ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2020年08月03日(月) ほのぼのとありがたいこと

最高気温が34℃だったそう。猛暑日の一歩手前だけれど

わずかの気温差でずいぶんと過ごしやすく感じる。


山里の田んぼは一面の黄金色。もうすぐ稲刈りが始まるようだ。

農家の人達は稲刈りの事を「秋」と言う。

「そろそろ秋やな」なんて聞くとなんだか嬉しくなってしまう。


言葉には不思議な力があるものだなと最近つくづく思う。

そうして同時に「負」のイメージが強い言葉に嫌悪感を感じる。

近づきたくないし避けようとする。まるで身を守るようにしながら

遠ざかる。一度嫌だなと感じると回復するのにとても時間がかかる。

お願いですから言葉を大切に自分の為になるように発して下さい。




めいちゃんがお風呂でUFOを歌っていて愉快なこと。

私が二十歳の頃の歌だからもう40年以上も昔の歌なのか。

踊ろうと思えば踊れる。それもまた愉快なことに思える。

今度一緒に踊ってみようか。めいちゃんの方が上手かな。


今夜もほのぼのとありがたいこと。

微笑みながらぐっすりと眠りましょう。








2020年08月02日(日) ほのぼのと微笑みながら

さほど蒸し暑くもなく爽やかな晴天。空には今日もうろこ雲。

猛暑日にもならなかったようで過ごしやすい夏らしさだった。


夕食後、娘夫婦と孫たちが夕散歩に出掛けて行って

土手で遊んでいる姿が窓から見えている。

ほのぼのと微笑みながらこれを記し始めたところ。

以前は私もよく夕散歩に行ったものだけれど

なんと出不精になってしまったことだろうか。

夕風の涼しさ。暮れていく茜色の空がなんだか懐かしい。



午前中は海苔網を重ねる作業に精を出す。

昨日洗ったばかりの網がもうと思うほどずいぶんと捗る。

あと少しになっていたけれど後はじいちゃんが重ねるとのこと。

明日からの仕事が出来たと喜んでいるのかぼやいているのか。

一人でも二日もあれば片づくだろう。無理せずどうかぼちぼちと。



外はもう薄暗くなっていていつの間にか娘たちも帰って来ている。

お風呂に入っているようでめいちゃんの声かなあやちゃんかな。

またほのぼのと微笑みながらそろそろこれを記し終えようか。


今夜のイッテQは四万十川の筏下りだそうで楽しみにしている。

お布団敷いてごろごろしながら見ようかなと思っている。

今夜もきっとぐっすり眠れることでしょう。



2020年08月01日(土) あっけらかんとしていよう

猛暑が少し和らぎ空にはうろこ雲。ふと初秋を思わすような葉月。

7日にはもう立秋。なんだか今年の夏はあっけなく終わりそうな気がする。



今日はやっと海苔網を洗う作業。早朝より頑張って

午前中にすべての網を洗い終えることが出来た。

なんと心地よく汗を流したことだろう。

程よい疲れを感じながらも清々しい達成感があった。

洗った網は夕方までにすっかり乾き一気に準備が整う。

明日はその海苔網を5枚ずつ重ねる作業を予定している。


今年も昨年並みに規模を縮小することに決める。

私が二足の草鞋を履くのにも限界があった。

そのことをじいちゃんが思い遣ってくれたのが嬉しい。

歳を重ねるごとに無理の効かない身体になってしまった。

9月になれば漁場の準備。それも大変な肉体労働となる。


その時はその時の事とあまり思い煩わすにいたいものだ。

案ずるより産むが易し。やれば出来ないことはないのだろう。

不安がったりついつい考え込んでしまうのが私の悪い癖なのだ。


なるようになるとあっけらかんとしていよう。

明日のことはまたあした。とにかくぐっすりと眠ろうと思う。



2020年07月31日(金) 取り越し苦労はいくらでも

連日の猛暑日が続いており今日は隣町の黒潮町が日本一の暑さとなる。

自慢するようなことでもないけれど日本一と言うのがなんだか誇らしい。

そんなふうに暑さをたのしんでいる。明日も猛暑になれば良いなと。

ただ熱中症の危険がある。昨日は山里で救急搬送された人が3人も。

幸い命に別状はなかったようだけれどまさに命に関わる暑さだった。

それを思うとなんと不謹慎なことを書いてしまったのだろうか。




午後、けい君の担任の先生から電話がある。

今日は終了式で下校時間がいつもより早かったのだそう。

学校から遠い一年生は保護者のお迎えが義務づけられていた。

それも学校にではなく通学路までと決められていて

けい君が無事に帰っただろうかと心配して電話してくれたのだった。

息子ともお嫁さんとも連絡がつかず私も心配になってしまう。

仕事を終えるなり通学路に向かって車を走らせていた。

猛暑の最中ずっと待っていたら倒れてしまうのではと気づかう。


でもけい君の姿はどこにも見つからず無事に帰っているらしい。

それを確かめようと息子のマンションへ行ってみたけれど

誰もいなかった。いたのは飼い猫のレオンだけだった。

ちょっと心配し過ぎたかなと帰宅する。買物にでも行ったのだろうと。

後で息子から電話があり取り越し苦労だったことがわかりほっとする。

