップホップしてたからってアルファベット入れなくてもいいじゃない。韻踏んでりゃいいじゃない。さすがにそこまで言わないけれど、テンポのいい小説なら伊坂幸太郎で十分じゃない?
休日な今日は本を読んだ。昨日読みかけだった「きみにしか聞こえない」、昨日買った「小生日記」そして「グラスホッパー」。
もし自分の家に小生がいたら?小生の家に自分がいたら?むしろ私がソファの少年だったら?最後のは考えたことがない。こう見てみるとやはり小生がたまに小学生に見えるのですが。内容がってことじゃないわよ。字がよ。

一気に読みました。幻冬舎のHPで何軒か読んでいて(ファンレターのくだりなど)、「まさかで本になったら買っちゃうなぁ~」とか思いを馳せていたらまさか1週間強で本屋に並ぶとは。やったよ。とりあえず明日はホームランです。打ちます。カキーン。
とりあえず、この走っても谷底だか谷啓だかいう雑文を読んで頂いている皆様ならば、日頃おっつんを読んでいなくても是非手にして頂きたい。10日間、会社のブリックパックではなく家でコーヒーを飲んで、ランチの大盛りをやめれば買えます。それか、泣き笑い用に折るためだけにタンスの底へ眠らせている漱石を起こすでもいい。そんな感じの、おすすめ本。

伊坂幸太郎は今回もなかなかいいオマケ付きで。刊行順で読んでいくとさらに楽しめるものです。ってまだ読み終わってないんだけど。



2004年07月31日(土) 予感いよかん夏みかん(ぼろぼろ編)

やっとめがねを新調。レンズの暑さが強調されてしまうデザインであること以外は取り立てて問題なし。まぁプラスチックフレームはフレーム自体が厚いから、プラスチックフレームに飽きて変える身としては、どうにもならんものですが。
ついでに大学の方々と緩い大食事会なるものに参加。なんだよ緩い大食事会って。集合は「17時15分 東急ハンズ池袋店前」緩い大食事会と普段の飲み会の違いは何だ?と思うところに友達からの電話。
「本日、ナンジャタウンの餃子スタジアムに参ります。集合時間等の変更はありません。」
集合時間等の変更がなければわざわざ予告しなくてもよかったのだけどなあ。そっか、餃子か。大学時代はよく餃子の王将に行ったものだったけれど、この方々とはつくづく餃子だ。臭い関係。
しかし餃子ってのは普通に食べたい。確かに大人気の餃子もおいしかった。しかしお酢と醤油とラー油につけて食べたかったなぁ。その行為も込みで餃子という食物が好きなのかもしれない、と感じてみたり。

ちなみにリブロで本を3冊購入。リブロで買う理由は一つ。ミレニアムポイントカードがたまるから。そごうでつくっちまったからね。あとは商店街のポイントカードもあるから、田舎でも置いてあるものはそこで購入するようにしているわけですが、うちの近辺でそこの本屋だけ置いてなかったりすると悲しみがいっぱいです。今朝も商店街ではない地元の本屋に乙一の「小生日記」が置いてあって悩んだし。でも今日はめがねを取りに都内に出るから地元では買わないのだ!と固く決心して都内に向かったのです。これでリブロになかったらどうしようです。
さて着いた。まず見つけたるは伊坂幸太郎「グラスホッパー」。表紙も知っていたし、絶対に平積みでたんまり置いてあるだろうと踏んでいたのでこれは予想通り。むしろ置いてない地元に疑問。
二つめ。「小生日記」。ミアタリマセーン。駅前で表紙見たからわかるのにぃ。新刊じゃないところまで見たのに、おっつんの棚すら危うい。
と思ったらグラスホッパーの真後ろ。ほんと、真後ろには向かないことがわかった。
さて、残る1冊は?
4年前、シドニーオリンピックの時に寸評が申し訳程度に書かれているだけで、純粋な選手名鑑、と言うのを売っていたので、ちょっと興味があったから買ってみたのでした。なのでテコンドーの岡本をメダル獲得前から知っていた、とかそんな軽い自慢もできるのです。これも選手名鑑の御陰です。
なので欲しいはそのアテネ版。しかしリブロは文芸書のコーナーとスポーツのコーナーが離れているため今日は断念。ギリギリだったし。その代わりに買ったのが「おすぎとピーコの金持ちA様貧乏B様」。DVDつきだし。

そんなこんなで帰りは事故に遭遇して東奔西走。終電で帰れたのが幸い。



2004年07月30日(金) 目が一方向しか見られないのは、罪である。

市内の工業団地の会社主催で親睦会。女子は強制、男子は自由参加の妙。別にそう決まってる訳じゃないんだけど、どこの会社の空気もそれは同じらしい。ちなみに私ら団体職員は、一人を除いて男子も強制参加。ちなみに親睦会は18歳から30歳程度、とあるのにその「一人」は当年とって32歳。好きだねえ…。

