舗道には、名残の雨が残っている
黒く輝く水溜りは
深いココロの想いの映し鏡…
笑い声
怒られたときの声
すべてが私のココロであり
私のカラダになっている
消したくても消せなかった
戻りたい
これでいいのかと
何度も自分に問いかける
遠すぎる君の声
遠すぎる君の顔
全てが愛しくて…
冷たい雨が降っている。
目覚めて雨戸を開けてみた。
静かな朝・・・
忘れないようにしよう
とっても小さな願い叶うように
それが私のココロ…
ココロに「ゆとり」を持てと云われた
いつも目一杯になりすぎていた
そう、思えば少し
ココロ軽くなったかも・・・
君にとって私は過去
私にとって君は、現在であり未来のまま
来ない電話をまだ待つ私
全然、鳴らなくなった携帯
この携帯だけが…
君とのココロのつながりだったのに
やっぱり鳴らない携帯
捨てられない・・・
絶望の長い夜がまた来た
このままが一番いいことを
わかっている・・・
わかっているけれど
嫌なんだよ・・・
このままは
沈む夕日
淋しい
遠くにいる君を
思うと胸が苦しくなる
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