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SAKURA'S STUDY DIARY
さくらのきままな毎日 一日一読一書 A reading and a writing for a day
家具も、テレビを除いて全部入った。あ、カーテンもまだついてない。 それなのに、どうして、うちのリビングはこんなにがらーんとしてるのだろう。 お邪魔する皆さんのおうちが素敵に整えられているのとは大違い。殺風景。 こんなの、チェンジングルーム(BBCの模様替え番組)のローレンス(インテリアデザイナー)に「何の個性もないつまらない部屋」って言われちゃうよ、絶対。 玄関入った所も、なーんもないし。 ほんと、まだ部屋作りの途中です、という感じ。 引越で荷物を減らしてきたとはいえ、ちょっとリビングが広くなっただけでこんなにも印象が違うのね。あ、いや。前の家のリビングも大概殺風景だったか(苦笑)。 とはいえ。 仮の住まいに出来ることは限られているわけで。壁の色を変えるとかの大きな変化はダメだもの、小さく変えていくしかないか。 とりあえず、窓側にさくらさんのくつろぎスポットでも作るために、ふかふかラグでも買ってこようかな。そうよ、無線LANなんだもん、家中どこだってネット出来るんだし。家の中で一番狭く眺めも悪く暗い書斎(それはそれで満足なんだけど。落ち着いて)にずっと閉じこもっている必要なんてないよ。たまには気分転換もしなくちゃね。 後は、少し飾り物かなぁ。かわいい形のグリーンとか、ちょっとお洒落な感じの置物とかがあるといいかな。 幸いなのは、この国にはまあまあのセンスの家具屋&雑貨屋があること。残念ながらHabitatはないけど。車が来たらあれこれ回ってみようっと。
んで、暇とお金を持て余している地元人は、こぞって外出する。が、所詮人口数百万人な上に、宗教上の制約で飲酒不可、洋画も規制なこの国では行くところが限られる。すなわち、ショッピングセンターと海辺のレストラン。で、海辺のレストランと書けば聞こえは良いが、マックとケンタ、ファミレスにスタバ。アメリカン企業オンパレードなんだけど、そこに行くことがこの国の若者やファミリーの「お洒落な週末の過ごし方」なのですよ。 わが家から見えるファミレスの駐車場は、昨日の未明まで駐車場内にはテイルランプの列が連なり、さらに入りきれない車が道路まで溢れていた。 ご自慢のBMWやトヨタのでっかいプラドなんかで乗り付ける所がファミレス。 そして、他にすることがないから、幹線道路をぐるぐる周回するだけの若者もいるらしい。 お金はあるけど、それを使う場所がない。 そりゃそうだ、ここは砂場の上の人工都市。 その光景に「歪み」を感じるのは、貧乏日本人の「僻み」かしらね(苦笑)
やっぱり、調子にのってあれこれ同時作業すると不安定。LANの設定をしにきたインド人にも「古いね!」と言われたからね。いいのよ、現役続行窓98でも。動けば。 気分的に同じ物をもう一度すぐに書く気になれないので(ヲイ)、後日再トライしよう。 話題を変えて。 ネット復活を果たして、今まで読ませていただいていたメモラ日記を巡回してみると、みなさん新居に落ち着いて更新してる方が多い。いつまでもメモラで書いて感傷に浸っているなんて私くらい(笑)。 それから、無線LANになったらヤフーメールがアウトルックで受信できなくなった。 オフラインで見られるって便利だったからちょっと残念だけど、LANによっては起こりうることなので致し方ない。ま、どっちにしろ今までだって送信は出来なかったから。 でも、この国はお金持ちで、電気も水道もガスもネットも格安定額制(つーか、タダなのか?)。そんな訳で、ブロードバンドでは無いにせよ、さくらさんも常時接続可能になった。 電気使い放題で何が一番いいかって、乾燥機! アパートの付属品なんだけどね。こんな乾燥している国で必要かどうかはイマイチ謎なんだけど(笑)、何せ20分ほど洗濯物をかけるだけでもしわが伸びるのよ〜。シーツとかテーブルクロスとか大きな物は干すのが大変だから、そのまま最後まで乾燥機仕上げ。おかげでアイロンいらずですわよ、奥さま。 日本だったら電気代を気にして、完全乾燥なんて二の足踏んじゃうけど、金額が決まっているなら使わなくちゃ損、ということでかなり活用中。 エアコンもつけっぱなしだし。というか、つけっぱなしじゃないと死にますがね。この国では。本日の天気予報、最高気温47℃、最低気温34℃だもん。まあ、ずっとエアコンの管理下にいると、体温調節機能は低下してそうな気がするけど。温度設定を高めにしているので冷房病はたまーに微妙な症状が出るだけだけど、人間としてはどうかと思ったり。 この国に自然を求めたら成り立たないのだろうけどさ。 明らかに、人工都市。不自然さが付きまとう国だから。 ま、その事は、また追々にね。