うちの職場には芸能人級の美人がいます。たいそう似ている歌手がいるから「芸能人級」なのだけれど。
本日参加した女子職員は3名。その親睦会のゲームで「ミス納涼」「ミスター納涼」を参加者投票で決めることになっていたのだけど、その美人さんに投票しようと男がやってくる。「君、何番?」
うちの女子職員に与えられた番号は26~28番。美人さんは27番だったのにもかかわらず、「28番です~」てゆーか、オレ、28番だし。やっべーよやべーって。勘違いマンの1票が私に。まいっちゃうね。これでミスに選ばれたらどうすればいいってのよ。スキャンダルがばれちゃうわっ☆
なんて勘違いは夢と散ってこの微妙な親睦会は続く。美人さんに声をかけた男の語りは続く。残り二人は入れない。こっちなんか見てねーもん。去年は私がいなくて、女子2人だったから、美人さんには何の罪もないのにもひとりさんはしんどかったようで。こんな時役に立つのがオチ役。やってられんです。こちとら読書会もぶっちぎってまで来なきゃいけなかったってのにぃ。

そんな中、親睦会唯一のお楽しみ(自由参加の男子会社員は必ずしもそうではないだろうけども)、ビンゴ大会。賞品がなかなか良いらしい。
リーチが増えてそこから詰まっていた私の隣でビンゴ。しかし当事者はお手洗い中。そんな中、別の社員さんが私のとその当たりビンゴカードを交換してしまう。
「君、行ってきていいよ」
甘える。だってDVDプレーヤー、欲しかったし。
しかしこの賞品はさらにパネルで選ばなくてはいけないのです。私の交換ビンゴカードで一緒に上がった人は他にもいて、直前の人はなんと「ディズニーランドペアチケット」。豪勢じゃないか。
私も選ぶ。「ディズニー~」
ん?むむ?おおお?もしかしてぇ?

「ディズニーパペットでーす♪」

パペット。それは何かと尋ねたら、プーとコブタの人形劇。まんまです。
とりあえずもらった瞬間両手に装備。「うわーやっちまった」てな顔を必死で作りつつ、両手にパペットで記念写真。
しかしねえ、これは、よく考えれば、大当たりです。
だってデジカメやmp3ならともかく、DVDはPS2ではあるものの見ることができる環境にあるから、どうしても欲しいモノではないわけで、扇風機なんかだと持って帰れない。花も持って帰れない。するってえとパペットはなんて理想型なんだ。嬉しくてたまらないよ。家でもパペットマペットのまねとかやっちまった。ありがとう、隣の兄さん。同い年だってねえ。同じ月生まれだってねえ。だって今日(30日)誕生日だってねえ。またどこかでお目にかかるかもしれないね。駅前で親睦会ならこのあと呑みに行っても良かったんだけどねえ。あたしゃ親睦会で呑んでなかったしねえ。しかし工業団地じゃぁ、それは無理なモノです。あっはっは。パペットと本気の男のまっすぐな視線は、財産でした。残念なのは、男のまっすぐな視線は、私に向けたものでは、なかったことですが。

しかし、「文学少女でオチ担当」なんなんだ、私。
(※職場の私のイメージが「文学少女」なのです。26だけど)



2004年07月29日(木) SPOONおじさん

ご機嫌なミスターごちそうアナ、NHKの「きょうの料理」後藤アナウンサーのダジャレをここに紹介しようと思ったのにすっかり忘れる。ねちゃえば忘れるよね。うん、そうだ。だからNHKといえば「スプーンおばさん」、そういえば後藤アナウンサーっていつも必要以上にでかいスプーンで食べてるな…よし、今日のタイトルは「スプーンおじさん」だ。
そう思ったのに、入力するは「スポーン」。アメーリカーンコミックの雄じゃないか。情けないのに、「SPOON」としっかり打ち直してる自分にもっと悲しいわけですよ。お詫び付きのテレビチャンピオンも真っ青の悲しさ。

最近日を跨ぐ前にうたた寝に襲われる。本能に素直になる気持ちで、本日はここまで。



2004年07月28日(水) 初めて本気になったりあん

市役所税務課の受付はなかなか可愛いお顔をしていた。
普段運転しない身の上なのに、練習と言うことで市役所まで運転するのを日課にさせられてしまい、憂鬱極まりない私を何とか助けてくれそうです。
だって、運転手が「ここ停めよう」と思ってるところを「あそこ停めな」と全然違うとこ停めさせようとする人に隣に乗られてどうなのよ?そらあ、私は運転が得意じゃないさ。だけど「口うるさいのはおばちゃんだから仕方ない」そうやって自分がうっさいのを正当化したらあかんでしょう。それがいいなら
「若者だからキレるのは仕方ない」そう言っちゃうぞう。言わないけどな。

そんな私が本気になったのは決して運転のことではないのです。いや、真面目に運転はしているけれど、そんなんではない。今日初めて本気になったのは、俳句で御座います。

来月、七夕まつりがあるのですが、その行事の一環で「俳句コンクール」というのがあるのですね。うちの会社がその後援をやっていたりするのです。で、その実行委員から一本の電話が。
「現在5000通くらい応募が来ていますが、そちらさんからは0と言うことでいいですか」
これに刺激されてしまいました隣の課の係長。突然応募用紙を全員に配布。

「サクラの気分でもいいから一人最低一句書いてね」

ん~まぁ、仕方ないなぁ。強制参加だもんねえ。まぁねえ…(まんざらでもない様子)。

というわけで単純作業以外本日は休業。ひたすらいい言葉を考える。
そしておばさま教官抱き合わせ決定のダメージの中、一句作る。どんなのかはナイショです。万が一、俳句コンクールでひっかかってお米(副賞)でももらえたらか、酔っぱらったら披露するかもしれないけれど…。いかんせん、シャイなもので。


 < 過去  INDEX  未来 >


hasiratani [MAIL]

My追加