明日からは夏休み。しばらくは登下校の心配もなくなったのだ。


ふと取り越し苦労はいくらでもと思う自分がいた。

孫たちのためならば惜しまない。たとえ火の中にでも飛び込んでいける。

なんだかそれが生きる支えのように思えた一日だった。





2020年07月30日(木) 遠い日の夏の思い出

もくもくと入道雲の空。やっと梅雨が明けたようだ。

今日も猛暑日となりなんと我が町が日本一の暑さだったそう。

これからは暑さとの闘いになるけれど負けてなどいられない。

おもいっきり夏を楽しみたいと思う。まるで子供の頃のように。


そうそう10円でアイスキャンデーが二本も買えたのだ。

それが子供心にどんなにか嬉しかったことだろう。

あれは夏休みだったか母の財布からこっそり硬貨を失敬したことがある。

とても悪い事をしたのだと自覚しながらもわくわくと嬉しくてならない。

まっしぐらに駄菓子屋さんに走り二本のアイスを手にしていた。

そうしたらおじさんが「駄目だよ」って苦笑いをしていて

握りしめていた硬貨が穴の開いていない5円玉だったことを知った。

それはそれは大ショックで目から火が出るように恥ずかしかった。

やっと自分がとてもいけないことをしたことに気づく。

母には言えない。ずっと秘密にしたままもう60年近く経ってしまった。

今なら打ち明けられる気がする。遠い日の夏の思い出として母に。



あやちゃんがちょうどその当時の私の年頃なのだろう。

今日も汗びっしょりになってふうふうと学校から帰って来る。

明日が終了式とのこと。コロナの影響で今年の夏休みは短いようだ。


夕飯前に二階から下りて来たのを娘がふざけて抱っこしていた。

「これは重いよ米俵みたい」ときゃあきゃあと楽しそう。

私も無性に抱っこしたくなって「おばあちゃんも」と言ったら

「きもい」と言われてさっさと逃げられてしまった。


めいちゃんが生まれてからあやちゃんを抱っこしたことがない。

甘えたい時もあっただろうにいつのまにかすっかり大きくなったこと。


短い夏休みだけれど楽しもうね。アイスもいっぱい食べようね。







2020年07月29日(水) 世の中はコロナばかり

すっかり梅雨明けを思わすような晴天。

早朝から蝉の声が聴こえぐんぐんと気温が高くなる。

江川崎では猛暑となり日本一の暑さだったようだ。


北上した梅雨前線は山形最上川の氾濫を招きまた水害となる。

被災された方も多い事だろうに報道が少な過ぎるのではないだろうか。


世の中はコロナばかり。今日は全国で千人を超えたのだそうだ。

不安はつのる一方でなんの改善策もない現実に途惑うばかりである。



義妹が来月のお盆に親族みな集まり宴会をしようと言って来たそう。

じいちゃんからその話を聞くなり「とんでもない」と反論する。

「おまえもそれほど神経質にならなくても」と一喝されたけれど

たとえ親族であっても集まるのはとても危険に思えてならない。


甥っ子が長距離運転手をしていて定期的に東京へ行っている。

そのことを持ち出せば甥っ子を差別することに繋がるのだろう。

甥っ子にとっては命がけの仕事なのだ。分かってあげなくては。

けれども万が一のことがあり得ないとどうして言い切れようか。


大切な家族を守りたい一心で用心に用心を重ねている日々。

平穏無事に終えられる一日がほんとうにありがたくてならない。



2020年07月28日(火) 込み上げてくるせつなさを

時おりにわか雨が降りながらもおおむね晴れ。

週間天気予報にはやっとおひさまマークが見える。

早ければ明日あたり梅雨明けになるのかもしれない。


しかし北上した梅雨前線は東北地方に大雨をもたらしたよう。

空に罪はないけれど今年の梅雨はなんと過酷だったのだろう。



今朝もめいちゃんと保育園へ。小麦色の肌にポニーテール。

昨日は頭が痛くてプールを休んでいたことを知る。

夏風邪かなと心配したけれど今日はもう大丈夫のようだった。

プールを楽しみにしている様子にほっとして職場に向かう朝のこと。



仕事は特に忙しくもなく小休止状態だった。

かと言って閑古鳥が鳴いているわけでもなくそれなりに。

もう月末の資金繰りも整っていてあたふたとすることもなかった。

そんな余裕にどれほど救われていることだろうか。


ふと母と一緒に仕事をしていた頃を思い出す。

いつも会社は火の車だった。取引先に不都合をかけたくない私と

「ないものはない」と言って理不尽を通そうとする母。

何度ぶつかり合ったことだろう。あの悲しさは何だったのだろう。


母さん。私はしっかりと会社を守っていますよ。

今は胸を張ってそう言える。母もきっと喜んでくれることだろう。


会おうと思えばそれがやっと叶うようになったけれど

連休の間にもそれをしようとしなかった私がいる。

薄情な娘だと母は思っているのかもしれないけれど

込み上げてくるせつなさを「距離」と名づけようとしている。


毎晩のように母の夢を見る。きっと今夜も会いに来てくれるだろう。




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