新天地の新居にて、無事ネット開通。今度のアパートは無線LAN。バイオ君にこれ以上の負担はかけたくなかったんだけど(ドライバのインストール)、電話回線を引くのに1,2ヶ月かかるといわれりゃ仕方ない。案の定、起動はまたちょっぴり遅くなっちゃったけど、それ以外は快適ネット。国が違うとこうも違うのね、と実感。 とりあえず、メモラの最後に間に合って良かった。 さて、思えばこの2週間は色々ありまして。 日本を飛び立ち、熱風吹きすさぶ油の国に降り立ち、ホテルに缶詰数日の後、地の国で別れた段ボール山積みの新居に放り込まれ、ひたすら荷解きの毎日で、その合間にあっちらこっちらにご招待され、ウキウキで再会を果たしたり、値踏みの視線に耐えたりして。 地の国に比べてホテル滞在生活が短かったため、生活立ち上げはかなり早いペースで行えたけど、そちらに短期集中。ご招待時に外に出る他は、ネットはもちろんテレビもラジオも新聞もなく、完全に外界と遮断で段ボールと格闘。 そして昨日、ようやくネットが出来るようになって。 2週間ぶりにキーボードを叩いて思ったことは。 やっぱ、PCいじってると落ち着くわ。 例えそれが家計簿付けでもね(笑)。 いや、この2週間でネットなんか無ければないでどうにでもなるな、とも思ったんだけど。 さすがに日中、40℃超えの毎日で、車がない外出はすなわち干からびることを意味するような国では、引きこもりが正しい生活スタイルなわけで。 そうなるとやっぱりバイオくんは大事な相方で、これさえあれば、私はどんなにだって時間をつぶせるなぁと。 人工的なこの国はおかしな歪みがいっぱいあって、地の国以上にネタ満載だし(笑) そんなこんなで、さくらさんのお気楽生活 in 油の国のはじまり。 さて、どうなることやら。
今回は、なんでよりにもよってバーゲン時期と重なるかな。 いやバーゲン自体は本当に久々で、散々今まで買物したのに、思わず追加ショッピングをしちゃったけどさ。でも、デパートの凄い人には困っちゃう。人ごみをよけて歩けないのよ、田舎者は。 そして、そんなこんなで忙しい中、ふと、家にスカーフを忘れたことに気が付く。 そういえば、引き出しの中にしまいっぱなしだった。でも、別にいつも使うわけじゃないし、安物だし、無理して宅急便で送ってもらうことはないかと思いつつ実家に電話。一応、「そこにある」ことを確認してもらうために引き出しを開けてもらった。 そうしたら、母上が。 「着物の小物も忘れてるけど、いいの?」 何ですと? そんなものを持って帰ってきていたこと自体、すっかり忘れてたよ! 着物の小物がなくちゃ、向こうで着物が着られない。それでも私は一向に構わないのだけど、おばさま方にとってはとっても問題かもしれない(その辺りの動向は掴みきれてない)。間に合わせようと思えば間に合うわけだし、最初からケンカを売るのもなんだよなぁと考えること数分(←本当は考えてはいけない)。 結局、ママに宅急便で送ってもらうことに。 ああ、日本ってとっても便利。 しかし、今回の忘れ物はビッグだったなぁ。 存在すら忘れていたなんで、初めて。 この先、指差し確認はきちんと実行せねば。
これより以前の日記は、MEMORIZEで書いておりました(正確には2004年7月分も)。 その過去ログは、こちらには保存してありません。 現在、2003年9月〜2004年6月分までがHPの方にアップしてあります。 興味のある方は本邸、『SAKURA'S STUDY』までどうぞ。 エッセーのページよりお入り下さい。 それ以前の過去ログも少しずつアップしていく予定です。 全てを揃えるまではまだ時間がかかると思いますが、よろしくお願いします。
AOISAKURA
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